祈りの幕が下りる時のキャスト一覧!あらすじや登場人物の相関図まとめ

TBS系ドラマから誕生した映像作品「新参者シリーズ」の完結編映画「祈りの幕が下りる時」は、キャストに日本を代表する俳優陣が多数出演しています。シリーズものですが、独立したストーリーになっているので映画「祈りの幕が下りる時」だけでも、十分楽しむことができます。映画「祈りの幕が下りる時」をより楽しむために、あらすじ、キャストを含めた登場人物の相関図を一覧で解説します。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

祈りの幕が下りる時のキャスト一覧!あらすじや登場人物の相関図まとめのイメージ

目次

  1. 祈りの幕が下りる時のキャストを一覧で紹介!
  2. 祈りの幕が下りる時とは?
  3. 祈りの幕が下りる時のあらすじをネタバレ!
  4. 祈りの幕が下りる時のキャスト一覧!
  5. 祈りの幕が下りる時の登場人物の相関図を紹介!
  6. 祈りの幕が下りる時のキャストまとめ!

祈りの幕が下りる時のキャストを一覧で紹介!

TVドラマ新参者シリーズの完結編にあたる、映画「祈りの幕が下りる時」はご覧になられましたでしょうか。映画「祈りの幕が下りる時」は、レギュラーキャストの阿部寛、溝端淳平、田中麗奈をはじめ、豪華ゲストキャストが出演しています。映画「祈りの幕が下りる時」のあらすじと登場人物の相関図をキャストも含めて一覧でご紹介します。

映画『祈りの幕が下りる時』公式サイト

祈りの幕が下りる時とは?

映画「祈りの幕が下りる時」は、新参者シリーズの映画第2弾として、2012年1月に公開された「麒麟の翼~劇場版・新参者~」に続き、2018年1月に東宝系で公開されたミステリー映画です。監督はドラマ「下町ロケット」や「半沢直樹」、嵐の二宮和也主演の「ブラックペアン」で有名な福沢克雄監督です。原作は2013年に刊行された東野圭吾の同名小説「祈りの幕が下りる時」です。

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祈りの幕が下りる時のあらすじをネタバレ!

あらすじ1アパートで発見された腐乱死体!

人物相関図を一覧で説明する前に、映画「祈りの幕が下りる時」のあらすじをネタバレ解説します。東京小菅のアパートの一室で死後3週間が経過した腐乱死体が発見されます。部屋の借主の越川に容疑がかかり、警察は似顔絵を作成します。被害者は滋賀で清掃会社の営業として働く押谷道子でした。道子は博美の旧友で、明治座にて上映中の「異聞・曽根崎心中」の演出家の浅居博美を訪ねるために上京し、犯行に巻き込まれました。

あらすじ2美人演出家浅居博美!

越川の部屋は冷蔵庫もなく、衣服や食器もごく僅かです。警視庁捜査一課の刑事松宮は、越川の部屋にその日暮らしのホームレスのテントを重ね、荒川のホームレスの焼死体が越川でないかと疑いDNA鑑定を依頼しますが、一致しませんでした。松宮は、被害者の関係者浅居博美を訪ねます。証言に怪しいところはありませんが、明瞭過ぎる所に違和感を感じます。事務所で博美と従弟の加賀恭一郎の写真を見つけ、加賀の元を訪れます。

あらすじ3:殺されていた越川

加賀はかつて、博美の劇の演者のために剣道を教えたことがありました。加賀は、偽装の恐れがあるとして、越川と荒川で発見されたホームレスのDNA鑑定を再度行うようアドバイスします。荒川のホームレスと越川のDNAが一致しました。警察は越川と押谷の周辺を調査します。加賀は、部屋に残された越川の遺品の中に、日本橋界隈の12の橋が月ごとに書かれたカレンダーがあることを知り、様子がおかしくなります。

あらすじ4:調査対象!加賀恭一郎

17年前、蒸発した母の遺品受け取った際、同じものが母の遺品のカレンダーにもあったのです。加賀は、母の恋人・綿部が越川ではないかと疑い、両者の筆跡鑑定依頼し、結果は一致しました。浅居博美の知人と加賀の母の恋人が殺され、博美と加賀には面識があるということから、加賀は自分自身を事件関係者含めて事件を調べなおします。加賀は看護師金森を伴い、浅居博美を訪ねます。剣道の先生に加賀を選んだ理由を訪ねます。

加賀は、自分を中心に事件を調べなおす中で、母の死の連絡の際、加賀は母が知らなかった加賀の一人暮らしの家の住所を綿部が知っていたことに疑問を持ち、自分が表紙に掲載された剣道雑誌の編集部へ訪ねます。加賀の住所を尋ねたのが浅居博美であることを聞き出していたのです。浅居博美と綿部が親子ではないかと考えた加賀は、隙をついて金森に博美の毛髪を手に入れさせます。綿部と博美の親子関係が証明されました。

あらすじ5:究極の父子愛!

