2018年07月18日公開
2018年07月18日更新
シュトロイゼンの強さと能力!ビッグマム海賊団総料理長の過去は?【ワンピース】
ホールケーキアイランド編でルフィ達と本格的に対峙したビッグマム海賊団。そのビッグマム海賊団の31人いる料理長を束ねる総料理長を務めるのがシュトロイゼンです。単なるモブキャラかと思いきや大間違い、ビッグマム海賊団でもかなり重要な立ち位置にいる総料理長シュトロイゼンをしっかり知っておく事でより今後の展開が楽しめます。今回はビッグマム海賊団の総料理長シュトロイゼンの強さや能力、これまでの過去など画像も交えながらをまとめていきます。
目次
- ビッグマム海賊団総料理長シュトロイゼンとは?
- シュトロイゼンは悪魔の実「ククククの実」の能力者
- まだまだ不明点も多いシュトロイゼンの能力
- シュトロイゼンの能力には包丁が必須なのか?
- シュトロイゼンの能力の弱点は?
- 総料理長であるシュトロイゼンの料理の腕前は?
- ワンピースの料理人は戦える人物も多い
- シュトロイゼンは料理に能力を使っているのか?
- ビッグマム海賊団以前のシュトロイゼンは?
- シュトロイゼンはマザーカルメル失踪の真相を知っている
- 実は黒幕という可能性もあるシュトロイゼン
- シュトロイゼンがいなければビッグマム海賊団はなかった!
- 幼い頃のビッグマムを止められる数少ない存在
- ビッグマムに取ってのシュトロイゼンの父親?
- シュトロイゼンがビッグマムの最初の夫なのでは?
- シュトロイゼンの強さはベッジでも不明だった?
- シュトロイゼンがいなければビッグマム海賊団は全滅していた
- シュトロイゼンの身のこなしから考える強さ
- ビッグマム海賊団の危機を救ったシュトロイゼンの現状
- ビッグマム海賊団の心臓!シュトロイゼンの復活に期待!
ビッグマム海賊団総料理長シュトロイゼンとは?
ホールケーキアイランド編ではビッグマム海賊団を中心に多くのキャラクターが登場しましたが、その中でも重要なキャラクターの1人が総料理長のシュトロイゼンです。四皇に名を連ねるビッグマム海賊団の中においても特殊な立場と言えるシュトロイゼンを知る事でより深く今後の物語を楽しむ事ができるようになります。
シュトロイゼンは総料理長であると同時に悪魔の実「ククククの実」の能力者でもあり、その強さなどにも注目が集まっています。今回は画像も交えながらシュトロイゼンの能力や強さ、抑えるべきポイントについてまとめていきます。
シュトロイゼンは悪魔の実「ククククの実」の能力者
ワンピースのキャラを見ていく上でまず大きなポイントになるのが悪魔の実の能力者であるかどうかです。シュトロイゼンは悪魔の実「ククククの実」の能力者であり、画像にもあるようにその名称等もしっかり描かれています。
シュトロイゼンが能力者だと判明したのはビッグマムの回想という形で描かれたマザーカルメルとの思い出のの中でです。彼はビッグマムと出会ったこの時点で既にククククの実の能力者となっており、初登場時から自身のククククの実の能力で作ったハムを食べていました。
ククククの実はあらゆるものを「食材」に変えるという能力です。悪魔の実の分類上は超人(パラミシア)系に分類されます。一見すると地味な能力にも思えますが、海が多いワンピースの世界で生存する事においてこれほど優秀な能力はないと言えるでしょう。既に描かれている中では、「木を肉」に、「城をケーキ」に変化させています。画像にもあるように「食べる事に困らない」というサバイバルにはうってつけの能力です。
まだまだ不明点も多いシュトロイゼンの能力
この悪魔の実ククククの実の能力ですが、ビッグマムの過去編にてある程度の解説はされたものの、その能力を利用した回数は多くなくまだまだ謎の部分が多い能力です。特にシュトロイゼン自身が高齢である事、他に優秀な戦闘員が多いという事もあって戦闘の最前線には立っていません。その為その強さは未知数です。
ククククの実の能力にしてもその効果範囲、ビッグマムの過去編の中で描かれた「あらゆる物」の中には「動物」も含むのかや、変わる物の制限(とある物からはとある物にしか変えられないのか)などは不明です。このククククの実の能力次第でシュトロイゼンがこのまま再登場せずに終わるのか再登場してルフィ達の前に立ちはだかるのかが変わってきそうです。
作中で見せ場こそあった物の、ここまでビッグマムのと密接な関係にあるシュトロイゼンがこのままフェードアウトという展開はあまり考えられないので、次回の登場時には戦闘シーンが描かれる事もあるのではないかと思われます。
シュトロイゼンの能力には包丁が必須なのか?
