【ハイキュー】山口忠の声優は斉藤壮馬！歌手としての活動や出演作も紹介

山口忠はバレーボール漫画『ハイキュー!!』に登場する主要キャラクターの1人。ここでは山口忠というキャラクターについて触れていくと同時に、アニメ『ハイキュー!!』で彼の声を担当した声優・斉藤壮馬の過去出演作や、歌手活動についても紹介していきます。『ハイキュー!!』のキャラクター・山口忠とその声優・斉藤壮馬についてチェックしていく前に、まずは『ハイキュー!!』という作品の概要を押さえておきましょう。

『ハイキュー!!』は『週刊少年ジャンプ』にて連載されたバレーボール漫画。作者は古舘春一です。2012年から連載が開始され、2020年5月時点で既刊は43巻。タイトルはバレーボールを意味する言葉「排球」から取られています。バレーボール経験者である作者が描く精密なバレー描写と、それぞれのスタイルでバレーに打ち込む魅力的なキャラクターたちが人気を博し、『週刊少年ジャンプ』の看板作品の1つとなりました。

その人気は日本のみならず、アジアを中心に世界へ広がっています。2014年4月にテレビアニメ『ハイキュー!!』第1期がアニメ化。2015年10月には第2期が、2016年10月には第3期が放送され、2020年1月には第4期の第1クールが放送されました。アニメ以外にも、劇場版化や舞台化、ゲーム化など様々なメディアミックスが展開されています。

春高バレーで宮城県代表烏野高校のエース「小さな巨人」が活躍する様子を目撃し、バレーボールの虜となった少年・日向翔陽。彼は中学最初で最後の公式戦で「コート上の王様」という異名を持つ天才セッター・影山飛雄擁する北川第一と戦い、惨敗してしまいました。

影山へのリベンジを誓った日向は、憧れだった烏野高校に入学しバレー部の門を叩きます。するとそこには、宿敵・影山の姿がありました。彼も烏野高校に入学していたのです。かくして、ライバルであった2人はチームメイトとなり、共に春高バレー出場を目指すことになったのでした。

『ハイキュー!!』に登場するキャラクター、山口忠。彼は主人公である日向翔陽、影山飛雄と同じ烏野高校バレー部に所属する1年生です。誕生日は11月10日で、身長は179.5センチから180センチ、体重は63キロ。ポジションはミドルブロッカーで、最高到達点は315センチです。好物はふにゃふにゃになったフライドポテト。頭頂でハネたアホ毛とそばかす、三白眼が特徴的な少年です。

背番号は12で、3年生になってからは1に変わりました。同じ烏野高校バレー部に所属している月島蛍とは幼なじみでよく行動を共にしており、友人として何でもそつなくこなせる月島のことを誇りに思っています。

一方で、特に秀でたところのない自分に引け目を感じており、またバレー部の中では1年生の中で唯一スタメンではないことを気にしていました。しかしただ落ち込むのではなく、自分も誇れる武器を手に入れようと努力する強さがあり、そのひたむきさは月島も認めるところ。彼の努力は少しずつ報われ、試合でチームに貢献できるようになります。

アニメ『ハイキュー!!』で山口忠の声を担当したのは、声優・歌手の斉藤壮馬です。斉藤壮馬は1991年4月22日生まれ、血液型はB型で、身長は169.6センチ。山梨県出身で、所属事務所は81プロデュースです。声優活動は2010年から開始しており、デビュー作は『剣と魔法と学園モノ。2G』（リモン）でした。2017年からは歌手としても活動を開始しており、SACRA MUSICというレーベルからCDを出しています。

声優・斉藤壮馬は、高校の頃環境の変化に馴染めず、学校に行っていなかった時期がありました。学校に行かない間は自宅で映画やアニメを観て過ごしており、その中で声優・石田彰の演技に感銘を受けます。それがきっかけで、声優という職業を意識し始めたそうです。

高校卒業後、斉藤壮馬は早稲田大学文学部に進学し、大学生活を送りながら声優養成所に通っていました。一時期は学業に専念したものの、大学3年生の頃に養成所に通い直すようになり、大学4年生になって勉強が一段落したところで、81プロデュースジュニアに所属。本格的に声優業に打ち込むようになりました。

