【七つの大罪】メリオダス役声優は梶裕貴！担当したアニメキャラや出演作品は？

キャラクターを好きになると、アニメで演じている声優についても知りたくなる、というファンは多いのではないでしょうか？今回は七つの大罪で主人公のメリオダスを演じている、声優の梶裕貴さんについてを紹介します。声優として多くの有名作品に出演してる梶裕貴さんですが、メリオダス以外にも様々な役柄を演じ分けています。

声優の梶裕貴さんも出演している七つの大罪は、週刊少年マガジンで2012年から連載されている少年漫画作品です。原作は鈴木央先生が描いており、テレビアニメ化もされた作品です。主人公のメリオダスを梶裕貴さんが演じていますが、この他にも多数の有名声優が出演しており、魅力的なキャラクターも多く登場しています。梶裕貴さんは、作中でメリオダス以外のキャラクターも演じています。

七つの大罪は人間とそれ以外の種族が暮らす古の時代の中で、七つの大罪と呼ばれる伝説の騎士団の戦いを描いた作品です。週刊少年マガジンで2011年52号に掲載された読み切り作品がパイロットバージョンとなっており、この読み切りは「七つの短編 鈴木央短編集」に収録されています。テレビアニメは2014年10月より第1期、2018年1月より第2期、2019年10月より第3期が放送となりました。

古の時代のブリタニアにある大国のリオネス王国は、聖騎士達による「聖戦」のために荒れ果てていました。十年前に聖騎士長を殺害したとして濡れ衣を着せられた「憤怒の罪」のメリオダスは、身分を隠して移動酒場を経営しています。そんな中メリオダスは、第三王女のエリザベスと出会ったことで彼女の力になることを決め、国を救うと共に自身の冤罪についての真実を探る決意をします。

メリオダスは金髪に身長152cm、体重50kgと小柄な少年です。しかし実年齢は3000歳以上で、人間ではなく魔神族という種族です。誕生日は7月25日で、性格は飄々とした明るい人物です。団員からの信頼は厚い一方で自身について秘密を持つ部分も多く、時に衝突の原因になることもあります。

続いてはアニメでメリオダスを演じている、声優の梶裕貴さんについても紹介します。普段アニメを鑑賞していても声優を意識していないという人でも、メリオダス以外の役柄でも一度は耳にしたことがある人も多い筈です。梶裕貴さんとは一体どのような人物なのでしょうか？

名前：梶裕貴(かじ ゆうき)
生年月日：1985年9月3日(現在34歳)
出身：埼玉県坂戸市
身長：170cm
血液型：O型
職業：声優、ナレーター、歌手
所属事務所：ヴィムス

声優という仕事を目指すきっかけとなったのは、この言葉を知ったことからだったそうです。当時は中学生であった梶裕貴さんは、養成所に通うこともできなかったので、漫画の音読をして声優の真似をしていました。高校入学前に友人から誘われたオーディションに合格し、養成所に通うこととなります。

2004年11月に「帝国千戦記」で声優デビューを果たした梶裕貴さんは、2006年に「ふしぎ星の☆ふたご姫」でテレビアニメデビューをします。2009年には第3回声優アワード新人男優賞を受賞するなど、着々とステップアップを重ねていきました。その後2012年には「sense of wonder」というシングルで歌手デビューも果たしています。2019年6月23日には声優の竹達彩奈さんと入籍が発表され、公私ともに順調だとわかります。

現在も多くのアニメ作品などに出演をして活躍を続けている梶裕貴さんですが、どういった作品に出演しているのかをよく知らない人もいるはずです。続いては梶裕貴さんが出演している、アニメやゲーム作品などを紹介します。これまで意識していなかった作品にも、実は梶裕貴さんが出演していることもあるかもしれません。

