2018年07月24日公開
2018年07月24日更新
ローガンの 評価・感想をネタバレ紹介!映画のあらすじや海外の反応は?
映画ローガンの評価や感想をネタバレで解説していきます。ローガンの原点であるX-MENシリーズはたくさんの作品が存在しており、人気があったためにスピンオフ作品として登場したのがウルヴァリンシリーズでした。ウルヴァリンを演じるヒューマンジャックさんが同役を最後にすることになるローガンはどのようなあらすじとなっているのか?ローガンを観た海外や日本の観客はどのような感想、評価を下しているのか?残虐性を押し出すアクションが魅力の映画ローガンのネタバレあらすじや、観た人たちの評価感想について徹底解説します!
目次
ローガンの評価や感想をネタバレ!映画のあらすじも紹介
2017年6月1日に日本で公開されたローガンは、ヒュー・ジャックマンが出演することでも有名なウルヴァリンシリーズの映画です。ウルヴァリンシリーズの中でもローガンはその最後を飾る作品となっています。X‐MEN関連の作品が好きな人であれば、ローガンを見過ごすわけにはいかないでしょう。
ここではそんなローガンの評価や感想、映画のあらすじも含めてネタバレで徹底解説していきます。ウルヴァリンシリーズの最後となるローガンに興味のあるある人は是非最後までご覧になって行って下さい。
ローガンとは?
アメリカにはマーベル・コミックがあり、このアメリカンコミック作品にX-MENがあります。X-MENに登場するキャラクターがウルヴァリンであり、彼を主人公にした映画がローガン(LOGAN)となります。ローガンはX-MENのウルヴァリンを映画にスピンオフした作品であり、今回で3作目となっています。
ローガンの前身となる作品に「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」、そして「ウルヴァリン:SAMURAI」があって、この2作品に続くのがローガンです。またX-MENシリーズの中でローガンは10作品目の映画になっています。
ローガンの原作となった物語は「オールドマン・ローガン」であり、ウルヴァリンを演じるヒュー・ジャックマンとプロフェッサーXを演じるパトリック・スチュワートは、同役を演じるのがローガンで最後となります。ローガンは初めアメリカで公開された後に、2017年6月1日に日本で公開されて話題となりました。ローガンは日本でも海外でも様々な感想が飛び交う傑作だった様です。
映画ローガンを監督した人
映画ローガンを監督するのはジェームズ・マンゴールドさんです。ジェームズさんは前作ウルヴァリン:SAMURAIも監督をした人であり、続投でローガンを監督することになりました。中には前作ウルヴァリン:SAMURAIがイマイチな内容だったという感想もありましたので、どのような作品になるかは注目が集まっていました
ジェームズさんの手掛けた映画作品の代表作を挙げると、リブ・タイラーが出演した恋愛映画「君に逢いたくて」があり、この作品でジェームズさんは監督デビューをしています。他にもサスペンス映画で「コップランド」、心の闇を持つ人々との交流を描いた「17歳のカルテ」、ヒュー・ジャックマンと初めて組んだ「ニューヨークの恋人」など、幅広いジャンルの映画を製作しています。
映画の主人公であるローガン
映画ローガンの主人公はウルヴァリンでもあるローガンで、ヒュー・ジャックマンさんが演じています。主人公の本名はジェームズ・ハウレットといい、人間の能力を遥かに超えた感覚、動き、回復能力、戦闘能力を持ち合わせています。ローガンはライカー大佐にアダマンチウム合金を体に入れられてしまい、これによって切り裂く用の爪が使えるようになりました。
映画ローガンに登場する主人公は以前のような雰囲気がなく、疲れきった印象を漂わせる事もありました。X-MENシリーズはたくさん作品があるので、作品ごとの時系列がどのようになっているかが分かりづらい点があります。X-MENアポカリプスにもウルヴァリンが出ているので、それ以降どうあらすじが展開したのかが気になる所です。
ローガンの登場人物のチャールズ・エグゼビア
映画ローガンにはチャールズ・エグゼビア、またの名をプロフェッサーXが登場します。チャールズを演じるのはパトリックスチュワートさんです。チャールズは最高のテレパシーを使うことが出来、人の記憶を操ったり、心の中をのぞいたりできます。チャールズは人間とミュータントが共に平和に生きていく道を探っている人物で、恵まれし子らの学園を作りました。
ローガンに登場するローラ