2014年から放送が開始された、テレビアニメ『ハイキュー!!』山口忠役をきっかけに注目を集め始めた、声優・斉藤壮馬。彼は2015年に行われた第9回声優アワードで新人男優賞を受賞しています。

斉藤壮馬は受賞の際、自分が苦しいときにアニメや映画をたくさん観て救われ、それがきっかけで演じる側に立ちたいと思ったという経験を語り、これからも満足することなく精進したいと決意を新たにしました。以降、彼は着々と人気声優への道を歩き始めます。

先述の通り、声優・斉藤壮馬は2017年から歌手としての活動を開始。CDを発売するようになりました。斉藤壮馬が歌唱する曲は、アニメとタイアップされているものからされていないもの、キャラクターソングまで様々です。ここでは、斉藤壮馬が歌手を務めている楽曲をいくつか紹介していきます。

斉藤壮馬の歌手としての活躍その1、1stシングル『フィッシュストーリー』の発売。2017年6月7日、斉藤壮馬の1枚目のシングルである『フィッシュストーリー』がSACRA MUSICから発売されました。

作詞・作曲はアニメ・ゲームコンテンツにも数々の楽曲を提供してきた大石昌良。発売当日には池袋でリリースイベントが開催され、2000人を超えるファンが会場に集まりました。元々、アニメ・ゲーム作品のキャラクターソングで高い歌唱力を披露していた斉藤壮馬。歌手・斉藤壮馬としても、変わらずハイクオリティーな歌声を披露しています。

斉藤壮馬の歌手としての活躍その2、2ndシングル『ヒカリ断ツ雨/夜明けはまだ』の発売。2017年9月6日、2ndシングルである『ヒカリ断ツ雨/夜明けはまだ』が発売されました。『ヒカリ断ツ雨』は、大人気ゲーム『刀剣乱舞』のアニメ化作品『活撃刀剣乱舞』の主題歌です。斉藤壮馬は『活撃刀剣乱舞』で主要キャラクターの1人・鶴丸国永を演じており、その関係でこのタイアップが実現しました。

斉藤壮馬の歌手としての活躍その3、3rdシングル『デート』の発売。2018年6月20日、3rdシングルである『デート』が発売されました。3rdシングルの特徴は、収録される全曲が斉藤壮馬自身による作詞・作曲であるということ。声優・斉藤壮馬の歌手としての魅力が詰まった、ファン必聴のシングルとなっています。

斉藤壮馬の歌手としての活躍その4、1stアルバム『quantum stranger』の発売。2018年12月19日、1stアルバムである『quantum stranger』が発売されました。このアルバムにはシングル曲の他に、シングルリアレンジ楽曲や新録楽曲が収録されています。アルバムにも斉藤壮馬が作詞・作曲を手掛けた楽曲が多く入っており、歌手・斉藤壮馬のファン垂涎の仕上がりとなっています。

山口忠の声優・斉藤壮馬の出演作品やアニメキャラその1は『アカメが斬る！』（タツミ）です。アニメ『アカメが斬る！』は、スクウェア・エニックスで連載されていた原作原案・タカヒロ、作画・田代哲也の漫画をテレビアニメ化した作品。2014年7月から12月にかけて、全24話が放送されました。

帝歴1024年、帝国の圧政に苦しむ村の少年剣士・タツミは、幼なじみと共に帝都へ出稼ぎに出発しました。トラブルに見舞われながらも、なんとか辿り着いたタツミの目に映ったのは、腐敗した帝都の姿。そんな中タツミは、帝都の重役や富裕層の人間を狙う殺し屋集団の噂を耳にします。

声優・斉藤壮馬がこの出演作品で演じたのは、主人公のタツミです。タツミは地方の貧しい村で暮らしていた少年剣士。重税に苦しめられる故郷の村を救おうと、幼なじみたちと共に帝都へ向かいました。そこで殺し屋集団「ナイトレイド」と遭遇。

腐敗しきった帝国の真実を目の当たりにしたタツミは、ナイトレイドの一員となって戦うことを決意します。斉藤壮馬は喜怒哀楽がはっきりしているタツミを演じるに当たり、感じるまま表現にメリハリをつけることを意識していたそうです。

