ハリーポッターのチョウ・チャンはどんな人物?主人公の初恋の相手?

ハリーポッターのチョウ・チャンは、主人公ハリーの初恋の相手として重要人物の1人となっています。ハリーポッターシリーズは、原作書籍、映画などで、子供から大人まで大ヒットとなっている作品です。チョウ・チャンはどのような人物か、出会い、ハリーポッターとの恋の行方、お互いの交友関係などを、原作と映画の主な行動をご紹介していきます。また、最終的な結末、役を演じた女優の現在についてなども軽く触れています。

ハリーポッターのチョウ・チャンはどんな人物?主人公の初恋の相手?のイメージ

目次

  1. ハリーポッターのチョウ・チャンを紹介!主人公の初恋の相手?
  2. ハリーポッターシリーズとは?
  3. ハリーポッターのチョウ・チャンはどんな人物?
  4. ハリーポッターのチョウ・チャンとハリーの恋の行方とは?
  5. ハリーポッターのチョウ・チャンについてネタバレまとめ

ハリーポッターのチョウ・チャンを紹介!主人公の初恋の相手?

ハリーポッターの登場人物、チョウ・チャンは、どのような人物なのでしょうか?主人公ハリーポッターとの出会い、その後の関係、作品の中でどのような言動をしていったのか、外見の特徴や性格、裏切りの真相などをご紹介していきます。また、演じた女優についてや、現在の活躍も触れていきます。

ハリーポッターシリーズとは?

ハリーポッターシリーズとは、イギリスの作家であるJ・K・ローリングが、タイトル名にも含まれているハリーポッターという少年を主人公とした、児童文学、ファンタジー小説です。日本では通称「ハリポタ」と呼ばれることも多く、児童書でありながら、大人にも人気のある作品です。現在で全7巻あり、この小説を原作とした映画も大変人気があります。映画は全8本あります。

また映画は、2001年から20011年の間に8本のシリーズ作品で現在完結しています。2016年に、本編の後日談として描かれた作品「ハリー・ポッターと呪いの子」というタイトル名の書籍が、事実上第8巻として発売されました。この書籍は、2016年夏に上映された舞台劇の脚本が元になっており、作家のJ・K・ローリングはこの作品を、現在のハリー・ポッターシリーズの最終巻または完結巻としています。

現在でも、書籍、映画にとどまらず人気で、2010年6月に、アメリカのフロリダ州にあるユニバーサル・オーランド・リゾート内に、映画版のセットを模したテーマパーク「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」が開園されました。2014年の7月には、日本のユニバーサル・スタジオ・ジャパン、2016年4月には、アメリカのカリフォルニア州にあるユニバーサル・スタジオ・ハリウッドでも、開園されました。

ハリーポッターシリーズのあらすじ

ハリーポッターシリーズは、現在も広く活躍している俳優、女優が出演しています、主人公はシリーズタイトルになっているハリーポッターという少年で、ダニエル・ラドクリフが演じました。舞台は20世紀末のイギリスです。ハリーポッターは幼いころから孤児で、養父、養母、この夫婦の子供である従兄弟のダーズリー一家と暮らしていました。しかし、生活は決していいものではなく、ハリーは冷遇されていました。

ハリーが11歳の誕生日に、ホグワーツ魔法魔術学校の関係者であるハグリットという大男が訪ねてきて、自分が魔法使いであること、そして、魔法学校への入学案内を聞きます。今まで知らなかった魔法界へと足を踏み入れたハリーは、魔法のこと、亡き両親のことを知ります。同学年の少年少女や先輩後輩、両親の知人など、様々な人との出会いや、魔法界でたくさんの勉強や交流をして、日々成長していきます。

日々の中でハリーは、両親を殺害したヴォルデモート卿の存在、また彼との不思議な因縁を知ります。友人や先生の力を借りて、命がけの対決をしていきます。物語はハリーとヴォルデモート卿の対決をメインとしていますが、人物関係は複雑に絡み合い、ハリーの両親(親世代)、ハリーたち(子世代)と、多くの年月や人物の人生が関わっている、長編ファンタジーです。出演俳優や女優は、同じ人物が物語同様成長して演じています。

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ハリーポッターのチョウ・チャンはどんな人物?