映画ローガンでローラを演じるのはダフネ・キーンさんです。ローラは見た目が少女で可愛らしいですが、戦わせると凶暴さと残酷性を併せ持つキャラクターです。ローラは敵と戦う時、アダマンチウム合金で出来た爪を使うことから、ローガンとの間に何らかの関係性が予想されています。
ローラは映画の中でとにかく残虐に活躍します。獣のような顔をして容赦なく敵を切り裂く演出は高い評価を受けています。また外見と過激なアクションシーンとのギャップが激しいという感想もあります。ローガンのあらすじの中で、ローラとローガンがどんな関係にあるのかは注目どころです。
ローガンに登場するドナルド・ピアース
映画ローガンにはドナルド・ピアースというキャラクターが登場します。ドナルドを演じるのはボイド・ホルブルックです。ドナルドは義手を装着しており、人を殺すことを何とも思わない人物です。ネタバレでローラがトランシジェン研究所から脱走してしまったので、ドナルドは彼女を連れ戻すために追跡者となりました。
こうしてドナルドは強力な仲間たちを引き連れてローガン達に立ち向かってきます。ドナルドは原作だと世界を侵略しようとする組織ヘルファイヤークラブの幹部として活躍しています。ドナルドは追跡者を平気で殺せる心を持っているので冷酷なキャラクターだという感想が多いです。原作の中でドナルドは特殊能力を色々使うので、映画でどう活躍し感想を持たれることになるのかに期待です。
ローガンに登場するキャリバン
映画ローガンにはキャリバンというキャラクターが登場しており、スティーブン・マーチャントさんが演じています。キャリバンは覆面のようなものを被った不気味な人物で、ミュータントの存在を察知できる能力を持つミュータントです。キャリバンは太陽の光に弱いので、日差しを受けないために全身を覆った姿でいます。
ミュータントの存在を察知する能力はチャールズも持っていますが、チャールズは年齢的に老いており十分に能力が活かしきれない可能性があったためにキャリバンを置く必要があったとも考察されています。
ローガンに登場するドクター・ライス
映画ローガンに登場するキャラクターにドクター・ライスがいます。ドクター・ライスを演じるのはリチャード・E・グラントさんです。ドクター・ライスは遺伝子に関する学者であり、悪魔のような目的を持っています。人間を兵器として使うために、子供たちを人体実験しようとしているのがドクター・ライスなのです。
ローガンのあらすじをネタバレ解説!
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ここから映画ローガンのあらすじをネタバレで解説していきます。ローガンは主人公のウルヴァリン役の俳優が同役で出演するのが最後だったり、ウルヴァリンシリーズ自体のラストとも言われているので、期待の高まっている作品です。ローガンの全体的なあらすじをネタバレで知りたい方はどうぞご覧ください。
あらすじはミュータントが絶滅しかかっている2029年が舞台
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映画ローガンの舞台となるのは2029年で、ミュータントが絶滅の危機に瀕しているころです。2029年までの25年の間に新しいミュータントは誕生していませんでした。まさにミュータントにとって危機的状況からローガンは始まります。
テキサスでリムジンドライバーとして生活するローガン
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以前ウルヴァリンとして活躍していたローガン、またの名前をジェームズ・ハウレットは、映画の中でリムジンのドライバーをして生活しています。ローガンが生活する場所はテキサス州であり、メキシコ国境の前にある精錬工場が住処です。ローガンはチャールズ・エグゼビアの介護をする役目があり、ミュータントであるキャリバンを含め3人で生活をしていました。
ローガンはローラを指定の場所まで連れて行ってほしいと依頼される
ある時チャールズはローガン達にミュータントと意思伝達をした事を話しだします。しかしチャールズはアルツハイマーの病を抱えていることから正常な判断が難しいため、誰も彼の言うことを信じてくれませんでした。そんな日々の中でローガンの元に物語を動かす人物が現れます。
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それはドナルド・ピアースであり、ローガンの秘密を知っている男でした。ドナルドはローガンに人を探して欲しいという依頼を持ちかけました。同時にローガンは元看護士をしていたガブリラ・ロペスにも頼まれごとをされてしまいます。ローラという名前の11歳の少女を、エデンと呼ばれるノースダコタの場所まで連れて行ってほしいという依頼でした。