山口忠の声優・斉藤壮馬の出演作品やアニメキャラその2は『残響のテロル』（ツエルブ/久見冬二）です。アニメ『残響のテロル』は、アニメ制作会社MAPPAによるオリジナルアニメ作品。2014年7月から9月にかけて、全11話が放送されました。

青森の核燃料再処理施設からプルトニウムが強奪されるという事件が発生。それから半年後、スピンクス1号・2号と名乗る2人の人物が爆破予告を出しました。その予告通り、東京都庁で大爆発が発生。スピンクス1号・2号は次の爆破場所をなぞなぞで伝える動画を公開し、刑事の柴崎健次郎はそのなぞなぞを解くべく頭をひねります。やがて柴崎は、スピンクス1号・2号がただのテロリストではないことに気づくのでした。

声優・斉藤壮馬がこの出演作品で演じたのは、主人公の1人であるツエルブ/久見冬二です。彼はナイン/九重新と共に、青森の核燃料再処理施設から日本政府が隠していたあるものを強奪し、数々の爆弾事件を起こした犯人。

しかしその目的は人を殺すことではなく、ある事実を世界に明らかにするためでした。ツエルブは明るく純粋で、子供のように無垢であるがゆえの残酷さを持っているキャラクター。暗記力に秀でており、また声や音の色がわかる共感覚の持ち主です。

山口忠の声優・斉藤壮馬の出演作品やアニメキャラその3は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』（ヤマギ・ギルマトン）です。アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』は、アニメ制作会社サンライズによるテレビアニメ作品。2015年10月から2016年3月にかけて第1期全25話が、2016年10月から2017年4月にかけて第2期全25話が放送されました。

大戦争「厄祭戦」終結から約300年後。地球圏はそれまでの統治機構を失い、大戦の英雄アグニカ・カイエルとその同志であるセブンスターズが創設した治安維持組織の支配で、新たな世界が構築されていました。一方、火星圏では新たな争いの火種が。そんな中、主人公の三日月・オーガスが所属する民間警備会社が、火星独立運動を指揮する少女の護衛を務めることになりました。物語はそこから大きく動き始めます。

声優・斉藤壮馬がこの出演作品で演じたのは、機械整備が得意な少年、ヤマギ・ギルマトンです。ヤマギ・ギルマトンは、主人公の三日月・オーガス同様、民間警備会社CGS（クリュセ・ガード・セキュリティー）に所属する人物。後にCGSを解体して旗揚げされた「鉄華団」の一員となります。

口数は少ないですが機械に強いメカニック。戦場で戦うことはできませんが、メカニックとして仲間のためにできる限りの努力は惜しみません。物語が進むにつれて整備士として成長していき、やがては整備班のナンバー2として周囲から信頼されるようになります。

山口忠の声優・斉藤壮馬の出演作品やアニメキャラその4は『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』（グレン＝レーダス）です。アニメ『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』は、原作原案・羊太郎、イラスト三嶋くろねのライトノベルをテレビアニメ化した作品。2017年4月から6月にかけて、全12話が放送されました。

主人公のグレン＝レーダスは、仕事を辞めて1年間無職を続けていました。しかしついに育ての親に脅され、強制的にアルザーノ帝国魔術学院の非常勤講師として働くことになります。最初はやる気のない授業を行ってきたグレン。しかし生徒たちとの交流で徐々に変わっていき、やがて質の高い授業を行うようになった彼は、人気講師に成長します。しかしそんな中、とある魔術結社が学院を襲撃。グレンは戦いに巻き込まれていきます。

声優・斉藤壮馬がこの出演作品で演じたのは、主人公のグレン＝レーダスです。グレンは、育ての親であるセリカ＝アルフォネアに脅されて、魔導大国・アルザーノ帝国の南部に位置する最先端の魔術を学べる学校「アルザーノ帝国魔術学院」の非常勤講師となった19歳の青年。彼は魔術学院の卒業生です。

グレンはある出来事のせいで魔術を嫌っており、それもあって当初は早く講師を辞めるためにわざと不誠実な授業を行っていました。しかし後に、生徒との交流によって態度を改め、やがて正式な講師になります。

山口忠の声優・斉藤壮馬の出演作品やアニメキャラその5は『フューチャーカード バディファイト』（龍炎寺タスク）です。アニメ『フューチャーカード バディファイト』は、ブシロードのトレーディングカードゲームを元に制作されたテレビアニメ作品。2014年1月から2018年5月までに、第1期から第4期と第4.5期が放送されました。

