ワンピースのたしぎの2年後の強さ・姿は？登場シーンと可愛い画像集

ワンピースは、週刊少年ジャンプで20年以上連載が続いている、海洋冒険ロマンを描いた大人気漫画です。ワンピースは、アニメ化や映画化もされており共に好評を博しています。また、これまでに発売された89冊の単行本は、全世界で4億部を越える発行部数を記録しており、日本のみならず世界的にも成功を収めている作品です。

そんな大人気作品ワンピースの中でも、特に可愛いと注目されているのが女性海兵たしぎです。たしぎは、ワンピース第96話｢東一番の悪｣で初登場し、その後も度々登場しています。麦わらの一味NO2三刀流剣士ゾロとのやり取りが多く描かれるたしぎは、ゾロの幼馴染｢くいな｣と姿が酷似している事から、様々な噂が囁かれています。

たしぎとくいなに囁かれる噂とは一体どのようなものなのか?そして、ワンピース2年後の海｢新世界｣で描かれた、たしぎの姿や強さとは?今回の記事では、2年後の海｢新世界｣でも可愛いと注目されるたしぎを、多くの画像と共に紹介していきます。

ワンピース東の海編とは、主人公ルフィがゾロやナミなどを仲間にする、ワンピース最初の長編を指します。この、ワンピース東の海編で描かれる最後の町、ローグタウンで初登場するのが、今回の記事で紹介する｢たしぎ｣です。たしぎは、ワンピース第96話｢東一番の悪｣で初登場し、初登場以降も度々ワンピースに登場しています。ワンピースの中でも、特に可愛いと注目されるたしぎですが、どのような人物なのでしょうか?

ワンピース第96話で初登場するたしぎは、登場早々悪漢2人に取り囲まれてしまいます。しかし、たしぎは電光石火の剣技で悪漢2人を打ち倒し、強さの片鱗を見せます。悪漢2人を打ち倒し大衆から喝采を受けるたしぎは、戦闘後に何もない所でつまずき、メガネを落としてしまった事から、麦わらの一味の1人三刀流剣士ゾロと出会います。

この初登場シーンから、たしぎは剣技に特化した強さを持っている事が分かると共に、何もない所で転んでしまう｢トロイ｣女性である事も分かります。このトロイというワードは、たしぎの上官であるスモーカー大佐が、たしぎを形容する言葉として度々使っています。この事から、ワンピース東の海編で描かれたたしぎは、強さとトロさを持った女性海兵である事が分かります。

初登場から剣技の強さやトロイと評されるどじっ子な様子が描かれたたしぎは、続くワンピース第97話で刀剣マニアとしての一面が描かれています。たしぎは、刀の柄や刀身のデザインなどから、名刀を選別する事が出来る他、刀剣に関する様々な情報をまとめたノートを持ち歩いています。

また、たしぎは｢もっともっと腕を磨いて、いずれ世界中の悪党達の手に渡った名刀を集めて回るんです。私の命を懸けて｣と発言しており、刀剣の知識だけでは無く、名刀の収集を志の一つにしている事が描かれています。次の章からは、たしぎ最大の噂｢たしぎとくいなの関係｣に関係する、たしぎとゾロの関係について紹介していきます。

たしぎは、ワンピース初登場となる第96話でゾロとの最初の出会いを果たした後、続く第97話で剣を買い求めていたゾロとすぐに再会しています。そこで、ゾロが名刀の一つ｢大業物、和道一文字｣を所有している事を知りますが、この時のたしぎはゾロが悪党（海賊)である事を知らずにゾロの刀探しを手伝い、新たな刀を手に入れたゾロを見送っています。

しかし、ワンピース第100話でゾロが悪党(海賊)である事を知ったたしぎは、ゾロの逃亡を阻み立ち塞がります。こうして、最初の穏やかな出会いから一転、追う者と追われる者として剣を交える関係となります。この2人の関係は、ワンピース2年後の海｢新世界｣へと舞台を移した今も続いています。

たしぎが落としたメガネをキッカケに最初の出会いを果たしたたしぎとゾロ。この出会いによって描かれたゾロの言葉が、たしぎに纏わる最大の謎を生み出しています。そのゾロの言葉が｢しかしありゃ似すぎだぜくいなに。パクリだ。しかもよりによって刀使いの剣士だ!｣というものです。このゾロの言葉は、ゾロの幼馴染くいなとたしぎの姿が酷似している事を意味する言葉です。

