スーサイドスクワッドのジョーカーを紹介!俳優やハーレイクインとの関係は?

DCコミックスを実写化し、全世界興行収入7億ドル越えの大ヒット映画、「スーサイドスクワッド」に登場するジョーカーについてのまとめ記事です。ジョーカーを演じたカメレオン俳優ジャレッド・レトの異常な役作りや撮影中の小話、そして従来のジョーカーとはまた異なる新たなスーサイドスクワッド・ジョーカーの魅力とは?そしてもちろん今作で実写映画初登場のジョーカーの恋人ハーレイクインと、そして気になる2人の関係についても詳しく紹介していきます。

スーサイドスクワッドのジョーカーを紹介!俳優やハーレイクインとの関係は?のイメージ

目次

  1. スーサイドスクワッドのジョーカーを紹介!演じるキャストやハーレイクインとの関係も調査!
  2. スーサイドスクワッドとは?
  3. スーサイドスクワッドのジョーカーを紹介!
  4. スーサイドスクワッドのジョーカーとハーレイクインの関係とは?
  5. スーサイドスクワッドのジョーカーを演じる俳優キャストを紹介!
  6. スーサイドスクワッドのジョーカーは魅力的な登場人物だった!

スーサイドスクワッドのジョーカーを紹介!演じるキャストやハーレイクインとの関係も調査!

DCコミックスを実写化し2016年に大ヒットした映画「スーサイドスクワッド」。悪役集結!悪のドリームチームに話題騒然となった「スーサイドスクワッド」ですが、その中でも特に人気の高かったキャラクター、ジョーカーについてこの記事では紹介していきます。演じた俳優や「スーサイドスクワッド」と従来のジョーカーとの違い、そして彼の恋人ハーレイクインについても詳しく述べていきます。

映画『スーサイド・スクワッド』オフィシャルサイト

スーサイドスクワッドとは?

「スーサイドスクワッド」は2016年9月に日本公開されたDCコミックスの実写映画で、DCエクステンデッド・ユニバース作品の第3弾として発表されました。DCエクステンデッド・ユニバースとは、「バッドマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」のように、DCコミックスの別々の作品に登場するキャラクターを同一の舞台で描いたものです。

「バッドマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」は複数のヒーローをメインにした作品でしたが、「スーサイドスクワッド」は複数のヴィラン(犯罪者)をメインに据えた大胆な作品です。人気コミックの悪役が集結し結成された最"狂"のドリームチーム、"スーサイドスクワッド(自殺部隊)"に話題騒然となりました。

"スーサイドスクワッド"のチームを構成するのは、バッドマンやフラッシュによって収監された異常な悪党たち。減刑と引き換えに、スーパーマンのような”メタヒューマン”に対抗する道具として使われます。特殊部隊タスクフォースX、通称”スーサイドスクワッド”を結成し、命をかけて危険なミッションに挑みます。

「スーサイドスクワッド」に登場するヴィランは、百発百中の狙撃手デッドショット、強盗キャプテン・ブーメラン、炎を操るエル・ディアブロ、日本人暗殺者カタナ、爬虫類人間キラー・クロック…などなど、個性的なキャラクターばかりで120分の映画で魅力が出し切れるのか疑問にすらなってしまう豪華さです。今回はその中でも特に人気の高いキャラクター、ジョーカーについて紹介していきます。

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スーサイドスクワッドのジョーカーを紹介!

