2018年08月04日公開
2018年08月04日更新
ジョーズ4・復讐篇のあらすじと衝撃のラストをネタバレ!結末までの見所は?
サメが登場する映画と聞くと必ず思い浮かぶ!世界中で大ヒットしたあの「ジョーズ」シリーズのラスト作品となる「ジョーズ4・復讐編」のあらすじとネタバレを紹介します。他にも数多くあるサメによるホラー映画を抜いて数多くの名作を残してきたジョーズシリーズですが、作品を全部見たことがない、ホラーやパニック・グロテスクなシーンが怖い、という方もいるのではないでしょうか。今回はジョーズ4・復讐編をも含め、簡単に過去ジョーズ作品のあらすじからラストをネタバレ公開していきます。
目次
ジョーズ4・復讐篇のあらすじとラストとは?見所もネタバレ紹介!
名作映画ジョーズシリーズのラスト作品、ジョーズ4についてラストまでネタバレ解説していきます。他にも数多くサメが登場する映画はありますが、ジョーズシリーズは、サメからの目線でどんどん人々を恐怖の底へと突き落としていく、このスリル感と突然襲い掛かる大迫力のサメが名作と言われる理由です。ジョーズ4ではどんなラストが待ち受けているのか?ドキドキするスリル満点の、見所も紹介していきます。
ジョーズシリーズとは
ホラー、パニック、スリラーのジャンルを映画にサメで表現をした大人気ジョーズシリーズは、スティーヴン・スピルバーグ監督による1975年の映画です。原作はピーター・ベンチリーが執筆した同名の小説です。映画がきっかけでスティーヴン・スピルバーグ監督は全世界で大きく広がりました。平和なビーチで突然襲い掛かる巨大で凶暴性と知能を持つ人喰いサメ。人々は恐怖に包まれながらも巨大なサメと戦っていくストーリーです。
ジョーズ4・復讐篇のあらすじをネタバレ
前作から数年後の物語
前作のジョーズ3でも襲いかかる人喰いサメの恐怖と、それに立ち向う人々を描いた作品になっており、シリーズ1と2でも同じアメリカ東海岸にある「海辺の田舎町・アミティ」で、その町に住んでいる住民とブロディ一家が海に突然出現した巨大なサメに戦いを挑んでいくお話です。過去作品のあらすじを簡単にまとめてみました。それを読んでからジョーズ4・復讐篇のあらすじ・ラストまでのネタバレ紹介を読んでみてください。
まずは第1作目のあらすじを紹介していきます。第1作目では、アミティの浜辺に突然若い女性の遺体が打ち上げられたのが物語のスタートでした。町の警察署長マーティン・ブロディはその死因が「サメの襲撃」と考えて海岸を閉鎖することに。遊泳禁止にしようとするのですが、アミティの市長のボーンや住民たちは、夏の海に訪れる観光客の収入で町が成り立っているので収入源を失うわけにはいかず拒否してしまいます。
そうした結果、またしても海で泳いでいた少年の一人が第2の犠牲者が出てしまいました。それからも続々と海へ訪れた人たちの犠牲者の数が増えていきます。主人公のマーティン・ブロディは小さいころに溺れたことがあり、それがトラウマになって水が大の苦手でしたが襲い掛かってきた人喰いサメと対面して戦いに挑んでいきます。ここからジョーズ4までサメとの死闘を繰り返していくことになります。
第1作目のあらすじを読んでみて、いかがでしたか?映画ジョーズの原点である作品ということもあり、この映画では沢山の緊張感や迫力あるサメの登場シーンがなどが見れます。特にラストは見応えがあるので、ファンから愛されるこの作品もジョーズ4と一緒に、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
