2020年08月13日公開
2020年08月13日更新
【七つの大罪】魔神族とは?階級別に登場キャラクター一覧と能力を解説
漫画・アニメ「七つの大罪」に登場した魔神族を一覧化して紹介!伝説の騎士団と魔神の戦いが描かれている七つの大罪。そんな七つの大罪に登場した魔神族とはどのようなキャラクターなのか解説していきます。また魔神族のキャラクターがそれぞれ持っている階級・能力の情報や、作中の行動なども一覧化して載せていきます。その他には、七つの大罪の簡単なあらすじや作品情報なども紹介していきます。
目次
魔神族とは?
本記事では「七つの大罪」に登場した魔神族とはどのようなキャラクターなのか紹介していきます!また魔神族の階級や能力に関する情報だけでなく、読者・視聴者の感想なども一覧化して載せていきます。
七つの大罪の作品情報
七つの大罪の概要
魔神族とはどのようなキャラクターか知る前に、まずは「七つの大罪」の基本情報を紹介していきます!七つの大罪は2012年から2020年まで「週刊少年マガジン」で連載されていた漫画が原作で、2014年からアニメの放送も開始しています。原作者の鈴木央は速筆で知られている漫画家で、日本で発行されている4つの週刊少年漫画全てで連載した経験があるようです。
七つの大罪のあらすじ
漫画・アニメ「七つの大罪」の主人公はメリオダスです。メリオダスは伝説の騎士団「七つの大罪」の団長を務めていましたが、聖騎士長殺しの濡れ衣を着せられてしまいます。仲間たちも難を逃れるために散り散りになっていましたが、物語が進むと聖騎士長殺しの真相が明らかになっています。そして物語終盤には魔神族と聖騎士たちの戦いが勃発しています。
魔神族とは魔神王が統べる種族
魔神族は3000年前に戦っていた女神族の「光の生痕」で封印されていました。ですが魔神族に体を乗っ取られた聖騎士長ヘンドリクセンの策略で「十戒」が復活を果たしており、十戒と伝説の騎士団「七つの大罪」の戦いが始まっています。
魔神族キャラと能力を階級別に一覧で紹介~魔神王~
ここからは「七つの大罪」に登場した魔神族を一覧化して紹介していきます!まずは魔神王とはどのようなキャラクターなのか階級・能力を交えて解説していきます。
魔神王
魔神王は煉獄に囚われている魔神族の長です。メリオダスとエスタロッサとゼルドリスの父親で、メリオダスが命を落とす度に感情と記憶を抜いているため、物語途中までメリオダスは自分が魔神族である事を忘れていました。またメリオダスを次の王にすると公言していましたが、実はメリオダスの若い肉体を使って現世に復活する事を望んでいます。
魔神王は「支配者」という能力を持っています。支配者は「自身に向けられた攻撃を治癒に反転する」「弱体化を強化に反転する」という効果があるため、能力の秘密を知らない場合には全てが無駄骨になってしまいます。作中ではゼルドリスの意識を奪って現世に復活していますが、七つの大罪の合体技を受けて敗北しています。
魔神王メリオダス
作中でメリオダスは「十戒」から全ての力を奪って「魔神王」になっています。煉獄に囚われている魔神王と人格は同じですが明確には別の存在のようで、「支配者」などの能力を使用する事ができるようです。メリオダスの意識は煉獄に囚われていましたが、バンの助力で支配を逃れており、メリオダスの支配に失敗した事でゼルドリスの意識が奪われたようです。
魔神王ゼルドリス
ゼルドリスも「十戒」の全ての能力を取り込んで魔神王になっており、こちらも人格は煉獄の魔神王とは別のものと言われています。精神世界に囚われていましたが、突入してきたメリオダスの助力で魔神王からの精神支配を逃れており、自らの意志で体も取り戻しています。戦いが終わった後にはメリオダスに対する怒りが沈静化していました。
魔神族キャラと能力を階級別に一覧で紹介~十戒~
ここからは「七つの大罪」に登場した十戒とはどのようなキャラクターなのか解説していきます。こちらもキャラクターが使用している能力や階級に関する情報を一覧化して載せていきます。
十戒とは3000年の時を経て復活した魔神族の集団で、魔神王直属の精鋭部隊です。作中には赤や灰色の魔神族が登場していますが、十戒はそれとは違いより人間に近い姿をしています。また「モーセの十戒」がモデルになっているため、それぞれが「慈愛」「無欲」「真実」という別々の戒禁を持ち合わせており、戒禁に合わせた特別な能力を使用しています。
ゼルドリス
ゼルドリスはメリオダスとエスタロッサの弟で、「敬神」の戒禁を持っているキャラクターです。十戒の中では最年少でありながら指揮を担当しており、戦闘では目視できないほどの剣技を使用しています。また十戒時代のメリオダスを尊敬していましたが、裏切られた事で恋人を失っており、そのような出来事が理由でメリオダスに対して深い憎しみを抱くようになったようです。