ジョーカーは言わずもがな「バッドマン」シリーズに登場するヴィランです。実写化されたDCコミックス作品の中で最も有名なヴィランだと言っていいでしょう。今回の「スーサイドスクワッド」のジョーカーは、従来のジョーカーとはどのような違いがあるのでしょうか。

ジョーカーの特徴と言えばまずその奇抜な見た目です。緑色の髪に白い肌、赤く塗られた唇と、紫のスーツがジョーカーの定番ルックです。「スーサイドスクワッド」のジョーカーもその定番を守っていますが、従来のルックと一線を引くのは、下の画像を見れば分かる通り、目をひく多数のタトゥーとずらっと並んだ銀歯でしょう。

「スーサイドスクワッド」のジョーカーはバッドマンの世界観との差別化を図るために、「現代的なギャングスター」をイメージしたそうです。タトゥーや銀歯を施したことで俗っぽさが加えられ、ジョーカーに現代的なギャングスター像をうまくミックスしています。

しかし従来のイメージと異なるタトゥーや銀歯に対し、安っぽいなどの批判も多くあったようです。ですが原作コミック、また映像作品におけるジョーカーは、必ずしも固定されたイメージで描かれていたわけではありませんでした。

シーザー・ロメロ演じる初代ジョーカーは、コミック規制が敷かれ表現に制限がかけられた1950年から1960年に作成された影響もあり、脚本もコメディ要素が強くコミカルなキャラクターとして演じられました。またこの時の逸話として、シーザー・ロメロがヒゲを剃ることを拒んだために、ヒゲの上から白塗りをしています。下の画像でもうっすらと見えるヒゲが確認できます。

2代目ジョーカーは監督ティム・バートン、俳優ジャック・ニコルソンによって生み出されました。ティム・バートンらしいダークでコミカルな映像と、ジャック・ニコルソンによる怪演は現在でも高く評価されています。この時の映画「バットマン」の制作は1989年、コミック規制も解かれ、ジョーカーはただの道化ではなく狂人的な面も描かれるようになっています。

そしてまだ記憶に新しい3代目ジョーカーは監督クリストファー・ノーラン、俳優ヒース・レジャーが生み出した「ダークナイト」のジョーカーです。クリストファー・ノーラン監督による新たなバットマンシリーズによって、それまでのバットマンのコミカルな印象が一切拭われました。

そして今回の「スーサイド・スクワッド」は「バットマン」とは全く異なる世界観を共有します。共有する世界は「バットマン」「フラッシュ」「ブレイブ&ボールド」「オールスター・ウェスタン」などなど、6作品にも及びます。また今回はメタヒューマンを話の軸においているので、ファンタジー色も強いです。下の画像は"スーサイドスクワッド"メンバーの1人であり、メタヒューマンであるエンチャントレスとの戦いのシーンです。

クセの強い"スーサイドスクワッド"の世界観において、今回のややポップとも言えるギャングスタ・ジョーカーはうまくマッチしていると言えるでしょう。また下記でも詳しく述べていきますが、今回はハーレイクインとのロマンスもあります。そのためか従来のジョーカーに比べて見た目が若い印象ですし、暴力的ながらも色気のあるキャラクターとなっています。

スーサイドスクワッドのジョーカーとハーレイクインの関係とは?

ハーレイクインはジョーカーのパートナーとして登場するヴィランで、実写映画で登場するのはなんと「スーサイド・スクワッド」が初めてです。そのためキャストやビジュアル公開は非常に注目されました。選ばれたのはオーストリア出身のマーゴット・ロビー。下の画像は彼女が一躍有名になった「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の時の画像です。彼女の演じるキュートなハーレイクインはたちまち人気になりました。

「スーサイドスクワッド」のジョーカーは囚われたハーレイクインを救出するために暗躍する、という役割で、彼自身は"スーサイドスクワッド"には加わっていません。その登場シーンの多くはハーレイクインの回想の中で登場します。下の画像は2人が出会う精神病院アーカム・アサイラムでのシーンです。

アーカム・アサイラムに務める精神科医だったハーリーン・クインゼル博士はジョーカーのセラピーをしていく内に彼に惹かれ、脱獄の手伝いをしてしまいます。もともとは穏やかな性格をしていたハーリーンですが、ジョーカーによる拷問やショック療法の末人格が崩壊、現在の無邪気な人格破綻者、ハーレイクインに変化します。その後彼女はロビン殺害のため捕まり、"スーサイドスクワッド"結成へと繋がっていきます。