続きまして第2作目・ジョーズ2のあらすじを紹介します。ジョーズ2は前作から3年後のアミティのお話しで、過去に起きた事件直後が原因で海水浴客はバッタリ途絶えていましたが、やっと客足も戻りアミティ島は再び観光を収入源に復活していきます。そんな時、アミティでダイビングを楽しんでいたダイバー達が、前作で沈没したオルカ号を海底で発見して記念撮影をするなど楽しんでいました。
そしてダイバーたちは第一犠牲者となってしまう。だが彼らが死の間際に撮影したカメラの中にある写真が。現像したフィルムにはサメらしき影が映りこんでいたのです。マーティンはこの感じに不安を覚え、またサメが襲ってきたのだと確信しましたが、話を受け入れられず警察署を解雇されてしまいます。その一方で、マーティンの息子たちはサメの話を無視して海へ。そこにとうとうあの巨大人喰いサメが姿を現し、戦いに挑むことに。
第3作目となるジョーズ3はユニヴァーサルとMCAが開発した新しい立体映画方式アリビジョン3Dが使われた大迫力の映画デビューとなります。特殊ガラス製のトンネルを海底に張って、観客が自由に海底を見て回れる海底王国がフロリダに完成。ブロディ警察署長の息子マイケルとその恋人はそこで働いていました。開園時にマイケルの弟ショーン達が入園してきます。そんな時にゲートが壊れているという連絡が入り、修理に向います。
トンネル内で多くの観客で賑わっていたところに突然、目の前の海中に酷い傷を負った人間の死体が。それは、前日に修理に向かったスタッフだったのです。遺体を検死した息子のマイケルは、これは人喰いザメの仕業に違いないと確信して、所長の命令のもとに人喰いサメ捜索を始めることになります。ジョーズ3では主人公が1・2で登場するマーティンに代わり、息子マイケルとなっているのでいつもと違った目線で映画を楽しめます。
ここからはジョーズ4・復讐編のあらすじをネタバレ・衝撃のラストシーンまで詳しく公開していきます。映画ジョーズシリーズでは、アミティというアメリカの田舎町で巨大人食いサメが襲い、ブロディ一家が勇敢に立ち向かっていく物語でしたが、今回ではどう戦いに挑むのか?人喰いサメのラストは果たしてどうなるのか?ここまでのストーリーを思い出しながら、ジョーズ4・復讐篇の最後までお付き合いください。
過去ジョーズシリーズにて、巨大人喰いザメを倒してきた勇敢なアミティの警察署長であった夫の「マーティン・ブロディ」がジョーズ4・復讐篇では、突然心臓発作が起きて亡くなってしまいます。マーティンの妻「エレン・ブロディ」は未亡人となっていまいます。ジョーズ4の主人公は、ジョーズ3で勇敢だったマイケル・ブロディと最愛の夫を失ったエレン・ブロディが活躍するストーリーとなっています。
ジョーズ4の物語の初めは、アミティの住民たちはクリスマス・イヴで楽しく夜を過ごしているところから始まります。アミティの住民たちは、過去に何度も海で巨大人喰いサメに襲われて苦しんだ事件を忘れて毎日を過ごしていました。そして、ブロディ一家も家族と一緒にクリスマス・イヴを楽しく過ごすつもりでした。
ショーンが行方不明に
夫マーティンが亡くなった後、妻エレン・ブロディは次男の「ショーン・ブロディ」と2人で暮らしていました。今まで起きた悪夢のような出来事からは遠く、平和で落ち着いた毎日を過ごしています。ショーンはマーティンの次男で、マイケル・ブロディの弟です。
ショーンは亡き父の意思を継いで、父と同じ職業のアミティ警察の保安官として勤めていました。ショーンにはティファニーという女性と婚約を交わしたばかりで、とても幸せな時間を過ごしていました。そんな彼に、突然恐ろしい事件が襲い掛かってくることになります。
