スターウォーズのイウォーク族の名前やモデルは?設定や豆知識を紹介

「スターウォーズ」に登場するかわいい生物イウォーク族。「スターウォーズ」を観て知ってる方は、見た目は毛むくじゃらでかわいいんだけど、戦うとやたらと強いというイメージしかないのでは?「スターウォーズ」の本編には1作品しか登場していませんが、実はイウォーク族を主役にしたスピンオフ作品が制作されている人気者です。この記事ではスターウォーズの人気者イウォーク族の設定や豆知識などの情報を掲載しています。

スターウォーズのイウォーク族の名前やモデルは?設定や豆知識を紹介のイメージ

目次

  1. スターウォーズのイウォーク族の名前やモデルは?設定や豆知識も紹介
  2. スターウォーズのイウォーク族はどんなキャラクター?
  3. スターウォーズのイウォーク族の名前の由来やモデルを紹介!
  4. スターウォーズのイウォーク族の意外な中の人とは?
  5. スターウォーズのイウォーク族のかわいい画像を紹介!
  6. スターウォーズのイウォーク族の今後の活躍に期待!

スターウォーズのイウォーク族の名前やモデルは?設定や豆知識も紹介

「スターウォーズ」では、ダースベイダーやC-3POなど作品に詳しくない方でも知ってる有名キャラクターが数多くいますが、今回取り上げるイウォーク族の知名度は、メインキャラと比べるとあまり知られていません。しかし、初登場するやいなや大活躍してスターウォーズファンに強烈なインパクトを残しています。この記事では、かわいくて強い謎の生物イウォーク族についての豆知識や可愛い画像を紹介します。

スター・ウォーズ|STAR WARS|

スターウォーズのイウォーク族はどんなキャラクター?

83年公開映画『スターウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』で初登場した森の月エンドア(衛星エンドア)に生息する全長1メートル程の獣人。熊や犬のような可愛らしい動物の外見のわりに好戦的な性格で、優れた身体能力と狩猟技術を持っています。イウォーク族には独特の言語と文化があり、これまで外部の星とは関わることはない孤立した種族だったのですが、基地建設が目的の帝国軍によってエンドアは侵略されてしまいます。

自然豊かな森林に囲まれた集落ブライト・ツリー村で暮らすイウォーク族は、石・木材・骨・獣の皮などを加工して家具や衣服、武器などを制作する原始時代に近い生活を送っており、近未来の兵器が主流の「スターウォーズ」の世界では致命的な文明レベルです。しかし、帝国兵のバイクを乗りこなすなど新しいテクノロジーを使いこなす順応性を持ち合わせ、地の利を活かした戦術で近代兵器を持つ帝国軍を圧倒する戦いを見せています。

「スターウォーズ/ジェダイの帰還」の活躍では、帝国軍がエンドアに建造したデス・スターのシールド発生基地の機能を停止させるため反乱軍と共に降り立ったルーク・スカイウォーカーたちと接触し、故郷から帝国軍を追い出したいイウォーク族と反乱軍との利害が一致し、最終的に反乱軍に協力します。そして多くの犠牲を払ったもののイウォーク族の活躍もあって、反乱軍はシールド発生基地の停止させることに成功させます。

意外にもイウォーク族を主役としたスピンオフ作品が制作されていて、84年にはテレビ映画『イウォーク・アドベンチャー 』(日本版DVDタイトルは『スターウォーズ/イウォーク・アドベンチャー勇気のキャラバン』)が放送されました。物語は、宇宙船がエンドアに不時着して両親と離れ離れになってしまった兄妹と友達になったイウォーク族が、巨大生物にさらわれてしまった兄妹の両親を救出しに冒険をするお話になります。

85年には『エンドア/魔空の妖精』(日本版DVDタイトルは『スターウォーズ/イウォーク・アドベンチャー/決戦!エンドアの森』)放送されます。前作の続きから描かれてるのですが、前作を視聴してる方からするとあまりにも悲しい展開が待ち受けていることでも有名です。85~86年には連続TVアニメ『イウォーク物語』が放送され、シーズン2まで制作されてます。

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スターウォーズのイウォーク族の名前の由来やモデルを紹介!