突如ローガン達を襲うピアース
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ローガンはガブリエラの依頼を受けて、指定の場所へ行くと、ガブリエラが死亡している光景を目にしてしまいます。この時ローガンはピアースに後ろをつけられていて、突如攻撃を仕掛けられました。何とか危機を乗り越えたローガンは車の中にローラとチャールズを入れて、3人で逃亡劇を繰り広げることになります。そんな中ローガン達3人はマンソン家の人と出会うことになり、一泊だけ泊めてもらえることになりました。
ピアースの急襲で亡くなるチャールズ達
ローガン達がマンソン家でお世話になっている一方、ピアース達はザンダー・ライス博士と会います。ピアース達はキャリバンを捕まえていたので、その能力を使ってローガン達がどこにいるのかを知っていました。。
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こうしてマンソン家に襲撃をかけたピアース一行はマンソン家の人やチャールズを殺してしまいます。ローガンとローラはこの危機を何とか逃げ延びることが出来たので、亡くなったチャールズを弔ってくれました
X-24と戦うローガンのピンチ
こうしてローガンとローラはノースダコタを車で走らせて、ようやく目的の場所エデンに到着します。エデンにはたくさんのミュータントの子供が存在し、彼らはカナダの国境をいかに越えていくかについて作戦計画を立てていました。
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ついに子供達がカナダ国境を越える日が来たのですが、捜索隊が登場すると多くの子供たちが捕まってしまいます。ローガンはそんな中、血清を全て打ち込んでローラ達子供と一緒に捜索隊と戦いました。ローガンはX-24と戦うことになるのですが、相手は強くピンチに陥ります。しかしいざという時にローラがアダマンチウム弾をX-24に撃ってくれたのでローガンは助けられました。
ローラの手の中で息を引き取るローガン
ローガンはローラに助けてもらいましたが、すでに敵と戦ったことで大きな傷を受けており、悲しみに沈むローラの腕の中で死んでしまいました。ローラはその後、ローガンの墓を作ってくれて弔ってくれました。この時ローラは西部劇映画の「シェーン」のセリフを使ってローガンにお別れの言葉を残しています。
カナダの国境に向けて歩く子供達ですが、ローラはローガンの墓から離れるのが名残惜しくて中々動けませんでした。最後ローラはローガンの墓にある十字架の向きを変えてXの形にしました。こうしてローラは子供達の元へ行き、次なる旅路に出たのです。
ローガンを見た日本人の評価・感想
ここから映画ローガンを観た日本人の感想についてネタバレで解説していきます。ローガンは初めアメリカで放映されましたが、2017年6月には日本で公開されて多くの人々に鑑賞されています。ローガンを観た世界中の人は様々な感想を持つ人がいますが、日本人はローガンに対してどのような評価や感想を持ったのでしょうか?
ローガンの評価、感想は一流の人間ドラマ?
ネタバレでローガンシリーズも含まれるX-MENは、2つの派閥が異なるミュータントが登場して、戦いを繰り広げるあらすじになっています。ミュータントは突然体が変異を起こしたことにより、不思議な能力を身に付けることになりました。人間たちからするとミュータントは恐ろしい存在です。そんなミュータントには2つのグループがあり、一つは人間と共に生きていこうという精神を持っています。
もう一つのミュータントは人間を支配しようとする勢力です。これら2つのミュータントが時には手を結び、時には戦いを起こしたりして観客を楽しませてくれます。X-MENシリーズはSF映画として純粋に楽しめるエンターテインメントな作品という感想が多いです。
そんなX-MENの流れをくむローガンを見てのネタバレ感想は、バトルシーンの迫力にありました。ローガンは主人公が粗野で凶暴な要素を持つ性質と、血が飛び散る過激な戦闘シーンが目を引くという感想があります。ウルヴァリンは獰猛さを持つキャラクターですが、ローガンでは人間ドラマとしての主人公の葛藤も描かれています。単なるアクション映画だけではない人間ドラマとして面白いという感想もあるのです。
ローガンの感想として主人公が逃亡劇をする中で、苦悩し、血にまみれ、泥だらけになりながらも生きる様が人の心に刺さったようです。ローガンは人間ドラマとして優れた作品だという評価、感想となっています。
ローガンの感想は主人公の老いによる弱体化にびっくり!
