トランスフォーマー・ダークサイドムーンのあらすじは?結末の感想もネタバレ紹介

トランスフォーマー・ダークサイドムーンは、車から巨大ロボットに変形するシーンで大人気の映画トランスフォーマーシリーズ第3作目に当たる。トランスフォーマーでは、1969年のアポロ月面上陸作戦には裏の目的があった。はるか彼方より月の裏側(ダークサイドムーン)に飛来した宇宙船を、どの国よりも早く調査するためだった。過去2度に渡ってオートボット達と世界を救ったサム・ウィトウィッキーは、地球とサイバトロンを巡る最大の戦いに人類ごと巻き込まれていく。今回はそのトランスフォーマー・ダークサイド・ムーンを紹介。

トランスフォーマー・ダークサイドムーンのあらすじは?結末の感想もネタバレ紹介のイメージ

目次

  1. トランスフォーマー・ダークサイドムーンのあらすじは?結末の感想もネタバレ!
  2. 映画トランスフォーマーとは?
  3. トランスフォーマー・ダークサイドムーンのあらすじとは?
  4. トランスフォーマー・ダークサイドムーンの結末をネタバレ!
  5. トランスフォーマー・ダークサイドムーンの感想・評価を紹介!
  6. トランスフォーマー・ダークサイドムーンのあらすじネタバレまとめ

トランスフォーマー・ダークサイドムーンのあらすじは?結末の感想もネタバレ!

トランスフォーマー・ダークサイドムーンを徹底紹介!

トランスフォーマーは全世界で驚異のメガヒットを記録し続けている実写版トランスフォーマーシリーズ第3作目に当たるものだ。記事ではトランスフォーマーシリーズ中最大規模で送られる映画トランスフォーマー・ダークサイドムーンのネタバレを含むあらすじを説明していくと共に、結末までを感想を踏まえて紹介していく。特にネタバレを含むため、読み進む際には注意していただきたい。

トランスフォーマーオフィシャルサイト|タカラトミー

映画トランスフォーマーとは?

トランスフォーマーとは一体どんな作品?

トランスフォーマーは元はタカラトミーから発売されたオモチャが北アメリカで大ヒット。それが日本へと逆輸入された際に「トランスフォーマー」という名前になり、日本でも人気TV番組になる。そして2007年にはついに実写映画となった。特に圧巻だったのはフルCGにおける車からロボットへの複雑な変形シーンである。マイケル・ベイ監督とともに変形CGを作成した山口圭二氏も注目を浴びたことで有名な映画だ。

トランスフォーマーの今回のシリーズはその3作目である。マイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮でのトランスフォーマー映画は現時点で5作あり、6作目の映画も公開間近だ。トランスフォーマーは全体を通してスケールの大きい世界観、侵略と共存というテーマ、そして、都市や構造物の破壊演出が多いのも特徴的な作品シリーズである。

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トランスフォーマー・ダークサイドムーンのあらすじとは?

トランスフォーマー・ダークサイドムーンのあらすじを紹介!

トランスフォーマーの今作は2時間35分という超大作である。その中でトランスフォーマー前2作に渡って作り込まれてきたキャラクターや世界観など、様々なエピソードが盛り込まれており、濃厚な内容となっている。ここではあらすじからネタバレまで一挙に紹介し、トランスフォーマー・ダークサイドムーンの物語を追いかけていく。

あらすじ!今回のトランスフォーマーは月の裏側(ダークサイドムーン)から始まる

トランスフォーマーでは、かつて惑星サイバトロンでは、強大な帝国である金属生命体のオートボットたちが暮らしていた。しかし、その状況に反旗を翻したのがメガトロンと名乗る金属生命体であった。彼らは自らをディセプティコンと名乗り、強大な軍をもって惑星ごと支配したのだ。そんな時勢の中、宇宙へ飛び立った「希望が乗っている」と言われる一隻の船がメガトロンにより撃墜されてしまう。

宇宙をさまよった船はやがて月の裏側へと墜落したのだ。1969年、人類はアポロ計画と称し、月面に調査員を送り込んだ。到着した船員たちは墜落したハイテクな宇宙船を調べるが、「生命があったらしい」ということ以外理解することはできなかったのだった。時代は現代に移り、地球に飛来したオートボットたちとすでに2度も地球を救っているサム・ウィトウィッキーは、世界を2度も救ったのに就職できない自分に悩んでいた。

