インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国をネタバレ！あらすじやキャストも

“インディ・ジョーンズ シリーズ”4作目の映画「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」（2008年）は、3作目の「最後の聖戦」（1989年）から19年振りの復活を遂げ、日本でも興行収入57億1千万円のヒットを記録したアドベンチャー映画です。この記事では「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」の出演キャストやあらすじを、徹底調査！ネタバレを交えて詳しく紹介していきます。

「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」とは、“インディ・ジョーンズ シリーズ”の4作目として製作され、2008年に公開されたアメリカのアドベンチャー映画です。「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」は、主演ハリソン・フォード、製作総指揮ジョージ・ルーカス、監督スティーヴン・スピルバーグを始めとするシリーズ1～3作目と同様の主要スタッフが集結し、製作されました。

「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」は、考古学者インディ・ジョーンズの冒険を描いたアドベンチャー映画。「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」は、前作「最後の聖戦」の世界より19年後の1957年が物語の舞台です。第二次世界大戦後の世界でソ連を相手取り、謎の頭蓋骨クリスタル・スカルを巡るインディ・ジョーンズの新たな冒険を一大エンターテインメント作品として描いています。

それでは「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」のあらすじをネタバレで紹介していきます！舞台は前作の1938年から19年経った1957年、第二次世界大戦後の米ソ冷戦期の真っ只中。兵器実験のため24時間立ち入り禁止となっているネバダ州のとある地区に米軍を装ったソ連の特殊部隊が現れ、ゲートの兵士達を射殺して地区内に侵入を果たします。格納庫前に到着した車のトランクから2人の男が引きずり出されます。

車のトランクに詰め込まれていた2人の男は、考古学者にして冒険家のインディアナ・ジョーンズ＝通称インディと大戦中の相棒マックでした。インディは発掘調査中のメキシコでソ連軍に拉致され、連れてこられたのでした。インディはソ連兵に建物に見覚えはあるかと聞かれるも、満足な答えを返さず殴られます。そしてインディの前に、特殊部隊の指揮を執る人物＝イリーナ・スパルコ大佐が現れます。

スパルコは自分には物事を予知する力が備わっているのだと言い、その力でインディの頭の中を読み取ろうとするも失敗。スパルコの言動を一笑に付すインディ。インディとマックはスパルコ達に格納庫内へ連れて行かれます。広大な格納庫の内部には大量の木製コンテナが積み上げられていました。スパルコはインディと政府が格納庫内に隠した、ミイラ化した遺体の入ったコンテナを探していると言い、インディに捜索を手伝わせます。

スパルコはインディが10年前にミイラを調べたチームの一員であったことを指摘。銃口を向けられるインディは、箱の中身が強い磁気を帯びている特性から、火薬の金属成分を反応させて箱を探し当てることに成功します。目当てのコンテナを発見したスパルコ達は、コンテナを車の荷台に積み込んでコンテナを解体します。現れた鋼鉄の箱の蓋にはロズウェル1947年と記してあり、銀色のカバーに覆われたミイラが入っていました。

スパルコ達がミイラに気を取られている隙を突いて愛用の鞭を取り返し、銃も2丁奪い相棒マックと反撃に出ようとするインディ。しかしマックは金に釣られてスパルコ達に加担し、インディを裏切っていました。インディは相棒の裏切りに呆気に取られるも、奪っていた銃を地面に叩きつけ暴発させてその場から逃げ出します。格納庫内で鞭を武器にソ連兵と格闘を繰り広げながらも、地下の車両に乗って格納庫外への脱出に成功しました。

ソ連兵に追われる中遠くから見えた町へ辿り着いたインディでしたが、突然核実験が行われるカウントダウンの警告が流れ始め、カウント0で町とその周辺は核爆発により吹き飛んでしまいました。運悪く核実験に遭遇したインディは、寸前で鉛素材の冷蔵庫に避難して核爆発から逃れます。しかし救助され後、FBIの男2人にインディがKGB諜報員に手を貸し、極秘軍事施設に侵入させたのではとスパイの疑いをかけられてしまいます。

