【ハイキュー】山口忠がかわいい理由は?キャラの魅力や名言・声優情報も紹介

『ハイキュー』に登場する山口忠は、烏野高校バレー部のピンチサーバーです。山口忠は小学生の頃から月島と一緒にバレーをしており、かわいいキャラクターとして読者から人気です。しかしかわいいだけでなく、試合ではかっこいいシーンもあります。この記事では山口忠のかわいい魅力やかっこいい名言などを紹介します。また、アニメ『ハイキュー』の担当声優や春高バレー後についてもまとめています。

【ハイキュー】山口忠がかわいい理由は?キャラの魅力や名言・声優情報も紹介のイメージ

目次

  1. 山口忠とは?
  2. 山口忠のかわいい理由・魅力
  3. 山口忠のかっこいい名言集
  4. 山口忠のアニメ声優
  5. 山口忠はキャプテンに?その後は?
  6. 山口忠に関する感想や評価
  7. 山口忠のかわいい魅力まとめ

山口忠とは?

ハイキューの作品情報

山口忠は『ハイキュー』に登場するキャラクターです。『ハイキュー』はバレーを題材にしている漫画で、山口忠もバレーの選手です。烏野高校バレー部のスタメンではないのですが、ベンチ入りしている優秀な選手です。ここでは山口忠のプロフィールや名言、声優などを紹介する前に、まずは『ハイキュー』の基本情報をまとめています。

ハイキューの概要

『ハイキュー』は「週刊少年ジャンプ」で連載されている漫画です。作者の古舘春一は中学・高校の時にバレー部のミドルブロッカーとしての経験があります。8年間連載されている人気漫画で、「スポーツ漫画の中でも歴史に残る傑作」と評価されています。バレーの描写に関しては誇張している部分はあるものの、実際に試合で使われているプレーを中心に描かれているのが特徴的です。

ハイキューのあらすじ

『ハイキュー』の主人公・日向翔陽は「小さな巨人」に憧れてバレーを始めますが、バレーができる環境がありませんでした。レシーブなど技術が必要なプレーがほとんどできない状態で中学3年生の時に初の公式戦に挑みます。しかし、中学の試合では北川第一という強豪校に負けてしまいました。日向は北川第一の「コート上の王様」といわれている影山飛雄にリベンジを誓います。

山口忠のプロフィール

山口忠は烏野高校バレー部のピンチサーバーです。幼馴染の月島と仲が良く常に一緒にいます。月島のことは「ツッキー」と呼んで慕っています。中学生の頃まではそこまでバレーに熱意はありませんでしたが、烏野のバレー部に入った事をきっかけにジャンプフローターサーブを極めるようになります。

山口忠のバレー選手としての強さ

山口忠の強さはジャンプフローターサーブです。春高バレー宮城県代表決定戦の青葉城西戦ではピンチサーバーで入り5点も加点しています。春高バレー本戦の音駒戦では守備を得意とする音駒相手に2点も取って流れを変えました。

アニメ『ハイキュー!!』公式サイト

山口忠のかわいい理由・魅力

かわいい理由・魅力①努力家

山口忠は『ハイキュー』の中ではあまり目立たないキャラクターです。特に試合ではインターハイ予選の青葉城西戦までは出場すらしていませんでした。そんな山口忠は実はとても努力家です。自分も試合に出たいと思うようになってすぐに嶋田に弟子入りし、部活の帰りにジャンプフローターサーブの練習をしていました。

『ハイキュー』の劇中では山口忠がジャンプフローターサーブの練習しているシーンはあまり描かれていません。しかし嶋田との練習風景が描かれた時には「あと1本」と頼んでいるシーンがありました。それに対し、嶋田は山口忠の言う「あと1本」は「あと1本」じゃないと呆れ、あと10本で終わりにするように言いました。

このシーンだけでも、毎日ギリギリまで嶋田とジャンプフローターサーブの練習をしていたことが分かります。また、山口忠が初めてジャンプフローターサーブで点を入れた時、月島はそこまで派手に喜んでいませんでした。その理由として「この5ヶ月サーブだけは誰より練習したんだから」と語っています。山口忠とよく一緒にいた月島は、山口忠の努力をちゃんと分かっていました。

かわいい理由・魅力②表情が豊か

山口忠のかわいい魅力は表情が豊かなところです。初登場シーンは月島の後ろに隠れながら日向達に挑発するために、上から目線で見下すような表情をしていました。日向達と仲良くなってからは普段の優しい雰囲気の表情や笑顔を見せています。そして初の公式試合出場時は、周りが心配するほど顔を真っ青にして不安気な表情をしていました。

