スーパーマンの歴代俳優一覧！演じると不運に見舞われる・不幸になる呪いとは？

スーパーマンは知らない人なんてほとんどいないといっても過言でないほど、メジャーで有名なアメリカンコミックスのヒーローです。マントを身に着け空を飛び、弱きを助けるために駆け付けるスーパーマンは、後の時代に制作される数多くのヒーローの見本となっているでしょう。そんなスーパーマンは映画化も盛んで、多数のヒット映画も存在しています。

映画スーパーマンで、主人公スーパーマンを演じている俳優は数多くいますが、実はスーパーマンを演じた俳優は不幸に見舞われるという噂があるのです。過去にスーパーマンを演じた歴代の俳優たちは、様々な不運に見舞われています。そのためかスーパーマンを演じると不幸になるという都市伝説が囁かれるようになりました。

スーパーマンの呪いとも呼ばれるジンクスなのですが、スーパーマンを過去に演じた歴代俳優の境遇を知ると、ただの迷信ではないと思ってしまう程です。ここでは、歴代のスーパーマン俳優、またその俳優たちを襲った不幸な出来事を一緒にご紹介していきます。

スーパーマンとは、DCコミックの出版するアメリカンコミックに登場するヒーローです。コミックが原作なのですが、多数のアニメ作品や映画作品も制作されているとても人気のあるキャラクターです。自由に空を飛べ、巨大な敵を打ち負かすそのパワーは、王道のスーパーヒーローの姿そのものです。キャッチフレーズは「空を見ろ！鳥だ！飛行機だ！いや、スーパーマンだ！」で、このセリフはとても有名です。

スーパーマンは1938年にアメリカンコミック誌第一号で登場しています。かなり歴史の長いキャラクターなのです。数多くのヒーローに影響を与えた、最も有名で人気のあるスーパーヒーローでしょう。スーパーマンシリーズは人気の作品なので、数多くのスピンオフや人気キャラクターも生み出しました。

スーパーマンはクラーク・ケントという青年で、高度な文明を誇っていたクリプトン星で生まれました。クリプトン星が崩壊の危機を迎えたとき、クラーク・ケント（カル＝エル）の父親は赤ん坊であった彼を宇宙船に乗せて脱出させます。そして地球へとやってきたカル＝エルは地球人に拾われクラーク・ケントと名付けられます。

クラーク・ケントには数多くの特殊能力があります。80万トンを持ち上げる怪力や、40メガトンの核爆発にも耐えうる耐久性などです。この地球人としては強大すぎる力を、人々のために役立てることを誓い、彼はスーパーマンとなったのです。スーパーマンシリーズは、そんなスーパーマンの活躍が描かれる人気の作品です。

スーパーマンが初めてコミックスで発表された1938年から10年後、1948年にスーパーマンは初めて実写映像化されました。この時の初代スーパーマン俳優がカーク・アレンです。コミックスで人気を集めていたスーパーマンが初めて実写化されるという事で、人々は熱狂したのです。カーク・アレンは初代スーパーマン俳優としてスターになりました。

2代目のスーパーマン俳優は、「スーパーマンと地底人」にてスーパーマンを演じたジョージ・リーヴスです。当時の撮影技術では、ワイヤーアクションやCG加工などの技術はなかったため、ジョージ・リーヴスは自身の体を使ってスーパーマンの演技に臨みました。踏み台を使って高く飛び上がるように見せたり、ガラスを突き破って室内に入ったりと、かなり身体を張っていました。

ジョージ・リーヴスが演じたドラマシリーズのスーパーマンが終了し、その後しばらくはスーパーマンは映像化していません。この間にバットマンやグリーン・ホーネットなどのアメコミ原作のテレビドラマが制作され、人気を集めました。そしてスーパーマンもまた映像化が企画され、クリストファー・リーヴ主演で初めての映画化を果たします。

