ビューティフル・マインドの映画あらすじは?天才数学者のジョン・ナッシュとは?

映画『ビューティフル・マインド』のネタバレあらすじを紹介します。映画『ビューティフル・マインド』は2001年に公開されたアメリカ映画です。前年のアカデミー賞で高い評価を受けた『グラディエーター』のラッセル・クロウが主人公ジョン・ナッシュを演じたことで注目されました。映画『ビューティフル・マインド』も高い評価を受けています。そんな映画『ビューティフル・マインド』は、実在の人物であるジョン・ナッシュの半生を描いています。今回は映画『ビューティフル・マインド』のネタバレあらすじを詳しくまとめました。

ビューティフル・マインドの映画あらすじは?天才数学者のジョン・ナッシュとは?のイメージ

目次

  1. ビューティフル・マインドの映画あらすじをネタバレ!感想も紹介!
  2. ビューティフル・マインドの映画とは?
  3. ビューティフル・マインドの映画あらすじをネタバレ!
  4. ビューティフル・マインドのジョン・ナッシュにはモデルがいた?
  5. ビューティフル・マインドを見た人の感想を紹介!
  6. ビューティフル・マインドの映画ネタバレまとめ!

ビューティフル・マインドの映画あらすじをネタバレ!感想も紹介!

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじのネタバレを紹介します。映画『ビューティフル・マインド』はアカデミー賞で多数の賞を受賞した名作映画と言われています。映画『ビューティフル・マインド』は前年のアカデミー賞受賞作『グラディエーター』に出演したラッセル・クロウが主演ということもあり、大変注目を集めました。そんな映画『ビューティフル・マインド』のあらすじを詳しくネタバレ紹介しています。

Thumbビューティフル・マインドのあらすじをネタバレ!結末や実話との比較も紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ビューティフル・マインドの映画とは?

ビューティフル・マインドの概要を紹介!

映画『ビューティフル・マインド』は2001年12月21日にアメリカで公開された映画です。映画『ビューティフル・マインド』の日本での公開は少し遅れて2002年3月30日です。映画『ビューティフル・マインド』の監督は『ダ・ヴィンチ・コード』などで知られるロン・ハワードです。映画『ビューティフル・マインド』の主人公ジョン・ナッシュは前述のようにラッセル・クロウが演じました。

映画『ビューティフル・マインド』はアカデミー賞とゴールデングローブ賞の両方で、作品賞を始めとする多くの映画賞に輝いています。映画『ビューティフル・マインド』の内容はもちろん、キャストの演技も高く評価されており、ラッセル・クロウは2年連続でアカデミー主演男優賞を取ってもおかしくないと言われていました。ちなみにこの年の受賞者は『トレーニングデイ』の主演を務めたデンゼル・ワシントンです。

ビューティフル・マインドの映画あらすじをネタバレ!

映画『ビューティフル・マインド』のネタバレあらすじを結末まで紹介していきます。映画『ビューティフル・マインド』はジョン・ナッシュをモデルにした映画ですが、あらすじには多くの脚色があります。こういった点で映画『ビューティフル・マインド』には批判も寄せられましたが、おおまかなあらすじは実話に沿っています。そんな映画『ビューティフル・マインド』のネタバレあらすじを徹底紹介します。

謎の天才と呼ばれるジョン

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ1。1947年。プリンストン大学院の数学科に入学したジョン・ナッシュは数学の天才的な才能を持っていました。同じ大学で学ぶハンセンはジョンのことをライバル視しています。人付き合いが苦手なジョンでしたが、「この世の真理を見つけたい」という高い目標を抱いています。周囲から変人扱いされ、大学の授業などには参加せず、孤立しながらも自身の研究に没頭していました。

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ2。研究にすべてを捧げるジョンでしたが、彼には唯一の友がいました。ルームメイトのチャールズです。チャールズは遅くまで飲み歩くようなジョンとは全くタイプの違う男です。引きこもりがちなジョンを外へ連れ出してくれる親友となりました。しかし、外に出かけてもジョンは女性をまともに口説くこともできません。ジョンの明け透けな言葉は、女性を怒らせてしまうのです。

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ3。そんな人付き合いの下手さは、ジョンのキャリアにも影響します。ジョンは自身の数学の才能を疑っていませんでしたが、大学の教授からは、「どこにも推薦できない」と言われ、助けを得ることができません。悩むジョンでしたが、そんな時はチャールズが奇抜な行動を取って、ジョンを元気づけます。

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ4。ある時、バーで美しいブロンドの女性を見かけたジョンとクラスメイトたちは、誰がその女性を口説くか話します。しかし、ジョンはクラスメイトの会話の中からアダム・スミスの経済学に誤りがあることに気付きました。ジョンはその場を出て、閃きを論文にします。この論文は大学の教授からも高く評価されました。ジョンは、希望していウィーラー研究所で働けるようになります。

5年後

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ5。1953年。ジョンはウィーラーでアナリストとして働いていました。仕事で訪れたペンタゴンでは、画面に表示されている無数の数字を見つめると、敵国の暗号を読み解きます。ジョンによって解読された情報をもとに、ペンタゴンの職員たちは慌ただしく働きました。その様子を見つめる、黒服の男の姿をジョンは見つけます。

