【呪術廻戦】吉野順平の声優は山谷祥生！経歴や出演作・演じたアニメキャラは？

今回のまとめでは、大人気テレビアニメ「呪術廻戦」に登場する吉野順平の性格や術式のほか、吉野順平の声優を務めた声優の山谷祥生さんの経歴などについてまとめていきます。吉野順平とは、一体どのようなキャラで、作中ではどのように登場してきたのでしょうか？それでは、吉野順平や声優の山谷祥生さんの経歴などについてまとめていく前に、テレビアニメ「呪術廻戦」の概要や簡単なあらすじについて見ていきましょう。

テレビアニメ「呪術廻戦」は、2018年より2021年3月現在も『週刊少年ジャンプ』にて連載されている芥見下々さんが描く”呪術”をテーマにしたダークファンタジー漫画を原作としています。コミックは15巻まで刊行されています。テレビアニメ「呪術廻戦」は、2020年秋より2クールで放送されていました。2021年には、本編の前日譚となる『呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校』を原作とした劇場版も公開予定です。

主人公の虎杖悠仁は、たった1人の家族であった祖父を亡くした晩、東京にある呪術高専からやってきた伏黒恵に接触を図られました。伏黒は、2級呪術師として特級呪物に指定されている”両面宿儺”の回収に仙台市までやってきていたのです。伏黒恵との出会いによって虎杖はひょんなことから呪力を手に入れることとなり、普通の男子学生から呪術高専の生徒となることになりました。虎杖を中心に呪術師の非日常世界が描かれていきます。

それでは、吉野順平の経歴やプロフィールなどについて見ていきましょう。吉野順平は漫画『呪術廻戦』だと3巻の19話、テレビアニメ「呪術廻戦」では9話にて初登場となったキャラクターです。後に術師となります。里桜高校に通う高校2年生、17歳の吉野順平は、登場時は術師ではなく普通の男子高校生でした。右目には根性焼きのような傷があることから、右目を長い前髪で隠し、意思がありつつも弱々しい性格をしています。

父親はおらず、2人暮らしの気さくな母親との関係はとても良好です。B級映画や古い映画が趣味で、学校をサボった時は映画館へ映画鑑賞に行くほどです。あることが原因で学校をサボることが増え、不登校気味になっていた吉野順平。彼は、趣味の映画鑑賞をしていた映画館で、特級呪霊の真人が起こした事件を目撃してしまいました。それがキッカケとなり、真人から呪力を与えてもらい術式を伝授してもらうことになります。

因みに、呪術に関する経歴はありませんが、吉野順平にはもともと呪力を視認できる僅かな力がありました。この少ない呪力が影響し、吉野順平の未来は閉ざされていくこととなってしまいます。

吉野順平は、不登校でいじめられっ子の生徒として登場してきます。高校1年生の時、仲の良い友人と映画研究会を創設しますが、高校で幅を利かせている不良グループによって映画研究会の部室を占拠・荒らされてしまったのです。気の弱い吉野順平でしたが、不良グループに反抗をしました。これが原因となり、不良グループからいじめの対象となってしまったのでした。

友人やクラスメイト、教師もこの事実を認識してはいるものの、見て見ぬふりをしている状態でした。また、吉野順平は理不尽なことが許せず、”余計な一言”を言ってしまう癖があったこともあり、周囲から疎まれるようになってしまったのです。そのほか、自分の意思はあるものの、意思が揺らぐなどどこか迷いのある性格をしています。そして、高校2年生になると、学校へ足が遠のいてしまっていたのでした。

それでは、テレビアニメ「呪術廻戦」にて吉野順平の声優を務めた声優・山谷祥生（やまやよしたか）さんのプロフィールや経歴などについて見ていきましょう。山谷祥生さんは1992年2月15日生まれの宮城県出身、FIRST WIND productionに所属しています。2013年放送のテレビアニメ「閃乱カグラ」にて声優として活動を始めました。水泳や剣道、サッカーなどジャンル問わず多くのスポーツができること特技に上げています。