インディはFBIにKGBが奪った箱の中身を尋ねます。FBIは一度見ているはずと答え、インディは1947年に連れて行かれた場所で見た強い磁力を発するバラバラ死体に思い当たります。そこへ旧知のロス将軍が現れ、スパルコ大佐は超能力研究に携わる者で、超常現象の軍事利用をもくろみ古代の遺物を収集しているのだとインディに状況を説明します。しかしインディに味方するロス将軍が現れても、FBIからの疑いは晴れませんでした。

FBIの疑惑の目は職場である大学にまで及び、令状を持ったFBIがインディのオフィスへ捜査に入ります。そしてインディは、厄介ごとを嫌った大学から無期限の休職処分を言い渡されてしまいます。後日、アメリカを出てロンドンへ旅立つことにしたインディは汽車へ乗り込んでいました。しかし発車直後、バイクで汽車を追ってきた青年＝マット・ウィリアムズからインディの旧友オックスリー教授が殺されると訴えかけられます。

オックスリーは半年前にクリスタル・スカルを発見したとマットの母に連絡を寄越した後、何者かに拉致されスカルを渡さねば殺すと脅されているのだとマットは言います。探しに行ったマットの母も同様に拉致されましたが、敵の目を盗みマットへ連絡を取り、事情を伝えてインディを頼るよう伝えられたと説明。スカルは7000年前、幻の黄金都市アケトーの神殿から盗まれ、戻した者はスカルのパワーを得るという伝説のものでした。

KGBの追跡を躱しスカルを探しにナスカへ飛んだインディとマットは、オックスリーの残したヒントを辿り無事スカルを発見しました。しかしその際2人はソ連軍に拘束され、イリャ・アラマカに連れて行かれます。スパルコはアケトーを探す協力をインディに迫ります。スパルコはスカルは人間の脳を刺激して超能力を目覚めさせると言い、アケトーに眠るスカルがあれば絶大なパワーが身に宿り、人間を支配できると野望を語ります。

ソ連軍に捕まっていたオックスリーとマットの母にも無事再会したインディとマット。そして何とマットの母は、かつて結婚寸前で破局した恋人マリオンでした。そしてマットはインディの息子だと告白され驚愕するインディ。その後、オックスリーが新たに示したヒントを元にアケトーへ向かうソ連軍とインディ達でしたが、インディ達は拘束された車を乗っ取り反撃を開始。ソ連軍とのカーチェイスの末、先んじてアケトーに辿り着きます。

インディ達はアケトーの遺跡に到着し、神殿奥深くのクリスタルの骸骨達が座す間まで辿り着きました。しかしそこへ追跡してきたスパルコ達が現れ、インディ達からスカルを奪い取ります。そしてスパルコがスカルのパワーを得るために自分の手でスカルを戻しましたが、その結果、天井に突如出現した物体によって室内の全てが吸い上げられていく事態に陥ります。ソ連兵やマックは吸い込まれ、スカルと共鳴したスパルコは消滅します。

インディ、マット、マリオン、オックスリーの4人は逃げ惑う中、流入してきた水によって遺跡の外への押し出され、脱出に成功します。そして遺跡から浮上してきた巨大な物体＝円盤は、目の前で消失。オックスリーは、円盤は宇宙と宇宙の間の空間へ行ったと言います。窪地の遺跡を見下ろす高台で水没してゆくアケトーの遺跡を眺めるインディは、黄金都市の黄金とは“知識”であり、それが彼等の宝だったと言うのでした。

「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」の出演キャストは、ハリウッド・スターを始めとする人気俳優達が大勢登場しています！シリーズ全作で主人公インディ・ジョーンズ役で出演するハリソン・フォードの他、人気シリーズに相応しいキャストが揃いぶみしています。ここでは気になる豪華主要キャスト陣を紹介していきます！

主人公インディアナ・ジョーンズ（通称インディ・ジョーンズ）を演じたのは、アメリカの俳優ハリソン・フォード（1942年7月13日生まれ）です。代表作“インディ・ジョーンズ シリーズ”では、1作目から主人公インディ役を務めています。1966年に映画デビュー後、一時は大工で生計を立てる時期を経て1977年公開の映画「スター・ウォーズ」のハン・ソロ役に抜擢され、人気俳優への仲間入りを果たしました。