更にゾロは、たしぎと剣を交える事になった際に｢しまいにゃあいつと同じ様なことばっかりいいやがって!マネすんじゃねぇよこのパクリ女が!｣と発言しています。この事から、たしぎは姿だけではなく性格や思考まで、ゾロの幼馴染くいなと似ている事が分かります。

これらのゾロの言葉から、たしぎとゾロの幼馴染くいなには性別から容姿、性格から思考に至るまで、多くの共通点が有る事が分かります。なぜ、たしぎとくいなはここまで似たキャラクターなのでしょうか?逆の言い方をすれば、なぜたしぎとくいなを似せる必要があったのでしょうか?この点に多くの読者から注目が集まり、たしぎ最大の謎と言われるようになります。(上画像はくいな)

たしぎとくいなが似ているのは何故なのでしょうか?この謎は未だ解明されていませんが、多くの説を生み出しています。その中でも代表的な説と言われているのが、たしぎとくいなは同一人物説、たしぎとくいなは双子説の2つです。次の章からは、たしぎとソックリと言われるくいなについて紹介していきます。(上画像はたしぎの幼少期)

たしぎの謎に迫る上で外せないのが、くいなの存在です。この章では、数少ないくいなの登場シーンから、くいなに関して判明している事を紹介していきます。くいなは、ゾロの幼馴染であり、同じ剣術道場で剣の腕を磨いたライバルでも有ります。そして、剣術道場の師範であり、ゾロやくいなの師匠であるコウシロウは、くいなの父親でもあります。

剣術道場の師範を父に持つくいなは、剣術における高い強さを身につけており、ゾロとの対戦成績は真剣での勝負を含めると2001勝0敗という圧倒的なものです。負けが続くゾロに対して、くいなの父親であるコウシロウが｢くいなの方が少しだけ年が上だから｣と励ましている事から、くいなはゾロより年上だという事が分かっています。

ゾロを剣術の強さで圧倒するくいなですが、父親であり剣の師でもあるコウシロウから｢女の子が世界一強くなんてなれない｣と言われた事を受け、｢胸だって膨らんできたしさ...私も男に生まれてくれば...｣と涙を流しています。

女性として生まれたことを悔いるくいなにたいして、ゾロは｢いつか必ず、おれかお前が世界一の剣豪になるんだ!どっちがなれるか競争するんだ!｣と、約束を交わしています。しかし、翌日くいなは階段からの転落によってあっけなく死んでしまいます。

ワンピース第5話で初登場し、同話で死んでしまったくいなは、ワンピースに何を与えたのでしょうか?1つはワンピース準主役とも言われるゾロに｢世界一の剣豪になる｣という野望を持たせた事。そしてもう1つは、くいなの形見として、名刀｢大業物、和道一文字｣がゾロの物になったという事、だと言われています。

そして、くいなの死があまりにも唐突だった為、くいなは死んでいないのでは?という疑惑をワンピースに与えています。このくいなの突然の死については、様々な説を生み出しましたが、ワンピース第5話以降徐々に沈静化していきます。しかし、ワンピース第96話で、くいなと姿が似ているたしぎが登場した事で疑惑が再燃しています。

たしぎとくいなの類似点或いは共通点はいくつもあります。1つは、2人が刀使いの女性剣士である点。次に、たしぎは名刀｢業物、時雨｣を愛用し、くいなは名刀｢大業物、和道一文字(※現在はゾロが使用)｣を愛用している点。そして、ゾロの年齢を基準にすると、たしぎは2つ年上であり、くいなは少し年上(年齢の詳細は不明)であるという点。

更に、たしぎ、くいな共に、鳥の名前が由来である点です。この様に、たしぎとくいなは容姿や性格だけではなく、特技や愛用する武器、年齢や名前の由来に至るまで、多くの部分が類似しています。

