2020年07月16日公開
2020年07月16日更新
【ハイキュー】プロ入りしたキャラクター一覧!所属チーム名もまとめて紹介
ハイキューの最終章として展開されているのがプロ入り編です。ハイキューのキャラの中でも突出した選手がプロ入りして活躍する姿が描かれている他、最終章ではそれ以外のキャラクターの現在なども描かれています。今回はハイキューの最終章にてプロ入りしたキャラクターについて一覧で紹介しつつ、各チームのメンバーやハイキュー世界におけるVリーグについてもまとめて紹介していきます。
目次
ハイキューとは?
ハイキューの概要
ハイキューは2012年から週刊少年ジャンプにて古館春一先生が連載しているバレーボールを題材としたスポーツ漫画です。作者の古館春一先生が元々バレーボール経験者という事もありスポーツ漫画にありがちな誇張表現は限りなく少なく本格的なバレーボールの展開と登場する個性豊かなチームや選手が高い人気を集めた作品です。タイトルのハイキューはバレーボールを意味する漢字「排球」から名付けられています。
古館春一先生がバレーボール経験者である事を生かしてルールやプレイの説明なども丁寧に取り入れられる事でルールを知らない人にも読みやすいように配慮される一方でこれらの説明をうまく物語に組み込んでいる事でも評価を集めています。2020年までに4度のアニメ化が行われるなどメディアミックス展開も豊富な作品です。
ハイキューのあらすじ
出典: https://ciatr.jp
偶然春高バレーの中継を見た小柄な少年である日向翔陽は「小さな巨人」として活躍する地元の選手に憧れてバレーボールを始めます。身長が低いというバレーボールでは致命的な弱点を持っている日向翔陽でしたがその弱点を補ってあまりある身体能力を持っていました。しかし環境も逆風し、中学最後の大会にようやく出場した日向翔陽はそこで初めて天才セッター影山飛雄と出会う事になります。
ハイキューは現在最終章へ?
高校バレーを舞台にして展開されたハイキューですが、その後最終章として舞台をバレーボールの最高峰であるVリーグへと移しています。正確にはハイキューで活躍した超高校級の選手達がVリーグに進む中で、主人公の日向翔陽は自身の弱点である身長の低さをさらに補う術を身につけるべくビーチバレーを経験する事を希望し単身ブラジルに渡っていました。準備期間1年間、そしてブラジルでの2年間の留学を経た後の物語が最終章です。
Vリーグはプロ化している?
ハイキューでは架空の名前を使用する例もありますが、モデルとなる高校があったり、実際の名称を使用している例も見られます。インターハイや春高バレーなどは実在の名称のまま使用され、その流れを受けて現実世界のバレーボール界におけるVリーグも名称そのままに登場しています。ただし現実世界のVリーグはまだ完全にプロ化しているわけではなく、2020年現在完全プロ化に向けて移行期間にある状態です。
ハイキュー作中においては複雑な状態である現実世界のVリーグの要素には触れておらず今回一覧で紹介するキャラ全員がプロ契約しているのかは不明の状態です。しかし登場している選手のラインナップやブラジルから帰国した日向翔陽がトライアウトを経て入団している例などからかなりプロ化が進んだ事を想定して展開されていると考えられています。
ハイキューのチーム別プロ入りしたキャラ一覧~シュヴァイデンアドラーズ~
影山飛雄
ハイキューの主人公日向翔陽のライバルであり、高校時代には名コンビでもあった影山飛雄は高校卒業後そのままVリーグに進みシュヴァイデンアンドラーズのメンバーになっています。ポジションは変わらずセッターであり、高校時代の経験により作中序盤の汚名的な扱いだった「コート上の王様」を高いレベルで実現する選手に成長しています。
セッターである事に対しての誇りが強い一方でハイキュー作中でも屈指のビッグサーバーであり、加えてブロックやレシーブなども高い次元で行う事が出来るオールラウンダーな選手です。ちなみにプロ入り後のチームでの背番号は20番になっています。チームのメンバーとも友好的な関係を築いているようでブラジルにいる時代の日向から及川との写真が送られてきたときには牛島と共に困惑している姿なども描かれています。