シュトロイゼンのククククの実には他にも気になる点があります。それはククククの実の能力の使用条件の中に包丁を使う事が絶対なのかという事です。シュトロイゼンは過去編で1度、リアルタイムで1度ククククの実の能力を発揮していますが、画像のようにどちらも同じ形の包丁のような剣を使って能力を発動させています。
しかも倒壊するホールケーキシャトーを駆け、切断した上でククククの実の能力を発動させています。この切断は、ククククの実の能力を使う為に必要だったのか、或いはただケーキに変えるだけでは、最上階の結婚式場にいたビッグマム海賊団のメンバーが助からない可能性があったからなのかは不明ですが、この剣を能力のトリガーにしている事は間違いありません。
これまで悪魔の実の能力を使うのに専用の物が必要だった例はあまりないので、単純に気に入っているだけという場合もあり得ますが、気に入っているだけの理由でビッグマム海賊団結成前から同じ剣を使い続けるでしょうか?そう考えると或いは実の力で顕現された剣、と言った可能性すら考える事ができます。
シュトロイゼンの能力の弱点は?
シュトロイゼンのククククの実の能力はまだ未知数な部分が多いですが、仮に無機物しか食材に変えられないとしたら、戦闘面では実の力は役に立つ機会は少なそうです。武器を使う相手であれば武器を食材に変えてしまう事で有利には立ちまわれそうですが、能力者を相手取るのは難しそうです。逆に人間も変えられるならビッグマムを越える程の能力とも言えるのでこれはまだ不明です。
さらに画像でビッグマムが発言しているようにどうやらシュトロイゼンのククククの実の能力で変えられた食材はそこまで美味しい食材というわけではないようです。そういう意味ではビッグマムの癇癪をシュトロイゼンの能力で抑えると言った使い方をする事は出来ないわけです。これもまたシュトロイゼンの持つククククの実の能力の弱点の1つと言えるかもしれません。
実際、ビッグマムホールケーキアイランド編の序盤にクロカンブーシュを求めて暴れている時も最もその解決に向いていそうなシュトロイゼンは登場せず、ペロスペローとジンベエによって癇癪を止められています。
総料理長であるシュトロイゼンの料理の腕前は?
ワンピースのキャラクターというとどうしても戦闘での強さにばかり目が奪われてしまいますが、シュトロイゼンの肩書である総料理長という立場を考えると気になるのはその料理の腕前です。ちなみに総料理長とはホールケーキアイランドにいる31人の料理長を束ねている存在という事です。
ビッグマムとの関係性だけでその立場にいるのかと言えばそんな事はなく、結婚式で使われた人が乗れる程の巨大ケーキを作り上げた事を考えると能力なしでも料理人として非常に高い腕を持っている事が伺えます。そもそも味にうるさいビッグマムをこれまで何十年も満足させてきている事を考えても相当な実力であると言えます。仮にシュトロイゼンが能力者でなくても料理人としてビッグマムに重宝される事になったでしょう。
同時に料理長として多くのジャンルに精通している事も伺えます。本当にジャンルを絞ればその実力に近い物を持っている人もいるでしょうが、多数のジャンルに精通し、多くの料理人をまとめる力も必要な総料理長が務まるのは数多いビッグマム海賊団のメンバーといえどシュトロイゼンしかいないのではないでしょうか。
ワンピースの料理人は戦える人物も多い
ワンピースの世界ではシュトロイゼン以外にも戦う力も充分以上に持っているキャラクターが多数登場しています。サンジはもちろん、その師匠であるゼフや敵にもCP7のワンダなどが該当します。
直接的な戦闘シーンこそ描かれる事は少ないですが、ワンピースの世界観を考えるとある程度の戦闘力を持っていないと料理人として成熟する事が出来ないのではないかと考えられます。色々な島の特徴を掴んだ上で料理をしなければならず、それぞれの島を渡る為にはある程度の戦闘力は必須になってきます。
そう考えてもシュトロイゼンも単純な戦闘力もかなりの強さを誇っているのではないでしょうか。今後戦闘が描かれるような事があれば注目したい所です。
シュトロイゼンは料理に能力を使っているのか?