ゼルドリスの「敬神」は「背を向ける者を魔神王の背信とみなし、強制的に服従させる事ができる」という能力です。そのためゼルドリスと対峙した際には逃げる事が許されず、戦って勝つしか生き残る道がないようです。その他にも、「自分の間合いに入った者を半自動的に攻撃する」「強力な煉獄を広範囲に渡って浴びせる」という能力も持っているようです。
エスタロッサ
エスタロッサはメリオダスの弟でゼルドリスの兄です。手配書に描かれていたメリオダスと瓜二つな姿をしており、「慈愛」という戒禁を持っています。基本的にはマイペースな性格をしていますが、魔神族を裏切ったメリオダスを敬愛しているという歪んだ思考を持っています。物語が進むと正体は「天使・マエル」だという事が判明しており、記憶を取り戻した事で十戒と戦っています。
メリオダスは相手の魔力を跳ね返す「全反撃」という能力を持っていますが、エスタロッサは物理攻撃を跳ね返す「全反撃」の能力を持っています。またエスタロッサの「慈愛」は「戒禁を持つ者の前で憎悪を抱く者は、何人をも傷つける術を失う」という効果あるため、憎しみがある攻撃は無効化する事ができるようです。物語途中では女神族に変化しているため、魔神族に苦しみを与えずに殺すという技も使用しています。
ガラン
ガランは長身と甲冑が特徴的なキャラクターで、「真実」という戒禁を与えられています。魔神族の平均寿命は1000歳ほどだと言われているため、991歳のガランはかなりの高齢者のようです。十戒の中でも特に好戦的な性格をしており、弱者にはまったく興味を示していません。また本来の強さを手に入れたメリオダスとの再戦を望んでおり、作中でそれが叶うものの完膚なきまでに叩きのめされています。
ガランの「真実」は「この戒禁を持つ者の前で偽りを口にすれば、何人であろうとその身は石化する」という効果があるため、ガランの目の前で嘘を付いたら戦闘不能に陥ってしまいます。そんな能力を持つガランは「逃げない」という約束を交わしたエスカノールと戦っていましたが、エスカノールの闘級が跳ね上がった事に恐怖しており、逃げようとした事で自らの戒禁を受けて石化しています。
メラスキュラ
メラスキュラはおかっぱ頭が特徴的なキャラクターで、「信仰」という戒禁を与えられています。常に冷静沈着な性格をしているため、同行していたガランの暴走を諌めています。また酒好きという一面も持っているため、酒を振舞ったエスカノールの命だけは助けようとしています。メラスキュラの正体は「魔界で強い瘴気を受け続けて魔力を持った毒蛇」だという事が判明しています。
メラスキュラの「信仰」には「この戒禁を持つ者の前で不信を抱く者は、何人だろうとその眼を焼かれる」という効果があるため、メラスキュラの言葉を信じないと視力を失ってしまうようです。作中ではエスカノールの魂を喰らった事で逆に体を焼かれており、女神族の力を取り戻したエリザベスに瘴気を抜かれた事で蛇の姿に戻っています。
デリエリ
デリエリは全身を影で包んでいるキャラクターで、「純潔」の戒禁を持っています。過去に勃発した聖戦で大天使リュドシエルに姉や仲間たちを誘拐された後に殺されているため、女神族に対して強い憎しみを抱いています。また短気な性格をしているため、物事を結論から話している姿が描かれており、復活した後には魔力を回復させるために身近な街を襲っていました。
デリエリの「純潔」の戒禁の効果は作中で描かれていないようです。また殴れば殴るほどに威力が増す「連撃星」という能力を持っているため、デリエリは肉弾戦に特化したキャラクターのようです。作中ではマエルの記憶を取り戻したエスタロッサと戦っており、心臓を撃ち抜かれた事で命を落としています。
モンスピート
モンスピートは体に巻いた黒い帯とマントが特徴的なキャラクターで、「沈黙」という戒禁を与えられています。常に冷静沈着な性格をしており、敵の気配察知に長けている姿が描かれています。また上位の魔神族は7つの心臓を有しており、6つの心臓を破壊する事で「インデュラ化/伝説の獣」に変身する事ができますが、モンスピートは過去の戦争でインデュラ化しているため心臓が1つしかない事が分かっています。
モンスピートの「沈黙」には「この戒禁を持つ者の前で心に秘めた思いを口にした者の声を奪う」という効果があるため、秘密を語ると言葉を失ってしまうようです。またモンスピートは魔界屈指の煉獄使いと呼ばれているため、煉獄を使った攻撃も得意にしています。作中ではエスタロッサと戦っており、特別な想いを抱いていたデリエリを庇って命を落としています。