たしぎとくいなの相違点についても、明らかになっています。1つは、根本的な部分ですが、たしぎは2年後の海｢新世界｣でも生きているのに対して、くいなはワンピース第5話で死んでしまっているという点(死んだ事になっている点)。次に、年齢については同年代と考えられていながらも、誕生日が違う点。たしぎが10月6日(トロイが由来)なのに対して、くいなは9月17日(クイナが由来)と公表されています。

そして、刀使いの剣士でありながら2人の志は全く違うものです。すでに紹介していますが、たしぎは名刀の収集を志にしているのに対して、くいなは世界一の剣豪になることを夢見ています。つまり、たしぎが求める強さは名刀の収集と言う志をまっとうする為の手段なのに対して、くいなが求める強さは自身の純粋な志であり生き方であるという違いが有ります。

相違点として紹介した、たしぎとくいなの誕生日ですが、この誕生日についても一部の読者から疑問の声が上がっています。それは、くいなの誕生日の方が後から公表されたという点です。ワンピース第5話に登場するくいなの誕生日が、ワンピース81巻のSBSコーナーで発表されているのに対し、ワンピース第96話から登場するたしぎは、ワンピース31巻のSBSコーナーで誕生日が公表されています。

なぜ2人の誕生日公表に、これほど期間のずれが生じたのでしょうか?一部の読者の間では、ワンピース原作者尾田栄一郎氏が意図的に公表時期をずらしたと考えているようですが、意図的にずらしたと想定した場合の、際立った説などは発信されておらず、考えすぎと言う声の方が多いようです。次の章からは、たしぎ最大の謎｢たしぎとくいなは何故似ているのか?｣に迫る、くいな生存説について紹介します。

ここまでに、たしぎとくいなについて紹介してきた通り、たしぎとくいなは生死以外に大きな違いはなく、本当に似ている点が多く描かれています。そんな中で生まれた、たしぎ最大の謎｢たしぎとくいなはなぜ似てるのか?｣の答えとして生まれた説が｢たしぎとくいなは同一人物説｣です。この説は、くいなの死が唐突である点や不可解な死因から、｢くいなは生きている｣とする生存説の上に作られた説です。

くいな生存説とは、世界一の剣豪になると誓い合った翌日にくいなが死んでいる点や、大岩を担いでスクワットをするゾロに、2000勝無敗で勝ち続けているくいなが階段から転落して死んでいる点などに、矛盾や違和感を感じた多くの読者が、くいなの死は原作者尾田栄一郎氏が意図的に描いたものではないか?くいなを死んだ事にしたい理由があるのではないか?と考えた結果、生まれた説です。

しかし、くいな生存説が正しかった場合、何故くいなを死んだ事にしたのか?という疑問が新たに生まれます。この疑問については、くいなの身に危険が迫っていた為とする考察が広く支持されています。くいなが、死を偽装しなければならない程の相手に命を狙われているとすれば、くいなを狙っている相手は相当な強さ、或いは相当な権力を持っている事が考えられます。

この事から、くいなが死を偽装した上で生き延びていく為には、安全な身の置き所が必要になります。くいなは、その場所として海軍を選んだのではないか?そして、海兵として成長したくいなの姿こそが、たしぎではないか?というのが｢たしぎとくいなは同一人物説｣の中で考えられている内容です。

くいなが成長した姿がたしぎだった場合、ゾロとの記憶が無いのはなぜか?という疑問が沸きますが、この点については、くいなの死因とされている階段からの転落が事故として本当に起きており、その際に記憶を失ったのではないか?と考えられています。そして、くいなの死の偽装は、父親であるコウシロウが深く関与しているのではないか?と言われています。

｢たしぎとくいなは同一人物説｣には、更に枝分かれした説があります。それが、くいなはたしぎと同一人物であり、革命軍の一員でもあるとする説です。この説は、くいなの父であるコウシロウが、革命軍と繋がりがある人物である点に注目して生まれたものです。

この説では、くいなは世界政府に狙われており、対抗勢力である革命軍へくいなを預ける為に、くいなの死を偽装したと考えています。革命軍がくいなを預かるメリットとしては、くいなが死を偽装している事により、革命軍とは縁も縁も無い人物情報をくいなに与える事が出来、潜入要員として貴重な戦力になりうるという点です。