それ以外にも練習中にあわてた表情や喜んでいる姿が描かれているので表情が豊かなことが分かります。ここまではかわいい表情なのですが、ジャンプフローターサーブが試合でも使えるようになって自信がついた時の山口忠の表情はかっこいいといわれています。春高バレー宮城県代表決定戦の青葉城西戦以降はピンチサーバーとして頼もしい表情をするようになりました。

ただ試合中の山口忠はかっこいいのですが、ベンチでピンチサーバーとして選んでほしいと烏養に目線でアピールしている姿はかわいいといわれています。このように山口忠はかわいいとかっこいいを兼ね備えた魅力的なキャラクターです。

かわいい理由・魅力③友達思い

山口忠の魅力は友達思いなところです。特に月島だけがチームから置いていかれそうになっていた時には、人一倍月島のことを心配していました。月島に自分の言葉を一方的に伝えるのではなく、一度日向に相談するなど慎重になっていたところを見ると、とても友達思いであることが分かります。

かわいい理由・魅力④嶋田誠に弟子入り?

山口忠は元々そこまでバレーに熱心なタイプではありませんでした。しかし烏野のバレー部に入り、日向や影山に感化されて自分も試合に出たいと思うようになります。ただこのままでは完全に他の1年生から置いていかれてしまいます。そこで町内会チームと練習試合をした時に見た嶋田のジャンプフローターサーブを極めようと思い弟子入りをしました。

山口忠は単純に試合に出たいからサーバーになりたいと思ったわけではありませんでした。中学の頃までは楽しいバレーができれば良いと思っていましたが、他の1年を見て本当に勝負事で楽しむためには強さがいると思うようになったのです。だからこそ、インターハイ予選で心を挫かれても練習をやめることはありませんでした。

かわいい理由・魅力⑤背が高い

山口忠の魅力は背が高いところです。いつも烏野で一番背が高い月島と並んでいるので小さく見えるのですが、実は180cmの高身長です。試合ではピンチサーバーとして入りますが、ポジションは月島や日向と同じミドルブロッカーです。

かわいい理由・魅力⑥月島蛍との関係

山口忠と月島は小学生の頃からの幼馴染です。山口忠は顔にあるそばかすのせいでよくいじめられていました。そんないじめっ子に対して通りすがりに「カッコ悪」と言って笑ったのが月島でした。山口忠は自分では一生敵わないと思っていたいじめっ子に対して平然とそう言える月島がかっこいいと思いました。そして山口忠はバレー教室で月島に声をかけます。

月島はその時のことを覚えていませんでしたが、バレーという共通話題で仲良くなります。ある日月島の兄が出場するという烏野の試合観戦に誘われます。しかしその時、同じクラスの少年が烏野のスタメンに月島という名前の選手はいないと言いました。そのことを確かめるためにも3人は烏野の試合を観に行きます。

しかしそこでは少年の言っていた通り、月島の兄は試合に出場していませんでした。一緒に来ていた少年は月島を責めますが、山口忠は「分かってるから」と言って止めました。その時の月島の「かっこ悪い」という呟きを山口忠は高校生になった今でも覚えていました。誰よりも月島と長く居た山口忠は、その「かっこ悪い」という呟きが兄に向けてのものではないと見抜いていました。

この過去のエピソードからも分かるように、山口忠は常に月島のことを尊重してきました。しかしこれは山口忠の一方的な思いで続いている友情ではありません。なぜなら月島も山口忠のことを認めているからです。月島は普段山口忠に対して辛辣なこともあるのですが、山口忠のことを誰よりも近くで見ていただけありその頑張りを知っていました。月島と山口忠は互いに尊重しあえる親友同士なのです。

かわいい理由・魅力⑦谷地仁花との関係

山口忠は日向の次に谷地と一緒にいるシーンがあります。お互い小心者なので気が合うのかもしれません。谷地と絡むシーンは『ハイキュー』128話の青葉城西戦前で描かれています。山口忠は谷地に胃薬をもらいに行っていました。山口忠のただならぬ様子に谷地は心配します。山口忠が緊張しているというと、谷地は「緊張は口に出した方が良い」とアドバイスしました。

山口忠はインターハイ予選でピンチサーバーとして初めて試合に出た時のことを谷地に話しました。谷地はインターハイ予選後にバレー部に入部したので、山口忠がサーブを失敗したことを知りませんでした。谷地はその話を聞いて自分のことのようにプレッシャーを感じてしまい、気分を悪くしてしまいます。それを見た山口忠はさらに慌てますが、この2人のやり取りが試合前のチームの雰囲気を和ませました。