スターウォーズのイウォーク族の名前の由来について

イウォーク族の名前の由来ですが、アメリカ・サンフランシスコのマリンカウンティに所在するジョージ・ルーカスの映画製作会社ルーカスフィルム(現在ディズニーの傘下)周辺にはミウォークという名前のネイティブアメリカン(先住民族)が暮らしています。イウォークという名前は、その先住民であるミウォークに敬意を表して付けられた名前で、Miwork(ミウォーク)の頭文字Mを取り、Ewok(イウォーク)になったとされてます。

ちなみに日本ではイウォーク(Ewok)という名前で呼ばれてますが、この名前の呼び方は日本だけの表記になります。英語での正式な発音を日本語表記で書くと「イーウォック」昔の日本ではよくあるスペルの読み方の発音ミスなのですが、「イウォーク」は日本語表記としてルーカスフィルムから公認されている名前なので、訂正されることもなく「イウォーク」の名前で定着しました。

スターウォーズのイウォーク族のメインキャラの名前を紹介!

「スターウォーズ」では様々な種族に名前や細かな設定があり、当然イウォーク族にもそれぞれ付けられた名前がちゃんとあります。「スターウォーズ/ジェダイの帰還」で、気を失っていたレイア姫を保護し、捕えられたルークたちを村の誰よりも早く認め、エンドアの戦いにて数々の帝国兵を撃退するなど彼が居なかったら反乱軍の勝利はありえなかったと言っても過言ではない主要人物のウィケット・W・ウォリック。

ルークたちを黄金神への貢ぎ物にしようとしましたが、最終的に反乱軍に協力して帝国軍と戦うことを決断をしたイウォーク族が暮らす村の酋長チャーパ。エンドアに到着したハン・ソロを罠で捕え、反乱軍に好戦的な態度を見せていた、戦闘部隊隊長でありウィケットの親友ティーボ 。エンドアの戦いにてチューバッカと協力して帝国軍のAT-STのテンペスト・スカウト2を乗っ取り、戦局の流れを大きく変えたウィドルとワンカ。

ルークたちを貢物にするようチャーパに助言しますが、ルークとC-3POの機転により回避し、最終的に村を追放されることになったイウォーク族の呪い師ログレイ。帝国軍のバイクを盗んで乗りこなすほどの順応性と、ログレイが村にかけた呪いを払い除けた、ウィケットとティーボの親友である呪い師パプルーなどがおり、もちろん紹介した以外のイウォーク族にもきちんと名前が付けられています。

スターウォーズのイウォーク族はウーキーの代わりに作られた!

「スターウォーズ/ジェダイの帰還」でルークたちが本来訪れるはずだったのは、エンドアではなくウーキー族の母星「キャッシーク星」に訪れる予定でした。このウーキー族とは、ハン・ソロの相棒チューバッカの種族の名前になります。

「スターウォーズ/ジェダイの帰還」で、キャッシーク星を舞台にデス・スターのシールド機能を消滅させるためウーキー族と協力して帝国軍と戦い、シールド基地の機能を停止させる予定でした。ルーカスはこの「スターウォーズ」という世界で、原始的な文明の種族が最新の兵器を所持した侵略者を倒すという構想が当初からありました。

しかし物語の構想が膨らみ、『スターウォーズ エピソード4/新たなる希望』で初登場したチューバッカに高度な文明の技術を身につけさせることになったため、本来ウーキー族の役目だった原始的種族の代わりとしてイウォーク族が誕生することになります。このウーキーとイウォークはルーカスの飼い犬がモデルで、「ベルジアン・グリフォン」「ブリュッセル・グリフォン」など複数の犬種を参考に生み出されました。

スターウォーズのイウォーク族の戦法のモデルになったのは?