27年前、浅居博美と父の忠雄は、博美の母が男のために作った借金のせいで、借金取りに追われ夜逃げをします。当てもなくたどり着いた能登半島で、原発作業員の横山と出会います。博美は、お金を稼ぐために横山の車を訪ねますが、耐えられず逆に横山を割り箸で刺殺してしまいます。忠雄は、自分の服を横山に着せ、断崖絶壁から突き落とします。博美に自分が自殺したことを証言させ、横山として生きていくことを決めます。

すべては娘の犯罪を隠す為でした。カレンダーに書かれた12の橋は、博美と忠雄が密会する場所でした。橋の上で携帯電話を通じて会話をするというのが誰にもバレずに会う方法でした。しかし押谷道子が、明治座で偶然忠雄のことを目撃します。忠雄は、すべてが明らかになることを恐れ、道子を絞殺し、自分もホームレスとして焼身自殺を図ろうと試みます。後を追った博美が父の首を絞めて殺害し、遺体に火を放ちます。

あらすじ6:すべてに幕が下りる

舞台の千秋楽の日、加賀恭一郎は浅居博美を明治座へたずねます。加賀がすべてを知ったことを悟った博美はなぜ、父を殺したのかを話します。自殺を企てる忠雄に何とかすると博美は説得を試みますが、27年に渡る逃亡生活で忠雄は疲れ果て、もう死にたいと言います。博美は能登半島の逃避行の際、自ら火をつけて自害した僧侶のことを忠雄は「お父ちゃんには怖くてできない。ほかの方法を選ぶ」と言ったことを思い出します。

博美は父を抱きしめ、首を絞めて殺し、遺体に火を放ちます。加賀へ父から託された手紙を渡し、終幕後鳴りやまない拍手の中博美は連行されていきます。手紙には、母が家を出た理由と母の加賀への思いが描かれており、加賀は母が幸せであったことを知ります。以上が映画「祈りの幕が下りる時」のあらすじになります。次は、映画「祈りの幕が下りる時」のキャストと登場人物の相関図を一覧で紹介します。

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祈りの幕が下りる時のキャスト一覧!

キャスト1阿部寛:加賀恭一郎役

次に、映画「祈りの幕が下りる時」のキャストを一覧でご紹介します。新参者シリーズを通して主人公の加賀恭一郎を演じるのは、阿部寛です。約8年間を通じて演じた加賀恭一郎は阿部寛の代表作と言えるのではないでしょうか。

キャスト2溝端淳平:松宮脩平役

映画「祈りの幕が下りる時」で加賀恭一郎の従弟の松宮脩平を演じるのは俳優の溝端淳平です。イケメン執事を演じた「花さがりの君たちへ~イケメンパラダイス」、「35歳の高校生」で演じた教師、「失恋チョコラティエ」で演じたハーフのショコラティエなど個性的な役柄を演じています。

キャスト3松嶋菜々子:浅居博美役

映画「祈りの幕が下りる時」のヒロイン浅居博美を演じるのは松嶋菜々子です。44歳という年齢を感じさせない美しさはいまだ健在です。NHKの朝の連続ドラマ「ひまわり」で演じた弁護士志望の女性、「魔女の条件」で演じた高校生と恋に落ちる教師、夫反町隆史と共演した「GTO」など数多く話題のドラマに出演しています。

キャスト4山崎努:加賀隆正役

映画「祈りの幕が下りる時」で加賀恭一郎の父加賀隆正を演じるのは、1936年生まれ、81歳の山崎努です。代表作は黒沢昭監督の「天国と地獄」で演じた誘拐犯、「クロサギ」で演じたバーのオーナーで大物詐欺師の桂木などたくさんあります。

キャスト5伊藤蘭:田島百合子役

映画「祈りの幕が下りる時」で加賀恭一郎の蒸発した母:田島百合子を演じたのは伊藤蘭です。1970年代の伝説のアイドル「キャンディーズ」のメンバーの蘭ちゃんです。「相棒」でおなじみの俳優水谷豊の妻で、娘の趣里も女優として活躍しています。代表作は「オレゴンから愛。」シリーズ、「少年H」、「誰よりもママを愛す」など多数あります。

キャスト6中島ひろ子:押谷道子役

映画「祈りの幕が下りる時」で浅居博美の中学時代の同級生で、腐乱死体で発見される押谷道子を演じるのは、中島ひろ子です。バイプレーターとしてたくさんの作品に出演しています。「半沢直樹」で演じた浅野の妻・利恵は記憶に新しいのではないでしょうか。

キャスト7小日向文世:?

