スーサイドスクワッドのハーレクインの魅力と画像まとめ！演じる女優はだれ？

2016年9月10日日本公開となったスーサイドスクワッド。ハーレクインはその中の一人で、破天荒な行動とその可愛さで人気のキャラクターです。しかし、実は彼女は元精神科医でジョーカーの彼女。精神科医だった彼女になにが会ったのでしょうか。今回はそんな彼女について紹介します。

スーサイドスクワッドは2016年9月10日に日本で公開され、スーパーマンやバッドマン、ワンダーウーマンの登場するDCコミックスの実写映画の一つです。バットマン亡き後、かつての悪役たちがヒーローに代わってゴッサムシティに降りかかる脅威に立ち向かう極秘の特殊部隊『スーサイドスクワッド』としてゴッサムシティを大暴れするストーリーになっています。

ちなみにスーサイドスクワッドは、罪人で構成されたメンバーのため任務中の命の保証はされないことから自殺部隊=スーサイドスクワッドと名づけられました。

今までスポットライトの当たらなかった悪役について丁寧に描かれているストーリーが斬新で話題を呼びました。また、エミネムやスクリレックスも参加した豪華なサウンドトラックも、ヒップホップをメインに作られておりスーサイドスクワッドのダークさを引き立てています。

スーサイドスクワッドは、ただ元悪役が大暴れするだけの映画ではありません。彼らが犯罪者になってしまった過去や、ヒーローには分からない悩みや葛藤も丁寧に描いています。ハーレクインはそんなスーサイドスクワッドの中でも、恋がきっかけで犯罪者になってしまった過去を持つキャラクターです。ここからは、ハーレクインがどのような経緯でこのような姿になったのかご紹介します。

実はハーレクインという名前は本名ではなく、元々はハーリーン・クインゼル(Harleen Quinzel)という名前でした。ゴッサムシティの精神病院、アーカム・アサイラムで働く精神科医だったのです。

真面目で優秀、これからの活躍を期待される精神科医だったハーリーンでしたが、1人の患者との出会いが彼女の人生を変えてしまうのです。バットマンによってアーサム・アサイラムに収監されたその男は、ゴッサムシティを恐怖に陥れた大犯罪者、ジョーカーだったのです。

ハーリーンは精神科医として、ジョーカーのゆがんだ精神状態を治療するために様々な手を尽くします。最初は医者と患者として出会った2人でしたが、治療を重ねる度にその関係は恋愛に発展していきます。しかし、それもジョーカーの戦略通り。彼は徐々にハーリーンが恋に落ちるようコントロールしていたのです。(スーサイドスクワッドを結成したアマンダは「誤った方向に進んでしまった職場恋愛」と呼んでいます)。

ハーリーンは、恋人のジョーカーに頼まれるままアーカム・アライサムへマシンガンを持ち込み、ジョーカーの脱獄を手助けします。計画通りの暴動を起こしたジョーカーは、脱獄の最後の仕上げにハーリーンの精神状態をめちゃくちゃにする目的でショック治療を与え、アーカム・アライサムを後にするのでした。

ジョーカーが去っていくことに腹を立てたハーリーンは、逃走するジョーカーを追いかけます。脱獄を達成し、もはやハーリーンを厄介払いしたいジョーカーはハーリーンを化学薬品工場へと連れて行きます。「あなたのために死んでもいい」というハーリーンに対して、大量の化学薬品を眼下にそれを実現するように言い渡します。

ためらわずに薬品の中に飛び込んだハーリーンの元を一度は去ろうとしたジョーカーでしたが、やがて自ら薬品の中に飛び込みハーリーンを助け出そうとします。ジョーカーによって助け出されたハーリーンはジョーカーからのキスで目を覚まします。

化学薬品の中に飛び込んだことで真面目な正確から予測不能でクレイジーな性格に変わってしまったハーリーンはその名前を改めハーレクインを名乗るようになります。ファンからはケミカルウェディングと呼ばれているこの一件を経て、犯罪者カップルとしての2人の関係が始まります。冷酷で非道な犯罪を楽しむ2人はいつしかゴッサムシティのキング＆クイーンと呼ばれるようになります。