総料理長という立場に加えてククククの実の能力者でもあるシュトロイゼン。その気になればククククの実の能力を使って用意した食材を料理に使う事も可能だと思いますが使っているのでしょうか?少なくともウエディングケーキに関しては全く使っていないでしょう。ウエディングケーキの食材はナワバリ内外から最高級の物を集めた物です。
仮に一部でもククククの実の能力で用意した食材を用意していた場合、サンジ、プリン、シフォンによって再現されたウエディングケーキにはそれらの食材が利用しにくいでしょう。プリンから「一度食材は全てカカオ島に集められた」という発言も出ているのでククククの実の能力を一切使わずに作り上げた物だと考えられます。
ただし、ククククの実の能力を発動させるまでの手際の良さを考えると普段まったくククククの実の能力を使ってないとも考えにくいです。或いは作中では描かれていない普段、ビッグマムが口にするわけではない一般兵向けの食材などを用意するのにはククククの実の能力を使っているのかもしれません。
ビッグマム海賊団以前のシュトロイゼンは?
シュトロイゼンはビッグマムの回想による過去編にも登場しており、ビッグマム海賊団に所属する前の姿も描かれている珍しいキャラでもあります。画像では分かりにくいですが、この頃から面影があり、また身体の大きさも普通に比べて小さいです。
また画像でも分かるように作中で間違いなくマザーカルメル失踪の真相を知る人物としても紹介されています。他に様子を見に来た巨人族もまた目撃者として描かれており、その事がビッグマムと巨人族の間の確執の原因にもなっています。
ビッグマム海賊団が出来る前からシュトロイゼンは一応海賊のような状態でした。しかしどちらかと言えば料理人としての側面が強かったのか「海賊くずれの料理人」と書かれています。その登場の仕方などを見るに、どこかの海賊団に属していたというわけではなく、この時既にククククの実の能力者でもありました。
シュトロイゼンはマザーカルメル失踪の真相を知っている
画像のようにビッグマムはマザーカルメルの事を他の者に話す事をあまり好ましく思っていないので、おそらくビッグマム海賊団の中でもどういう存在だったのかを知る人物は限られているでしょう。唯一ビッグマム海賊団の中でマザーカルメル、そしてその失踪の真相を知るのがシュトロイゼンです。
シュトロイゼンはビッグマムがマザーカルメルと住んでいた島に偶然居付いていました。そこで失踪事件を目撃しています。ビッグマム自身にも真相に関して記憶は無いのでシュトロイゼンはビッグマムにも話していないのでしょう。
ホールケーキアイランド編において大怪我こそ負っていますが、現在も生きているので今後のストーリーにおいて、「マザーカルメル失踪の真相を知っている人物がいる」というのが、大きな伏線にならないとも言えません。
実は黒幕という可能性もあるシュトロイゼン
危険な思想を持っていた若かりしシュトロイゼン
明確に描かれているわけでありませんが、現在の所マザーカルメル失踪の理由はビッグマムが食べてしまったという説が濃厚です。ビッグマムなら素の状態で食べてしまったという展開も充分にあり得るのですが、もしシュトロイゼンのククククの実の能力が人にも効果を発揮するならどうでしょうか。もし事前にビッグマムの事を知っており、その能力を利用しようと考えればマザーカルメルは邪魔な存在です。
シュトロイゼンのククククの実の能力によりクロカンブーシュに変えられたマザーカルメルや子供達を気付かずに食べてしまったのだとすればマザーカルメル失踪の黒幕とも言えるわけです。ただ画像にもあるようにシュトロイゼンは傍観していただけにも見えます。どちらにしてもビッグマムを見て面白がれるという危険な思想を持っていた事に間違いはありません。
ビッグマムの知略はシュトロイゼンが仕込んだもの?