グレイロード
グレイロードは十戒の中でも特に異形の姿をしているキャラクターで、「不殺」の戒禁を与えられています。下位魔神から突然変異で十戒の力を手に入れた事が分かっており、顔の数だけ分裂する能力を持っているようです。また性別は女のため、人間に卵を産み付けて下位魔神を誕生させる事ができるようです。
グレイロードの「不殺」には「この戒禁を持つ者の前で殺生を行う者は、全ての時を奪われる」という効果があるため、グレイロードの前で殺しを行うと一瞬で寿命を失ってしまうようです。また相手に鎖を結び付け、一定範囲内から動けなくするという能力を持っているようです。作中では仲間と共にリオネス城を襲撃しており、マーリンとの戦いに敗れて捕縛されています。
グロキシニア
グロキシニアは中性的で小柄な体型をしているキャラクターで、「安息」という戒禁を与えられています。凶悪な十戒の1人として登場しましたが、正体は初代妖精王のため、妖精の能力を解放した際には背中に羽が生えています。また聖戦時代のとある出来事が原因で人間に対して深い恨みを抱いています。
グロキシニアの「安息」の効果は作中では描かれていないようです。またキングと同じような霊槍を武器にしているため、槍を様々な形に変化させて戦う事を得意にしています。作中では自分たちの行いに疑問を感じて十戒を抜けており、チャンドラーとの戦いに敗れて命を落としています。
ドロール
ドロールは石のような肌が特徴的なキャラクターで、「忍耐」の戒禁を与えられています。巨人族の始祖と言われていますが、実際には始祖ではなく、他の巨人たちがドロールの強さと魔力を恐れて始祖に祀り上げられた事が分かっています。過去に勃発した聖戦ではメリオダスと共に戦っていましたが、ゼルドリスに敗れた後に十戒のメンバーになったようです。
ドロールは「忍耐」という戒禁を与えられていますが、作中では効果は描かれていないようです。また大地を自由に操る能力を持っており、煉獄の攻撃を無効化するほどの肉体を誇っています。作中では自らの行いが間違いと気付いて十戒を抜けており、チャンドラーとの戦いで命を落としています。
フラウドリン
十戒は聖戦で女神族に封印されていましたが、フラウドリンだけは封印から逃れていたようです。そのためフラウドリンはドレファスを操ってメリオダスを排除しようとしていました。また聖戦後に十戒を去ったゴウセルの代わりに十戒になっていますが、戒禁を与えられていないため正式なメンバーではないようです。フラウドリンは体を巨大化させる能力を持っており、本気を出せば山ほどの大きさになる事ができるようです。
ドレファスの体を奪ったフラウドリンはヘンドリクセンを洗脳して王国を揺るがしていましたが、ドレファスの息子・グリアモールに対して情が湧いています。そのため人間を攻撃する事ができなくなり、最後にはメリオダスの攻撃を受けて命を落としています。また十戒になる前はゴウセルの部下だったようです。
魔神族キャラと能力を階級別に一覧で紹介~元十戒~
ここからは「七つの大罪」に登場した元十戒のキャラクターを一覧化して紹介していきます!作中では過去の物語なども描かれているため、その時に元十戒と呼ばれるキャラクターが登場しているようです。こちらも元十戒の能力や階級などを一覧化して載せていきます。
元十戒とは過去に十戒のメンバーだった魔神族で、様々な理由で十戒の階級を剥奪されているようです。魔神王は広大な魔界を支配するために自分の力の半分を部下に与えようとしていましたが、地位を揺るがしかねないと考え、「力を十に分けて十戒という階級」を作り出したようです。そのため十戒のメンバーが他のメンバーの能力を全て吸収した際には、魔神王と同等程度の強さを手に入れられる事が分かっています。
メリオダス
メリオダスは「慈愛」の戒禁を与えられた十戒でしたが、魔神族だった時には自らの地位を嫌悪していたようです。その時に女神族のエリザベスと恋に落ちて魔神族を裏切っており、最高神から「永遠に生を繰り返す呪い」を掛けられているようです。そして生き返る度に魔神王に感情を消されていたため、自分が魔神族だという記憶も失っていたようです。
メリオダスはエスタロッサとの戦いで死亡しており、「永遠の生の呪い」で復活しています。その時に十戒だった時の残虐性を取り戻しており、魔神王に操られて十戒の戒禁の回収を行っています。その後、バンが煉獄に乗り込んだ事でメリオダスは優しい心を取り戻しています。
ゴウセル