2030年頃の日本、首都の超東驚。人類は、選ばれた人間「バディファイター」が異世界の住人である「バディモンスター」と相棒になり繰り広げるゲーム「バディファイト」を通じ、異世界の住人たちと交流していました。ゲームはただの遊びではなく、時には国の命運を左右するほど重要なもの。相棒学園初等部6年の未門牙王はバディファイターに選ばれ、相棒のドラムバンカー・ドラゴンと共に数々の戦いに挑んでいくことになります。

声優・斉藤壮馬がこの出演作品で演じたのは、主人公の1人である龍炎寺タスクです。龍炎寺タスクは中学1年生の少年。中学生ながら犯罪バディファイターを取り締まる「バディポリス」に所属しており、天才バディファイターと呼ばれています。真面目で正義感の強い性格。

一方で真面目過ぎるゆえに自分の失敗を許さず、正義感から1人で突っ走ってしまうことがあり、そこを大人たちから心配されています。相棒はジャックナイフ・ドラゴン。家族がいないタスクにとって、ジャックは相棒であると同時に唯一の家族であり、固い絆で結ばれています。

山口忠の声優・斉藤壮馬の出演作品やアニメキャラその6は『TSUKIPRO THE ANIMATION』（奥井翼）です。アニメ『TSUKIPRO THE ANIMATION』は、ムービックが発売するCDシリーズを元に制作されたテレビアニメ作品。2017年10月から12月にかけて第1期全13話が放送されました。2021年には、第2期であるアニメ『TSUKIPRO THE ANIMATION2』が放送開始予定となっています。

ツキノ芸能プロダクションに所属する4ユニット「SOARA」「Growth」「SolidS」「QUELL」。この4ユニットが、年末に日本武道館で開催される「ツキプロライブ2017」の2日目を担当することになりました。大きなステージを成功させるべく、各ユニットメンバーたちの忙しい日常が動き始めます。それぞれのユニットが生み出す個性溢れる音楽と、それにまつわる物語が展開される日常系音楽アニメです。

声優・斉藤壮馬がこの出演作品で演じたのは、ツキノ芸能プロダクション所属ユニットの1つ「SolidS」のメンバー、奥井翼です。奥井翼は自信家であり、傲慢で高飛車。しかし人を惹きつける魅力を持った、カリスマタイプの人間です。

要領が良くて世渡り上手であり、自由気まま。音楽に並々ならぬ情熱を注ぐ真面目なリーダー・篁志季とは、性格の違いから何かと衝突しがちですが、実際は翼もSolidSとその音楽に愛情を持っており、志季のことも認めています。

山口忠の声優・斉藤壮馬の出演作品やアニメキャラその7は『ハルチカ ～ハルタとチカは青春する～』（上条春太）です。アニメ『ハルチカ ～ハルタとチカは青春する～』は、初野晴による推理小説シリーズをテレビアニメ化した作品。2016年1月から3月にかけて、全12話が放送されました。

穂村千夏は、高校進学を機に吹奏楽を始めることを決意した少女。しかし弱小吹奏楽部は廃部寸前です。彼女は幼なじみの上条春太と再会し、共に吹奏楽部の廃部を阻むため部員集めに奔走することに。2人は吹奏楽の甲子園・普門館出場を目指しながら、校内で起こる様々な事件を解決に導いていきます。

声優・斉藤壮馬がこの出演作品で演じたのは、もう1人の主人公である上条春太。通称「ハルタ」です。彼は中性的な顔立ちの美少年。頭脳明晰ですがひねくれ者で、少々冷たいところがあります。主人公の1人であるチカとはかつて家が隣同士だった幼なじみ。

女性が嫌いで、同性である吹奏楽部の顧問・草壁信二郎に片想いをしており、同じく草壁に恋をしているチカとはライバルという関係です。担当楽器はホルンで、中学生の頃から吹き続けているため、その実力はかなりのものです。

山口忠の声優・斉藤壮馬の出演作品やアニメキャラその8は『ハンドシェイカー』（タヅナ/高槻手綱）です。アニメ『ハンドシェイカー』は、アニメ制作会社GoHands、Frontier Works、KADOKAWAの共同原作によるテレビアニメ作品。2017年1月から3月にかけて全12話が放送され、OVAも制作されました。