革命軍は、王下七武海へバーソロミュー･くまを潜入させている経緯もあり、剣士としての強さを持つくいなを海軍へ潜入させる事で、海軍の情報をより多く収集し、世界政府打倒の足掛かりにしようとしたのではないか?と、この説では考えています。つまり、たしぎとはくいなであり、たしぎは革命軍の一員として海軍に潜入しているのではないか?と言うのが、この説の考えのようです。

しかし、この説はくいな生存説の上に、たしぎとくいな同一人物説を積み上げ、更にくいなは革命軍の一員だったとする説までも積み上げている事から、面白い説ではあるが信憑性には欠けると言われています。しかし、この説から｢たしぎとくいな同一人物説｣を引いた、くいなは革命軍の一員として生きていると言う説は、一定の支持を受けているようです。

次に紹介する、たしぎとくいなについての説は、｢たしぎとくいなは双子説｣というものです。この説は、文字通りの説で、たしぎとくいなは双子ではないか?というものです。たしぎとくいなが双子だった場合、容姿が似ている点や、剣士としての強さを身に付けられた点などが、一番シンプルに説明が付きます。

また、トロイと評されるどじっ子な面を持つたしぎと、利発的で男勝りな面を持つくいなという二極化した性格も、双子を見分けるポイントとして多くの漫画やアニメで取り入れられている手法である事から、この説を後押ししていると言われています。

また、｢たしぎとくいなは双子説｣は、くいなが生きている場合も死んでいる場合も、どちらの場合であっても、説が破綻する事が無いという点が強味と言われています。矛盾点として挙げられる、誕生日の違いや幼少期同じ場所で生活していない点などについては、両親や出生時の環境に何らかの問題が起きた為、たしぎとくいなは別々に生きる事になったのではないか?と、この説では考えているようです。

今回紹介してきた、同一人物説や双子説以外にも、たしぎとくいなに纏わる説は多く存在しています。たしぎはくいなの生き写し説や、たしぎはくいなの生き返った姿説、たしぎはくいなの母親が若返った姿説など、様々です。しかし、今回紹介してきた説を含むこれらの説は、真偽不明なものであり、ワンピース作中に新たな展開は描かれていません。

そんな中、今後描かれていくワンピースワノ国編は、ゾロやくいなの父コウシロウと縁のある国と考えられているワノ国が舞台となる事から、たしぎとくいなに関係する新たな事実が描かれる可能性が有るとして注目されています。次の章からは、ワンピースアラバスタ編でのたしぎの活躍や、ワンピース2年後の海｢新世界｣でのたしぎの強さや可愛い姿を紹介していきます。

たしぎが再登場するワンピースアラバスタ編は、ワンピースに描かれる多くの長編の中でも屈指の人気を誇る長編です。ワンピースアラバスタ編とは、王下七武海クロコダイルの謀略によって引き起こされようとしている反乱を背景に、王女ビビと行動を共にする麦わらの一味、不穏な動きを察知した海軍、国を守ろうとする国王軍、国を憂う反乱軍、そして黒幕であるクロコダイルの五勢力による交戦を描いた長編です。

たしぎは、ワンピース東の海編での初登場に続き、続くワンピースアラバスタ編で再登場します。ワンピース東の海編で、麦わらの一味を取り逃がしたスモーカー大佐と共に偉大なる航路グランドラインへ突入したたしぎは、アラバスタ編で様々な事を経験します。そして、アラバスタ編での経験が、2年後の海｢新世界｣でのたしぎの強さに繋がったと言われています。たしぎは、アラバスタ編で何を経験したのでしょうか?

スモーカー大佐と共に偉大なる航路グランドラインへ突入したたしぎは、アラバスタ王国ビビ王女が麦わらの一味と行動を共にしている事を知り、アラバスタ王国にあるレインベースと言う町を訪れます、そこで、ワンピース主人公ルフィと偶然鉢合わせた事から、麦わらの一味確保へ向けて動き出す事になります。

麦わらの一味を追う中で、ゾロと再会を果たしたたしぎでしたが、｢その顔はやめろ!｣とゾロから再びくいなと似ている容姿を指摘され、感情をあらわにしています。この再会では、たしぎとゾロは剣を交えておらず、たしぎはまんまとゾロに逃げられてしまいます。