そもそもホールケーキアイランド編はビッグマムがジェルマ66の科学力を手に入れる為の政略結婚にサンジが巻き込まれる形で展開されます。そこにはビッグマムが考える陰謀があったわけですが、元々のビッグマムはどちらかと言えば知能の低そうな子供でした。そんなビッグマムを言葉巧みに動かした画像のようにシュトロイゼンは頭で考えて行動するタイプです。
単純な戦闘力であれば巨人族さえ倒してしまう5歳の頃のビッグマムですが、その成長に大きく関わったシュトロイゼンがいなければ四皇と言われる程に巨大な海賊団を築く事にはならなかったでしょう。
シュトロイゼンがいなければビッグマム海賊団はなかった!
ビッグマム海賊団唯一の創設メンバー
黒幕説の真相はどうであれ、1人になってしまったビッグマムを言いくるめてビッグマムの夢、マザーカルメルが語っていた「全ての種族が同じ目線で食卓を囲う国を作る為」にシュトロイゼンとビッグマムは行動を共にするようになります。そしてビッグマム海賊団が結成されるのです。
これまで結成の経緯が描かれている海賊団は魚人海賊団やそこから分派したアーロン一味などがいますが、2人から始まった海賊団はビッグマム海賊団が初ではないでしょうか。シュトロイゼンは唯一のビッグマム海賊団創設メンバーなのです。
シュトロイゼンが誘わなければビッグマムは海賊になったのか?
シュトロイゼンと共にビッグマム海賊団を結成したビッグマムはその後、各地で暴れてビッグマムは画像にあるように子供でありながら既に賞金首になっています。しかも画像の中のセリフで描かれているようにその金額は5000万ベリーとルフィの最初の懸賞金よりも高いです。島で暴れまわるその言葉には明らかにシュトロイゼンが仕込んだものと思われる思想が反映されています。
裏を返せば、シュトロイゼンと出会った時のビッグマムはまだ純粋無垢と言える存在で、もしビッグマムと出会ったのがシュトロイゼンでなければまったく別の人生を歩んでいた可能性もあります。ただビッグマムの持つ癇癪はシュトロイゼンと出会う以前から持って居る彼女の特性で、その状態のビッグマムは巨人族の村を破壊してしまう程の力を持っていた事を考えると、どうあれ居場所を失って海賊になっていたと考える事もできます。
幼い頃のビッグマムを止められる数少ない存在
幼い頃のビッグマムは純真無垢でありながら、巨人族の子供と変わらない体躯をしていました。その体躯故なのか食欲旺盛であのマザーカルメルでさえ、制止をするのが精一杯な状態でした。そんなビッグマムと海賊団を起こしたシュトロイゼン。少なくとも最初のうちはシュトロイゼンが上手く舵を取ったからこそ、現在のような大きさの海賊団になったのでしょう。
シュトロイゼンの持つククククの実の能力、そして、現在程ではないにしろ持っていただろう料理の腕前、それがあって初めてビッグマムを制御する事が出来たのではないでしょうか。或いはシュトロイゼンの料理の腕前もビッグマムの癇癪に対応していくうちに上昇していった結果と言えるかもしれません。
そういった意味でビッグマムとシュトロイゼンのコンビは非常に相性の良いコンビであったと言えます。現在のシュトロイゼンの地位が総料理長なのもビッグマムと関係を長く続けて来て磨かれたであろう料理の腕前あってこそです。
ビッグマムに取ってのシュトロイゼンの父親?