どちらもかわいいタイプのキャラクターなので、山口忠と谷地のコンビは癒やされると人気です。大人になってからも、ブラックジャッカルとアドラーズの試合に月島と谷地と山口忠の3人で仙台まで観に来ていました。ちなみに初めて谷地が登場した時は、山口忠だけ「かわいい」と頬を染めるシーンもありました。

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山口忠のかっこいい名言集

山口忠の名言①「プライド以外に…」

山口忠の「プライド以外に…」というかっこいい名言は『ハイキュー』の88話で描かれました。山口忠は夏の合同合宿で月島の様子が気になっていました。周りは本気なのに月島だけいまいち本気になれず、どんどん周りから置いていかれているような状況だったのです。山口忠は日向に、月島に対してどう声をかけるか相談します。

しかし日向は、やりたくないと思っている人にやろうと言っても仕方ないと言って特に気にしていないようでした。それは主将の澤村も同じで、やる気のない月島に対しては特に心配していませんでした。日向は山口忠に、「山口なら月島になんて言う?」と言います。山口は昔のことを思い出し、月島の気持ちを理解しようとしました。

そして一足先に練習を終わらせた月島を追いかけます。山口忠は、月島が昔から何でもスマートにこなすところがかっこいいと思っていました。しかし最近のツッキーはカッコ悪いと言い、思い切って胸の内を明かしました。そしてなぜ力を出し切る前に諦めるのかと不満を言います。すると月島は、なぜいつか負けると分かっていることに関して一生懸命になれるのかと聞きました。この問いに対して山口忠はこの名言で答えます。

月島は山口忠に言われるまでずっと一人で悩んでいました。しかし山口忠からこの名言を言われて、自分だけで考えているよりも山口忠のこの一言の方がかっこいいと思いました。しかし月島はそれでも納得ができないので木兎や黒尾にアドバイスを求めます。そして木兎からのアドバイスにより、月島は完全にスイッチが入ります。山口忠の一言は一人で考え込んでいた月島の意識を変えた名言でした。

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山口忠の名言②「自分も戦えるって…」

山口忠の「自分でも戦えるって…」というかっこいい名言は『ハイキュー』の64話で描かれました。インターハイ予選の青葉城西戦で烏野は流れが悪くなっていました。そこで流れを変えるために、山口忠は初めて公式試合でピンチサーバーとして出場します。山口忠はいきなり重要な場面で出されて緊張していました。

山口忠は自分も試合に出たいと思ってジャンプフローターサーブを練習するようになりました。しかし、ジャンプフローターサーブを教えていた嶋田はまだ山口忠を試合に出すには早いと思っていました。なぜなら、まだマグレでしかできない程度の実力だったからです。しかしこのままでは青葉城西の流れに持っていかれてしまいます。

烏養はそのマグレにかけていました。山口忠はサーブを打とうとするも、ボールを落とすなどして観客にも緊張が伝わるような状態でした。山口忠は恐怖心で支配されていましたが、ここまで来て逃げる事はできません。そして意を決してボールを上げます。この名言はその時のセリフです。山口忠のサーブは入りませんでしたが、これをきっかけに流れを変えることができました。

自分も戦えるって 証明しろ!

山口忠の名言③「まだサーブ権は…」

山口忠の「まだサーブ権は…」というかっこいい名言は『ハイキュー』の137話で描かれました。山口忠はインターハイ予選の青葉城西で初出場した時にサーブを失敗したことがトラウマになっていました。その後和久南戦で出場した時には逃げて普通のサーブをしてしまい、悔しい思いをします。そして3回目の出場となる春高バレー宮城県代表決定戦の青葉城西戦でのサーブが137話で描かれました。

山口忠は1本目のサーブを成功させて見事点を入れます。そして続く2本目のサーブも入れて得点に繋げました。その後3本目も成功させますが、今度は青葉城西がジャンプフローターサーブの対策としてオーバーで拾いました。それでもまた加点すればサーブ権は山口忠のままです。山口忠は岩泉の強烈なスパイクを体で打ち上げます。この名言はその時に出た山口忠のセリフです。

山口忠が繋いだボールは見事月島が点を入れました。山口忠はその後もサーブで点を入れ続け、マッチポイントまで導きました。和久南戦では相手のボールをレシーブするだけでも緊張して動けなかった山口忠ですが、青葉城西は弱気なイメージを払拭するほどの成長を見せました。ちなみにこのシーンの山口はかっこいいと人気です。