クリスマス・イヴの夜に通報を受け、流木の除去のために海にパトロールへと出ていたショーンはアミティに何度も現れたあの人喰いサメに襲われてしまいます。ショーンは片腕を食いちぎられながらも助けを呼びますが、クリスマスの演奏で聞こえずそのまま海の中へと引きずり込まれてしまいました。翌日その知らせを聞き駆けつけ、最愛の息子の変わり果てた姿と対面することになります。
ショーンの葬儀の後から、エレンは海自体に激しく嫌悪感を抱くようになってしまい、毎日が悲しみに包まれていました。その知らせを聞いたブロディ一家の長男で元アミティ警察署長だった「マイケル・ブロディ」は、エレンを自分が住んでいる「バハマ」で一緒に過ごすよう話をします。既に結婚して家庭をもっているマイケルは、博士号取得を目標にする友人のジェイクと一緒にバハマの海で巻貝研究をしていました。
美しい海のあるバハマへと向かったエレン。マイケルの家は、裏庭が海へと繋がっている作りでした。マイケルの娘でエレンの孫である「テア」は、家に帰宅したあと裏庭にあるブランコで遊び始めます。その様子を見たエレンは顔色が見る見る変わっていき、「今すぐブランコから降りなさい!」と叫びます。
エレンにはサメへの恐怖心がまとわりついていました。家族を失ったあのアミティの海ではないのに、また襲ってくるのではないかと怖くてたまりません。無理やり忘れようとしても、家のすぐ目の前にある海を見ると思いだしてしまいます。彼女の心はあの恐ろしい巨大なホホジロザメ達の記憶によって支配され、とても辛い状況に陥っていました。
エレンは人喰いサメに襲われる夢を見てうなされるほどショックを受けていたところ、海上セスナ機タクシーの操縦士である「ホーギー」と出会い、島の住民たちとカジノパーティに出席したりと楽しく過ごしていくうちに元気を取り戻していきます。
数日後、巻貝を調査していたマイケルたちの前にショーンの腕を食いちぎったあの巨大人喰いサメがまた襲ってきます。マイケルとジェイクは怪我もなく無事にやり過ごします。しかし、マイケルはエレンを心配して過去に何度も家族を襲ってきたあの人喰いサメが追いかけてきたことを、秘密にしてほしいとジェイクにお願いして隠すことにしました。
ジョーズ4・復讐篇の衝撃のラストをネタバレ!
ここからはいよいよ、クライマックスへと繋がっていきます。ジョーズ4・復讐篇の衝撃のラストシーンへと迫ってどんどんネタバレ紹介しつつ解説していきます。エレンとエレンの息子マイケル達は人喰いサメによって迫ってくる恐怖と激しい攻撃にどう立ち向かっていく?エレンとマイケル無事なのか?気になる復讐篇をチェックしてみてください。
エレンは怒りサメに戦いを挑む!
大切な息子を失ったエレンは悲しみつつも、心の支えであるホーギーと出会い元気を取り戻して平和に過ごしていくはずでしたが、なんとその数日後にマイケルが人喰いサメの出現を隠してしまったことで無警戒だったビーチに、あの人喰いサメが現れ観光客達やエレン達を襲ってきました。人喰いサメは過去に仲間が殺されたことへの復讐するためにブロディ一家を追ってアミティからバハマまで追いかけてきていたのです。
無警戒の状態だったビーチにサメが襲ってきたその目の前には、バナナボートで楽しく遊んでいるエレンの孫「テア達」に素早く迫ってきます。テアは間一髪のところで助け出しましたが、愛する夫と息子を奪われたエレンはもうこれ以上家族を失いたくないと、我慢の限界でした。エレンは、憎いあの人喰いサメに復讐するため決着をつけに1人で船に乗って沖合へと行ってしまいます。
サメとの対決の行方は?
