【七つの大罪】ゼルドリスの声優は？強さ・性格やメリオダスとの関係も考察

アニメ七つの大罪で大人気声優の梶裕貴が演じた｢十戒｣のゼルドリス。梶裕貴が声優を担当したゼルドリスは｢敬神｣という戒禁を魔神王に与えられた十戒の1人であり、作中トップクラスの強さを持つことから魔神王の代理を務めています。主人公のメリオダスはかつて魔神族を裏切ったため、ゼルドリスに強い恨みを抱かれています。本記事ではそんな十戒のゼルドリスについて声優や強さ、メリオダスとの関係などをご紹介します。

ではまず十戒の1人・ゼルドリスの強さやメリオダスとの関係、アニメの声優を務めた梶裕貴などをご紹介する前に、ゼルドリスが登場する漫画七つの大罪の作品情報とストーリーのあらすじについて簡単にご紹介していきます。ゼルドリスが登場する七つの大罪とは騎士団｢七つの大罪｣の活躍を描いた鈴木央による漫画作品です。漫画七つの大罪は2012年に｢週刊少年マガジン｣で連載が開始され、2020年に完結して連載が終了しました。

2020年12月現在漫画七つの大罪は合計41巻の単行本が刊行されており、累計発行部数3700万部を記録するほど非常に高い人気を博しています。この高い人気から漫画七つの大罪は2014年にアニメ化され、2021年の1月に放送が予定されている作品を含めて合計5作品も制作されています。また漫画七つの大罪はアニメの他にも劇場版アニメやゲーム、スピンオフ漫画といった数々のメディア作品が制作され続けています。

漫画七つの大罪は人間と人間では無い種族が混在する世界にあるブリタニアの大地を舞台にした作品です。ブリタニアに存在する大国のリオネス王国は聖騎士と呼ばれる階級の人々が暴走し、国民達を苦しめる圧政を敷いていました。そんなリオネス王国を救うため、第三王女のエリザベスは｢七つの大罪｣と呼ばれる騎士団を探す旅に出ます。そしてエリザベスが｢七つの大罪｣の1人メリオダスと出会い、壮大な物語の幕が上がるのでした。

本記事で声優を務めた梶裕貴や強さ、メリオダスとの関係などをご紹介するゼルドリスとは漫画七つの大罪に登場するキャラクターの1人です。漫画七つの大罪に登場するゼルドリスは魔神王直属の精鋭とされる｢十戒｣の1人にあたるキャラクターであり、メリオダスに似た容姿と152cmの小柄な身体が大きな特長となっています。魔神族であることから生まれは魔界となっており、体重と誕生日は50kgの2月5日と設定されています。

大昔、ゼルドリスは十戒の面々を率い、メリオダスと共に女神族と戦いを起こしました。しかしメリオダスの裏切りによってゼルドリスは封印され、物語本編で魔神族のフラウドリンの力により復活を果たします。そんなゼルドリスは十戒の中でも特に圧倒的な強さを有しており、復活後魔神王の代理を務めることになりました。魔神王の代理を務めたゼルドリスはかつて魔神族を裏切ったメリオダスへの恨みから彼を殺害しようとします。

ここからはアニメ七つの大罪で十戒の1人・ゼルドリスを演じた声優についてご紹介していきます。アニメ七つの大罪でゼルドリスを演じた声優は日本の男性声優である梶裕貴です。ゼルドリスの声優を担当した梶裕貴とは1985年の9月3日に埼玉県で生まれた男性声優であり、2020年12月現在声優事務所｢ヴィムス｣に所属しています。元々梶裕貴はアーツビジョンに所属しており、2004年のゲーム｢帝国千年記｣でデビューを飾りました。

2004年に声優デビューした梶裕貴は2006年のアニメ｢ふしぎの☆のふたご姫｣で初めてテレビアニメに声優として出演し、翌年の2007年にアニメ｢Over drive｣で主人公の篠崎ミコト役に抜擢されました。アニメ｢Over drive｣で主人公を演じた梶裕貴は声優としてブレイクし、これまで数々のアニメ作品に出演しています。そんな梶裕貴は主役にぴったりな声質と高い演技力を持つ声優であり、多数の声優賞で1位を受賞しています。

• 2007年のアニメ｢Over drive｣：篠崎ミコト役
• 2008年のアニメ｢イナズマイレブンシリーズ｣：一之瀬一哉役、不動明王役、他
• 2008年のアニメ｢黒執事シリーズ｣：フィニアン役
• 2010年のアニメ｢デュラララ！！｣：遊馬崎ウォーカー役
• 2010年のアニメ｢フェアリーテイルシリーズ｣：リオン・バスティア役
• 2011年のアニメ｢青の祓魔師｣：三輪子猫丸役
• 2012年のアニメ｢アクセルワールド｣：ハルユキ役