ハリーポッターシリーズでは、多くの主要人物がいます。役を演じた俳優、女優の多くは現在も活躍しています。今回は、名前から東洋人と思われる、ハリーとの関わりで注目のある、チョウ・チャンという人物についてご紹介していきます。どのような人物なのか、出会いや交流関係も説明していきます。

チョウ・チャンは黒髪の美しい美少女

チョウ・チャンはハリーポッターと同じく、ホグワーツ魔法魔術学校に在籍していて、ハリーの1学年上の生徒の魔女です。学校には4つの寮があり、ハリーポッターとは違う、レイブンクロー寮に所属していました。容姿は、艶やかな黒髪をもつ美少女です。性格は真面目で思慮深いです。男性からの人気も高かったです。

チョウ・チャンは、主人公ハリーポッターの初恋の相手として注目を集めました。ハリーのひとめぼれから始まり、また交際期間は短かったですが、恋人になりました。キスシーンもあり、そのシーンは演じた女優についても話題となりました。

身体能力は高いが魔法は苦手!

魔法界のスポーツであるクディッチというものがあり、学校では寮対抗戦があります。チョウ・チャンは自身の所属する寮であるレイブンクロー寮の代表選手であり、ハリーポッターと同じくシーカーという役目を務めていました。生まれ持った身体能力は高く、箒での飛行能力を披露しています。

魔法術に関してはあまり得意ではなく「エクスペリアームス」(武装解除術)を言い間違えて、爆発をおこしたことがあります。ハリーが親友のロンやハーマイオニーとともに、非公認クラブ「ダンブルドア軍団」を発足させました。きっかけは「闇の魔術に対抗する防衛術」という授業の教授となったドローレス・アンブリッジが、生徒に実技を教えない不満から、生徒だけで防衛術を学ぼうという考えに賛同した者たちの集まりでした。

この集まりに、チョウ・チャンも所属していました。週1回のペースで開かれた会合で、ハリーが主に指導者となっている防衛術の訓練で、ハリーの指導に、チョウ・チャンは熱心に防衛術に取り組んでいます。元々苦手な分野をがんばっている姿からも、彼女の真面目さがうかがえます。

また、「ダンブルドア軍団」という名前ですが、チョウ・チャンが、この名前を生み出すきっかけとなっています。非公認クラブの名前を決める際に、彼女は「防衛協会(Defense Association)」を提案しました。そのイニシャルが「ダンブルドア軍団(Dumbledore'sArmy)」の略にもなると、ハリーの親友のロンの妹、ジニー・ウィーズリーが気付き、正式名称となりました。

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ハリーポッターのチョウ・チャンとハリーの恋の行方とは?

主人公のハリーポッターとチョウ・チャンはいつ出会い、どのようにして、恋に発展していったのでしょうか?出会いのきっかけ、そして、その恋の行方は最終的にどうなったのか、お互いの交流関係を交えて順番に説明していきます。

チョウ・チャンとハリーの出会い

ホグワーツ魔法魔術学校の生徒で、クディッチのシーカーを務めている共通点はありましたが、すぐにはお互いを意識していません。ハリーポッターはグリフィンドール寮で学年も違うので、日常的に会う機会が少なかったのです。またチョウ・チャンが怪我をしていたので試合でも会わず、ハリーポッターが3年生の時に初めて顔をあわせています。この時ハリーポッターが、チョウ・チャンにひとめぼれをした描写がされています。