舞台は西暦20XX年のOSAKA。機械いじりを得意とする主人公の高校生、タヅナこと高槻手綱は、修理依頼を受けて大学の研究室を訪れました。そこでベッドに横たわる少女・コヨリを発見。この少女との出逢いがきっかけで、タヅナはハンドシェイカーの戦いに巻き込まれていくことになります。

声優・斉藤壮馬がこの出演作品で演じたのは、主人公のタヅナこと高槻手綱です。タヅナは大学の研究室でコヨリという少女と出逢い、彼女と手を繋いだことがきっかけで、理不尽な戦いに身を投じなければならなくなりました。

人並み外れた集中力の持ち主で、一度機械をいじり始めると周りが見えなくなってしまうのが悩み。ムスブという妹がいましたが亡くなっており、当初はコヨリにムスブの面影を見ていました。しかしコヨリと行動を共にするうちに、コヨリ自身を大切に思うようになります。

声優・歌手として活躍する斉藤壮馬は、イケメン声優として有名です。彼に彼女がいるのかどうか、気になっているファンは少なくないでしょう。噂では、声優養成所時代には彼女がいたと言われています。しかしその彼女がどんな人物だったのかなどの情報は一切ありません。

また、これまでに数人の女性声優や女優との熱愛疑惑があり、特に女性声優の上田麗奈とはデート情報や同棲疑惑などが上がりました。しかし2人の関係を証明するような写真・映像の類はなく、具体的な目撃情報もないため、デマである可能性が高いようです。斉藤壮馬の熱愛疑惑はどれも噂の域を出ないものばかり。彼女がいる、と断定できるような情報は、現状ありません。

斉藤壮馬は、大人しいタイプの女性よりも元気で活発な女性を好むようです。引っ込み思案であるため、そんな自分を引っ張ってくれる女性が良いとのこと。また髪をくくった女性や、デコルテが綺麗な女性に惹かれる傾向にあるようです。

山口忠のかっこいい魅力その1「ジャンプフローターサーブ」。烏野高校バレーボール部の1年生は、日向翔陽、影山飛雄、月島蛍、山口忠の4人。しかし1年生の中で山口だけが、スタメンではありませんでした。驚異的なジャンプ力と俊敏さを誇る日向と、天才セッターである影山の変人コンビ。高い身長と卓越したブロック力を誇る月島。

山口は身長はそこそこあったものの、他の3人に比べると自分だけの武器というものがありませんでした。自分だけ置いていかれるという焦燥感に駆られた山口は、烏野高校バレー部のOBである嶋田誠にジャンプフローターサーブを教わることを決意します。フローターサーブは、ボールを高い位置にトスして叩くように打つサーブ。ボールが回転しないため、急激に落ちるなどの変化をします。

ジャンプフローターサーブは、フローターサーブをジャンプしながら打つというもの。通常のフローターサーブに比べ、ジャンプフローターサーブはボールの速度が上がり、変化も大きくなります。最初は試合に出てもサーブを上手く決めきれなかった山口ですが、彼は努力を重ね、ついに頼りになるピンチサーバーとしてのポジションを確立しました。

山口忠のかっこいい魅力その2「レシーブが苦手」。山口忠は、レシーブがあまり得意ではありません。ピンチサーバーとしてサーブをした際、相手に上手くボールを拾われてしまうと、次は急いでレシーブに回る必要があります。

成功すれば点も取れるサーブから一転、逆に得点を狙われる立場になるこの瞬間が山口は苦手らしく、その感覚を「命を狙う側から狙われる側に回るような恐怖」と表しています。それでも、自身のサーブ権を維持するためにその恐怖を乗り越え、身体を張ってレシーブする山口はかっこいいです。

山口忠のかっこいい魅力その3「朝が弱い？」。山口忠は朝にあまり強くない様子。東京での長期合宿の際、チームメイトに声をかけられてもなかなか起きられない様子が描かれています。ハードな練習の日々を過ごしているので起きられなくても不思議ではありませんが、それにしてもかなりの爆睡具合でした。