• 2012年のアニメ｢マギ｣：アリババ・サルージャ役
• 2013年のアニメ｢進撃の巨人シリーズ｣：エレン・イェーガー役
• 2014年のアニメ｢東京喰種トーキョーグール｣：霧嶋絢都役
• 2015年のアニメ｢ワンパンマン｣：音速のソニック役
• 2016年のアニメ｢ジョジョの奇妙な冒険シリーズ｣：広瀬康一役
• 2018年のアニメ｢リメイク版銀河英雄伝説｣：ユリアン・ミンツ役
• 2019年のアニメ｢鬼滅の刃｣：錆兎役

上述でご紹介した通り、漫画七つの大罪に登場するゼルドリスは十戒のメンバーを率い、魔神王の代理を務めるほどの強さを持ったキャラクターです。その闘級は最大値で61000という驚異的な数値を記録しており、魔力や戒禁といった全ての能力が最強クラスとなっています。しかしゼルドリスの強さはメリオダスやエスカノールに敵いません。なのでゼルドリスは残念ながら作中最強の強さを持ったキャラクターではありません。

漫画七つの大罪に登場するキャラクター達は魔力と呼ばれる特別な能力を使用することが出来ます。魔力とは精神や意思から超常現象を起こすことが出来る超能力であり、それぞれのキャラクターが固有の魔力を使用しています。その中でもゼルドリスを含む十戒のメンバーの魔力は作中屈指の強さを持っているといわれています。ではここからは漫画七つの大罪に登場する十戒の1人・ゼルドリスの魔力についてまとめてご紹介します。

まず最初にご紹介するゼルドリスの魔力は｢魔神王（ゴッド）/支配者（ザ・ルーラー）｣です。｢魔神王（ゴッド）/支配者（ザ・ルーラー）｣とは敵が使用する魔力を反転させる能力を持った魔力となっています。魔力を反転させることから攻撃は治癒となり、弱体化の魔力は自身を強化させる魔力に変換されます。この｢魔神王（ゴッド）/支配者（ザ・ルーラー）｣は四大天使やマーリンの魔力さえも無効化する非常に強力な魔力です。

漫画七つの大罪の作中でゼルドリスは魔神王に｢魔神王（ゴッド）/支配者（ザ・ルーラー）｣の魔力を貸し与えられました。しかしただ貸し与えられた魔力であるため、ゼルドリスは完全に能力の全てを使用することが出来ません。そのため魔力以外の攻撃やメリオダスのような強い魔力を無効化出来ず、再使用までに若干のタイムラグがあるといった弱点を持っています。

2つ目にご紹介するゼルドリスの魔力は｢凶星雲（オミノス・ネビュラ）｣です。｢凶星雲（オミノス・ネビュラ）｣とはゼルドリス固有の魔力であり、闇を高速回転させることで生物だけを自身に吸引することが出来る魔力となっています。この魔力で吸引した敵をゼルドリスは｢全反応（フルリアクト）｣という技を使い、一瞬で切り刻んでしまいます。しかし剣が無いと発動出来ないことや攻撃を受けると解除されるという弱点があります。

3つ目にご紹介するゼルドリスの魔力は｢怒りの日（ディエス・イレ）｣です。ゼルドリスが使用する｢怒りの日（ディエス・イレ）｣とは上空に闇の空間を発生させ、敵に向かって獄炎のエネルギーを降らす能力を持った魔力となっています。この｢怒りの日（ディエス・イレ）｣は規格外の強さを持っており、漫画七つの大罪の作中でリュドシエル達がいる天空宮を一瞬で壊滅させました。

漫画七つの大罪に登場する魔神王直属の精鋭・十戒は｢戒禁｣と呼ばれる特別な能力を持っています。戒禁とは魔神王が直接十戒へ与えた能力であり、どれも規格外の強さが秘められています。この戒禁は対象の十戒の同意か戦闘不能により得ることが可能となっており、全ての戒禁を集めると魔神王と互角の強さを手に入れることが出来るといわれています。漫画七つの大罪に登場するゼルドリスは｢敬神｣という戒禁を与えられています。

このゼルドリスが魔神王から与えられた｢敬神｣は自身に背中を向けた者全てを魔神王への｢背信｣とし、強制的に服従させることが出来る能力となっています。戒禁｢敬神｣の強制力は凄まじく、どんなに強い魔力を持った者でも無理矢理跪かせることが可能です。なので能力としては地味な戒禁となっているものの、強さは漫画七つの大罪でトップクラスといっていいでしょう。

ではここからは漫画七つの大罪に登場するゼルドリスの性格やメリオダスとの関係などをまとめてご紹介していきます。漫画七つの大罪に登場するゼルドリスは少年のような姿をしているものの、広い視野で物事を的確に観察する冷静な性格をしたキャラクターとなっています。実はゼルドリスはその見た目に反して年齢が252歳であり、高い分析力を持つ冷静な性格からあまり表情を変えることがありません。