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ6。ウィーラー研究所でジョンは自身の研究を行っていました。しかし、研究をするためには授業もしなければいけません。ジョンは授業をすることには全く興味がありませんでした。渋々、生徒の前に立っても、自分の本心を隠そうともしません。しかし、受講生のひとり、アリシアはジョンの態度に臆することなく堂々とした態度で、授業に望みました。ジョンはアリシアに惹かれます。

諜報員のパーチャー

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ1。ある日、ジョンはパーチャーという怪しげな男に出会います。パーチャーはペンタゴンでジョンが見かけた黒服の男でした。諜報員であるパーチャーは、ジョンを極秘施設に連れて行きます。そこは使われていない廃屋と思っていましたが、ジョンが中に入ると多くの研究員が機密情報を扱う仕事に携わっていました。ジョンはパーチャーに誘われて、国家機密に関わる仕事を始めます。

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ8。ジョンの任務は新聞や雑誌に秘められた諜報員たちの暗号を解読することです。任務のことは誰にも話してはいけないと、釘を刺されました。そして、ジョンの左腕には機密にアクセスするためのコードを表示するための機械が埋め込まれます。ジョンは国家のために尽くす仕事を誇りに感じていました。

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ9。仕事を始めたジョンは、新聞や雑誌に込められた暗号を次々と読み解きます。雑誌や新聞を切り抜いてまとめ、解読した文章を所定の場所に送っていました。しかし、何者かに見張られているような気配を感じます。ジョンは身の危険を感じながらも仕事を続けました。そんな中、ジョンはアリシアと親しくなっていきます。周囲から奇人・変人扱いされるジョンでしたが、アリシアはそんなジョンのことを受け入れました。

アリシアとの結婚

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ10。アリシアとの結婚を考えるジョンですが、人付き合いに自信が持てないジョンは悩みます。そんな時、ジョンはかつてのルームメイト、チャールズと再会しました。チャールズは姪のマーシーを引き取っていました。マーシーはジョンに懐きます。結婚のことを相談するジョンを、チャールズが勇気づけました。

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ11。1954年。機密文書を携えたジョンを、パーチャーが車に乗せます。車を走らせると、黒塗りの車が後を追ってきました。敵がジョンを始末しに来たのです。ジョンは車の中で怯えるばかりで戦うことはできません。パーチャーが応戦して追っ手を返り討ちにしました。この日をきっかけに、ジョンは徐々に精神的に追い詰められていきます。

ジョンの変調

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ12。アリシアが妊娠したことがわかると、ジョンは国家機密に関わる仕事を辞めたいとパーチャーに告げます。しかし、パーチャーはジョンが業務から離れることを許可しません。アリシアに悩みを打ち明けることもできないジョンの精神は不安定になり、明らかにおかしな行動を取るようになります。ジョンの様子がおかしくなった理由がわからないアリシアは心配します。

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ13。ある日、講演の舞台に立ったジョンは、多くの聴講者の前で意味不明な数学理論を説明し、おかしな様子を露呈します。会場に入ってきた怪しげな男たちの姿を恐れたジョンは、講演途中に逃げ出します。しかし、複数の男に身柄を抑えられました。錯乱するジョンに精神科医のローゼンが鎮静剤を打ちます。近くにいたチャールズに助けを求めながらジョンは意識を失いました。

ビューティフル・マインドのジョンの病気のネタバレ

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ14。拘束されたジョンはローゼン医師に話しかけられます。しかし、ジョンを拘束して尋問するローゼン医師をジョンは全く信用しません。しかし、その場にはチャールズの姿がありました。ジョンはチャールズが裏切ったと思い、怒り狂います。しかし、ローゼン医師の目にチャールズは映っていません。チャールズはジョンが見ていた幻覚だったのです。

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ15。実はジョンは統合失調症でした。現実と妄想の区別がつかなくなる症状です。学生時代から発症していましたが、周囲から変人扱いされていたため、誰も病気に気付きませんでした。アリシアもチャールズは実在の人物だと思っていたほどです。しかし、ローゼン医師にチャールズと直接会っていないことを指摘され、アリシアはチャールズがジョンの妄想の産物だと理解します。

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ16。つまり、ジョンの友人のチャールズ、その姪のマーシー、そしてパーチャーや国家機密に関わる仕事自体、すべてが統合失調症による幻覚だったのです。アリシアはジョンに病気のことを説明しますが、ジョンは信じることができません。パーチャーに埋め込まれた左腕の機械を取り出そうと、自らの腕を傷つけました。しかし、そこに国家機密に関わるものなどありません。

退院後の生活

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ17。ジョンは薬物投与による治療を受けることになります。ペニシリンショック療法という、人為的に痙攣を引き起こさせる方法で、治療を受けるジョンを見たアリシアは酷くショックを受けます。1年後、病院での治療を終えたジョンは、アリシアと幼い息子と共に小さな一軒家で暮らしていました。アリシアは仕事を失ったジョンの分も働き、育児もこなします。