山口忠のかっこいい魅力その4「月島蛍との関係」。山口忠と月島蛍は、小学生の頃からの幼なじみ。いじめられていたところを月島に救われたのが2人の出逢いで、山口は何でもそつなくこなせる月島のことを誇りに思っています。基本的に憧れから月島を上に見ている山口ですが、常に月島が強いわけではありません。普段は月島に気を遣うような言動が多い山口ですが、いざというときは月島を叱責することもできます。

山口忠のかっこいい魅力その4「キャプテンだった？背番号は？」。1年生のとき、山口忠の背番号は12番でした。しかし3年生になった山口のユニフォームを見てみると、背番号が1番になっていることがわかります。しかも同学年で撮った集合写真を見てみると、番号の下に1本ラインがあるように見えます。

背番号の下のラインはキャプテンの証。日向たち1年生組が2・3年の頃の話はあまり描かれていないため詳しくはわかりませんが、山口は烏野高校バレー部のキャプテンになった可能性があります。

山口忠のかっこいい魅力その5「宮城県の家電メーカーに就職？」。漫画『ハイキュー!!』では、登場人物たちが高校を卒業したあとの話も描かれています。月島と同じ大学に進学した山口忠。4年生になった彼は卒業後、宮城県の家電メーカーに就職するようです。月島はもちろん、日向や影山とも交流は続いており、1年生組の絆が強いことがわかります。

山口忠の名言その1「そんなモンッ…」。月島は烏野の他メンバーに比べると、部活を少し冷めた目で見ています。彼は部活を「たかが部活」と考えており、本気になることを意図的に避けているようでした。月島の態度は、兄がバレーで挫折し、そんな兄の姿を見て人には限界があり、頑張っても無駄だと思ってしまったことに起因しています。

上には上がいて、絶対に1番になどなれないのに何故皆努力をするのか。月島にはそれが不思議でなりませんでした。そんな月島に対し、山口は胸ぐらを掴んでこのセリフを叩きつけます。日向、影山、月島という現状自分より上の存在である3人を必死に追いかけている山口の口から発せられたからこそ、胸に響くセリフでした。

山口忠の名言その2「自分も戦えるって 証明しろ…」。山口が初めて試合でジャンプフローターサーブを打つことになったシーンでのセリフです。1年生で1人だけ試合の機会に恵まれていなかった山口。

そんな現状を変えるために身に着けたジャンプフローターサーブをついに実戦で使う日が来たのですが、高校初試合、初サーブであるため、極度の緊張でガクガクでした。しかし、努力によってようやく巡ってきた、3人に並ぶための大きな一歩です。自分の選手としての価値を証明するために、山口は己を奮い立たせました。山口忠の決意が滲む名言です。

アニメ『ハイキュー!!』の山口忠から斉藤壮馬のファンになったという人のコメントです。斉藤壮馬は山口忠の「置いていかれる」という焦燥感や、チームメイトに負けたくないという強い気持ちを見事に声で表現し、山口忠をより魅力的なキャラクターにしました。

斉藤壮馬の歌手としての活動を楽しみにしているファンのコメントです。斉藤壮馬の歌声を心の支えにしているファンは多く、CDの発売やライブの開催が待ち望まれています。声優としてだけでなく、歌手・斉藤壮馬の活動からも目が離せません。

アニメ『ハイキュー!!』で山口忠の声を担当しているのが斉藤壮馬であることに驚いている人のコメントです。人気声優の仲間入りを果たし、主役を務めることも多くなった斉藤壮馬。現在の人気っぷりからすると、比較的地味なキャラクターである山口忠の声を担当していることは多くの人にとって予想外だったようです。

アニメ『ハイキュー!!』で山口忠を担当した声優・斉藤壮馬の過去出演作品や、歌手活動について。また山口忠というキャラクターについても紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？斉藤壮馬は声優としてだけでなく、歌手としても評価されている才能に溢れた人物です。

彼のフレッシュな演技のおかげで、『ハイキュー!!』の山口忠はより魅力的なキャラクターになり、多くのファンから愛されました。気になった人はぜひアニメ『ハイキュー!!』を観て、声優・斉藤壮馬の演技と山口忠というキャラクターをチェックしてみてください。また、斉藤壮馬の他出演作品や、彼の歌手活動にも注目しましょう。