【七つの大罪】メリオダスとエリザベスの関係・過去とは？呪いの秘密を考察

メリオダスとエリザベスは七つの大罪のメインキャラクターで、主人公とヒロインとして登場しています。そこでまずはメリオダスとエリザベスが登場する七つの大罪の作品情報、そしてメリオダスとエリザベスのプロフィールを紹介します。七つの大罪を知らない方も既に知っている方も、簡単にまとめているのでぜひ目を通して下さい。

まずは七つの大罪の作品情報について順を追って紹介していきます。タイトルだけではストーリなど想像もつきませんが、七つの大罪とは一体どんな作品なのでしょうか?それでは早速、七つの大罪の概要とあらすじを紹介していきます。

七つの大罪は2012年から講談社の週刊少年マガジンで人気連載中の少年漫画です。作者は鈴木央で、内容は魔神や女神が登場する冒険ファンタジーです。原作漫画の人気に伴い2014年からはテレビアニメ化されており、2018年には映画も公開しました。少年漫画らしい王道のストーリーや白熱するバトルシーンで人気を博し、現在は舞台やゲームやトレーディングカードにもなっています。

聖騎士の横暴による国の転覆を防ぐ為、第3王女のエリザベスは移動酒場をしていたメリオダスを訪ねます。そして冤罪により罪人として国を追われている伝説の騎士団である七つの大罪の団員を集めようと、七つの大罪の団長メリオダスと王女エリザベスの旅が始まります。その後メリオダスとエリザベスは七つの大罪のディアンヌ・バン・キング・ゴウセル・マーリンと共に、リオネス王国に平和を取り戻します。

しかし魔神族が聖騎士を影で操っていた事が判明し、本格的に魔人族が復活してしまいます。そこでメリオダスとエリザベスは、七つの大罪の最後の1人であるエスカノールと合流して魔神族を討伐をしようと動き出します。そして魔神族と対立していた女神族も復活し、3000年前の聖戦の詳細やメリオダスとエリザベスの過去が明かされていきます。

七つの大罪の主人公のメリオダスは身長152cmで体重50kgの小柄な体格ですが、その戦闘能力は非常に高く七つの大罪の団長として活躍しています。10代に見える風貌ですが、魔界出身で実際の年齢は3000歳以上です。飄々としている性格ですが、実は辛い運命を背負っています。得意技はチャンドラーから教わった全反撃で、魔力攻撃を倍以上にして跳ね返します。

七つの大罪のヒロインのエリザベスは、身長162cmの16歳の少女です。リオネス王国の第3王女ですが国王の実子ではなく、故郷のダナフォール王国が壊滅した際に拾われた養子です。家族や国民や仲間を愛する心優しい性格である一方、信念を貫く気丈な一面もあります。女神族の力を宿しており、登場当初は意図的に能力を使えませんでしたが現在では立派な戦力となっています。

七つの大罪という作品やメリオダスとエリザベスについて説明したところで、次はメリオダスとエリザベスの関係について迫ります。主人公とヒロインという関係のメリオダスとエリザベスですが、2人の出会いとはどんなものだったのでしょうか?そこでメリオダスとエリザベスの出会いについて紹介していきます。

ある日移動酒場をしていたメリオダスの元に、七つの大罪を探していた王女エリザベスが騎士の姿で現れます。会ったばかりではあるものの、エリザベスはメリオダスの優しさと人柄に惹かれて信頼を寄せます。一方のメリオダスもエリザベスを命懸けで守ろうとしたり、必要以上のスキンシップを図ったりと2人は早々に惹かれ合います。

メリオダスとエリザベスの出会いについて説明しましたが、物語が進むにつれて2人は以前にも出会っていた事が判明します。16年前、予知能力のあったリオネス王国の国王バルトラはダナフォール王国を訪れていました。すでに悲惨な状態となっていたダナフォール王国で、赤ん坊のエリザベスを抱えたメリオダスを発見します。そしてエリザベスは養子として引き取られ、メリオダスは聖騎士に任命されます。