映画「祈りの幕が下りる時」のキーマンである浅居忠雄を演じるのは、小日向文世です。1954年生まれの64歳で、元々舞台俳優からそのキャリアをスタートしました。下積み期間は長く、一躍脚光を浴びたのは、木村拓哉主演の月9ドラマ「HERO」の検察事務官末次ではないでしょうか。コミカルな役柄から、シリアスな役柄まで幅広くこなす演技派俳優です。

キャスト8田中麗奈:金森登紀子役

加賀恭一郎の父隆正の入院していた病院の看護師で、最期を看取った金森登紀子を演じるのは田中麗奈です。1998年清涼飲料水の「なっちゃん」のCMで一躍人気者となりました。映画「がんばっていきまっしょい」や映画「はつ恋」など出演した作品はたくさんあります。2016年に一般男性と結婚したことも記憶に新しいのではないでしょうか。以上がメインキャストの紹介一覧になります。

祈りの幕が下りる時の登場人物の相関図を紹介!

登場人物1:日本橋署の刑事!加賀恭一郎

次に映画「祈りの幕が下りる時」の登場人物の相関図を詳しく一覧で説明します。まず、物語の主人公・加賀恭一郎に関連する人物から紹介します。加賀恭一郎は本庁にも勤めたことのある敏腕刑事ですが、異動を断って日本橋署に勤務しています。16年前、幼いときに蒸発した母の遺品を受け取った際に、母に綿部という恋人がいたことを知ります。

綿部は母の死後、恭一郎の連絡先を宮本に告げた後音信不通となっています。遺品の中に日本橋界隈の12の橋が月ごとに記入されたカレンダーを発見します。綿部に母の最期の様子を聞きたい一心で日本橋署に勤務を続けているのです。

登場人物2:加賀恭一郎の父!加賀隆正

加賀隆正は恭一郎の父で、映画「祈りの幕が下りる時」では既に他界しています。元刑事で仕事に打ち込むあまり家庭を顧みず、何日も家を空ける状態でした。

親戚との関係や実母の介護、子育てなどをすべて母に押し付けたことが蒸発の原因だと幼い恭一郎は思い、父を恨みます。そのせいで恭一郎とは折り合いが悪く、死の床に臥せっている父を一度も見舞うことはしませんでした。父は母を一人で死なせたことを悔やんでいて、自分も一人で死にゆくことを恭一郎と約束したのです。映画「祈りの幕が下りる時」では回想シーンとして登場します。

登場人物3:加賀の父隆正の担当看護師:金森登紀子

金森登紀子は、加賀の父正隆が入院していた病院の看護師で、かつて正隆の最期を看取りました。お見舞いに一度もこない加賀恭一郎を責め、恭一郎に代わって正隆の将棋の相手をします。将棋の相手をすることを通じて正隆の恭一郎への思いを知り、亡くなった後も恭一郎へおせっかいをやきます。映画「祈りの幕が下りる時」では、金森が伝えた正隆の加賀への思いが事件を説くカギになります。

登場人物4:加賀の蒸発した母:田島百合子

田島百合子は、水商売出身の恭一郎の母で恭一郎が10歳のある日、忽然と姿を消します。16年後、母が勤めていたスナックのママから母の死を手紙で知らされ、恭一郎は一人遺品を受け取りに仙台へと向かいます。母は、スナックの客だった綿部という恋人がおり、海沿いのアパートで静かに暮らしていました。映画「祈りの幕が下りる時」では、百合子の遺品と現場に残されていたカレンダーに日本橋界隈の橋の名前が書かれていたという類似点が見つかります。

登場人物5:百合子の恋人:綿部

綿部は、仙台で暮らしていた恭一郎の母百合子の恋人です。恭一郎にとっては、母の最期を知る唯一の人物です。電力関係の仕事をしていたこと以外情報がなく、写真一つ残っていません。百合子の死後、宮本に恭一郎の連絡先を伝えた後、音信不通になっていて居います。宮本の証言ではよく日本橋へ出かけていたとのことでした。映画「祈りの幕が下りる時」では、綿部が残したカレンダーのメモ書きが事件を解決する糸口となります。