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ18。一方のジョンは、薬のおかげで幻覚を見なくなっていましたが、副作用で至高の鈍化や、性欲の減退が起きていました。アリシアは変貌してしまったジョンとの生活の中にストレスを感じていました。アリシアを悲しませていると感じたジョンは、薬を飲むことを密かにやめます。しかし、薬を断ったことで、再び幻覚を見るようになりました。

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ19。1956年。ジョンは密かに妄想の仕事を再開していました。ある日、アリシアは近くの廃屋で、ジョンが集めた大量の切り抜きを見つけます。アリシアはローゼン医師に電話しました。その時、幻覚と話すジョンはパニック状態です。危険を感じたアリシアは息子と共に逃げようとしますが、マーシーが成長していないことをきっかけにジョンは幻覚を自覚しました。

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ20。ローゼン医師は、ジョンの入院を勧めます。しかし、ジョンは自力で克服したいとアリシアに懇願しました。アリシアは緊急時には助けを求められるように手配した上で、ジョンと共に生活を送ることを決めます。アリシアは脳ではなく心が快復するために大事なことではないかとジョンに言います。

大学に戻るジョン

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ21。2か月後、ジョンはプリンストン大学に勤めていたかつてのクラスメイト、ハンセンと会いました。ハンセンはジョンを友人と呼び、ジョンが大学にいられるように手配しました。ジョンは図書館を借りて数学の研究をするようになります。幻覚消えていませんが、無視する努力を続けました。生徒たちに馬鹿にされながらも、ジョンはひたすら大学に通い続けます。

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ22。1978年。ある生徒に話しかけられたことがきっかけとなり、ジョンは講義を開くようになります。その様子を見たハンセンは、アリシアを呼んでジョンが生徒たちと交流する姿を見せました。その光景にアリシアは感激します。

ビューティフル・マインドの結末のネタバレ

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ23。1994年。講義を終えたジョンにひとりの男が話しかけた。ジョンは彼が幻覚ではないか生徒に聞いて確かめます。男は幻覚ではありません。ジョンがノーベル賞の候補になっていることを伝えに来たのでした。大学のティールームに立ち寄ったふたりが話していると、周囲から次々とペンと祝福の言葉が贈られました。人々から敬意を向けられたジョンは感激します。

映画『ビューティフル・マインド』のあらすじ24。ノーベル賞の式典のため、ジョンの家族はストックホルムに訪れていました。ノーベル賞受賞のスピーチで、客席で見守るアリシアに、ジョンは感謝の言葉を述べます。スピーチを終えるとジョンはアリシアにショールを掛けます。ジョンの視界にはチャールズたちが変わらない姿でいました。しかし、ジョンは幻覚を無視してアリシアとゆっくりと歩いていきます。

ビューティフル・マインドのジョン・ナッシュにはモデルがいた?

ビューティフル・マインドのモデルとなったのは実在のノーベル賞受賞者!

映画『ビューティフル・マインド』の主人公、ジョン・ナッシュにはモデルがいます。ジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアです。アメリカ人の数学者であり、ナッシュ均衡やリーマン多様体の研究で知られています。映画『ビューティフル・マインド』で演じたラッセル・クロウも直接面会しています。2015年5月23日、ジョン・ナッシュは交通事故により妻のアリシアと共に生涯を閉じました。

ビューティフル・マインドを見た人の感想を紹介!

映画『ビューティフル・マインド』を見た人の感想を紹介します。映画『ビューティフル・マインド』は多くの好意的な感想が寄せられています。映画『ビューティフル・マインド』のラストを称賛する感想や、『ビューティフル・マインド』という映画のタイトルが素晴らしいという感想があります。そんな映画『ビューティフル・マインド』への感想を少し紹介します。

ラストに感動!

映画『ビューティフル・マインド』を見た人の感想には「ラストに感動した!」という感想があります。映画『ビューティフル・マインド』ではジョン・ナッシュの大変な苦労が描かれました。病気が完治したわけではありませんが、妻との愛情を頼りに困難を乗り越えたジョン・ナッシュの姿に「感動した」という感想が多く挙げられています。

タイトルも素晴らしい!

映画『ビューティフル・マインド』を見た人の感想には「タイトルが素晴らしい」という感想があります。『ビューティフル・マインド』は直接訳すと、「美しい心」という意味になります。映画『ビューティフル・マインド』のタイトルの解釈には、「主人公ジョン・ナッシュの心を示している」という感想と、「妻アリシアの心を示している」という感想があるようです。

ビューティフル・マインドの映画ネタバレまとめ!

映画『ビューティフル・マインド』のネタバレあらすじをまとめました。映画『ビューティフル・マインド』は前半のあらすじと後半のあらすじで、見え方大きく変わる映画です。映画『ビューティフル・マインド』が高く評価されているのは、感動のあらすじだけでなく、キャストの演技や、映画に仕掛けられた仕組みなど、さまざまな要素が影響しているようです。ぜひ一度映画『ビューティフル・マインド』をご覧ください。

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