ビッグマムに取って、育ての母親と言われたらマザーカルメルでしょうし、育ての父親といったらシュトロイゼンが該当するでしょう。それは呼び方にも現れています。ビッグマム海賊団ではビッグマムの子供達はもちろん、部下達もビッグマムの事を「ママ」と呼びます。タマゴ男爵など古株である事が伺えるメンバーもです。
しかしシュトロイゼンは普段こそ周りに合わせて「ママ」と呼びますが、非常時にはビッグマムの事を本名である「リンリン」と呼びます。立場を考えての使い分けではありますが、非常時に本名が出てきてしまうというのはシュトロイゼンの中ではビッグマムは幼い頃から知る「リンリン」なのです。
ビッグマムが子供達や部下達に「ママ」と呼ばれているのは少なくとも最初の段階ではビッグマムがそう呼ぶようにさせた物ではないかと思われます。シュトロイゼンも立場上それに従っているに過ぎません。そしておそらく仮にビッグマムが正気だったとしてもシュトロイゼンにはリンリン呼びをされても許すのではないでしょうか。
シュトロイゼンがビッグマムの最初の夫なのでは?
シュトロイゼンがビッグマムに父性を感じているのは間違いありませんが、同時にもう1つの可能性があります。ビッグマムには43人の夫がいます。作中で明らかになっているのは第25夫のパウンドだけで彼がシフォンとローラの父親である事も明らかです。そこでよく考察に上がるのが既に登場しているキャラクターの中で夫の可能性がある人物です。そしてシュトロイゼンが最初の夫なのではないかという説も唱えられています。
「最初」と言われる理由はシャーロット家長男ペロスペローにあります。画像のようにペロスペローの笑い方やその見た目に共通点が多い事などがその理由です。自らの身体ですら政略結婚の材料にしているのは間違いないビッグマムですが、最初に行ったのは家族を増やす為味方であるシュトロイゼンと結ばれたのではないかと考えられています。
ちなみにビッグマムはパウンドを含めて43人の夫を血が繋がっていないからという理由で捨て去っています。なので仮にシュトロイゼンが最初の夫だったとしてもそれが儀礼的な物で、目的はあくまでも子供を、仲間を増やす事であったのではないかと考えられます。その上でシュトロイゼンには料理の腕前など部下としても価値があるからこそ仲間関係に戻し、パウンドは捨てられたのではないでしょうか。
シュトロイゼンの強さはベッジでも不明だった?
ファイアータンク海賊団を率いるベッジは在籍期間では他の称号持ちよりも明らかに短いながらに、その高い警戒心と防衛力の高さから称号を得て結婚式の護衛の全権を任されるまでに上り詰めています。同時にベッジは元々タイミングを見て裏切るつもりであった事もあってビッグマムやその子供達、他の戦闘員の能力の把握も怠っていませんでした。しかしそんなベッジを持ってさえシュトロイゼンの強さは不明だと言うのです。
ベッジが傘下に加わった時には既にビッグマムは四皇として長く君臨していましたから、シュトロイゼンも総料理長という肩書を得て長く、高齢で他に戦える者も多いので前線に出る事はなかったのではないでしょうか。画像のようにシュトロイゼンのククククの実の能力こそ把握していたようですが、「強い筈」と推察に近いような発言もしています。
シュトロイゼンがいなければビッグマム海賊団は全滅していた
そんなシュトロイゼン最大の活躍はなんと言ってもホールケーキシャトー崩壊のシーンでしょう。ビッグマムはもちろん大幹部である3将星、その他のビッグマム海賊団の主要なメンバーをしてさえ全滅を覚悟する程の出来事です。
ホールケーキシャトーはホールケーキアイランドの首都に立つ城でその大きさは都市を落ちし潰すようなサイズです。既に空を飛んでいたルフィ達は別にしても、屋上に設けられた結婚式会場にいた人達、さらには倒れた先にいる一般市民までを巻きこむ大事故です。