そんな山谷祥生さんの経歴について見ていきましょう。山谷さんは、仙台育英学園高等学校を卒業後は大学に進学しますが、後に中退しています。大学中退後は、東京アニメーター学院声優タレント科に入学し、プロフィールでも先述したように2013年より声優として活動を始めました。事務所の経歴としては、デビュー当時はスペースクラフト・エンタテインメントでしたがその後WITH LINEに移籍、その後現在の事務所に所属しました。

経歴の次は山谷祥生さんのこれまでの主な出演作を見ていきましょう。

• 一週間フレンズ。（長谷祐樹）
• 雨色ココア Rainy colorへようこそ!（古賀ニコラ）
• 暗殺教室（杉野友人）
• レーカン!（山田健太）

• 刀剣乱舞-花丸-（秋田藤四郎）
• アイドルマスター SideM（蒼井享介）
• TSUKIPRO THE ANIMATION（八重樫剣介）
• 盾の勇者の成り上がり（川澄樹）
• 消滅都市（シュンペイ）

• スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH（菅野夏樹）
• 星合の空（飛鳥悠汰）
• A3!（向坂椋）
• プレイタの傷（甲斐ミナト）
• 推しが武道館いってくれたら死ぬ（基）などがあります。

続いては、吉野順平と「呪術廻戦」の主人公・虎杖悠仁との関係などについて見ていきましょう。吉野順平と虎杖の出会いは、特級呪霊の真人が起こした映画館での事件がキッカケでした。この事件には術師が関わっている気配がしたことから、呪術高専はこの事件を調べることとなったのです。そして、調べていくと、当時現場にいたと思われる吉野順平へと辿り着いたのです。この調査には虎杖が関わることになりました。

調査をしながら、吉野順平にコンタクトを取った虎杖は、吉野順平の趣味である映画鑑賞という点で意気投合します。虎杖も、かなりマニアックな映画が好みだったことや、お互いに映画のツボなどが合致する所が多かったことで、最初はあまり相手にしていなかった吉野順平も虎杖との会話が楽しくなっていったのです。そして、虎杖は吉野順平の家でご飯をご馳走になるなど、2人は半ば友だちのような関係になっていきました。

虎杖と仲良くなった吉野順平ですが、実は事件当日、目の前で特級呪霊の真人が起こした一連の殺人を目の当たりにしていた吉野順平は、いじめっ子の不良を倒してくれた真人に興味が湧いてしまっていました。そして、少ないものではありますが、呪力を持っていた吉野順平は、真人を視認でき、声を掛けたのです。そして、真人と繋がりを持ってしまいます。この時、吉野順平は真人に利用されようとは夢にも思っていないのでした。

真人と関わったことで、呪力を与えてもらった吉野順平は、術式などを使い非日常の体験をしました。そして、同時に意気投合した虎杖との出会いで、心に変化が訪れていました。一方、真人は吉野順平と虎杖を交戦させようと画策していたのです。母親の凪は、吉野順平をシングルマザーで育てており、2人の暮らしは平凡ではあるものの、仲の良い親子として幸せな日々を送っていたのです。

吉野順平と仲良くなったばかりの虎杖とも気さくに話し、理解のある母親としてこれからも作中に登場するキャラクターになるのではないか？と思われていましたが、母親の凪は即退場となってしまったのです。ある日、吉野家にある荷物が届きます。中身は特級呪物の両面宿儺でした。知らずに手に取った凪でしたが、宿儺に呼び寄せられた呪霊たちによって、凪は帰らぬ人となってしまったのです。

これまで強い味方だった母親が突然死んでしまったことで、吉野順平の復讐心はマックスになってしまいました。平凡な日々にスパイスが欲しかったことで真人と関わった吉野順平でしたが、虎杖と出会い、これまで心にあった復讐心が薄れていました。ですが、母親の死によって再び復讐という二文字が吉野順平の心に復活してしまい、真人の甘言に誘われて高校の生徒を巻き込んで術式で殺そうとしてしまったのです。