石槍、弓矢、スリングショット(パチンコ)など重火器ではなく原始的な武器しか扱わないイウォーク族が、この「スターウォーズ」の世界の近代兵器を所持した帝国兵相手に勝利を収めた戦い方にはモデルが存在します。ベトナム戦争で、戦力の差が圧倒的な中、アメリカ軍に大打撃を与えて苦しめた北ベトナム軍のゲリラ戦法です。

ルーカスが「スターウォーズ」制作段階で構想していた「原始的種族が近代兵器を持った相手に勝利する」が、ベトナム戦争の北ベトナム軍とアメリカ軍に当てはまっており、北ベトナム軍が使用したゲリラ戦法をベースにイウォーク族の戦法が誕生しました。

「スターウォーズ/ジェダイの帰還」で使用されたイウォーク族の戦法は、帝国軍の兵士を挑発して得意な密林へと誘い込んで矢や投石の雨を降らせ、丸太を転がしてAT-STウォーカーの体勢を崩させるなど地形を活かした数々の罠を仕掛けるほか、槍やナイフによる白兵戦へと持ち込むなど罠や奇襲を巧みに使った戦法で強力な兵器を持つストームトルーパーやウォーカーといった帝国兵を追い詰めてます。

スターウォーズのイウォーク族が話す言語の誕生秘話

「スターウォーズ」では様々な惑星の種族と言語が登場し、イウォーク族が話す言語は「イウォーク語」というとても不思議な言葉を使います。この「イウォーク語」の誕生秘話ですが、「スターウォーズ」以外にも『インディ・ジョーンズ』や『E.T』など数々のヒット作を手掛けたサウンドディレクターのベン・バートが、テレビのドキュメンタリー番組で年配女性がチベット語を話しているのを聴いて発想を得ました。

その後ベンは、中央アジア出身の高齢のおばあさんと出会います。おばあさんは亡命をしてきたばかりで、今までモンゴル草原で部族をしていました。ベンは、おばあさんの息子に通訳を頼んで聞かせてもらった昔話などの会話の音声を録音します。そして作曲家ジョン・ウィリアムズと共に早送りや逆回しなど試行錯誤を繰り返し、中央アジアの複数の国の面白い響きの言葉を繋ぎ合わせて誕生したのがイウォーク語になります。

中央アジアの言語の中には日本語も含まれており、日本語らしき言葉が聞こえるシーンがいくつも確認できます。「スターウォーズ/ジェダイの帰還」では、レイア姫と協力してストームトルーパーを倒したときの第一声が「ヤッチャー」だったり、チューバッカとAT-STを乗っ取ったシーンでは、操縦するときの台詞が「オレヤラナキャナ」など日本語らしきを台詞を言ってるので、耳を凝らして聴いてみると面白いでしょう。

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スターウォーズのイウォーク族の意外な中の人とは?

「スター・ウォーズ/エピソード6」公開当時は当然CGといった技術はなく、俳優がきぐるみや特殊メイクを施して演じていました。イウォーク族は約1メートルと小柄な種族のため、小人症(肉体の成長はせずに幼児体型のまま歳を取る病気)の俳優がイウォーク族を演じていました。

このイウォーク族を演じた小人症俳優の中に、のちの大ヒット映画にも出演している俳優が演じています。イウォーク族の主要人物の1人「ウィケット・W・ウォリック」を演じていたのがワーウィック・デイヴィスという小人症の俳優です。「スターウォーズシリーズ」以外の代表作には、映画「ハリーポッターシリーズ」のフィリウス・フリットウィック教授を演じたことで有名です。

ワーウィックが11歳の頃、祖母がラジオで役者の募集を聴いていたことがきっかけで役者の道に進むことになり、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』でデビューします。この時ワーウィックはイウォーク族のエキストラを演じ、R2-D2役で知られるケニー・ベイカー(同じく小人症)がウィケット・W・ウォリックを演じる予定でした。

しかしケニーが病気によってウィケッドを演じることができなくなったため、ワーウィックに白羽の矢が立てられました。ワーウィックが選ばれた理由は、そこに一匹の本物の犬がいるかのようにイウォーク族を演じてなりきっていたからです。ワーウィック曰く自分の飼い犬の動きを真似した動きで、犬がモデルだったイウォーク族とマッチして誰よりも上手く演じ、重要なウィケット・W・ウォリックという大役を見事に勝ち取ります。

その後ワーウィックは、外伝作品『イウォーク・アドベンチャー』2作品に同じウィケッド役で出演。『スターウォーズ  エピソード1/ファントム・メナス 』では、ウィーゼル、ウォルド、ヨーダ(歩行シーンのみ)役で出演し、2015年から新たに始まった約10年ぶりとなる「スターウォーズ」新シリーズにウォリヴァン役で出演しています。

スターウォーズのイウォーク族のかわいい画像を紹介!