映画ローガンの感想に主人公であるウルヴァリンが弱すぎるという評価がありました。なぜウルヴァリンが弱くなっているかというと、ローガン自身が年を取っているからだと言えます。ローガンは長い年月を経て、、髪の毛には白髪が混じるようになり、ひげを切りそろえることもなく、老眼鏡をかけており、歩くときは足を引きづります。またローガンは終始咳をしており、見た目からして弱そうという感想を持つ人もいました。
ローガンは敵と戦闘した時に負った傷もすぐに回復することはありません。傷口は残って苦しそうな表情を浮かべたり、敵と戦った後のローガンはヨロヨロな状態になることもありました。ネタバレでローガンは映画の初めにチンピラと戦うあらすじがあります。この時も大して強くない相手なのにやや押され気味になります。
敵から銃を撃たれるローガンですが体の回復能力も弱り気味で、銃弾が中々体から出てきません。それどころか銃で撃たれたことにより、ローガンは倒れてしまったのです。かつてのローガンならタバコを吸い、髪の毛も上げて、いかにも強そうな印象を見せていました。ローガンでの主人公は明らかに以前の彼よりも弱体化していたので、視聴者の中には弱くて印象的だったという感想、評価が上がっています。
これまでローガンはたくさんの敵と戦い、時には友達など大切な人を殺さなければいけなかったこともあります。そんな葛藤と共に戦ってきたローガンの心苦しさが、老年の彼の姿に繋がっていく所が良いという感想がありました。
ローガンの中でローラとチャールズは西部劇の名作「シェーン」を観ており、どんなにまっとうなことをしても、人殺しだと言われるという印象深いセリフが登場しています。映画は主人公ローガンの老いと弱さが目に付くという感想を持つ人がいて、映画シェーンのセリフがうまく活かされています。
ローガンのキャラクター性が良かったという感想と評価
映画ローガンは主人公の性格が良かったという感想、評価があります。ローガンは以前から器用な方ではありませんでしたが、今作の映画でもその個性は出ています。ローガンは手のかかるチャールズの面倒をキチンと見てくれました。
チャールズは薬を飲んでおり副作用がきついので、正常な言動をすることが難しいキャラクターです。そんなチャールズに対しても世話を焼いてくれるローガンが好印象な感想を与えていたようです。またあまりしゃべらないし、暴れだしたら止まらないローラの事もローガンは気遣ってくれて、キャラクターとして好感が持てるという感想があります。このように主人公ローガンの性格の魅力に感想が書かれたり、評価がされていました。
葛藤するローガンの魅力が良いという感想
映画ローガンの主人公は葛藤を抱えており、人間ドラマとして魅力的なキャラクターに映ったという感想、評価があります。自分が愛する人は何らかの傷を負ってしまうという観念をローガンは持っていました。ローガンが人を愛すれば、その人に何らかの危害が加わりやがては目の前からいなくなってしまうという事に恐れを抱いていたのです。
ネタバレですがローガンの予想通り、映画ローガンのあらすじはそのような展開となっています。愛する人が傷つくのを見ることに嫌気がさしたローガンは、もはや生きていることが辛くなってしまい、死にたいと思うようになりました。こうしてローガンは自分が死ぬ場所を探すのですが、ローラが彼を引き留めてくれます。ローラは死にたいとするローガンに対して、何としても生き抜いてというメッセージをくれました。
ローラはどうしてもエデンに行く必要があり、そのためにはローガンがいなくてはならなかったのです。ろくに話さないローラですがたまにしゃべったかと思えば変なことを言うので、ローガンは彼女に怒ったこともありました。死にたいと思うローガンと、それを引きとめようとするローラの組み合わせが魅力だという感想がありました。
映画ローガンはエデンへ向かうローラとあの世に行きたいと願う主人公による逃亡劇的ロードムービーという感想もありました。最後ローガンは死んでしまうので、ローラとしては悲しい結末でした。しかしローガンからしたらずっと求めていた天国へ行けたのだから本望だったと言えるでしょう。ネタバレでローガンは主人公とローラの、葛藤ある人間ドラマのあらすじが良かったという評価、感想がされていたのです。
ローガンはバトルシーンの残虐さが凄いという感想
ネタバレで映画ローガンの見どころはバトルシーンの残虐さにあるという感想があります。ローガンを一言で言うと、主人公の男性の生き方にフォーカスした人間ドラマ的ロードムービーですが、それを上回るくらい戦闘シーンのグロさが素晴らしいという感想がありました。ローガンが映画の中で敵を倒す時のやり方が残酷で、グロさ抜群なのです。ローガンは際どいアクションシーンが受けている感想が多々見られます。