そんな錯乱状態にあった吉野順平を虎杖は見てしまいます。そして、真人の画策通り虎杖と吉野順平は交戦することとなってしまいました。緊張が走る中、虎杖は吉野順平の気持ちを汲み、どうにか諭す方向へと持って行くことができました。ですが、そこに真人が介入してきます。真人は、「無為転変」を吉野順平に使い、吉野順平は改造人間となってしまったのです。

その後、錯乱状態となった吉野順平は、異形の身体に耐え切れず死亡してしまいました。こうして、吉野順平の人生は幕を閉じたのです。直前に虎杖から呪術高専に誘われていた吉野順平は、救いのない最後として読者にも衝撃を与えました。

続いては、吉野順平が作中で放った名セリフについて見ていきましょう。まず1つ目のセリフは、特級呪霊の真人との会話でのセリフです。1年生の時には友人と共に映画研究会を創設したものの、不良グループによってそのささやかなな楽しみを奪われた挙句、いじめを受け、友達やクラスメイトはおろか、先生からも見て見ぬふりをされた吉野順平は、”無関心”という心を守る術を身に着けました。

ですが、真人が指摘しているように、無関心が美徳であると言いながらも自分を苦しめているいじめっ子グループへの復讐心も同時に溢れてしまっています。この”矛盾”こそが吉野順平の性格を表しているのです。そうでありたい姿と、実際の感情が追いついていかないという吉野順平の心の葛藤が垣間見えたシーンとなりました。

吉野順平の続いてのセリフは、母親が亡くなり混乱しながらも真人に唆されて術師になってしまった吉野順平の苦しい心のうちを吐いたものです。虎杖に諭された吉野順平は、興味本位で真人に近づき術師となってしまったことや、どうしようもない現実が押し寄せてきたことに対して後悔していることが伝わってくるセリフとなりました。また、この会話が虎杖と吉野順平が交わした最後の言葉なったのも印象的です。

続いては、吉野順平のかっこいい魅力について見ていきましょう。吉野順平のかっこいい魅力その1は、映画が好きな点です。普段は弱々しい吉野順平ですが、映画のこととなると人が変わったように社交的になります。事件を通して仲良くなった虎杖とも、映画がキッカケとなり、仲を深めることになったのです。マイナー作品や古い作品を通して虎杖と心を通わせたシーンにもぜひ注目してご覧ください。

続いての魅力その2は、スリルと平穏な日々との葛藤をしていた点です。吉野順平は、不良グループたちからのいじめを受けたことで学校へ行かなくなりますが、家では理解のある吉野順平の強い味方であった母親とは平穏で幸せな日々を送っていました。一方で、そんな平穏な日々とは離れてスリル溢れるギリギリの体験をしたいという思いを密かに抱いていたのも事実です。真人に話しかけたのもこのスリルに惹かれたからでした。

続いてのかっこいい魅力その3は、理不尽なことを許せない性格が挙げられます。吉野順平は、弱々しい性格と見た目をしていますが、理不尽なことが許せない正義感溢れる一面も持っています。不良グループに虐められるキッカケとなったのも、映画研究会を邪魔された理不尽に対して我慢できずに反抗したことが原因でした。また、余計な一言を言ってしまうという点に関しても、言わずにはいられない性格が災いしています。

では、吉野順平が特級呪霊の真人から与えられた術式とは一体どんなものだったのでしょうか？吉野順平が得た術式は、毒を操る術式で、クラゲの式神「澱月（おりづき）」を使役するといったものでした。攻撃する時は、呪力を使って式神「澱月」からクラゲの触手のようなものを媒介し対象となる者に毒を分布するという形での攻撃となります。毒の強さなどの微調整が可能で、順平の意思によって毒はかなり強力なものとなっています。

非術師であった吉野順平ですが、もともと特級呪霊の真人を視認できるほどの呪力を持っていたので、術師の才能があったことが窺えます。実際に真人からも術師としての才能があると言われていました。また、クラゲ型の式神「澱月」は攻撃だけでなく、防御もできるので、特訓や経験を積めばかなりの強さになったのではないか？とも言われており、これからの活躍を期待されていたキャラの1人でもありました。