あらすじ!トランスフォーマー・ダークサイドムーン導入部分はこんな話

何とか就職先にありつくサムだが、恋人のカーリー・スペンサーの勤める会社とはまるで待遇が違うことに苛立ちを覚えていた。さらにカーリーの勤める会社には大富豪の社長がおり、サムの就職の口利きをしたというのだ。カーリーに嫉妬をぶつけながら劣等感を感じずにはいられないサム。そんな中、挙動不審な同僚のジェリーから妙なメモを預かるのだった。

一方、政府の任務でアポロ計画の秘密とそれにまつわる暗殺の事実を掴んだオートボットたちは、墜落現場の月へと向かう。そこで発見されたのは、船を撃墜され眠りについたかつてのリーダー、センチネル・プライムと彼が守ろうとした5本の「柱」だったのだ。地球へ輸送され、オプティマスに蘇生されたセンチネルは、自分の発明した「柱」の能力を語った。「柱」は宇宙空間を超えるテレポーテーション装置だったのだ。

しかし問題が発生した。「資源と難民の輸送目的」というオートボット達と「兵器にもなり得る」と考えた人間の間で一つの亀裂が生まれたのだ。結果的に「柱」は政府情報部のシャーロットにより封印された。別の場面、サムの職場では事件が起きていた。メモに書かれていたのは恐るべき月面の秘密であった。結果メモを手渡したジェリーが暗殺され、サムにも機械の暗殺者が迫った。それを救ったのはかつての相棒バンブルビーであった。

ネタバレ!三度目のトランスフォーマー達との出会いとついに明らかになるダークサイドムーンの陰謀

政府の施設に駆け込んだサムとビー。「月面の作戦」について情報部のシャーロットに訴えかけるが、「あなたはただのメッセンジャーよ。」と追い返されてしまう。その後、サムは独自に調査するため、かつての仲間達と、エージェント・シモンズに助けを借りるのだった。調査の末、彼女と喧嘩はしてしまったが、5本の柱以外の数百の柱が誰かの手に渡っていると確信したサムは、またしてもディセプティコンの襲撃にあったのだった。

ビーや他のオートボット達から助けられ、無事に政府組織NESTまでたどり着いたサムと仲間たち。唯一「柱」を起動できるセンチネルが狙われると考えたサムは、政府とオートボット達に護衛を依頼しようとするが…

センチネルは「戦争には勝ち目がなかった。取引したのだ。メガトロンと。」と言い放つと、護衛のアイアンハイドを背後から撃ち、破壊してしまう。NESTを襲撃し、「柱」5本を強奪したセンチネルはメガトロンと合流、「柱」を使って月の裏側に隠していたディセプティコン200体もの軍勢をシカゴに転送してしまうのだった。センチネルは月に来る以前から、すでに裏切っていたのだ。

始まったトランフォーマー同士の戦いと裏切った人間そして追放までをあらすじとネタバレ!

オプティマスはセンチネルの動きを止めようと彼に追いつくが、間に合わず、解き放たれた軍勢は一挙に街に侵攻。オプティマスに「なぜだ?」と聞かれたセンチネルは「故郷を復興するにはこうするしかない!」と心情を打ち明けた。一方、サムは勤める会社のパーティーに参加していたカーリーを訪ね、危機を知らせようとするが、彼女の雇い主である大富豪ディランにある秘密を告白される。

彼は月面の情報を操作し、月の調査をした人間を暗殺、隠蔽していた張本人だったのだ。見返りとして莫大な富を得たディランの一族は今に到るまでずっと裏切り続けてきたのだった。その告白の瞬間、カーリーが人質に取られてしまう。ディランからプレゼントされた高級車はなんとディセプティコンだったのだ。人質の命と引き換えにオートボット達をスパイしろと脅迫されてしまう。

その頃「オートボットの代表」として声明を発表したセンチネルは、「資源が回収できれば我々は引き上げる。その前に反乱分子を追放しろ。」という声明を発表。

政府は月に墜落した宇宙船でオプティマス達を別の星へ追放する決定を下してしまう。仲間が裏切った責任を感じ、追放に従おうとするオプティマスに、苦悩しながら「作戦があるんだろ?他の人間には言わないから。」と聞くサムに、「君は友人だ。サム。永遠に。」と告げシャトルに乗り込むのだった。