ウルヴァリンと言えば手から生えている爪ですが、これで敵の頭を串刺しにします。また頭の後ろから頬骨にかけて爪で貫くなど、過激な演出が良いという感想があります。ローガンが敵を倒す過激さだけでなく、彼自身も敵に切り傷を与えられます。今作のローガンは回復能力が弱っているので、傷が治らないままさらけ出されている事もあり、意外だという感想がありました。
ローガンの他にローラも残虐な攻撃を繰り出します。例えば雄たけびを上げながらローラが敵につかみかかると、足で相手の頭をロックして爪で串刺しにします。さらにはそのまま敵の首をもぎ取って、生首をほうりだしてしまいます。ローラは外見が可愛いですが、凶暴性を持つ危険なキャラクターという感想もありました。
敵を殺すときのローラの目つきは人間というより獣に近いです。ネタバレですがそんなローラはなんとローガンの子供であり、驚きの感想が上がっています。
ネタバレでローラはローガンの子供だったことに驚きの感想
映画ローガンのネタバレで、ローラはウルヴァリンのDNAから誕生したミュータントでした。ドクター・ライス博士が研究を重ねた末に、人間の手によって作られたミュータントがローラだったのです。これには驚きの声を上げる感想が出ています。映画ローガンでは世界にミュータントがいないため、人間の手で大量生産しようという話が持ち上がっていました。
しかし人口ミュータントのローラは失敗作となりました。なぜならローラは感情を持ち合わせていたからです。人口ミュータントとして使い物にならない者は処分しようとしますが、看護師たちが止めに入ってくれます。こうしてローラは無事に生きることが出来たのです。
一方完成した人口ミュータントも存在しており、それが映画の中でローガン達を襲う敵となります。原作を見るとローラはX‐23として出てきて、ウルヴァリンの遺伝子から生まれたクローンとなっています。映画ローガンは原作を元にあらすじが作られていました。映画ローガンがX-MENアポカリプスのおまけのシーンと関りがあるのかは分かっていません。
ローガンには過去作で使われたアイテムも登場するので面白いという感想
映画ローガンの中で、2029年になる間にどんな事が起こったのかについてはあまり言及されていません。なぜならX-MENフューチャー&パストの中で、シリーズにおける時間軸が変化をしています。これによって過去作品の世界は消去されることになりました。しかしローガンの中で細かいアイテムは活かされていて、面白いという感想があります。
例えばモーテル自由の女神です。モーテル自由の女神はX-MENの1作目で登場しており、これを思い出させてくれるような使い方がされています。「ウルヴァリンX-MEN ZERO」の中で登場した認識票も、似たようなものが映画ローガンの中で登場しています。X-MENファイナルエディションではジーン・グレイがヴィランになるシーンがあります。
出典: https://wired.jp
この時のローガンの反応を思わせるような展開も存在します。それは映画ローガンの中で登場する愛する人を傷つけてしまったという言葉です。映画ローガンでは過去の作品と関係性のあるシーンが多々登場するので、注意深く見ていると色々発見できて面白いという感想があります。
ヒュー・ジャックマンさんはどうしてローガン役を引退するのか?
映画ローガンで主人公を演じる役者は今回の作品を最後に、ローガン役を終了するという事になっています。その理由はヒュー・ジャックマンさんの妻が、役を辞めてくれるように言っていたという説があります。
ヒュー・ジャックマンさんがローガン役を終了する理由はお金や年齢的なことではなく、奥さんの意見が影響していた可能性が高そうです。出来ればローガン役をやめてほしくないという感想もありました。映画ローガンのラストは感動的な場面もありバトルシーンも過激なので、とても楽しめる作品になっているという感想が寄せられています。
ローガンを見た海外の人の評価・感想
出典: https://ciatr.jp
子供向けとは思えないアメコミ映画の枠を超えた面白さがある映画ローガンは、海外での評価も多々寄せられています。以下よりローガンが海外の人たちに与えた感想や評価をネタバレで解説していきます。
ローガンはこれぞウルヴァリン映画という感想
ウルヴァリンが登場する作品には長いこと、より良くなってほしいと望むファンたちがいました。そんな中ヒュー・ジャックマンさんがウルヴァリンを演じた作品は視聴者にとても人気があったので、それが元でスピンオフ作品として登場し、大人気を博しました。ウルヴァリンシリーズのあらすじは子供向けという感想がありますが、やはり戦闘シーンの過激さは評価が高くなっています。