それを知ったマイケルとマイケルの友人ジェイクはエレンを救出するために、ホーギーの飛行機に乗せてもらい急いで助けに向かいますが、その間にエレンの乗っている船にサメがどんどん迫ってきます。マイケルたちがセスナでエレンの船を発見したあと、サメを威嚇して追い払いエレンのいる船へと乗り込みます。その時、セスナにまだ残っていたホギーに人喰いサメが襲い掛かりセスナを沈めてしまいました。
浮かんでこないホギーにエレンは泣き崩れ、マイケルに怒りをぶつけますが、ホギーは無事で自力で逃げ出すことに成功。これ以上はここに留まるのは危険だからと、この場所から逃げることに決めます。マイケルとジェイクは協力して、その場で急ぎ懐中電灯を利用した武器を作り、その武器を銛に付けてサメの口に入れることで感電させようと試みます。
船にはモニターが設置してあり、サメの居場所を察知することできるように。マイケル達はいつサメが現れても戦えるよう構えます。その時!突然サメが海から襲い掛かかってきました。驚きながらも上手く口の中に武器を入れることができましたが。
その一瞬のスキを狙ってサメはジェイクのお腹に噛みつき、海の中へと沈んでしまいます。マイケルは激しく動揺しつつも、船の中にはサメの攻撃によって水が浸水し始めているので急がなくてはいけません。このままだと自分たちの命も失ってしまうため、緊張が走ります。
ホギーは浸水してきた水を汲み上げ、船のエンジンを急いでかけようと行動し、マイケルはジェイクが作った武器をもう一度手に持ちサメが現れるのを待ちます。サメはマイケルに向かって飛びかかってきたところを、亡き父親姿を思い出しながら、口の中へと突き刺します。その瞬間、サメは大爆発したと同時に3人とも海へと吹き飛ばされます。こうして、何年も人喰いサメから追われていたブロディ一家の戦いは終わりました。
海の中へ沈んでいたジェイクは、血まみれになりながらも生きて帰ってくることができました。ジェイクの姿を見た彼らは大きく喜び、笑顔が戻ります。戦いが終わった後、エレンは自分の家へと帰ります。「人喰いサメの呪い」とから解き放された彼女はホギーと共に船に乗り、マイケルも穏やかな表情で彼女達の背中を見送ります。ラストシーンではとても美しい海と夕日が彼らと共に映り、ジョーズ4・復讐篇の物語が閉じます。
ジョーズ4・復讐篇の見所とは?
迫力のシーンが満載!
ジョーズ4・復讐篇では、普通に生活をしていて忘れかけていた頃にブロディ一家へ、ゆっくりと恐怖の世界へ引きずり込んでいくシーンや、その恐怖から逃げるために遠くへ離れてもその存在からは決して逃げられないホラーな展開が作品の人気の理由のひとつです。最初から大きく姿を見せず、だんだんブロディ一家を追い詰めていく演出はジョーズ4ならではの映画となっています。
これまで散々苦しめられてきたブロディ一家が、家族も失った悲しみと怒りを同時に爆発させながら頼りになる仲間たちと協力し合いながら戦うシーンは胸が熱くなります。ハラハラする展開も多く、復讐篇ならではの激しい攻防戦は目が離せなくなる作品です。ジョーズ4がラスト作品ということもあり、熱い展開が沢山!ラストまで見過ごせない映画となっています。
映画史に残る最高のBGM
これまでのジョーズシリーズの音楽を手掛けてきたのは「ジョン・ウィリアムズ」で、ジョーズ4の音楽を担当したのは「マイケル・スモール」となっています。映画でお馴染みのテーマ曲を使いながらドラマの内容を音楽を表現しています。サメが登場する場面での緊張感・迫力さに合わせるが上手く表現されているのでジョーズ4を見た方々の評価は高いです。
すぐそこまでサメが迫ってきている不気味さと恐怖、過去の作品の懐かしさを感じさせる音楽、ジョーズ4にしかないホラー・パニック演出の表現は「マイケル・スモール」だからこそ再現できたのかもしれないと言われています。映画ジョーズに使われているジョーズ・オリジナルサウンドトラック、ジョーズ4のサウンドトラックも発売されているのと、動画サイトにもありますので、興味のある方は1度聞いてみてはいかがでしょうか。
ジョーズ4・復讐篇のあらすじ・ラストネタバレまとめ!
以上で、これまでのジョーズ4の過去の物語を振り返りつつ、最後の作品であるジョーズ4・復讐篇のラストまでネタバレ紹介しましたがいかがでしたでしょうか。ジョーズ4を含め過去シリーズも「ホラー、パニック、スリラー」が同時に味わえる名作と言われる作品となっています。このあらすじを見て、興味が出た方やもう一度見直そうと思った方はぜひ、鑑賞してみて下さい。