ゴウセルは車椅子に乗っているキャラクターで、「無欲」の戒禁を与えられています。物語途中で七つの大罪のゴウセルを作ったという事実や、マーリンに術を教えた師匠という事実が判明しています。温厚な性格をしており、高い魔力を見込まれて望まないまま十戒のメンバーにされたため、聖戦の終盤で魔神族を裏切った事が分かっています。
カルマディオス
カルマディオスは元十戒のメンバーで、「敬神」の戒禁を与えられていたようです。巨人族並みの巨大な体を持っており、聖戦でメリオダスと戦った事が分かっています。戒禁の効果などは不明のようです。
アナラク
過去の十戒には「アナラク」というメンバーが含まれていたようです。アナラクはメリオダスが裏切った時に殺されており、戒禁などは不明のようです。また作中では姿なども描かれていないようです。
ゼノ
過去の十戒には「ゼノ」というメンバーが含まれていたようです。アナラクと同様にメリオダスが裏切った時に殺されており、作中では戒禁の詳細などは描かれていないようです。
魔神族キャラと能力を階級別に一覧で紹介~最上位魔神~
ここからは「七つの大罪」に登場した最上位魔神とはどのようなキャラクターなのか紹介していきます!こちらも最上位魔神の階級や能力を一覧化して載せていきます。作中では十戒が圧倒的な強さを見せていましたが、それを超える魔神が現れた事でキャラクターたちに絶望を与えているようです。
最上位魔神は魔神族の中で最上位の階級を持つ存在で、強さは十戒以上だと言われています。過去に魔神王は「原初の魔神」という腹心を作り出しており、それが最初の最上位魔神のようです。前述したように十戒以上の強さを持っていますが、作中では十戒が他のメンバーを吸収しているため互角の勝負を繰り広げています。
チャンドラー
チャンドラーは「原初の魔神」の片割れで、十戒を超える戦闘能力を持っているキャラクターです。メリオダスの師匠のため「全反撃」を使えるだけでなく、魔力の効果を強制的に解除するなどの能力を持っています。基本的には老人のような姿をしていますが、怒りを感じた時に体が若返っています。
キューザック
キューザックは長い髭が特徴的なキャラクターで、「原初の魔神」の片割れです。剣術を得意にしており、ゼルドリスの師匠だったようです。視線で魔力を送った相手を操る能力を持っており、この能力を受けたアーサーを自刃させています。作中ではゼルドリスを新たな魔神王にしようとしていましたが、それを知られた事で魔神王に殺されています。
魔神族に関する感想や評価
階級や能力の一覧を見た後は、魔神族に関する読者・視聴者の感想を紹介していきます!七つの大罪は「週刊少年マガジン」を支えていた人気作品のため、魔神族に対しても様々な感想が挙がっているようです。キャラクターに関する感想だけでなく、作中の行動に関する感想なども載せていきます。
感想:魔神族はかっこいい!
もう七つの大罪の漫画版では
— 憤怒の罪 (@mjUIw9OwLmfj4uq) October 26, 2014
灰色の魔神がかっこいいですね
ヘンドリクセンもラスボスですね
ヘンドリクセンより強いのが現れそうですな、
妖精族が気になる、、
本記事で紹介したように「七つの大罪」には魔神族というキャラクターが登場しています。そんな魔神族がかっこいいという感想が挙がっているようです。
感想:魔神族は強すぎる!
七つの大罪魔神が強すぎる
— てとらみん (@tetorap0d) August 24, 2015
封印から復活を遂げた十戒は七つの大罪の騎士たちを圧倒する強さを見せていました。そのため魔神族が強すぎるという感想が多く挙がっているようです。また敵が味方になるという展開などが面白いと言われているようです。
感想:メリオダスとゴウセルの正体が意外!
七つの大罪 戒めの復活
— はるひけ@ペコちゃんはいいぞ (@orenge_p) January 28, 2018
ようやく視聴追いついた!
またとんでもない敵がいっぱい出てきたのに味方はバラバラとは…
ゴウセルの正体には驚いたし、神器を手にしたメリオダスの強さも凄かった~
物語途中でメリオダスとゴウセルの正体は魔神族だという事が明らかになっています。そんな予想外の展開に驚いた読者・視聴者が多かったようです。また過去が切ないという声も挙がっているようです。
魔神族キャラ一覧まとめ
本記事では「七つの大罪」に登場した魔神族の階級や能力を一覧化して紹介していきましたがいかがだったでしょうか?魔神族は単なる悪という存在ではなく、仲間同士を慈しむ心も持ち合わせているため、敵キャラクターでありながら読者・視聴者の人気が高いようです。そんな魔神族が登場したエピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい!