2020年12月03日公開
2020年12月03日更新
【七つの大罪】エスタロッサは最後死亡した?正体は?過去や記憶改ざんの理由を解説
七つの大罪に登場するエスタロッサというキャラクターをご存知でしょうか?エスタロッサとは慈愛を与えられた十戒の1人で、エスカノールとの戦闘の末に一時は死亡説も囁かれました。その後復活を遂げたエスタロッサは、正体が四大天使のマエルだと判明して七つの大罪ファンを驚かせました。今回はエスタロッサの過去や記憶改ざんの理由にも触れながら、最後に死亡してしまったのかを説明していきます。
目次
七つの大罪のエスタロッサとは?
今回は七つの大罪の中でも上位の実力者であるエスタロッサに注目しました。エスタロッサとは慈愛を与えられた十戒の1人ですが、驚くべき正体が明らかとなり七つの大罪ファンの間で話題になりました。そんなエスタロッサの記憶改ざんにより隠された過去や、最後に死亡してしまったのかを説明していきます。
七つの大罪の作品情報
エスタロッサが最後に死亡してしまったのかを掘り下げていく前に、まずは七つの大罪の作品情報を紹介します。七つの大罪は鈴木央の少年漫画が原作のファンタジー作品です。人間だけでなく妖精族や巨人族の暮らす世界を舞台に、罪人扱いされていた主人公達が魔神族から世界を救う冒険活劇を描いています。
七つの大罪の概要
七つの大罪の原作漫画は2012年に講談社の週刊少年マガジンで連載を開始し、少年漫画特有の王道の展開で看板作品になりました。8年間にわたる長期連載となりましたが、惜しまれつつも2020年に最終回を迎えました。コミックの累計発行部数は3700万部を超えています。また2015年の第39回講談社漫画賞の少年部門にも選ばれました。
2016年からは毎日放送・TBS系列でアニメ化されています。アニメはこれまで3期まで放送されており、2021年には最終章となる4期が放送予定です。また2018年には劇場版「七つの大罪 天空の囚われ人」も公開し、興行収入は6憶5000万円を記録しました。七つの大罪は、その他にも舞台化やゲーム化もされている人気作品です。
七つの大罪のあらすじ
リオネス王国の第3王女であるエリザベス・リオネスは、聖騎士の横暴を止めるために七つの大罪を探し始めます。たまたま辿り着いた移動酒場に、七つの大罪の団長であるメリオダスが居ました。事情を聞いたメリオダスは冤罪の真実を知るために、七つの大罪の団員探しに協力します。
エスタロッサのプロフィール
エスタロッサは魔神王の次男で十戒の1人です。身長200cm・体重95kgの大柄な体格をしており、手配書のメリオダスとそっくりな容姿をしています。魔神王の血筋ながら闇の力に恵まれなかったため慈愛の戒禁を与えられて、小心者から精神不安定で攻撃的な性格に一変しました。兄であるメリオダスに強く憧れている一方で、裏切られた過去により激しい憎悪を抱いています。
七つの大罪のエスタロッサは最後死亡した?
エスタロッサが最後に死亡してしまったのかを掘り下げていく前に、まずは七つの大罪の作品情報と簡単なプロフィールを紹介しました。続いてはエスタロッサの死亡説が囁かれたエスカノールとの戦いを説明していきます。太陽(サンシャイン)の力により桁外れの強さを発揮するエスカノールとの激しい戦いで、十戒の1人であるエスタロッサは本当に死亡してしまったのでしょうか?
考察①エスカノールとの戦い
3000年の封印から復活したエスタロッサは、バイゼルの大喧嘩祭りでメリオダスを殺害しました。その後ブリタニアの制圧のためにリオネス城を襲撃し、七つの大罪の1人であるエスカノールと戦います。激しい攻防が繰り広げられますが、最後にはエスカノールの攻撃で吹き飛ばされてしまいます。
考察②ガランのところへ
エスカノールとの戦いで瀕死の重傷を負ったエスタロッサでしたが、キャメロット城の蘇生液により回復します。そして十戒統率者としての人格を取り戻したメリオダスの指示により、ゼルドリスと共に戒禁の回収に出発します。エスタロッサがまず向かったのは、真実の戒禁を与えられたガランのところでした。
3000年の封印から復活したガランは、戒禁の力で七つの大罪のマーリンを石化させました。そして十戒の1人であるメラスキュラと組んで、エスカノールの酒場でガランゲームを行いました。その結果ガランはエスカノールに敗れて石化してしまっていたので、エスタロッサはガランのところに向かい体を破壊して戒禁を奪いました。
考察③エスタロッサが復活?
蘇生液で肉体的に回復したエスタロッサは、完全復活を目指します。そこでエスタロッサはメリオダスを魔神王にするためではなく、自分のために行動を開始します。実はエスタロッサはガランだけでなく全ての戒禁を取り込んで、これまでよりも強い魔力を手に入れようと考えていました。
エスタロッサが戒禁を奪う相手として選んだのは、メリオダスの全反撃(フルカウンター)を受けたモンスピートとデリエリでした。少女に救われたモンスピートとデリエリは郊外の小屋で生活しており、戒禁をゼルドリスに返して十戒から抜けようとしていました。そんなモンスピートとデリエリを襲撃して、エスタロッサは慈愛の他に3つの戒禁を手に入れました。
七つの大罪のエスタロッサの正体や過去を考察
まずは七つの大罪の作品情報とエスタロッサの簡単なプロフィールを紹介し、死亡説が浮上したエスカノールとの戦いを紹介しました。続いては七つの大罪ファンが驚愕したエスタロッサの正体について説明していきます。魔神王の次男で慈愛の戒禁を与えられているエスタロッサの驚くべき正体とは、一体何だったのでしょうか?
考察①正体は四大天使のマエル?
十戒の1人であるエスタロッサは、キングやゴウセルとの戦いの最後で正体が判明します。魔神王の次男のエスタロッサという人物は本来存在せず、四大天使のマエルの記憶を改ざんして作り上げられていました。マエルに対する記憶改ざんには、聖戦終結に関わる狙いがありました。
考察②ゴウセルが過去の記憶を作った?改ざんの理由は?
3000年前は女神族と魔神族の勢力が拮抗した状態で、聖戦が長きにわたり続いていました。女神族は常闇の棺を有していましたが、魔力で制圧しようと出し渋っていました。そこでゴウセルはパワーバランスを崩そうと、四大天使の中でも最強だったマエルに目を付けました。そしてゴウセルはマエルの記憶を改ざんして、エスタロッサという魔神族に仕立て上げてました。
考察③禁呪が解けマエルに戻った?
魔神王の記憶さえも改ざんしていたゴウセルの禁呪は、一体なぜ解けてしまったのでしょうか?実は力を欲したエスタロッサが、4つの戒禁を取り込んで暴走したことが原因でした。記憶の戻ったマエルはゴウセルに対して怒り狂いますが、最後には諭されてエリザベス・リオネスや七つの大罪に協力します。
七つの大罪のエスタロッサとメリオダス・エリザベスの関係
死亡説が浮上したエスカノールとの戦いやエスタロッサの正体を説明しました。最後にマエルの姿に戻るという結末を迎えたエスタロッサでしたが、3000年前はどのような生活を送っていたのでしょうか?続いては主人公のメリオダスや、ヒロインのエリザベス・リオネスとの関係について掘り下げていきます。
エスタロッサとメリオダスの関係
エスタロッサとメリオダスは、魔神王の次男と長男の関係とされていました。天才的なメリオダスやゼルドリスに対して、エスタロッサは闇の力を持たずに生まれました。更に虫さえも殺すことが出来ない程の小心者で、魔神王の血筋でありながら異質な存在でした。
そんなエスタロッサを哀れんだ魔神王は、元々メリオダスのものだった慈愛の戒禁を与えました。また馬鹿にせずに励ましてくれるメリオダスは、エスタロッサにとって救いであり憧れの存在でした。そしてエスタロッサの歪んだ愛情は、メリオダスになりたいという願望を生み出しました。
エスタロッサとエリザベスの関係
エスタロッサはエリザベス・リオネスに対して、恋心を抱いていました。不完全な魔神族だったエスタロッサでしたが、メリオダスとエリザベス・リオネスだけが笑い者にしませんでした。そしてエリザベス・リオネスに対して好意は、次第に愛情へと変わっていきました。
エリザベス・リオネスへの気持ちをメリオダスに打ち明けると、エスタロッサの気持ちを尊重して仲を取り持つと約束してくれました。しかしその後エスタロッサは、メリオダスとエリザベス・リオネスの逢瀬を目撃してしまいます。実はこの嫉妬の感情はマエルのものであり、メリオダスの発言は改ざんされた偽物の記憶でした。
七つの大罪のエスタロッサの魔力や能力
死亡説が浮上したエスカノールとの戦いやエスタロッサの正体を説明しました。続いては十戒の中でも上位の実力者であるエスタロッサの魔力や能力を紹介していきます。正体が四大天使のマエルという高いポテンシャルを秘めているエスタロッサは、魔神族として生活してきてどんな魔力を身に付けたのでしょうか?