登場人物6:仙台のスナックのママ:宮本

宮本は、仙台で田島百合子が勤めていたスナックの経営者で、70代くらいの老女です。百合子の亡骸の第一発見者でもあります。16年前、百合子の死を知らせるために恭一郎へ手紙を書き、百合子の遺品を渡し、生前の百合子について話します。百合子の恋人・綿部を知る唯一の人物です。映画「祈りの幕が下りる時」では、事件の発生に際して、越川の似顔絵を綿部であると証言します。

登場人物7:加賀の従弟:松宮脩平

松宮脩平は加賀恭一郎の従弟で、警視庁捜査一課の刑事です。恭一郎を「恭さん」と呼びます。恭一郎とは反対に、母子家庭だった自分を援助してくれた伯父の隆正を慕っていて伯父に憧れて刑事になりました。映画「祈りの幕が下りる時」では、恭一郎とコンビを組んで事件を解決します。ここまでが加賀恭一郎に関係する人物の相関図一覧です。次からは事件のカギを握る浅居博美を中心とした人物の相関図を一覧で説明します。

登場人物8:物語のカギを握る美人演出家:浅居博美

ここからは、映画「祈りの幕が下りる時」のヒロイン浅居博美に関連する登場人物の相関図を説明します。浅居博美は、女優出身の話題の美人演出家で、明治座で「異聞・曽根崎心中」が上映中です。その半生は壮絶で、母が男に金をつぎ込んで蒸発し、父の名義で多額の借金をし、そのことが原因で父忠雄は崖から飛び降りて自殺を図ります。

その後、施設で育った博美は女優を経て演出家となります。過去に、演技のために出演者の剣道の指導を加賀恭一郎に依頼したことがあり、旧知の仲です。自分と父の人生を狂わせた母を深く怨んでいます。

登場人物9:浅居博美の自殺した父:浅居忠雄

浅居忠雄は、浅井博美の父でかつては呉服店を経営していました。妻の残した借金の取り立てに耐えられず、博美を連れて逃避行に出て、金が尽き能登の断崖絶壁から身を投げて自殺します。

登場人物10:浅居博美の蒸発した母:浅居厚子

浅居厚子は、蒸発した博美の母です。被害者となった押谷道子が営業を担当する介護施設に身元を名乗らず収容されています。暴言を吐き、暴力をふるい施設の関係者から厄介者扱いされています。映画「祈りの幕が下りる時」では、この母に押谷道子が出会ったことで、平穏だった浅居博美の現在が狂いだします。

登場人11:被害者で博美の中学時代の同級生:押谷道子

押谷道子は、博美の中学生時代の同級生で、今は滋賀県で清掃会社の営業として働いています。たまたま、担当する施設で博美の母と出会い、母の居場所を知らせることを口実に、有名になった博美に明治座へ訪ねます。映画「祈りの幕が下りる時」では、事件の発端を作った人物です。

登場人物12:容疑者で謎の人物:越川

越川は、押谷道子が腐乱死体で発見された部屋の借主でその身元ははっきりしません。部屋には冷蔵庫一つなく、衣類や食器もほとんどありません。映画「祈りの幕が下りる時」では松宮の推理から、DNA鑑定で荒川土手で発見された遺体と断定されます。部屋のカレンダーには、日本橋の12の橋が月ごとに書かれており、加賀の母百合子と何らかの繋がりがある様子です。以上が映画「祈りの幕が下りる時」の人物の相関図一覧になります。

祈りの幕が下りる時のキャストまとめ!

映画「祈りの幕が下りる時」の相関図・キャストについて一覧で解説をしてきました。ここで映画「祈りの幕が下りる時」のキャストについてまとめます。映画「祈りの幕が下りる時」のキャストは、主人公の加賀恭一郎に阿部寛、恭一郎の父に山崎努、従弟の松宮脩平に溝端淳平、看護師の金森登紀子に田中麗奈。

映画「祈りの幕が下りる時」ゲストキャストとして、ヒロインの浅居博美に松嶋菜々子、謎の男・越川に小向文世など日本を代表する俳優陣が出演しています。まだ、映画「祈りの幕が下りる時」を見たことがない方は、キャストに注意してご覧ください。

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