トランスフォーマーのダークサイドムーン作戦の全容ネタバレと暴走し蹂躙を開始したセンチネル

打ち上げられたシャトルは、なんと大気圏で待ち伏せしていたディセプティコンによって撃墜されてしまう。それを目撃したサムは、恋人の救出とディランの逮捕の為にシカゴのトランプタワーへと向かう。そこではディランによって惑星メガトロンごと地球に転送するという、陰謀の全容が明らかになるのだった。そして、センチネルの号令のもと、人類との約束は堂々と破られ、シカゴの街は蹂躙を受けるのだった。

超ハイテクの異星人に対し、まるで歯が立たない人類の軍隊。少数精鋭で恋人救出とディラン逮捕に向かったサム達は、ディセプティコン軍に支配され、ほとんど廃墟と化したシカゴを目の当たりにする。無防備なサム達に敵の戦闘機が迫った瞬間、彼らを救ったのは撃墜されたはずのオプティマスだった。地球を去ったと思わせる為、シャトルのブースターに隠れて飛び立ち、切り離されて太西洋に落下し、機会を伺っていたのだった。

いざゲリラ戦へ!トランスフォーマーあらすじとネタバレ!

戦いを宣言したオートボットたちは奇襲を決行することに。サムは先ほど撃墜された戦闘機にビーに操縦させ、ビルから恋人を助ける作戦に出た。作戦を見事成功させた彼らは政府と交信し、オートボットたちと政府とともに共闘するよう働きかける。サム達は「柱」を破壊するために近くのビルから狙いをつけようとするが、ショックウェーブに発見され、ペットのドリラーを使って高層ビルを真っ二つにしようとする。

またもやすんでのところでサム達を救ったのはオプティマスだった。しかし、急襲によって身動きができなくなった隙に、オートボット達を捕虜に取られてしまう。仲間が分断されたところをスタースクリームに襲われるも、なんとか人間達だけで退けたサム達。政府の軍と合流したサム達は捕虜のオートボット達を救おうとするが失敗。窮地を救ったのは敵の母艦に侵入した名コンビ、ウィーリーとブレインズによる活躍だったのだ。

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トランスフォーマー・ダークサイドムーンの結末をネタバレ!

トランスフォーマー・ダークサイドムーンの結末を徹底紹介!

ついに「柱」を起動したセンチネル。惑星の一部が見え始めた時、オートボットによる総力戦が始まった。オプティマスを中心に「柱」へと突き進み、見事起動を止めることに成功したのだった。

そしてセンチネルとの一騎打ちにまでこぎつけるが、形勢は不利に。一方サムも「柱」の再起動を防ごうとディランとの争いの最中だった。混乱のさ中、頭部を半分破壊され状況のコントロールも失い、瓦礫にもたれかかるメガトロンを発見したカーリー。一騎打ちが最後を迎えようとする瞬間、「柱」は再起動してしまう。カーリーはメガトロンに対し、「まもなくあんた達はセンチネルの配下になる」と彼を扇動するのだった。

トランスフォーマー・ダークサイドムーンクライマックスの瞬間のあらすじとネタバレ!

オプティマスの最後の瞬間、背後からカーリーの話を真に受けたメガトロンがセンチネルを奇襲。半壊にさせられる。「指揮権を返してもらう」と迫るメガトロン。その瞬間を見逃さなかったオプティマスはメガトロンを奇襲し破壊したのだった。

「私は種の存続のために裏切った」というセンチネルにオプティマスは「あなたが裏切ったのは自分自身だ」と引導を渡した。「柱」もオートボット達の活躍によって破壊され、軍勢は「柱」の破壊で発生したブラックホールに星ごと飲み込まれて消えていったのだった。脅威を退けた人間とオートボット達は、身近な存在による裏切りを乗り越え、新たな信頼の芽生えをお互いに確認するのだった。

トランスフォーマー・ダークサイドムーンの感想・評価を紹介!

トランスフォーマー・ダークサイドムーンの感想は一体?