その後、スモーカー大佐から一軍を率いてアラバスタ王国首都アルバーナへ向かうよう指示されます。これに対してたしぎは、｢麦わらの一味を追うんですね?それとも国王軍に加勢を?｣と、スモーカー大佐にさらなる指示を仰ぎます。しかし、スモーカー大佐は｢そこで何をするかはお前が決めろ!お前の正義に従えばそれでいい。どうなろうと責任はおれが取ってやる｣と言われ、たしぎは最初の選択を迫られる事になります。

たしぎは、この1つ目の選択に｢海賊麦わらのルフィ以下その一味を追跡します｣と、麦わらの一味を追う事を選択します。これは、たしぎの中で悪と位置づけられている海賊の捕縛を目指す事を選択したもので、この時点でのたしぎの正義は、悪である海賊の捕縛だと言う事になります。果たして、たしぎは自身の選択や正義を貫き通せるのでしょうか?

アラバスタ王国首都アルバーナへ到着したたしぎは、アラバスタ王国国王コブラを人質に取るニコ･ロビンと遭遇します。この時たしぎは、国王コブラから砲撃予告の時間が迫っている事を聞かされます。紆余曲折を経てアラバスタで起こっている騒動の真相を知るたしぎは、目の前の国王コブラの救出と砲撃の阻止という選択を迫られます。

この選択に｢あなたを助けて砲撃も止めます｣と、たしぎは発言します。全てを救う事を選択したたしぎは、率いていた一軍に砲撃阻止を指示した上で、単身ニコ･ロビンと対峙します。国王コブラ救出をかけてニコ･ロビンと対決したたしぎでしたが、圧倒的な強さの違いを見せつけられ、ニコ･ロビンに敗れてしまいます。

ニコ･ロビンに敗れ、国王コブラを救出できなかったたしぎは、目の前に現れた王下七武海クロコダイルから、｢負け犬は正義を語れねェ!ここはそういう海だぜ!てめぇらは基地へ帰ってせいぜい正義の話し合いでもやってろ!｣と、侮蔑が込められた言葉を浴びせられます。

ニコ･ロビンに敗れ、王下七武海クロコダイルに自身の正義をこけにされたたしぎは、傷ついた体以上に誇りやプライドといったモノが大きく傷つけられ、無力である自身の不甲斐無さに絶望します。そんなたしぎの前に現れたのが、最初の選択で標的と定めた麦わらのルフィです。ルフィから王下七武海クロコダイルの居場所を聞かれたたしぎは、居場所を教えると言う苦渋の選択をします。

ルフィが走り去るのを見届けたたしぎは、石畳に頭を打ちつけ｢何が正義...何が海軍本部...｣と言葉を搾り出します。1つ目の選択で麦わらのルフィ捕縛を選択していたにも拘らず、悪と位置づけているその海賊に助けを求める事しか選択出来なかったたしぎ。しかし、大きな絶望と失意を抱えたたしぎは、そんな自分でもまだ何か出来る事がある!と信じ、さし迫った脅威である砲撃予告の阻止へ動き出します。

何とか自分を奮い立たせ砲撃が迫る戦場へと辿り着いたたしぎでしたが、国王軍と反乱軍による戦闘が激化していた為、砲撃阻止へと思うように向かう事が出来ません。ここでたしぎは4つ目の選択をします。たしぎの4つ目の選択は、砲撃阻止ではなく、砲撃阻止へ動く麦わらの一味を援護するというもので、これにより麦わらの一味は無事に砲撃を阻止する事に成功します。

ルフィが王下七武海クロコダイルを倒し、麦わらの一味が砲撃を阻止した事に加え、降雨という天からの恵みを受けて、アラバスタ王国に起こった内乱は終結します。その後、王女ビビらが内乱終結後の処理に向かう中、麦わらの一味は満身創痍、疲労困憊な状態から、道端で倒れこむように眠ってしまいます。その状況に気づいたたしぎは、｢今、あの一味に手を出す事は私が許しません!｣と、最後の選択をします。

5つの選択をし、アラバスタ王国の内乱終結を見届けたたしぎは、スモーカー大佐の待つ母艦へと帰還します。そして、｢海賊に手を貸し、捕らえられる海賊を見逃してきました。海兵として恥ずべき事だと思っています｣と、自身が選択した正義と、選択した結果が大きく乖離している事を報告します。