まだサーブ権は渡さない

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山口忠のアニメ声優

斉藤壮馬のプロフィール

アニメ『ハイキュー』で山口忠役の声優を担当しているのは斉藤壮馬です。斉藤壮馬とは1991年4月22日生まれの男性声優です。81プロデュースという声優事務所に所属しています。デビュー前から声優やナレーターとしての実力を発揮していた人物で、81オーディションや全国高等学校総合文化祭の朗読部門で賞を受賞しています。

高校卒業後の2010年から声優としてデビューし、2015年には声優アワードで新人男優賞を受賞しました。その後も多数の賞を受賞している実力の高い声優です。同じ『ハイキュー』で共演している影山飛雄役の声優・石川界人とは仲が良いことでも知られています。そして『ハイキュー』の山口忠役は声優としての斉藤壮馬の名前を広めた代表作の一つでもあります。

斉藤壮馬の主な出演作品

声優の斉藤壮馬の主な出演作品には、『正解するカド』の花森瞬役、『活撃 刀剣乱舞』の鶴丸国永役、『キノの旅』のエルメス役、『ピアノの森』の一ノ瀬海役、『ガイコツ書店員本田さん』の本田さん役、『あんさんぶるスターズ!』の葵ひなた・葵ゆうた役、『あひるの空』の常盤時貴役、『アイドリッシュセブン』の九条天役などがあります。

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山口忠はキャプテンに?その後は?

山口忠はキャプテンに?

『ハイキュー』では春高バレーで烏野が敗退した後、すぐに5年後に移ります。烏野の1年生達がその後どのようなバレーをしてきたのかは、谷地の回想で簡単にしか語られませんでした。回想では澤村達が引退した後、背番号も変わったようで1番を山口忠、2番を影山、3番を月島、5番を日向が背負うようになりました。日向がスマホの画面で同期の写真を見ているシーンでもこの番号でした。

そして注目すべきところは、山口忠の背番号です。山口忠の背番号にはキャプテンマークがつけられていました。このことから澤村が引退した後は縁下がキャプテンを継ぎ、縁下が引退した後に山口忠がキャプテンに任命されたと予想できます。

山口忠の卒業後

『ハイキュー』最終章の378話では山口忠の卒業後の様子が描かれています。仙台では日向が所属するMSBYブラックジャッカルとSCHWEIDENアドラーズの試合が開催されていました。会場で宮治が経営するおにぎり宮のおにぎりを買っていたのが22歳になった山口忠でした。山口忠は治から「烏野の嫌なジャンフロ」として覚えられていました。

治とは1年生のときだけでなく、2年生の秋の春高全国進出の時にも戦っていました。宮治は地元だから来たのかと思いましたが、山口忠は「地元じゃなかったとしても今日の試合は見逃せない」と言います。なぜならV.LEAGUEで初めて日向と影山が敵対する試合だからです。この治との再会シーンで、山口忠が現在大学4年生で来年から家電メーカー勤務になることが書かれました。

山口忠は日向ともまだ交流が続いており、リオから日向が帰ってきた時も迎えに行っていました。月島は仙台フロッグスというプロのチームに入っているのですが、山口忠が現在もバレーを続けているのかは不明です。

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山口忠に関する感想や評価

『ハイキュー』の中でも月島と山口忠のコンビが好きだという方はたくさんいました。山口忠は何でもクールにこなしてしまうかっこいい月島を慕っていました。しかし、山口忠は月島のただの腰巾着ではなく互いに分かり合える友人同士です。

月島は意外と山口忠に対する評価が高いのに、普段は素直になれないところが好きだという方もいました。日向と影山のように常に喧嘩するような間柄でもないので「見ていてほっこりする」「和む」という声もありました。

育児の息抜きにも『ハイキュー』は読まれているようです。『ハイキュー』の10巻といえば、山口忠や木兎の言葉で月島の心境が変化する人気のシーンがあります。『ハイキュー』10巻では山口忠のかわいい幼少期などが描かれており、このシーンで山口忠が好きになったという方もいました。

山口忠は月島と違って表情豊かなのでかわいいという印象を持たれがちです。しかし、試合中に出番がくるとかわいいという印象を覆すほどかっこいい姿を見せます。そんなキャラクターのギャップや変化も『ハイキュー』の見どころの一つです。

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山口忠のかわいい魅力まとめ

『ハイキュー』の山口忠は普段は小心者ですが、試合中にはかっこいい姿を見せる魅力的なキャラクターです。劇中では数々の名言を残しており、山口忠の言葉は月島の意識を変えるきっかけを与えました。そんな山口忠の声を担当しているのは人気声優の斉藤壮馬です。ぜひ『ハイキュー』のアニメや漫画で山口忠の活躍をチェックしてみてください。

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