時にジョーカーよりもクレイジーだと言われる程予測不能な行動で敵を翻弄したハーレクイン。そんな彼女の弱点はなんと「泳げないこと」だったのです。バットマンとカーチェイスの途中、ジョーカーとハーレクインの乗った車は川に転落します。

上手く車から脱出したジョーカーでしたが、転落の直前「私泳げないの！」とハーレクインは思わず叫んでしまいます。車ごと川に転落したハーレクインはバットマンによって一命を取り留めますが、同時に牢屋に入ることになるのでした。

ハーレクインはただ可愛いだけではありません。元々精神科として活躍していたことから、頭脳明晰であることがわかります。また、身体能力にも長けており獄中ではエアリアルも披露しています。

スーサイドスクワッドで臨む実戦の場ではバットを振り回すだけでなく、地面すれすれまで背を反らしたり、アクロバティックな動きで敵の首を締め上げるなど見た目のチャーミングさに反して武闘派な一面もみられます。そんな何でもできる彼女だからこそ、ジョーカーの右腕として、さらにはスーサイドスクワッドのリーダー格として大活躍しています。

ジョーカーに恋をして、ジョーカーを笑わせることに生きがいを感じるハーレクイン。その一方でジョーカーはあまりハーレクインを大事に思っていないようです。

ジョーカーとの家庭を築くことを夢見ているハーレクインですが、一方でジョーカーはハーレクインのことを道具のように扱っている一面もあり、恋人としては鬱陶しいと思っています。しかし、スーサイドスクワッドでは常にハーレクインを追いかけるなど、彼氏としての一面も見せています。

スーサイドスクワッドでは主役級のキャラクターのハーレクインですが、ここまで人気になる予定はなかったそうです。ハーレクインの初登場は1992年のアニメが最初でした。その後、1994年発売のアメコミ「マッドラブ」でジョーカーとの出会いや恋愛について描かれると、予想に反してハーレクインの人気が上昇。

ついにはハーレクイン単体のエピソードが描かれたアメコミが発売されるまでの人気キャラクターにまでなりました。気になる方は是非チェックしてみてください！

ここからはハーレクインの魅力を画像でご紹介します！元気な笑顔のハーレクインから、大人の女性なハーレクインまで、たくさんの魅力が詰まっているので是非お楽しみください！スーサイドスクワッドを見た方は、どのシーンだったか思い出しながらご覧ください！

イギリスの映画雑誌、エンパイアの表紙をスーサイドスクワッドがジャックした画像です！片手にバット、もう片手に拳銃を持っていても可愛いです。ちなみに裏表紙はウィル・スミス演じるデッドショットが飾っています。

スーサイドスクワッドが結成される前のハーレクインの様子です。牢屋の中でエアリアルが楽しめる、大犯罪者の風格があります。つま先まで一直線な体のラインに運動神経が良かったことがうかがえます。光の当たり方と全身真っ白なハーレクインが神々しくさえ思えてくる画像です。

正面から見るとこんな感じです。体にいくつものタトゥーが入っていることが分かります。また、ブロンドの髪がとてもきれいなことが分かる一枚です。

スーサイドスクワッド結成に伴い外に出られたハーレクイン。髪の毛の色も白一色で、私たちの良く知っているハーレクインと違うことが分かります。したり顔もかわいいことがよく分かる一枚です。

牢屋にいる画像には変わりありませんが、先ほどの2枚と異なり大人っぽい印象です。本をよんで紅茶を飲んでいる彼女にどのような変化があったのでしょうか？

捕まる前のハーレクインです。セクシーで妖艶な笑顔に思わず見入ってしまいます。サーカスのピエロの衣装を思わせるようなドレスの柄も特徴的な画像です。

ジョーカーが何か頼み込んでいますが、その相手はハーレクインを見つめています。一体どのような会話がなされているのでしょうか…。そしてハーレクインの大人っぽいセクシーな笑顔にも思わず見入ってしまいます。

