【Netflix映画】ロストガールズの元ネタは実話?あらすじ・結末や感想を紹介

『Netflix映画』のロストガールズは実話を元ネタにしており、そのあらすじや結末、感想なども注目されています。『ロストガールズ』はいまだに未解決の事件を元ネタにしているため、様々な社会問題を浮き彫りにする作品となっています。今回は衝撃に実話をもとにしたNetflix映画『ロストガールズ』について概要や監督、ネタバレあらすじ、ネタバレ結末、キャスト情報、作品の見どころ、ネット上の感想などを紹介していきましょう。

【Netflix映画】ロストガールズの元ネタは実話?あらすじ・結末や感想を紹介のイメージ

目次

  1. ロストガールズ(Netflix映画)の元ネタは実話?
  2. ロストガールズのあらすじネタバレ
  3. ロストガールズの結末ネタバレ
  4. ロストガールズのキャストと登場人物一覧
  5. ロストガールズの見どころ
  6. ロストガールズに関する感想や評価
  7. ロストガールズまとめ

ロストガールズ(Netflix映画)の元ネタは実話?

『ロストガールズ』はNetflix映画の中でも社会派の映画であり、実話を元ネタにした作品として高評価を受けています。実話が元ネタであるため、多くのことを考えさせられる映画として視聴した人の間でも様々な感想が上がっています。ここからは『ロストガールズ』のあらすじなどを見ていく前に、『ロストガールズ』の概要と元ネタとなった事件についてまとめていきましょう。

ロストガールズの概要

『ロストガールズ(原題:Lost Girls)』は2020年にNetflixで配信されたミステリー映画です。監督を担当したのはリズ・ガーバスで、主演には実力派女優のエイミー・ライアンが起用されています。『ロストガールズ』の原作となっているのはロバート・コルカーが2013年に発表したノンフィクション小説『Lost Girls: An Unsolved American Mystery』です。

本作は2016年3月にNetflixで制作が発表され、2017年2月3日にはサラ・ポールソンが主演としてキャスティングされることが決定しました。しかし、2018年5月にサラ・ポールソンが降板すると報じられ、代役としてエイミー・ライアンが起用されることが発表されました。紆余曲折あったものの、撮影は2018年10月15日にニューヨークで始められ、約一か月でクランクアップを迎えています。

ロストガールズの元ネタ

『ロストガールズ』は実話を元ネタにした作品となっており、元ネタになった実話とは全米を騒がせた未解決の連続殺人事件です。2010年にニューヨーク州ロングアイランドで複数の遺体が見つかり、その後も次々と遺体が見つかっていった怪事件です。犯人はその周辺を死体遺棄の場所としていて、その犯人は『ロングアイランドの連続殺人鬼』や「Long Island serial killer」の頭文字から『LISK』などと呼ばれています。

司法解剖などが行われた結果、その遺体は死亡した年代にばらつきがあり、犯人はほぼ20年間に渡って10人から16人を殺害したと言われています。被害者は主にコールガールなどの売春婦が多く、『切り裂きジャック』と共通する被害者像から『クレイグスリスト切り裂き魔』と言われることもあります。いまだに未解決であり、警察の正式発表で犯人は単独犯とされています。

ロストガールズの監督

ロストガールズの監督はリズ・ガーバスです。リズ・ガーバスはドキュメンタリーを得意としている監督であり、『ニーナ・シモン 魂の歌』や『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』などのドキュメントタッチの作品で高評価を受けています。『ロストガールズ』も実話を元ネタにしていて、リズ・ガーバスの得意なジャンルでその実力を遺憾なく発揮しています。

ロストガールズ | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

ロストガールズのあらすじネタバレ

『ロストガールズ』のあらすじネタバレを見ていきましょう。『ロストガールズ』は数多くあるNetflix映画の中でも評価の高い社会派作品であり、実話をもとにしたドキュメンタリーのような描写が絶賛されています。実際に起きた事件であり実話をもとにした作品のため、『ロストガールズ』はご都合主義的な展開もハッピーエンド的な結末もない本格サスペンス映画となっています。

あらすじネタバレ①シャナンの生活

『ロストガールズ』のあらすじネタバレ①は『シャナンの生活』です。メアリーは女で一つで3人の娘を育てる強い女性でした。しかし、生活が苦しくなり、長女であるシャナンを12歳の時に里親に出し離れ離れの生活を送っていました。時が経ち24歳になったシャナンは売春婦となり、家族にお金を入れている家族思いの女性に成長していました。