クリスマス・ダンスパーティでの出来事

ホグワーツ魔法魔術学校以外にも魔法の学校が存在し、三大魔法学校対抗試合というものが開催されました。原作では第4巻です。その中で、交流会も含めたクリスマス・ダンスパーティがありました。チョウ・チャンは5年生、ハリーポッターは4年生でした。ダンスパーティでは、男子が女子にダンスのパートナーを申し込んでいます。

チョウ・チャンは、1学年上のハッフルパフ寮所属のセドリック・ディゴリーから、パートナーに誘われました。ハリーポッターもチョウ・チャンをパートナーに誘いましたが、セドリックが先約であり断りました。この頃ハリーポッターは、セドリックに嫉妬しています。三大魔法学校対抗試合で、セドリックとハリーポッターは代表選手に選ばれており、ダンスパーティも代表選手は注目の的でしたので、強力なライバルでした。

ハリーポッターとチョウ・チャンの恋のきっかけ

三大魔法学校対抗試合の「第二の課題」で、チョウ・チャンはセドリック・ディゴリーに命を救われたことがきっかけで好意を抱き、付き合い始めます。しかしセドリックは、ヴォルデモート卿が仕組んだ策略に巻き込まれた形で、試合の最後にピーター・ペティグリューによって殺されてしまいます。セドリックの死に悲しんでいましたが、ハリーポッターの思いや、「ダンブルドア軍団」に所属し交流を深めたことで、2人は付き合います。

ハリーポッターとチョウ・チャンの恋の結末

原作の第5巻で、ハリーポッターとチョウ・チャンは恋人になっています。チョウ・チャンは「ダンブルドア軍団」への所属を家族に反対されても、セドリックの死が強い動機となり、この活動が二人の仲を深めました。ですが、2人が別れてしまうきっかけも、この会合でした。

ハリーポッターとチョウ・チャンのすれ違い

秘密に活動しているため、ハリーポッターの親友であるハーマイオニーは、参加者に署名をさせている羊皮紙に、裏切り者には制裁を与える呪いをかけていました。チョウ・チャンの友人であるマリエッタ・エッジコムが、「ダンブルドア軍団」のことを、ドローレス・アンブリッジに密告してしまいます。裏切り者となったマリエッタの顔に呪いで「密告者」という紫色の文字が浮かび上がります。

また、ハリーポッターと付き合い始めた頃からチョウ・チャンは、ハリーポッターと仲のよいハーマイオニーを良く思っていませんでした。ハリーと仲のよい女の子に嫉妬していました。ハリーポッターも、チョウ・チャンと付き合ってからもどかしい思いを抱いています。チョウ・チャンは、時々セドリックを思い泣いたり、セドリックと比較するような所が、ハリーの気持ちを裏切り、いい気分ではなかったからです。

友人が受けた裏切り者への呪いに対して、チョウ・チャンはやりすぎと感じ、友人の肩を持ち、ハーマイオニーを敵視します。裏切り者とはいえ、その友人を大切に思う彼女の性格がよく出ています。このことがハリーポッターとの関係に亀裂を入れた要因の1つです。ハリー自身は裏切り者への呪いに対し、批判的ではなかったからです。

ハリーポッターとチョウ・チャンの別れたあと

結果、お互いの小さなすれ違いの重ね、そして裏切り者がでたことを大きなきっかけとして、ハリーポッターとチョウ・チャンの恋は短い期間で破局となってしまいました。その後、チョウ・チャンは同じレイブンクロー寮でクディッチ選手であるマイケル・コーナーと付き合うことになっています。しかし、作品の中でハリーポッターに対し、未練があるような描写が時折されています。

チョウ・チャンは、ハリーポッターと仲違いの大きな原因である「ダンブルドア軍団」に対して、その活動に強い思いを持って参加していたので、学校を卒業したあとでしたが、ネビル・ロングボトムの「ダンブルドア軍団」としての召集に応じ、第二次魔法戦争の最終戦となるホグワーツ戦争に参加しています。恋愛においては不安定な彼女でしたが、真面目な性格である彼女らしい行動だと言えます。