このたしぎの言葉に対してスモーカー大佐は、｢つい最近まで同等だと思ってた奴らが、悪名上げてどんどん駆け上がっていく。この海(グランドライン)じゃ駆け上がらなきゃ死ぬしかねぇ事を奴らは知ってるんだ。進むか、死ぬか、この海へ来る事を誰が決めたんだ?泣く程くやしかったら、もっと強くなって見せろ!｣と、たしぎを強い言葉で激励します。

スモーカーの強い言葉に、たしぎも｢なりばすよっ!｣と、自身の正義を貫き通せる強さを身につける事を誓っています。ワンピースアラバスタ編でのたしぎは、選択した事や自身が掲げる正義を貫けるだけの強さを持ち合わせておらず、多くの挫折を味わう事になりましたが、この経験が2年後の飛躍的な成長に繋がっていきます。こうしたたしぎのひたむきな姿が、可愛い所であり、魅力的な所だと言われています。

ワンピースアラバスタ編以降も、ウォーターセブン編や頂上戦争編などで度々登場していたたしぎは、ワンピース2年後の海｢新世界｣で、今まで以上の強さと可愛い姿で登場しています。2年後の海｢新世界｣でのたしぎは、初登場時の曹長と言う階級から大きく階級を上げ大佐の階級になっている他、髪型もショートヘアーからロングヘアーへと変わっています。

そして2年後のたしぎは、階級や可愛い姿だけではなく、強さの面でも格段にレベルが上がっており、2年後のたしぎは、武装色の覇気を習得した事によって、悪魔の実の能力者でも愛刀時雨の斬撃で切り伏せられるようになっています。

しかし、ゾロとの関係性には大きな変化は無く会えば必ず揉めており、読者の間ではたしぎとゾロが仲良くなるようなエピソードを望む声が少なく無いようです。また、2年後のたしぎは天然な部分も変わりなく残っており、2年後の新世界でも可愛い姿が多く描かれています。

たしぎと因縁?の深いゾロとの会話の中で、しかめっ面を見せる2年後のたしぎ。ムスッとした表情が少ないたしぎにおいて、貴重なシーンとも言われており、しかめっ面のたしぎも可愛い!と話題になっています。

たしぎと因縁?の深いゾロに担がれ、シタバタする姿を見せる2年後のたしぎ。大きく両腕を振り回しやり場の無い様子が描かれており、照れているたしぎも可愛い!と話題になっています。

無事に戦闘を切り抜け、仲間と共に談笑する2年後のたしぎ。口元に手をかざしながらも、うっすら涙まで浮かべて笑っています。たしぎは笑顔が一番可愛い!と再確認出来る画像と言われています。

最悪の世代の一人であるトラファルガー･Ｄ･ローの能力によって、たしぎとスモーカーの精神が入れ替わった時の画像。つまり、たしぎの身体にスモーカーの精神が入り込んだ状態。普段おとなしい格好が多いたしぎの、貴重な胸元が露になった一枚。しかし、表情がスモーカーに寄せられている為、可愛いと言う評価はあまり受けていないようです。

最悪の世代の一人であるトラファルガー･Ｄ･ローの能力から開放され、自身の身体を取り戻したたしぎでしたが、スモーカーが胸元を大きく開けていた事に恥らうたしぎ。たしぎの恥ずかしがる姿が可愛い!と話題になっています。

今回の記事では、たしぎを紹介してきましたがいかがでしたか?たしぎとゾロの関係や、たしぎとくいなの関係など、多くの注目を集めるたしぎは、ワノ国での再登場が噂されています。ワノ国はたしぎが収集を目指す｢刀｣発祥の地と考えられており、名刀の多くが残っているとされています。｢命をかけて収集する｣と、たしぎは発言している事から、この言葉が伏線だった場合、たしぎはワノ国で命をかけた戦いをする事も考えられます。

また、たしぎと縁の多いゾロにとっても、ワノ国は最大の見せ場になると言われており、たしぎとゾロの共闘が描かれるのでは?とも考えられています。現在描かれているワンピース世界会議レヴェリー編後に始まるワンピースワノ国編から、ますます目が離せなくなりそうです。