メリオダスとエリザベスの出会いについて説明しましたが、2人の過去や関係はそれだけではありません。メリオダスとエリザベスには実は隠された過去があります。果たしてメリオダスとエリザベスの正体とは、一体何なのでしょうか?そこでここからは更に時を遡って、メリオダスとエリザベスの正体と秘密について説明します。

時は遡り3000年前、当時はまだ魔神族と女神族は封印されていませんでした。元々魔神族と対立していた女神族は人間と巨人族と妖精族と共に光の聖痕を結成して、危険因子の魔神族を滅ぼそうとしました。光の聖痕には魔神族を裏切ったメリオダスと女神族のエリザベスも所属していました。当時メリオダスとエリザベスは、巨人族のドロールと妖精族のグロキシニアと行動を共にしていました。

メリオダスの正体は魔神族の王族で、3000年前には魔神王の長男として魔人王直属部隊の十戒を率いていました。そんなメリオダスでしたが女神族のエリザベスと出会い、聖戦を終結させる為に女神族側へと寝返ります。こうして次期魔神王候補の筆頭だったメリオダスは、魔神族から反感を買って追われる身となってしまいました。

人間の王女として登場したエリザベスでしたが、その正体は女神族から転生した人間でした。3000年前のエリザベスは女神族を束ねていた最高神の娘であり、高い魔力を持っていました。また女神族の力は現代のエリザベスにも受け継がれています。光の聖痕として魔神族と戦ってはいましたが、エリザベス自身は魔神族の根絶ではなく和平を望んでいました。

過去のメリオダスとエリザベスは、相容れない種族同士ながら惹かれ合い罪を犯してしまいました。魔神族のメリオダスは同胞を殺害して魔神族を裏切りました。一方のエリザベスは女神族でありながら魔神族のメリオダスに惹かれ、敵であるはずの魔神族も救いました。メリオダスとエリザベスの関係や行動は、魔神王と最高神の反感を買いました。

メリオダスとエリザベスの過去や正体を説明し、2人の関係の深さをお分かり頂けたことでしょう。聖戦を終結へと導いたメリオダスとエリザベスでしたが、魔神王と最高神を敵に回した事で相応の呪いを受けてしまいます。メリオダスとエリザベスの受けた呪いとは、一体どんなものだったのでしょうか?

魔神王と最高神から反感を買ったメリオダスとエリザベスでしたが、聖戦の締結の代償は凄まじいものでした。魔神王と最高神は自身の子供であるメリオダスとエリザベスに、容赦なく重い呪いをかけました。呪いを受けたメリオダスとエリザベスは3000年もの間、その呪いに苦しめられてきました。

メリオダスは同胞の殺害と魔神族を裏切り女神族に加担した事で、父である魔神王から呪いを受けました。メリオダスが受けた呪いは「永遠の生」と呼ばれ、体の成長が止まり命を落としても感情の一部を奪われて蘇ってしまうというものでした。命を落とす度に感情を奪われ自分が自分で無くなっていく状況に、メリオダスは深い悲しみを抱いていました。

メリオダスと恋仲になり魔神族も救おうとした事で、エリザベスは母である最高神から呪いを受けました。エリザベスの呪いは「永劫の輪廻」と呼ばれ、前世の記憶を忘れて人間として短命な人生を繰り返すというものでした。また万一エリザベスが記憶を取り戻してしまった場合は、3日後にメリオダスの前で命を落としてしまうという運命を辿ります。

魔神王と最高神に呪われてしまったメリオダスとエリザベスは、エリザベスの転生後に再会を果たします。転生を繰り返し何度もメリオダスとエリザベスは恋に落ちますが、間もなくしてエリザベスは記憶を取り戻してしまいます。そして3日後にはメリオダスの前でエリザベスが悲痛な死を遂げてしまうので、呪いが解けるまで2人が結ばれる事はありません。

エリザベスと死別したくないメリオダスは、エリザベスが記憶を取り戻さないように気を付けながら過ごしていました。しかしリオネスの第3王女である現代のエリザベスも、今までのエリザベスと同様にこれまでの記憶を取り戻します。エリザベスの命のカウントダウンが始まった事を悟ったメリオダスは、これまで106人のエリザベスと出会い看取ってきた事を告白します。