映画館で変死事件が起きた日、吉野順平は現場となる映画館内にいました。いつものように趣味の映画を鑑賞にきた吉野順平でしたが、そこにはいつも自分をいじめてくる3人組の不良たちがいたのです。不良たちは映画が上映されているにも関わらず、私語ばかりで周囲の迷惑となっていたのです。そんな彼らを真人が一瞬にして異形に変えてしまいました。その一連の出来事を見ていた吉野順平は、怖い感情と同じくらい興味が湧きました。

普段から不良グループに復讐の念を抱いて吉野順平は、真人が起こした事件に恐怖を覚えながらもスッキリとした気持ちになっていたのです。呪力のない人間ならば真人の存在は視認することはできませんが、少ない呪力ではあるものの真人を見ることができた吉野順平は、真人に声をかけてしまったのです。これが真人と吉野順平の出会いになります。

続いては、テレビアニメ「呪術廻戦」にて吉野順平の声優を務めた声優の山谷祥生さんに関する感想や評価について見ていきましょう。まず1つ目の感想や評価は、吉野順平の声優が好きな声優だったというものでした。山谷祥生さんは、若手声優ながら、経歴で紹介したように数々の有名作品に出演している実力のある声優ということで、ファンの方からも絶賛する声がありました。

続いての感想や評価は上記のものになります。テレビアニメ「呪術廻戦」の吉野順平のキャストが発表されてからというもの、一体どんな演技で演じるのか？と期待がSNS上で高まっていましたが、実際に吉野順平が登場すると、「期待以上だった」と声優を務めた山谷祥生さんを賛辞する感想や評価などがあがりました。吉野順平と山谷祥生さんのマッチした声質や演技にぜひ注目してご覧になってみてください。

続いての感想や評価は上記のものになります。こちらの方も、吉野順平の声優を務めた山谷祥生さんを賛辞する感想をツイートをしています。吉野順平は、弱々しい印象を与える一方で好きなことには一直線に進むといった可愛らしい雰囲気があります。そんなキャラクターを、山谷祥生さんが吉野順平にピッタリの演技で声を当てたという点に関し、こちらも絶賛する感想でした。

続いての感想や評価は上記のものになります。吉野順平の声優を務めた山谷祥生さんが素晴らしいということで、テレビアニメ「呪術廻戦」で吉野順平の声優に「山谷祥生さんをキャスティングした方にボーナスを」というこれまで紹介してきた方たちとは違った賛辞を贈っていました。キャスティングをした制作側を褒める「呪術廻戦」ファンや山谷祥生さんファンの方も多くいらっしゃいました。

続いての感想や評価は上記のものになります。テレビアニメ「呪術廻戦」の吉野順平の演技が凄すぎたという感想でした。声優を務めた山谷祥生さんの演技が予想を上回った上手さだったことや、吉野順平というキャラクターにハマり役であったことについて、圧倒されている方が多く見られました。キャラと声優がとてもマッチしていたということで、早々に死亡キャラとなってしまったことを悔いている方も見られました。

続いての感想や評価は上記のものになります。吉野順平の声優を担当した山谷祥生さんの可愛い声や怒った時の声など、全ての演技が良かったというものでした。山谷祥生さんの演技に関しては絶賛する声が多く、また、山谷祥生さんがこれまでに出演した他の作品のキャラクターの声と比較しながら褒め称えている方が多くいらっしゃいました。これまで出演してきた経歴は決して多いとは言えないものの、山谷祥生さんのファンは着実に増えている印象です。これからの山谷祥生さんの活躍に注目です。

以上、テレビアニメ「呪術廻戦」に登場する報われないキャラ・吉野順平の声優を務めた声優の山谷祥生さんのこれまでの経歴や出演作のほか、吉野順平の経歴や性格などについてまとめてきました。吉野順平は悲惨な最後を迎えたことで、作中でも大きな衝撃を与えたキャラクターとなりました。サイト内には、「呪術廻戦」に関する他のまとめも多数ありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。