反逆剣(リベリオン)
エスタロッサの1つ目の魔力は反逆剣(リベリオン)です。女神族が発動した常闇の棺の力により、エスタロッサは3000年間も封印されていました。その後復活したエスタロッサは、メリオダスを大喧嘩祭りで殺害します。その時に使用した技が反逆剣(リベリオン)であり、魔神族の力で精製した剣でメリオダスの全ての心臓を貫きました。
全反撃(フルカウンター)
エスタロッサの2つ目の魔力は全反撃(フルカウンター)です。全反撃(フルカウンター)と言えば、主人公であるメリオダスの必殺技です。ただしメリオダスの全反撃(フルカウンター)は魔力を跳ね返すのに対し、エスタロッサは物理的攻撃を跳ね返します。メリオダスは全反撃(フルカウンター)をチャンドラーから学びましたが、エスタロッサの会得方法は不明です。
獄炎(ヘルブレイズ)
エスタロッサの3つ目の魔力は獄炎(ヘルブレイズ)です。獄炎(ヘルブレイズ)は魔神族特有の力なので、主人公であるメリオダスも使用していました。また原初の魔神は獄炎(ヘルブレイズ)の上位版にあたる獄炎極(ヘルブレイズ・オメガ)を使用していました。モンスピート襲撃時に繰り出しましたが、ダメージを与えることは出来ませんでした。
暗黒回帰(ブラックアウト)
エスタロッサの4つ目の魔力は暗黒回帰(ブラックアウト)です。暗黒回帰(ブラックアウト)は体に纏う禍々しい魔力を、任意の場所に出現させて対象者を闇で包み込みます。エスタロッサは暗黒回帰(ブラックアウト)を、七つの大罪の1人であるエスカノールとの戦いで使用していました。
黒の猟犬(ブラックハウンド)
エスタロッサの5つ目の魔力は黒の猟犬(ブラックハウンド)です。黒の猟犬(ブラックハウンド)は体に纏う禍々しい魔力を犬の姿に成形し、自由自在に操って襲います。デリエリを追いかけた先でエリザベス・リオネス達を発見した時に使用し、黒の猟犬(ブラックハウンド)に囲まれた聖騎士達は焼け死にました。
キリング・ソーサー
エスタロッサの6つ目の魔力はキリング・ソーサーです。キリング・ソーサーは手に纏う禍々しい魔力を円盤状に成形し、高速回転させて斬り付けます。エリザベス・リオネスの聖櫃(アーク)を打ち破ったエスタロッサは、キリング・ソーサーで四大天使のサリエルとタルミエルの脇腹を切り裂きました。
七つの大罪のエスタロッサに関する感想や評価
死亡説が浮上したエスカノールとの戦いやエスタロッサの正体を説明しました。それでは最後にエスタロッサに関する世間の感想や評価を紹介します。正体が四大天使のマエルだと判明したエスタロッサに対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?
今更だけどエスタロッサかっこよすぎませんか?はい。なので僕はフェアリーテイルでもギルダーツ好きです
— りゅうげーむず【YouTube毎日配信】 (@ryuji_mnst) November 28, 2020
こちらはエスタロッサをかっこいいと評価している感想ツイートです。エスタロッサはメリオダスを成長させたような外見をしており、七つの大罪の美形キャラクターの1人です。また正体がマエルということもあってポテンシャルが高く、慈愛の戒禁により十戒の中でも上位の強さを誇っています。
2期も作画いいよ!エスカノールとエスタロッサのところやばいもん
— ひろむ 《幻影旅団》 (@hiromumaruyama) November 28, 2020
こちらはエスタロッサとエスカノールの戦いに関する感想ツイートです。エスタロッサとエスカノールの白熱した戦いは、七つの大罪の見どころの1つとなっています。また作画の良かったアニメ2期の22話に該当するため、七つの大罪ファンから高く評価されています。
モンストコラボきっかけで7つの大罪のあらすじ調べてた
— 猫舌アヤン (@78os2uoAvWFnodD) November 28, 2020
メリオダスが長男
エスタロッサが次男
ゼルドリスが三男
ですって
色々怖い
メリオダスが若いままなのも怖いし
エスタロッサがヤンデレブラコン?なのも怖い
ゼルドリスは2人と比べたらかわいいのだろうか
わからん
こちらはエスタロッサの人格を怖いと感じている感想ツイートです。エスタロッサは兄であるメリオダスに固執しており、愛情と憎悪に溢れています。このように歪んでしまったのはゴウセルの記憶改ざんによる弊害であり、3000年前の聖戦の一番の被害者とも言えます。
七つの大罪のエスタロッサの死亡まとめ
エスタロッサの正体や最後に死亡してしまったのかを説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?七つの大罪にはエスタロッサ以外にも、各々の宿命を背負った魅力的なキャラクターが沢山登場します。この機会にぜひ、七つの大罪をご覧になってみてはいかがでしょうか?