クリストファー・リーヴ演じるスーパーマンは何と言っても、その甘いマスクが人気を集めました。クリストファー・リーヴ演じるスーパーマンシリーズでは、他にも大物俳優が多数出演して話題も集めました。クリストファー・リーヴの甘いマスクで、多くの女性ファンをも獲得することとなりました。

1993年～放送されたテレビ版新スーパーマンシリーズで、スーパーマンを演じたのが、ディーン・ケインです。日系三世である彼は、スーパーマンに起用されたことで大人気となり、その後も名脇役としてのキャリアを積んでいます。ディーン・ケイン版のスーパーマンは、ロマンチックコメディーの要素が強く、異色作と言われています。

2001年から2011年までの10年間にわたって放送されたドラマ、ヤング・スーパーマンでスーパーマンを演じたのがトム・ウェリングです。過去最長スーパーマンを演じた俳優です。ヤング・スーパーマンではスーパーマンとなる前のクラーク・ケントや、彼の青春時代が描かれています。

スーパーマンのテレビシリーズが大ヒットとなり成功を収めたことで、映画化されたのがスーパーマンリターンズです。この時スーパーマンを演じている俳優が、ブランドン・ラウスです。スーパーマンリターンズは、クリストファー・リーヴがスーパーマンを演じたスーパーマンⅡの続編です。ブランドン・ラウスによるリーヴ版スーパーマンの完コピ具合が話題となりました。

スーパーマンと地底人間で大人気となったジョージ・リーヴスですが、自宅で射殺体で発見されました。この事件では「無敵のスーパーマンが死ぬなずがない！」と全米の少年たちは彼の死を受け入れられませんでした。

ジョージ・リーヴスは自殺したとも言われていますが、この時ジョージ・リーヴスは結婚式を控えており、他殺説も浮上しています。しかし、事件のあったその日、銃声は1回しか聞かれていたのに銃痕は2か所にあったりと不可解な部分が多く、いまだに真相は闇の中です。

スーパーマン俳優として一番有名とも言われるクリストファー・リーヴなのですが、彼も不幸に見舞われています。スーパーマンを演じて大人気俳優となったクリストファー・リーヴですが、スーパーマンのイメージが強すぎて他の作品では起用されにくくなってしまいました。

そんな彼は1995年、乗馬を楽しんでいた時落馬してしまい、下半身不随の大けがを負ってしまいます。脊髄を損傷する大けがを負った彼は、回復はしたものの歩けるようになることはなく、52歳という短い生涯を閉じました。

スーパーマンリターンズでスーパーマンを演じたブランドン・ラウスも、呪いにかかった俳優の一人とされています。スーパーマンリターンズはヒットは記録したものの、配給会社の目標には届かず、続編の政策は立ち消えとなってしまいました。その後のブランドン・ラウスの出演作はパッとしないと言われており、スーパーマンの呪いだと噂されています。

クリストファー・リーヴ版のスーパーマンで、赤ちゃんスーパーマンを演じていたリー・キグリーも若くして亡くなってしまいます。有機溶解剤の吸引事故が原因で、わずか14歳という若さで死亡してしまうのです。スーパーマン役を演じたメイン俳優だけでなく、他のキャストやスタッフにもスーパーマンの呪いは及んでいるのです。

1983年のスーパーマンⅢで、スーパーマンに協力するようになる役どころの、主要な登場人物天才プログラマーを演じたリチャード・プライヤーにも不幸が降りかかります。多発性硬化症という病気を発症するのですが、スーパーマンに出演して3年後の出来事でした。リチャード・プライヤーはその後、2005年に心臓発作によって死亡しています。

大人気のスーパーマンシリーズでスーパーマンを演じた俳優を一覧でまとめました。また、スーパーマンの呪いと噂される不幸の内容も一覧でまとめています。都市伝説的なジンクスではありますが、その内容を一覧でまとめてみると、信憑性を感じます。呪いの真偽はともかくスーパーマンは非常に魅力的なキャラクターなので、作品をチェックしてみましょう。