もちろんビッグマム海賊団の中には空を飛ぶ事ができるメンバーも多いので彼らは生き残るかもしれません。そういう意味では全滅とは言えないかもしれませんが大打撃を受ける事は間違いありません。そんな危機を救ったのがシュトロイゼンです。
シュトロイゼンの身のこなしから考える強さ
ベッジが見た事無い事を考えると少なくとも年単位で戦闘を行う機会が無かった事が考えられるシュトロイゼン。ですがその身のこなしを見れば誰もがその強さを納得する動きも見せています。画像のように玉手箱の爆発によって崩落するホールケーキシャトーの上を剣で突き刺しながら駆けまわりククククの実の能力発動の為の準備をしているのです。
この画像で行っている行動はビッグマムや他のビッグマム海賊団のメンバーに促されての行動ではなく独断での行動です。身のこなしと同時に自分がククククの実の能力を使って対処するしかないと判断出来る判断力からもシュトロイゼンがそれだけの修羅場をくぐりぬけてきた者だという事を証明しています。
それが能力の発動の為に必要だったのか、或いは能力を使った後の事も考えて行ったかは定かではありませんが、ビッグマム海賊団が九死に一生を得る事になったのは間違いありません。あのような非常時にあってこそシュトロイゼンのような冷静な判断力と自身のすべき事をする行動力、その身のこなしはシュトロイゼンの強さを証明するには十分すぎます。
ビッグマム海賊団の危機を救ったシュトロイゼンの現状
ホールケーキアイランド編においてビッグマム海賊団を襲ったプライドではなく単純な崩壊の危機という意味で最も大きな危機はこのホールケーキシャトーの崩壊でしょう。その危機を救ったシュトロイゼンは過去の実績を一切考慮しなくても命の恩人と言える存在です。しかしその活躍を最後にシュトロイゼンのその後は描かれていません。
上の画像のように、シュトロイゼンは皆の命こそ救った者の、自身は着地に失敗し大怪我を追っています。むしろ大怪我で済んで良かったと言えるレベルの出来事なのですが、数日は動けないという事がモブっぽい医者キャラによって報告されています。
その後、結婚式で食べられなかったシュトロイゼンの作ったウエディングケーキを食べられなかった事思い出し、画像のように食いわずらいを起こすビッグマムの対処を、ビッグマム海賊団がプリンやサンジ達に任せるしかなかったのもこのシュトロイゼンの離脱が影響しています。
ホールケーキアイランド編において戦闘面では大きな活躍のなかったサンジの最大の見せ場と言えるのがこのケーキ作りでしょう。プリンによって記憶が改ざんされているとはいえ、プリンやシフォン、シュトロイゼンの部下である料理長達をまとめて見事にウエディングケーキを再現してみせました。この活躍を描く為の総料理長シュトロイゼンの離脱と考えるとワンピースの奥深さを感じます。
ビッグマム海賊団の心臓!シュトロイゼンの復活に期待!
作中でビッグマムの子供達が明言しているようにビッグマム海賊団が現在の立場で居られるのはやはりビッグマム個人の力量による所が大きいです。カタクリやスムージーなどの3将星がそう断言しています。ビッグマム無くしては敵対する他の四皇達の襲撃を耐える事は出来ないと言っているのです。それだけビッグマム海賊団にとってビッグマムはなくてはならない存在だと言えます。
ビッグマム海賊団にとってビッグマムが中心である事は間違いありませんが、その海賊団の心臓部を支えるのがシュトロイゼンと言っても過言ではありません。なにせビッグマムには食いわずらいという癇癪があります。料理に長ける者が多いビッグマム海賊団とはいえ、毎回無理難題をこなすには総料理長であるシュトロイゼンの力が必要不可欠です。
出典: https://frequ.jp
大怪我こそ負ったもののシュトロイゼンは間違いなく生きていますし、ビッグマムがカイドウのナワバリまでルフィ達を追い掛けるという発言もしているので再登場の機会はありそうです。今後もビッグマム海賊団の心臓部として、或いは戦闘面も描かれるかもしれません。シュトロイゼンの今後の活躍に注目しましょう。