たくさんのエピソードが盛り込まれている今作品は先ほども書いた通り約2時間30分の長作映画となった。とはいえ映画トランスフォーマーシリーズはほぼ全ての映画が長編となっている。これは全てのストーリーやあらすじが壮大な背景沿っていることが理由だ。今回は星を転送するという大規模な作戦のために仲間内の裏切りや、長期に渡る陰謀がメインストーリーになっていた。

ボリュームのあるトランスフォーマーのストーリーに対して「わかりにくかった」という感想もあるが、何より驚くべきは街破壊やロボット達の戦闘、変形シーンの作り込みの凄さにある。センチネルの顔などは、007のジェームズボンド役ショーン・コネリーに似せて作ったというのだから気持ちの入れようには目をみはるものがある。加えて今回は驚きのシーンがいくつも作られていたのも特徴だ。

トランスフォーマー・ダークサイドムーンの見応えのあるシーンベスト5

トランスフォーマーの見応えのあったと感じたシーンを5つピックアップした。今回シリーズ初となる3D上映ならではの派手なシーンばかりだが、小規模でもアイディアをひねった部分などもあり、どれも見応えがあるシーンだ。

第5位はサムがオフィスでレーザービークに襲われるシーンだ。真っ白なオフィスに異質な金属生命体がうごめいて襲ってくる。一瞬だがオフィスの机ごと巻き込みながら雪崩のように正面から迫ってくるシーンは圧力を感じるシーンだった。明らかに3D上映を意識した手法で飛び出すように撮影されている。机が並びながら転がってくるだけでも恐ろしいが、正面に見えるレーザービークがなかなかの存在感だ。

第4位は高速道路での戦闘チェイスシーンだ。機密を握ったサムがバンブルビーがに乗り込み、敵を振り切ろうとするシーンだが、途中から三台の真っ黒なバンが変形し、獣の姿と人間の姿とで三方向から追い詰めてくる。高速道路上で邪魔な車を片手で払いのけ、高速移動しながら応戦するロボット達の戦闘シーンは見応えがあった。バンブルビーが変形後運転手を外に放り出し、また中に納めるという荒技を繰り出しているのも迫力がある。

第3位はディセプティコンによる蹂躙シーン。前作まではディセプティコンが建物を破壊すしたりオートボット達と戦うシーンがメインだったが、初めて直接的に人間を駆逐しているシーンが使われた。これにより、物語の緊張度や信憑性がグッと上がり、トランスフォーマーのクライマックスに向けて良い導入になった。感想としては残虐なシーンでもあるため、「少々表現がいきすぎるのでは」という感想もあった。

第2位はウイングスーツによる特撮。政府の軍はウイングスーツを着て落下する作戦を実施するのだが、ウイングスーツを着た人間がビル街を滑空するシーンは見応えがあった。感想として上がることの少ないシーンだが、実写シーンである以上、命をかけた撮影である。戦闘機に追われながら滑空していくシーンはスケールも感じられる。感想でも「すごかった。」「実写と知ってハラハラした。」などの良い質の感想が多かった。

第1位は、トランスフォーマーの敵であるショックウェーブのペット「ドリラー」がビルを襲うシーンだ。約70000個のCG部品が使われた有名なキャラクターである。そのドリラーによって破壊され、折れ曲がったビルディングを滑り降りていくシーンや、倒壊するビルの内部を移動するシーンも、感想や評価は非常に良いものが多い。現実では到底生きて見られないような光景を、見事に表現しきったトランスフォーマーの名シーンである。

トランスフォーマー・ダークサイドムーンのあらすじネタバレまとめ

トランスフォーマー・ダークサイドムーンはやっぱり見逃せない!

全体の感想として、陰謀と裏切りの色が濃いストーリーとなっているが、それに対抗するものとして、「信頼」が挙げられている。サムが敵のスパイとなってオプティマスを探るシーンがそれを表している。作戦を探ろうとして問いかけるサムに対し、ただ「私たちはずっと友達だ」とだけ返し、去っていくシーンは考えさせられる。その上彼らは再度味方として登場する。彼らは「信頼」というものだけを頼りに人間に味方したということだ。

トランスフォーマー・ダークサイドムーンは信頼を問いかける映画

利害を考えず、信頼だけを元に命をかけて献身的に戦うオートボットたちの心情と、種の存続や、資源の確保を目的としているディセプティコンたちとのコントラストが強いトランスフォーマー作品だ。振り回されているばかりの人類が、なんだか頼りないと感じるのも正直な感想だ。そんな不確かなものを信頼し味方をする。トランスフォーマー・ダークサイドムーンという映画は、共存とは一体何かを問いかける映画だったのだ。

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