この事実は妹達には隠されていました。ある日、メアリーはシャナンと食事の約束をして久しぶりに会えることを喜んでいました。しかし、約束の時間になってもシャナンは現れず、いつもの気まぐれで来なかったのだろうと残念がりました。そんな中で医師だと説明するハケットからシャナン宛に電話があり、メアリーは嫌な予感がしていました。

あらすじネタバレ②捜査願

『ロストガールズ』のあらすじネタバレ②は『捜査願』です。シャナンと連絡が取れなくなって48時間が経ち、メアリーは警察に捜査願を出す決意をします。しかし、売春婦の行方不明事件には警察はまともに動いてくれませんでした。メアリーは警察の態度に失望し、自らの手で捜査を始めます。そして、事件当日にオークビーチに行っていたことを突き止め、シャナンが警察に通報していたことも突き止めました。

あらすじネタバレ③発見された遺体

『ロストガールズ』のあらすじネタバレ③は『発見された遺体』です。数日後、パトロール中の警官がオークビーチで白骨化した遺体を4体見つけましたが、シャナンの遺体はありませんでした。この事件が明るみになると妹たちもシャナンが売春婦であったことを知り、衝撃を受けます。メアリーはシャナンも関わっているに違いないと警察に聞いて回りますが、警察の態度は非協力的でした。

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ロストガールズの結末ネタバレ

ここからは『ロストガールズ』の結末ネタバレを紹介してきましょう。『ロストガールズ』は実際に起こった事件を元ネタとしているため、ミステリーとしての結末はありません。いまだに解決していないため、犯人や事件の真相は最後まで明かされない作品です。しかし、この事件が被害者家族に与えた影響や彼女たちを取り巻く環境などが作品の見どころとなっています。

結末ネタバレ①シャナンの遺体

『ロストガールズ』の結末ネタバレ①は『シャナンの遺体』です。メアリーの必死の捜査で医師であるハケットが怪しいと考えたメアリーはシャナンの遺体がハケットの元にあるかもしれないと警察に知らせますが、全く相手にしてもらえませんでした。そんな生活が続いていき、三女サラに鬱の症状が出るなど家族は徐々に追い詰められていきました。

そして一年後。ハケット医師が家を売りに出しているという情報を掴んだメアリーは警察に家宅捜索をしてくれるように頼みこみます。そしてやっとハケットの家の捜索が始まると白骨した遺体が発見されて、その身元がシャナンであると判明します。死因は考察であり、明らかに何者かに殺されていました。

結末ネタバレ②戦いは続く

『ロストガールズ』の結末ネタバレ②は『戦いは続く』です。この事件では10~16人の売春婦が殺害されたと見られており、警察は犯人を逮捕できずにいました。メアリーは長い間独自の捜査などを続けていましたが、三女サラのうつ症状は悪くなる一方でした。そして2016年、サラに統合失調症の症状が出て、暴れているサラを止めようとしてメアリーが亡くなってしまいます。

事件解決に尽力してきたメアリーが突如なくなり、この事件も風化してしまうと思われました。しかし、現在でも次女であるシェリーが事件解決のために活動を続けており、現在でも彼女たちの戦いは続いていくのでした。

ロストガールズのキャストと登場人物一覧

ここからは『ロストガールズ』のキャストと登場人物一覧を見ていきましょう。Netflix映画『ロストガールズ』は多くの批評家から高評価を獲得した作品であり、あらすじだけでなくキャストの演技も絶賛されています。Netflix映画として挑戦的な作品であり登場人物たちの心情を濃密にしっかりと表現した作品なので、キャストたちの演技が作品をより重厚な物にしていると絶賛されています。

エイミー・ライアン/メアリー・ギルバート役

『ロストガールズ』のキャストと登場人物一覧①はメアリー・ギルバート役のエイミー・ライアンです。エイミー・ライアンが演じるのは行方不明になった娘を探すために奔走するメアリー役であり、難しい役を見事に演じ切りました。元々は別の女優が演じることになっていましたが、その女優が降板したために代役として出演してメアリー・ギルバート役を好演し評価を大きく上げました。

エイミー・ライアンは1969年生まれのアメリカ人女優であり、ブロードウェイに出演していた実力派女優です。2度のトニー賞にノミネートされたこともあり、ハリウッド屈指の実力を持っている女優として知られています。エイミー・ライアンの近年の出演作品に『レイトナイト 私の素敵なボス』と『ストレンジ・アフェア』などがあります。