梶裕貴さんといえば、進撃の巨人を思い浮かべるファンも多いはずです。エレン・イェーガーは本作の主人公で、15歳の少年です。ある日突然現れた巨人によって母親を目の前で殺されてしまうという壮絶な過去を持ち、巨人を自らの手で駆逐するために調査兵団への入団を決意します。勇気と行動力があり周囲にも影響力を与えるキャラクターですが、その一方で直情的な行動を取る場面も見られます。

フィニアンはファントムハイヴ家で働く庭師の16歳の少年で、天真爛漫さのある元気なキャラクターです。庭師という職業でありながら、庭の植物を全て枯らしてしまうというドジっ子ぶりを発揮したこともありました。見た目にそぐわぬ怪力の持ち主でもあり、以前は人体実験の被験体となっていたこともありました。フィニアンという名前をつけたのは、ファントムハイヴ家の当主であるシエルでした。

ソニックは忍者の里の出身というキャラクターで、25歳の自称最強の忍者です。暗殺や用心棒など仕事内容を問わず請け負う人物で、「終わりの44期」の中で唯一生き残った人物であるとされています。自信家であることから会話は上から目線ですが、実際に主人公であるサイタマを除けば作中では最速のスピードを出すことができるキャラクターです。しかし攻撃力は今一つという欠点もあるようです。

こちらは劇場版の名探偵コナンに登場するオリジナルキャラクターのリシで、29歳の予備警察官を務めています。シンガポールの名探偵と呼ばれるレオンの一番弟子で、彼を「レオン先生」と慕っています。父親が日本人なので日本語も喋ることが可能で、梶裕貴さんは日本語のセリフのみを演じています。英語のセリフはドミニク・アレンが声優を担当しています。

ヒーローを目指して雄英高校に通う少年で、No.2ヒーロー・エンデヴァーの息子です。頭髪の右半分が白色で、左半分が赤色という奇抜な見た目をしています。当初は冷たく近寄り難い印象のあるキャラクターでしたが、物語が進んでいくにつれて丸くなり天然ぽさも見られるようになります。「半冷半燃」という個性を持っており、氷の塊を繰り出したり炎を放つことが可能なキャラクターです。

2020年に実写映画化もされて話題となったヲタクに恋は難しいですが、アニメ版で梶裕貴さんは二藤尚哉を演じています。メインキャラクターの一人である二藤宏嵩の弟で、大学に通う19歳の青年です。メインの登場人物達とは異なりオタクではないものの、社交的で物腰柔らかな人物です。ゲームの腕前は二藤宏嵩に幻滅されるほど下手で、カフェのアルバイトをしています。

我聞悠太は本作の主人公で、成明高校に通う17歳の少年です。まとめアフィブログの「キリキリバサラ」を運営している人物でもあり、性格は内気なものの親しい人物に対してはテンション高く早口に喋りかける姿も見られます。ブログの訪問者数を増やして広告収入で生活をする、という目標を持っており、そのブログを通じて様々な人と出会いオカルト事件に巻き込まれていくキャラクターです。

音駒高校に通う2年生で、金髪のプリン頭が特徴的な人物です。細身で内気な性格をしていますが、バレーボールにおいては頭脳派で、相手の動きを予測したクレバーなプレイスタイルを見せます。基本的には他人と関わることが苦手で、一人でゲームをしている姿も見られます。体育会系のノリを苦手とするものの、幼馴染みの黒尾鉄朗に誘われたことをきっかけにバレーを始めました。

アニメでも有名作品に数多く出演している梶裕貴さんですが、乙女ゲームなどへの出演もしています。こちらの作品では、エジプト神話に登場する死の神であるアヌビス役を演じています。純粋な性格をしていますが人間に対しては強く警戒を見せており、「カーバラ」という独特な言葉を使って会話をします。親しくなるとアヌビスが何を言っているのかわかるようになっていきます。

メリオダスとは違ったタイプのキャラクターも多数演じていることがわかる梶裕貴さんですが、声優としてもとても人気が高い人物です。その魅力はどこにあるのか、彼についてをあまり知らない人にはまだ伝わっていない部分もあるかもしれません。続いてはメリオダスを演じる梶裕貴さんについて、声優としての魅力は一体どういった部分にあるのかを、順番に紹介します。