「スーサイドスクワッド」は当初公開された時は二人はお似合いのサイコパス・カップルのように見えましたが、後にデジタル版で公開された「スーサイドスクワッド/エクステンデッド・カットバージョン」の未公開シーンでは、ハーリーンがジョーカーに「捨てないで!」とすがりつくシーンが描かれています。下の画像ではジョーカーの車をハーリーンがバイクで懸命に追いかけ、ジョーカーは困ったように手で顔を覆っています。

脱獄のために利用したハーリーンがストーカー化し、それを鬱蒼しそうにジョーカーは振り切ります。それでもハーリーンは食い下がり、しまいには彼の額に銃を突きつけます。非常にメンヘラ感が漂うシーンです。

そこから愛を証明するために、ジョーカーが狂人化するきっかけにもなった化学薬品のタンクにハーリーンが飛び込むシーンに繋がり、現在の関係へと変わっていくようです。下の画像は薬品タンクに飛び込んだハーリーンをジョーカーが追って、体を溶かす不気味な薬品から彼女を掬い上げるシーンです。お互い服や体から色んな色素が流れ出しています。破滅的ですが、ロマンチックとも言える場面です。

「スーサイドスクワッド」のジョーカーとハーレイクインの関係について、ハーレイクインを演じたマーゴット・ロビーはインタビューで次のように答えています。

「「ハーレイはなぜジョーカーを愛しているの?」。ハーレイを演じる上で私がなかなか理解できなかったことのひとつがそれでした。」「ハーレイとジョーカーとの関係を、依存という概念で考え始めたら、私は彼女にしっかり感情移入することができました。」

共依存というのが2人の関係の本質で、また他にもカットされたシーンではハーレイクインがジョーカーに暴行を受けるシーンも多々あるとのこと。典型的なDVカップルですが、それでこそヴィラン・カップルだとも言えましょう。

スーサイドスクワッドのジョーカーを演じる俳優キャストを紹介!

「バッドマン」は度々映像化され、前述もしましたがジョーカーも様々な俳優が演じてきました。ジャック・ニコルソンとヒース・レジャーは、どちらも素晴らしい演技が賞賛されました。ジョーカーは非常に人気の高いヴィランであり、映像化される度に神格化されていきます。そんなファンから多大なプレッシャーがかかる中、今回「スーサイドスクワッド」のジョーカー役に選ばれたのはアメリカ人俳優のジャレッド・レトでした。

彼は優れた俳優でありながら、同時に素晴らしいバンドマンでもあり、また熱心な慈善活動家でもあります。俳優としては「ダラス・バイヤーズクラブ」でアカデミー賞を受賞しました。下記ではジョーカーを演じたジャレッド・レト、そして「スーサイドスクワッド」のジョーカーの魅力について紹介します。

ジョーカーを演じたジャレッド・レトとは?

俳優ジャレッド・レトといえばその役作りに対する異常な執念が有名です。作品によって見た目が激変することからカメレオン俳優と呼ばれています。下は「ダラス・バイヤーズクラブ」で性転換を受けたHIV患者を演じたときの画像です。この時の役作りでジャレッドは30ポンド(およそ13キロ)の減量を行なったとのことです。

面影はありますが、お化粧の効果もあってかだいぶ雰囲気が変わります。また別の映画「チャプター27」でジョン・レノンを暗殺した殺人鬼マーク・チャプマンを演じたときの画像も見てみましょう。

驚くほど別人です。特殊メイクは一切していません。ジャレッド・レトはこの「チャプター27」の時2ヶ月で30キロもの増量を行なったそうです。1ヶ月15キロです。しかしやはり無理がたたって痛風になったようで、その後約1年ほど車椅子生活を送ることを余儀なくされたそう。恐ろしいほどの演技にかける情熱です。ちなみに彼がどのような変化を遂げたのかわかりやすい画像もお見せしましょう。