トーマサイン・マッケンジー/シェラ・ギルバート役

『ロストガールズ』のキャストと登場人物一覧②はシェラ・ギルバート役のトーマサイン・マッケンジーです。トーマサイン・マッケンジーはメアリーの次女であり、姉の失踪にいち早く気づいた重要キャラクターです。今最も注目されている若手女優の一人であるトーマサイン・マッケンジーが事件に翻弄される妹役を好演しています。母親に似て、芯が強く姉のために活動を続ける強い女性に成長していくキャラクターとなっています。

トーマサイン・ハーコート・マッケンジーは2000年生まれの若手女優であり、2018年に『足跡はかき消して』に出演したことで批評家から絶賛されて注目の若手女優となりました。トーマサイン・マッケンジーの近年の出演作品に『ジョジョ・ラビット』や『True History of the Kelly Gang』などがあります。

ガブリエル・バーン/リチャード・ドーマン役

『ロストガールズ』のキャストと登場人物一覧③はリチャード・ドーマン役のガブリエル・バーンです。ガブリエル・バーンが演じているのは事件を担当する刑事であり、視聴者からはその非協力的な態度で不評を買いました。ガブリエル・バーンは実力派俳優なので、捜査に消極的な警察をかなり憎たらしく演じていて『ロストガールズ』の怪しい世界観を見事に作り上げる役割を果たしました。

ガブリエル・バーンは1950年生まれのアイルランド人俳優であり、近年ではブロードウェイの舞台にも上がっている超一流俳優です。私生活ではエレン・バーキンと結婚していたことでも広く知られています。ガブリエル・バーンの近年の出演作品に『マイ・プレシャス・リスト』や『ヘレディタリー/継承』などがあります。

ウーナ・ローレンス/サラ・ギルバート役

『ロストガールズ』のキャストと登場人物一覧④はサラ・ギルバート役のウーナ・ローレンスです。ウーナ・ローレンスはメアリーの三女であり、姉が行方不明になってしまう妹役を見事に演じています。様々な苦難が待ち受ける家族の中でも、最も幼い三女役を好演して評価を上げたことでも知れています。事件の影響で精神のバランスを崩してしまう役柄なので、演じるのがかなり難しい役と言われていました。

ウーナ・ローレンスは2002年生まれのアメリカ人女優であり、子役出身女優として注目されています。ブロードウェイミュージカル『マチルダ』に出演したことで広く知られています。ウーナ・ローレンスの出演作品には『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』や『ピートと秘密の友達』などがあります。

リード・バーニー/ピーター・ハケット役

『ロストガールズ』のキャストと登場人物一覧⑤はピーター・ハケット役のリード・バーニーです。リード・バーニーは地域の有力者という重要な役どころを演じていて、ストーリー上でも多くの疑念を残したキャラクターを好演しています。ピーター・ハケットは最犯人に近いと考えられているキャラクターであり、ストーリーの序盤から怪しい行動を繰り返していた重要キャラクターとなっています。

リード・バーニーは 1954年生まれのアメリカ人俳優であり、舞台俳優として広く知られていてトニー賞を受賞している一流の舞台俳優となっています。海外ドラマへの出演も多く、『THE BLACKLIST/ブラックリスト』や『ハウス・オブ・カード 野望の階段』などにも出演しています。リード・バーニーの近年の出演作品に『ザ・ハント』や『The 40-Year-Old Version』などがあります。

ロストガールズの見どころ

『ロストガールズ』の見どころを紹介していきましょう。『ロストガールズ』は実話を元ネタにしているところが最大の魅力ですが、題材となった事件の奇怪さも見どころです。さらに社会派映画としての魅力としてキャスト人の演技も絶賛されています。実際にあった未解決事件がテーマになっているため、デリケートな演技が必要なので多くの実力派俳優がキャスティングされています。

見どころ①犯人は不明のまま?