スターウォーズのイウォーク族の勇敢な戦士ウィケット・W・ウォリックのかわいい画像

こちらの画像は、「スターウォーズ/ジェダイの帰還」のイウォーク族の主要人物の1人、ウィケット・W・ウォリックの立ち姿です。槍を持ってる姿がいかにも部族らしく勇敢ですが、見た目で、どうしてもかわいく見えてしまいます。

こちらの画像は、ウィケットがナイフで武器をこしらえてるシーンです。これが普通の部族や強面の人がやると独特の緊張感とかっこよさがあるのですが、スターウォーズの中でもかわいい部類に入るイウォーク族がやると緊迫した雰囲気が感じられません。

こちらの画像は、エンドアに到着後に帝国軍と交戦して気を失ってしまったレイア姫を発見し警戒するも、レイアから携帯食をもらって仲良くなったときの1シーン。このウィケットの首の向きと手の位置があまりにもかわいすぎる1枚です。

こちらの画像は、スターウォーズ外伝作品『イウォーク・アドベンチャー』での1シーン。トワニ家の長女シンデル・トワニに肩を組んで寄り添ってあげていて、二人ともとてもかわいいです。それにしてもレイア姫のときといい、ウィケットは意外にも社交的で面倒見が良くて好感が持てます。

スターウォーズのイウォーク族とチューバッカが一緒にいるシーンがかわいい!

こちらの画像は、「スターウォーズ/ジェダイの帰還」で、帝国軍との戦い最中に見せたウィドル(茶色)とワンカ(黒色)の2匹のイウォークとチューバッカのカメラ目線っぽい1シーンです。ウィドルの顔がどことなくニコッとしていてとてもかわいいです。

こちらの画像は、イウォーク族の祝宴を行っているシーンです。スターウォーズでも屈指の高身長のチューバッカと低身長のイウォーク族の身長差凸凹コンビの踊ってるのですが、チューバッカの大きさが、イウォーク族のかわいさを最大限まで引き立ています。

こちらの画像は、「スターウォーズ/ジェダイの帰還」でイウォーク族が歌った「Yub Nub」のカラオケ映像版の1シーンです。チューバッカを中心にイウォーク族が大集合している記念写真風で、イウォーク族好きにはたまらない1枚です。

スターウォーズのイウォーク族の子供たちがかわいい!

こちらの画像は、宴中に登場したイウォーク族の子供たちの1シーンです。「スターウォーズ」でも屈指のかわいさを誇るイウォーク族のその子供たちの愛くるしい表情がたまりません。

こちらの画像は、お母さんらしきイウォークが赤ん坊を抱きかかえて、あやしているシーンです。動物の親子が一緒にいるのはかわいいですが、当然このイウォーク族の親子?もかわいらしくてほっこりします。

こちらの画像も、かわいらしい赤ちゃんイウォークの1シーンです。実は赤ちゃんイウォークにも名前や設定があり、この赤ちゃんイウォークの名前は二ペットと言い、両親などの設定が細かく作られています。

スターウォーズのイウォーク族はアニメになってもかわいい!

こちらの画像は、スターウォーズシリーズのアニメ作品の1つ『イウォーク物語』のシーンです。シーズン1の主人公ウィケットの上目遣いっぽい表情が、あまりにも愛くるしくてたまりません。

こちらの画像は、ウィケットと『イウォーク物語』のヒロイン、ニーサ・ア・ジャリ・キンターカとの微笑ましいツーショットシーンです。ニーサは、イウォーク族の村「ブライト・ツリー・ビレッジ」を治めるチャーパ酋長の娘であり、ウィケットといつも行動を共にして数々の試練を乗り越えてきた親友になります。

スターウォーズのイウォーク族の今後の活躍に期待!

名前の由来など調べてみると面白い発見があるイウォーク族。「スターウォーズ」旧3部作に颯爽と登場し、ファンの心を掴んだ人気者ですが、「スターウォーズ/ジェダイの帰還」以来、本編には登場していません。しかし、「スターウォーズ」も新たなシリーズが誕生し、続々と新作が公開されているので、いずれ新作に成長したウィケットたちが登場するかもしれません。ぜひ再びスクリーンで活躍してくれるのを期待して待ちましょう!

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