ダイエットを考えている方からすると、こうしたビフォーアフター画像は勇気付けられます。しかしこちらのビフォーアフターのため、ジャレッドは蜂蜜とレモンだけで生活したそうです。そう考えると真似することはおすすめできません。さて、この鬼気迫る役作りは「スーサイドスクワッド」ではどのように行われたのか、次で紹介していきます。

ジャレッド・レトの異常な役作り

ジャレッド・レトは今回「スーサイドスクワッド」でジョーカーを演じるにあたり、監督のデヴィッド・エアーとサイコパスについて語り合い、実際に極悪犯罪を犯した精神疾患者に会いに行きました。また施設内で実際に彼らと一緒に時間を過ごしたそうです。実物のサイコパスを観察することで、己の中に「スーサイドスクワッド」の新たなジョーカー像を練り上げました。

"スーサイドスクワッド"のデッドショット役で共演したウィル・スミスは、撮影中ジャレッド・レトには一度も会わなかったと発言しています。撮影現場では常に100%ジョーカーであることを徹底していたそうです。彼のこうした肉体や心をキャラクターそのものに物理的に近づける方法は、俳優ロバード・デ・ニーロがよく行うことから「デ・ニーロ・アプローチ」と呼ばれています。

この「デ・ニーロ・アプローチ」は「ダークナイト」でジョーカーを演じたヒース・レジャーも行なっていました。ヒース・レジャーは1ヶ月ロンドンのホテルに独りでこもり、ジョーカーの研究をしていました。彼の死後明かされたその室内の様子は、まさにジョーカーのための神殿のようだったと言われています。また彼は監督と話し合い、自分の演じたいというコンディションが整った時にのみ撮影を行なったとのことです。

彼の死因は薬物併用摂取による事故死だとされていますが、「ダークナイト」のサイコパス・ジョーカーが恐ろしいほどに素晴らしい出来だったために、役に入れ込むあまり精神的に追い詰められ自殺したという噂がまことしやかに囁かれています。ジャレッド・レトも熱心な役作りで知られていますから、「スーサイド・スクワット」のキャストが発表された時には、この「ジョーカーの呪い」を心配するファンが多かったようです。

なかば伝説のように語られているジャレッド・レトの役作りで、「スーサイド・スクワッド」の俳優陣に異常なプレゼントを送ったという逸話があります。なんでも豚の死骸や、何かで(?)べとついたポルノ雑誌、銃弾などを送ったそうです。これは後に否定されますが、使用済みコンドームやアナルビーズを送ったとまで言われていました。

周囲を巻き込んで役の雰囲気を作り上げていく、そんな彼の存在は他の「スーサイドスクワッド」の俳優陣にとっても非常に刺激的な存在だったことでしょう。

スーサイドスクワッドのジョーカーは魅力的な登場人物だった!

ジョーカーはアメコミヴィランの中でもレジェンド的キャラクターですから、今回の「スーサイドスクワッド」の新たなジョーカー像に対しては賛否両論の意見がありました。しかし監督のデイヴィッド・エアーが「スーサイドスクワッド」はファンのために作った映画だと公言しているように、原作ファンは温かく受け入れている方が多いようです。

結果、批判は多々あったものの、「スーサイド・スクワッド」の興行収入は世界で7億ドル突破の大ヒットを記録しました。これはDCコミックスのライバルと言っていいマーベルの「キャプテン・アメリカ」を上回る成績です。

また「スーサイドスクワッド」のジョーカーとハーレイクインの人気を受けて、まだ確定情報は出ていないものの、2人がメインで登場するスピンオフ作品が作成されるようです。もしかしたら「スーサイドスクワッド」でカットされた貴重なシーンがそこで見られるかもしれません。続報に期待です!

今回はスーサイドスクワッドのジョーカーとハーレークイーンとの関係を紹介しましたがいかがだったでしょうか?スーサイドスクワッドでも異様な雰囲気を醸し出しこの二人の関係やそこに至る経緯は想像を絶するものでした。今回の記事を見てスーサイドスクワッドに興味が出た方は是非スーサイドスクワッドをご覧ください。

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