『ロストガールズ』の見どころ①は『犯人は不明のまま?』です。『ロストガールズ』の最大のポイントとして犯人が最後までわからないミステリー映画というモノです。実際の事件が未解決であり、実話をもとにした映画にありがちなオリジナル脚本で犯人を用意することもしませんでした。犯人を当てることに焦点を置いているわけでなく、被害者家族たちの過酷な環境に主軸を置いてストーリーは進んでいきます。

ミステリー映画であるため、もちろん犯人は重要な要素です。しかし、本作においては犯人が分からないという事が重要になっていきます。警察が積極的に捜査せず、犯人が捕まらないという事実がメアリーたちを追い詰めることになります。本作を事前に知らない人たちは犯人が捕まらないことに驚いたというファンも多くいたほどです。

見どころ②エイミー・ライアンの演技

『ロストガールズ』の見どころ②は『エイミー・ライアンの演技』です。本作で最も評価されているのはエイミー・ライアンの演技です。エイミー・ライアンは元々演技派の女優として知られていますが、若い世代にはそれほど評価されていませんでした。しかし、本作で高い演技力を見せたことでエイミー・ライアンは再び極光を浴びるようになりました。

犯人の残虐な行いに苦しめられ警察の無関心な様子に苦悩する母親を見事に演じて、強いメッセージ性を表現しています。シリアスで子供を想う母親を見事に演じ、ネット上でも称賛の声が相次ぎました。ベテラン女優として評価が元々高かったハリウッド女優ですが、本作で最ブレイクも期待されている女優となりました。

ロストガールズに関する感想や評価

ここからは『ロストガールズ』に関するネット上の感想や評価などを紹介してきましょう。『ロストガールズ』は数多くの批評家から絶賛された作品であり、その内容やキャストたちの演技もネット上で話題になりました。その結末も社会的なメッセージ性も高いので、『ロストガールズ』に関する感想や評価はネット上でも数多く見つけることができる傑作となっています。

『ロストガールズ』は社会的な意義も大きい!

『ロストガールズ』は社会的な意義も大きい作品と言われています。アメリカの社会問題も関わってくる作品であり、こうした事実を知ってもらう上でも意義のある作品だと考えられています。ネット上には『アメリカの根深い問題が関わってて、日本人に見てほしいわ』という感想や『日本じゃなかなか知り得ない事件を映画として広めるのは良い手段なのかも』という感想などが挙がっています。

『ロストガールズ』は後味が悪い?

『ロストガールズ』は後味が悪い映画と言われています。『ロストガールズ』は未解決事件を基にしており、結末まで見ても事件が解決することはありません。そのため後味の悪い結末となっており、ネット上には『「ロストガールズ」は後味が悪過ぎる。が、めちゃくちゃ引き込まれた』という感想や『ロストガールズは重くて後味の悪い実話ベースの映画でした!』という感想などが挙がっています。

『ロストガールズ』に登場する警察には厳しい意見も?

『ロストガールズ』に登場する警察には厳しい意見も数多くあります。実話が元ネタとなっているため、警察があまりにもひどいとネット上でも批判の声があります。ネット上には『余りに警察が無能で役立たずで腹立たしくこの気持ちどうしてくれるの』という感想や『被害者が売春婦だから捜査がこんなにも雑なの?!警察には怒りしかわかなかった!』という感想などが挙がっています。

エイミー・ライアンにも称賛の声!

エイミー・ライアンにも称賛の声も集まっています。主演を担当したエイミー・ライアンの演技力は圧倒的であり、「ロストガールズ」の良さが際立っているという意見が多くありました。ネット上には『なんといってもエイミー・ライアンの演技が見どころです。』という感想や『実際に起きた事件を基に作られた「ロストガールズ」はエイミー・ライアンの良さが際立った映画でした』という感想などが挙がっています。

『ロストガールズ』は好き嫌いが分かれる?

『ロストガールズ』は好き嫌いが分かれる作品と言われています。批評家の評価は高かったものの、実話を元ネタにしているため、現実の厳しさや虚しさなどを感じた視聴者も多かったと考えられています。ネット上には『ロストガールは個人的には好みじゃなかったかな』という感想や『ロストガールズ、未解決事件物ってもやもやが残るので好きじゃないですという感想などが挙がっています。

ロストガールズまとめ

今回は衝撃に実話をもとにしたNetflix映画『ロストガールズ』について概要や監督、ネタバレあらすじ、ネタバレ結末、キャスト情報、作品の見どころ、ネット上の感想などを紹介してきました。実際にあった事件を元ネタにしているのでNetflix映画としてもかなり挑戦的で社会的なメッセージが強い作品となっています。その結末も話題になっていて、多くのNetflixユーザーから好意的な感想が寄せられています。

特に絶賛された主演を演じたエイミー・ライアンの演技は一見の価値ありとも言われている傑作映画として知られています。実話を元ネタにしてアメリカの社会問題を切り取り、いまだに未解決の事件を扱っているため考えさせられることも多い作品として注目されています。Netflix映画の中でも絶賛する感想も多い『ロストガールズ』をぜひ一度ご覧になってみてください。

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