そんな中登場した今作のローガンはR指定で、流血も満載、言葉も酷くて、暴力描写も激しいことから、これぞウルヴァリン映画という高評価を得ているようです。ローガンは老いて弱くなっていますが、いざ怒ったときの残虐さやアクションシーンはファンが待ち望んでいたものになっています。
ローガンやチャールズ、ローラ役の人も役柄にマッチしていてとても楽しめたという感想があります。海外の人達から見たローガンは、これこそウルヴァリンシリーズだという傑作としての評価を受けています。
ローガンはマーベル作品の中でダークナイトに並ぶ傑作と評価
映画ローガンの評価として、マーベル作品の中でも圧倒的に面白かったという感想があります。例えればダークナイトに匹敵する面白さだと評価されており、初めと最後の45分間づつが良かったという感想も上がっています。ウルヴァリンというキャラクターの個性が十分に生きていて、それを演じるローガンも魅力的だったという評価もあります。
出典: https://ciatr.jp
またローラを演じた女性も評価が高く、過激な攻撃シーンの鋭い目つきなどが印象深かったようです。ローガンに出演したパトリック・スチュアートさんも、史上最高の演技をしているという評価まであります。ローガンはヒーローものの映画作品としてトップクラスに良かったという高評価の声が印象的です。
ローガンはウルヴァリンシリーズの良さが詰まった傑作と評価
映画ローガンは演出やキャラクター、過激な戦闘シーンなど全てにおいて素晴らしかったという感想がありました。戦闘シーンにしても流血が多いから刺激的というのだけではなく、カットの一つ一つが意味があって、あらすじも含め映画として見ごたえがあったと評価されています。
ローガンが他のキャラクターに示す優しさも良かったし、ラストはローラとローガンのお別れシーンで涙を誘うところなど、見所豊富な映画だと評価されています。X-MENやウルヴァリンシリーズが好きな人なら、間違いなく好きになるだろう作品として太鼓判を押される傑作との感想でした。
海外の映画評論家から見たローガンの感想と評価
映画ローガンは観客のみならず映画の評論家からも高い評価を受けています。その証拠に映画評論家が映画をレビューするロッテン・トマトというサイトがあるのですが、ここでのローガンの評価は92パーセントに達しています。
ウルヴァリンシリーズに登場したヒュー・ジャックマンさんは、ヒーローにふさわしいキャラクターであるという感想が出ています。またローガンでは過激なアクションシーンを含めてウルヴァリンらしさが全開に出されており、とても満足しているという評価があります。
ローガンの最後では、死ぬことを望む主人公がローラの腕の中で亡くなりますが、この展開もウルヴァリンシリーズの最後を飾るにふさわしいという感想が言われています。またローガンの中でプロフェッサーXが滅びていく有様が意外だったという意見もありました。ローガンの持つすべての要素が映画評論家たちから見て最高クラスの出来であり、アメコミ映画作品として類を見ないという高評価の声が上がっていました。
ローガンは駄作だったという評価
映画ローガンは海外の視聴者や映画評論家たちから高評価をたくさん得ていますが、中には駄作だと非難する声も上がっています。ローガンを駄作だとする人は、ヒュー・ジャックマンの時間や持つ能力を無駄に使い散らしているという感想がありました。
ローガンに対して最低の評価をつけた人は、この映画を2流の作品だと言います。アメコミが好きで、それに関する映画なら思わず観てしまう層の人たちのお金を吸い取るだけで、作品としては全然よくないという感想なのです。どんなに評価の高い作品にも一部はこのような否定的意見が出てきてしまうのは避けられないことでしょう。
ローガンの評価や感想についてまとめてみた!
映画ローガンの評価や感想の他、あらすじをネタバレで解説してきました。ウルヴァリンが主人公の映画はX-MENシリーズのスピンオフ作品として誕生しました。これまでヒュー・ジャックマンさんが演じたことでウルヴァリンシリーズは勢いを増して、ついに今回のローガンにて最後の作品となっています。
ローガンは最後を飾るにふさわしくウルヴァリンシリーズの強みを最大限に生かしたアクションやあらすじの展開、ラストの感動的な場面などが印象的です。海外の評価でローガンは観客からも映画評論家からもあからさまな高評価を受けていました。また日本においても主人公ローガンの葛藤を前面に出した人間ドラマや過激なアクションシーンが注目されて、高い評価を受けています。
ウルヴァリンを演じるヒュー・ジャックマンさんにしても今作で最期を飾ることになる記念碑的な作品なので、是非今回の記事を参考に映画ローガンを楽しんでください。