主な出演作は「インディ・ジョーンズ」シリーズや「スター・ウォーズ」シリーズの他、「ブレード・ランナー」シリーズ、「刑事ジョン・ブック 目撃者」（1985年）、「モスキート・コースト」（1986年）、「推定無罪」（1990年）、「逃亡者」（1993年）、「エアフォース・ワン」（1997年）など。興行収入において成功した出演作も多く、ハリウッドを代表するマネーメイキングスターです。

インディ・ジョーンズ第1作「レイダース／失われたアーク＜聖櫃＞」以来の登場となるマリオン・レイヴンウッドを演じたのは、アメリカの女優カレン・アレン（1951年10月5日生まれ）です。「レイダース／失われたアーク＜聖櫃＞」（1981年）のヒロイン役で、その名を知られた女優です。インディ・ジョーンズ第4作「クリスタル・スカルの王国」での再登場は話題となりました。

主人公インディとマリオンの息子マット・ウィリアムズ（ヘンリー・ジョーンズ三世）を演じるのは、アメリカの俳優シャイア・ラブーフ（1986年6月11日生まれ）です。シャイア・ラブーフは、パフォーマンス・アーティストや映画監督といった、俳優以外の顔も持つ多彩な人物です。2007年公開の大ヒット映画「トランスフォーマー」では主人公サム役を演じ、以降3作目まで主演を務めました。

元MI6の局員としてかつてインディと共にナチスと戦ったマクヘイル役を演じたのは、イギリス出身の俳優レイ・ウィンストン（1957年2月19日生まれ）です。俳優になる前のレイ・ウィンストンは、アマチュアボクシングで80勝をあげていたボクサーでした。演劇を学んでからは、1976年にテレビドラマで俳優デビューをします。その後映画出演も果たし、現在に至るまで名バイプレイヤーとして活躍しています。

行方不明だったインディの友人オックスリー教授を演じたのは、イギリスの俳優ジョン・ハート（1940年1月22日～2017年1月25日）です。ロンドンの王立演劇学校で演技を学び、舞台や映画で活動。映画「わが命つきるとも」（1966年）で注目されました。映画「ミッドナイト・エクスプレス」（1978年）でゴールデングローブ賞の助演男優賞を受賞。「ハリー・ポッター」シリーズのオリバンダー老人役でも知られています。

インディの友人でもあるスタンフォース学部長役を演じたのは、イギリスの俳優ジム・ブロードベント（1949年5月24日生まれ）です。ジム・ブロードベントはロンドン音楽演劇アカデミーを1972年に卒業し、舞台俳優として国立劇場などの舞台で活動。その後「ザ・シャウト／さまよえる幻響」（1978年）で映画デビューを果たします。映画「アイリス」（2001年）でアカデミー助演男優賞を受賞しています。

KGBのエージェントの顔を持つソ連軍のスパルコ大佐役は、オーストラリア出身の女優ケイト・ブランシェット（1969年5月14日）が演じました。オーストラリア国立演劇学院を1992年に卒業した後、舞台女優の他映画でも活躍。「エリザベス」（1998年）では演技が絶賛され、「ブルージャスミン」（2013年）でゴールデングローブ賞主演女優賞（ドラマ部門）、アカデミー主演女優賞を受賞。

ここでは「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」を見た方の感想を紹介します！大人気シリーズ19年振りの映画4作目「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」は、シリーズファンの期待も高い作品でした。好評・不評に分けた感想を、実際に映画を見た方の意見を交えて紹介します。

19年振りのシリーズ新作「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」に公開以前より期待を寄せていた方も多くいましたが、概ね期待通りに楽しめたというファンの感想が多数見られます！インディ・ジョーンズのアクションや最新VFX技術が見所だったとする意見もあります。また過去3作品を知らずとも、宝探しの冒険物語を純粋に楽しめたという声もありました。

「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」を見た方の感想には、ファンの期待に応えていない作品だったとの感想も見られます。最新VFX技術に頼りすぎていたり、インディ・ジョーンズらしさが少なかったという不満を持つファンもいました。とは言え、人気シリーズ作品として一定の面白さを満たしているためか、大半は楽しめたという声もあります。

本記事では「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」のあらすじネタバレや出演キャストについて紹介しました。シリーズ過去最高の興行収入を記録した「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」は、キャストは勿論、最新VFX技術を駆使した迫力の映像にも注目な一大エンターテインメント作品。「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」は、シリーズが初めての方にも楽しめる作品になっています！