漫画七つの大罪の主人公であるメリオダスは魔神王の息子であり、｢慈愛｣の戒禁を授った者として十戒を率いていました。メリオダスには2人の弟がおり、その1人がゼルドリスとなっています。元々ゼルドリスは圧倒的な強さを持つ兄のメリオダスを非常に慕っていました。メリオダスを慕うゼルドリスは吸血鬼の彼女・ゲルダへの想いから最強クラスの強さを手に入れ、メリオダスと共に魔界に平和をもたらそうとします。

しかし争いを早く終わらせたいメリオダスは突如魔神族を裏切り、ゲルダの一族である吸血鬼が反乱を起こそうとします。これによりゼルドリスは愛する彼女のゲルダを処刑することとなり、最終的に封印されてしまいました。なのでゼルドリスは裏切り者の兄・メリオダスに強い恨みを抱えています。この強い恨みからゼルドリスは漫画七つの大罪の作中でメリオダスと再会した時、すぐに斬り殺そうとしました。

漫画七つの大罪に登場するエスタロッサとはメリオダスとそっくりな容姿をした十戒の1人であり、｢慈愛｣の戒禁を使うことから｢慈愛のエスタロッサ｣とあだ名されています。その見た目から分かる通りエスタロッサは魔神王から生まれたメリオダスの弟となっており、ゼルドリスの兄という立場に立っています。しかしエスタロッサは弟のゼルドリスと違い、昔から弱い生物を殺すことが出来ない温厚な性格をしています。

漫画七つの大罪の本編より昔、魔神王の長子であるメリオダスが十戒を率いていました。しかしメリオダスの裏切りにより、十戒は封印されてしまいます。その後復活を果たしたゼルドリスはメリオダスに代わり、十戒を率いるリーダーとなります。確かにゼルドリスにはエスタロッサという兄がいます。しかしエスタロッサは温厚な性格をした魔神族です。おそらくこれが理由となってゼルドリスがリーダーとなったのでしょう。

ドロールとは漫画七つの大罪の作中で｢忍耐｣の戒禁を司っている十戒の1人です。元々｢忍耐｣のドロールは巨人族の真祖に祀り上げられた存在であり、十戒の1人ではありませんでした。そのためかつて行なわれた聖戦でドロールはメリオダスと共に魔神族と戦います。しかしドロールはゼルドリスに敗北し、魔力を封じられてしまいます。この時ドロールはゼルドリスに半ば無理矢理勧誘され、十戒の1人となるのでした。

封印から目覚めたゼルドリスは魔神軍を率い、キャメロット王国へ侵攻を開始します。その後メリオダスが死亡し、ゼルドリスは支配したキャメロット王国を拠点として人間を滅ぼそうとしました。しかしゼルドリスは｢七つの大罪｣の1人であるエスカノールに敗北し、一時行方不明となってしまいます。エスカノールは闘級の測定が出来ない最強のキャラクターとされており、十戒のメンバーが束になっても敵わないといわれています。

七つの大罪に登場するゼルドリスの声優に関する感想では梶裕貴がメリオダスも演じていることに驚いたといった感想が多く寄せられていました。声優の梶裕貴はアニメ七つの大罪で主人公のメリオダスと十戒の1人・ゼルドリスの両方を演じています。当初梶裕貴の演技が上手すぎることから声優が同じだとあまり知られていませんでした。そのため梶裕貴が両方演じていることが分かった時は多くのファンを驚愕させました。

七つの大罪に登場するゼルドリスの声優に関する感想では梶裕貴の演技力が凄いといった感想も多く寄せられていました。アニメ七つの大罪でゼルドリスを演じた梶裕貴は少年から青年まで幅広く演じることが出来る高い演技力の持ち主であり、これまで数多くの人気アニメ作品に出演しています。この高い演技力から梶裕貴は声優ファンから非常に高い人気を博しています。

七つの大罪に登場するゼルドリスの声優に関する感想ではメリオダスと声を使い分ける梶裕貴が凄いといった感想も多く見受けれました。上述でご紹介した通り、ゼルドリスを演じた梶裕貴は非常に高い演技力を持った大人気声優です。梶裕貴はアニメ七つの大罪でもその高い演技力を発揮し、メリオダスとゼルドリスを見事に演じています。

本記事では漫画七つの大罪に登場する十戒の1人・ゼルドリスについて強さやメリオダスとの関係、声優を務めた梶裕貴などをまとめてご紹介しました。アニメ七つの大罪で梶裕貴が声優を務めたゼルドリスは第2部から最後まで登場する重要キャラクターであり、ストーリーに大きな影響を与えています。本記事をご覧になった方は是非一度七つの大罪の漫画やアニメで十戒の1人・ゼルドリスの活躍をチェックしてみて下さい。