先ほどの画像と一変、ジョーカーと二人でいる時はこんなにあどけない表情に一変します。そのギャップに思わずときめいてしまう方もいるようです。ワクワクした笑顔がとてもかわいらしい画像です。

表情豊かな恋する女の子だけど、スーサイドスクワッドではクレイジーな武闘派。一つの映画なのにたくさんの魅力の詰まったハーレクインを演じたのは当時26歳の女優でした。幼いころからスポーツに親しみ、時に人を驚かせる行動力の持ち主、おてんばな一面もある彼女はハーレクインと共通する部分もあるようです。ここからは、ハーレクインを演じた女優、マーゴット・ロビーについてご紹介します！

マーゴット・ロビーは1990年7月2日、農場経営者の父と、精神科医の母の間に生まれます。4人兄弟の3人目で、幼いころから農場で育ちますが親の職業には興味を持ちませんでした。その代わりにハリウッドで女優として活躍することに魅了されます。女優として成功するまで、家政婦、サーフショップの店員、そして地元のサブウェイでの仕事を3つ掛け持ちして生計を立てていたそうです。

また、幼いころからしっかりした子供だったことが分かるエピソードが残っています。幼かった頃のマーゴットはお小遣いを稼ぐためマジックショーを友達や家族に向けて自主企画していました。さらに、追加料金でマジックのタネを教えるサービスまで考えていた程にしっかりした子どもでした。

マーゴットは2007年から女優として活動を始めます。最初のフィルムデビューは2008年に公開された「Vigilante」という作品です。この作品は低予算で作成されたいわゆる「B級映画」と呼ばれる作品で、映画サイトでも10のうち3.5の評価しか得られませんでした。この作品でマーゴットは主人公の彼女役を演じますが、作品冒頭で犯罪に巻き込まれ殺されてしまう役どころでした。

女優、マーゴット・ロビーの名前を地元オーストラリアで有名にしたのは「ネイバーズ」というドラマでした。現在も放送中のオーストラリア版「昼ドラ」で元々はゲスト出演という形でした。しかし、その人気ぶりにすぐにレギュラー出演に変わったのです。

このドラマの出演で故郷のゴールドコーストを離れたマーゴットにとって、撮影は思い出深いものになったと語っています。週5日、1日17時間にも及ぶ撮影はマーゴットにとってハードな経験でした。しかし、彼女の不摂生な食事を心配したキャストが食事を振る舞うなど、メンバーとの本当の家族のような経験が後のキャリアを作ったとマーゴット自身も語っています。

オーストラリアで着実にキャリアを積んだマーゴットは17才でアメリカに渡ります。そしてアメリカでその名前が知られるようになったのは2011～2015年に放送されたドラマ「PAN/NAM」へ主要キャラクターとしての出演でした。1963年のパンアメリカン航空を舞台にしたこのドラマで、マーゴットは結婚式をドタキャンした過去を持つ新人スチュワーデス、ローラ・キャメロン役を演じました。

マーゴットは2013年に2本の映画に出演しています。一つは「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」というSF映画でした。主人公が過去に戻れる能力を使って人生を変えようとするストーリーの映画で、マーゴットは主人公の妹の友人役を演じました。

2013年に公開された「ウルフオブウォールストリート」でマーゴットは主人公のレオナルド・ディカプリオの妻役を演じ、そのセクシーな演技で一躍有名になります。アメリカの金融街で起こったクレイジーな生活を描いたこの作品は、その裏側にも驚くようなエピソードが残っています。

マーゴットはこの役のオーディションに向けて履歴書を送っていましたが、あまり期待していなかったと語っています。面接に進めると思っていなかった彼女はイギリスでその連絡を受け取り、すぐにアメリカへ戻ります。ダメージジーンズとヒールの無いパンプスでやってきたマーゴットは、キャスティングディレクターはすぐに「セクシーなミニスカートと一番高さのあるヒールで来るように！」と怒られてしまいます。