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ハリーポッターのチョウ・チャンについてネタバレまとめ

綺麗な黒髪の美しい美少女で、真面目な性格でクディッチの選手であったチョウ・チャンは。多くの友人や男性に好かれる人気者でした。セドリック・ディゴリーやハリーポッター以外にもアプローチされている彼女ですが、ハリーポッターと別れたあとの恋人のマイケル・コーナーとは、一緒になっていません。

ハリーポッターのチョウ・チャンの血統について

原作者のJ・K・ローリングによると、学校卒業後にチョウ・チャンはマグル(魔法使いではない人間のこと)と結婚しています。また、作品の中で名言されていませんが、チョウ・チャンの血統についてですが、6歳の頃からクディッチに夢中であったことや、母親が魔法省で働いているとされていることから、マグル生まれではないと言えます。

ハリーポッターのチョウ・チャンの原作と映画の違い

原作と映画で解釈の差が出るシーンで、「ダンブルドア軍団」についての密告をした裏切り者は、アンブリッジに尋問で真実薬を飲まされて白状したチョウ・チャンであるように見えます。話の大筋は変わりませんが、人物関係の認識に差が出る重要な出来事であったと言えるのではないでしょうか?結果的には、チョウ・チャンが裏切り者ではないと分かったあとでも、原作同様ハリーポッターとの仲が戻ることはありませんでした。

ハリーポッターのチョウ・チャンの友人が裏切り者

実際の裏切り者であったチョウ・チャンの友人のマリエッタ・エッジコムは、「ダンブルドア軍団」に参加していたが、本人は乗り気ではなかったのです。さらに、母親が魔法省で勤務していることもあり、教育令違反となった「ダンブルドア軍団」の存在を、ドローレス・アンブリッジに密告しています。そして呪いの文字は原作第6巻によると、厚化粧をしても隠せないほど強力なものでした。映画では彼女は登場していません。

チョウ・チャンと別れたあとのハリーポッター

ちなみに、ハリーポッターのその後は、親友であるロンの妹のジニーと恋人関係になりました。しかし、原作第6巻でヴォルデモート卿との決着をつける決意をして、ジニーの安全のために別れを告げました。そして、物語のあとにホグワーツに復学をせず、魔法省に入省して、友人のロンやネビルとともに闇払いになりました。そしてジニーと結婚し、3人の子供に恵まれています。

ハリーポッターのチョウ・チャン役の女優について

チョウ・チャンを映画で演じた女優の名は、ケイティ・リューイングです。中国系イギリス人で、スコットランド出身です。18歳の時に「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のチョウ・チャン役に抜擢されるまで、演技経験はなく、父親の勧めでオーディションに参加しました。

「ハリーポッターシリーズ」の撮影終了後は、ロンドン芸術大学に進学し、写真の勉強をしていました。オーディションで選ばれた理由が、見た目がアジア系であるからと考えていて、当時は女優としてやっていくことに不安があったそうですが、チョウ・チャン役を演じた経験で自信がつけられたとのことで、現在も女優を続けています。

ケイティ・リューイングは現在、女優としてどのような活動をしているのでしょうか?ハリーポッターのチョウ・チャン役後、彼女は日本での目立った活躍はありません。代表作として、イギリスTVドラマ「名探偵ポワロ」「ブラウン神父」「RUN」などに出演しています。舞台「ワイルド・スワン」にも出演しています。

ハリーポッターシリーズに出演した俳優、女優では、現在日本でも知名度の高いダニエル・ラドクリフやエマ・ワトソンなどと比べて、大きな活躍は目立っていません。ですが、現在女優として映画「THE FOREIGNER」(2017年)に出演している情報があります。有名な俳優ジャッキー・チェンと共演です。日本での公開は未定の作品ですが、彼女の女優としての活躍は今後も期待されます。

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