過去のエリザベスとの約束を果たそうと、これまでメリオダスは孤独の中で呪いと闘ってきました。そしてメリオダスはある方法に至ります。メリオダスが辿り着いた呪いを解く方法とは、十戒の戒禁を取り込んで次期魔神王になるというものでした。

メリオダスとエリザベスの過去や呪いなど、2人の関係の深さについて説明してきました。それではここからは、メリオダスとエリザベスを演じた声優を紹介します。過酷な運命を与えられ困難に立ち向かっていくメリオダスとエリザベス、そんなキャラクターを演じた声優とは一体誰なのでしょうか?

まずは主人公のメリオダスを担当した声優を紹介します。メリオダスを演じた声優は、第7回・第8回の声優アワードで主演俳優賞を受賞した梶裕貴です。人気声優の梶裕貴ですが知らない方の為にも、梶裕貴のプロフィールと出演作品を紹介していきます。

梶裕貴は1985年9月3日生まれで、埼玉県の出身です。梶裕貴はアーツビジョン無料新人育成オーディションに合格し、日本ナレーション演技研究所の17期特待生となりました。その後梶裕貴は努力と才能を開花させて、現在では声優・ナレーター・歌手として幅広く活躍しています。

人気声優の梶裕貴は、数々の作品に出演しています。梶裕貴を代表するキャラクターは、「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役です。その他にも「マギ」のアリババ・サルージャ役や、「ワールドトリガー」の三雲修役なども有名です。

続いてはヒロインのエリザベスを担当した声優を紹介します。エリザベスを演じた声優は、第9回の声優アワードで新人女優賞を受賞した雨宮天です。それでは期待の新人声優の雨宮天について、プロフィールと出演作品を紹介していきます。

雨宮天は1993年8月28日生まれで、東京都の出身です。様々なキャラクターを演じる沢城みゆきに憧れミュージックレインスーパー声優オーディションを受けて合格し、翌年には声優デビューを果たしました。その後声優だけでなく歌手としても活動を始め、今後の活躍を期待されている声優の1人となりました。

雨宮天は2012年にデビューしたばかりですが、すでに様々な作品に出演しています。雨宮天を代表するキャラクターは、「アカメが斬る!」のアカメ役です。また雨宮天は「一週間フレンズ」の藤宮香織役や、「魔法科高校の劣等生」の光井ほのか役なども演じています。

メリオダスとエリザベスについて、過去や呪いなど様々な事を掘り下げて説明しました。それでは最後に、メリオダスとエリザベスに対する世間の感想や評価を紹介します。強い絆で結ばれたメリオダスとエリザベスに対して、一体どんな感想や評価があるのでしょうか?

こちらはメリオダスとエリザベスの呪いを知って悲しくなったというツイートです。以前からメリオダスとエリザベスには何か隠されていそうな節がありましたが、まさかこんな呪いを受けていたとは思いもしなかったのでしょう。3000年もの間苦しんできたメリオダスとエリザベスでしたが、306話で遂にその呪いを解く日がやってきました。

こちらはメリオダスとエリザベスのやり取りを見て感動したというツイートです。10代の容姿であるメリオダスですが、その言動は深いものがあり多くのファンを虜にしています。更にメリオダスや仲間を想い涙を流すエリザベスに感情移入してしまい、もらい泣きしてしまったようです。

こちらはアニメのオープニングのメリオダスとエリザベスの様子について書かれているツイートです。何気ない1コマではありますが、エリザベスに対するメリオダスの深い愛情が感じ取れるシーンとなっています。また細かな描写からアニメを製作しているスタッフの作品に対する情熱も伝わってきます。

七つの大罪の主人公のメリオダスとヒロインのエリザベスについて関係や過去を説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?長い間困難に立ち向かってきたメリオダスとエリザベスでしたが、ようやく呪いが解けて結ばれる事が出来そうです。七つの大罪には他にも魅力的なキャラクターやストーリーが沢山あるので、ぜひ一度見てみてはいかがでしょうか?