七つの大罪の主人公であるメリオダスは、一見するとかわいい少年のような見た目をしています。梶裕貴さん自身も声が高くかわいいタイプのキャラクターを演じることも多く、メリオダスに対しても高めの少年ボイスが合うようにも感じられます。しかし実際のメリオダスは3000歳以上という年齢もあり、単なる少年を演じるだけではメリオダスというキャラクターを演じるには物足りなくなってしまうと考えられます。

若さがありながらも落ち着きもあり、その上でおちゃらけたような声質も必要となります。更に戦闘シーンでは感情の高ぶりに合わせて怒りを乗せることなど、純粋な演技力にも幅が必要となる人物です。キャラクターがぶれてしまうことのないようバランスを考えた際に、低めの声を意識して演じる梶裕貴さんはまさにぴったりの配役といえるのではないでしょうか？

声優という職業についてあまりよく知らない人は、声優がどのように考えてキャラクターを演じているのか想像がつかない部分も多いかもしれません。演じることに対する心構えは人によって様々ですが、梶裕貴さんの場合にはかなり細かい部分まで気配りをして演じていることがわかります。たとえば代表作のひとつである進撃の巨人では、OKが出たにも関わらず演じ直しを希望したこともあったそうです。

梶裕貴さんは、セリフを喋る際にはなるべく聞き取りやすい言い回しになるよう気を使っているそうです。演じ直しを希望した理由としては、戦闘シーンを演じる際に声が裏返ってしまった部分があり、聞き取りにくくなってしまったと感じたためでした。しかし結果的に感情が乗って良い場面になったことから、そのまま採用されたというエピソードも明かされています。

声優という職業にこだわりを持ち良い演技を聞かせてくれる梶裕貴さんですが、実際にアニメを視聴したファンからはどのような評価を得ているのか、気になった人もいるのではないでしょうか？続いては梶裕貴さんに関する、Twitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。声だけでなく見た目もイケメンと評判の梶裕貴さんですが、実際にはどのような評価を受けている人物なのでしょうか？

「世界一受けたい授業」に出演していた梶裕貴さんですが、どういった経緯で声優になったのかを再現VTRで説明されていました。養成所に通うことができないから諦めるのではなく、自分にできることから始めていく努力の姿勢に、素直に凄いと感じた人は多かったようです。こういった努力が実を結び現在に繋がっているのだと思うと、今後声優を目指そうと思っているファンの目標にもなるのかもしれません。

同じく「世界一受けたい授業」を視聴したファン達の間で、梶裕貴さんの出演作品のひとつである「マギ」が話題となりました。こちらはアニメの3期がずっと待たれている作品ですが、今回番組に出演したことでTwitterではトレンド入りも果たし、多くのファンの期待が増したようです。これほど影響力がある人物なのだと改めて実感した人も多く、アリババ役を演じてくれたことに感謝の声もありました。

声だけでなく、梶裕貴さん自身の見た目に夢中になっているファンも少なくありません。近年では声優という職業であっても顔出しをする機会も多く、アイドルのように活動している人もいるほどです。そんな中で演技力もあり見た目も好みとなると、ますます夢中になって応援してしまうというファンも出てくるのは当然のことなのかもしれません。

七つの大罪でメリオダス役を演じている声優の梶裕貴さんについて、基本的なプロフィールや出演作品をまとめて紹介しました。これまで本人にはあまり興味がなかったという人も、今後はもっと色んなことを知りたいと感じた部分もあったのではないでしょうか？

人気声優の一人である梶裕貴さんですが、今後も更に多くの作品に出演していくことが予想されます。ファンとしては様々な作品で新たな演技を耳にすることができる喜びもありますが、これまで梶裕貴さんという人物を知らなかった人も、過去に出演している作品などをチェックしてみるのもオススメです。同じ人物が演じているとは思えない役柄も多く、その演じ分けの器用さに感心してしまうかもしれません。