いざオーディション本番ではためらわずにディカプリオとキスをする等、幼いころから憧れた俳優にも体当たりで挑みます。そしてついにディカプリオの相手役をいとめたのです。マーゴットのかっこいいエピソードは撮影でも残っています。マーゴットはこの撮影でキャリア初のヌードにも挑戦しています。

撮影時には緊張で手が震えたとマーゴットは語っていますが、それにもかかわらず自信に満ちたシーンができたのには有名なエピソードが残っています。朝9時からのヌードシーンに緊張していたマーゴットですが、俺たちはNYにいるんだぜ～とノリノリなディカプリオの様子を見ているうちに「彼を落としてやろう」という気になってきたのです。

彼女はテキーラショットで3杯飲み干すと服を脱ぎ、そのまま撮影に臨んだと語っています。テキーラショットのおかげもあり、クレイジーさを描いた作品の中でも特にアイコニックなシーンに仕上がりました。ちなみに、このシーンのおかげで女優として成功した今でもマーゴットの祖父母はこの作品をまだ見ていないそうです。

スーサイドスクワッドやウルフ・オブ・ウォールストリートでの強かなイメージは、実はプライベートでも発揮されているかもしれません。そんな彼女の幸せな瞬間は、サーフィンをしている時、野生の豚を追いかけること、バイクを運転することだそう。珍しくそれをしていない時は、飛行機に乗ってスキーやスノーボードをしに行っていると、ドラマのウェブサイトで語っています。

また、ダイエットが苦手なことも雑誌で語っています。ビールと揚げ物とハンバーガーが大好きで、仕事でビキニを着なければならない時は３日前からニンジンだけを食べる生活を送っているのだそうです。

オーストラリアの人気ドラマ「ネイバーズ」ではゲストキャラクターとして出演していたマーゴット。彼女がレギュラーメンバー入りの連絡を受けたのは2週間のバカンスとしてカナダでボーイフレンドとスノーボードをしていた時でした。連絡を受け取ると彼女は2日後には撮影地であるメルボルンに向かうためお金を借り、スノーボードを持って撮影セットに到着したという逸話が残っています。

マーゴットは幼いころからアイスホッケーに憧れていたそうです。しかし、彼女の育ったゴールドコーストにはアイスリンクがなかったため仕方なくフィールドホッケーをしていたそうです。そんな彼女の夢がかなったのは渡米した後。

アイスホッケーのリーグがあるアメリカで彼女はすぐにニューヨークレンジャーズのサポーターになったそうです。それだけでなく、仕事のなかった頃には地元のアマチュアチームにも選手として参加していたのです。そのことについて彼女は「私はチームで確実に一番下手な選手だった。ホッケーはできたけど、スケートはもっと練習しないといけない」と語っています。

PAN/AM出演時の画像です。マーゴットのチャームポイントであるブロンドヘアがとてもきれいなスチュワーデスを演じました。

スーサイドスクワッドではエンチャントレスを演じたカーラ・デルビーニュとの一枚です。リラックスしてふざけている様子が可愛い画像です。マーゴットのおてんばで元気な女の子な一面が分かる画像です。

VOGUEに掲載された画像です。モデルとして大人ぽい表情を見せています。アンニュイな表情もドレスに引けをとらず美しいです。

同じくVOGUEに掲載された一枚。ヌーディなメイクとリラックスした表情がかっこよくも可愛くもある一枚です。

ウルフ・オブ・ウォールストリートのワンシーン。この映画の実写化にあたって、どんなブロンドの美女が演じるのかハリウッドの話題に上っていたといいます。綺麗な髪の毛と射抜くような目力で、はまり役だったことが分かる画像です。

いかがでしたか？スーサイドスクワッドで一躍注目されるようになったハーレクインでしたが、それより前から魅力的で人気のキャラクターだったことが分かっていただけたでしょう。また、強さと可愛さを兼ね備えたハーレクインと、それを演じた、活発で凛々しい女優であるマーゴット・ロビーには共通点も多いことがわかります。これを機に、まだ見たことない方は是非スーサイドスクワッドを見てはいかがでしょうか。