牛島若利
ハイキュー作中において全国トップ3のエーススパイカーと言われ、日本ユース代表にも選ばれた経験がある牛島若利もシュヴァイデンアンドラーズのメンバーしています。左利きであるという利点を最大限に利用して活躍し周囲からは「怪物」「バケモノ」などと呼ばれています。プロ入り後のチームでは11番を背負っています。
また作中での描写から高校卒業後そのままプロ入りしたわけではなく大学を経てプロ入りしたと思われる描写が見られます。
星海光来
鴎台高校バレー部のメンバーで高校時代は「現小さな巨人」と言われたのが星海光来です。低身長である事ができない理由にはならないという心情を常に抱いており身長169.2cmながらもWSを務めるエースとして君臨していました。プロ入り後も牛島若利と対になるWSとして活躍しています。プロ入り後は16番が背番号になっています。
ハイキューのチーム別プロ入りしたキャラ一覧~MSBYブラックジャッカル~
日向翔陽
出典: https://prcm.jp
ブラジルでのビーチバレーの経験を生かしてプロ入りした主人公の日向翔陽は高校時代はMBでの出場でしたがオールラウンダーとしてOP(オポジット)という役割で出場するようになりました。ブラジル時代には「ニンジャショーヨー」と呼ばれる程に人気を集めており高校時代には苦手としていたレシーブなどの技術も格段と向上しました。
帰国後トライアウトをしている中で一番強いチームという理由でMSBYブラックジャッカルのメンバーになりました。チームの監督を務めるサムソンフォスターにも期待されているようでシュヴァイデンアンドラーズ戦では本来のスタメンであるオリバーバンズを外してまで出場させてもらっています。ちなみにプロ入り後の背番号は21番です。
木兎光太郎
高校時代から他校ながら日向翔陽に強い影響を与えていた木兎光太郎もMSBYブラックジャッカルのメンバーです。高校時代からの敵味方問わずテンションを上げてしまうスタイルは相変わらずで日向翔陽とも良いコンビになっています。ポジションはアウトサイドヒッターになっており背番号は12番です。
宮侑
稲荷崎高校時代から高校No1セッター、天才セッターと歌われた宮侑もプロ入りしMSBYブラックジャッカルに所属しています。どんな姿勢からでもオーバーハンドでトスを上げる事を信条としており、また弟の治とのコンビで日向翔陽・影山飛雄の変人速攻を見様見真似で模倣するなど高い実力を誇っていました。高校時代から日向翔陽の事を認めておりいつかトスを上げると宣言していた過去を持っています。
日向翔陽のプロ入りでその宣言は現実の元となり、シュヴァイデンアンドラーズ戦では日向翔陽と変人速攻を決めて得点を上げています。チームでの背番号は13番です。
佐久早聖臣
元井闥山学院高校のエースで高校時代には全国トップ3のエーススパイカーと言われた佐久早聖臣も大学を経てプロ入りを果たしMSBYブラックジャッカルに所属しています。手首の柔らかさが最大の特徴で不規則な回転をかける事でレシーブしにくいスパイクやサーブを得意としています。大学時代に牛島若利に負けた経験があります。プロ入りは15番を背負いアウトサイドヒッターを務めています。
ハイキューのチーム別プロ入りしたキャラ一覧~EJP(東日本製紙)RAIJIN~
鷲尾辰生
梟谷学園高校時代は木兎光太郎の影に隠れていたものの影の実力者としてプロ入りしたのがミドルブロッカーの鷲尾辰生です。威圧感こそ放っているものの寡黙である事、何よりハイキュー作中ではチームメイトだった木兎光太郎の存在からより目立たない存在として際立つ存在になっていました。
角名倫太郎
稲荷崎高校の後半のポイントゲッターであった角名倫太郎もミドルブロッカーとしてプロ入りを果たしました。攻守共に活躍を見せた選手でハイキュー作中では守備では烏野戦で田中を何度もシャットアウトし、攻撃では体幹の強靭さを生かした打点の幅広さで烏野を苦しめました。
古森元也
ハイキュー作中では主に知名度だけが紹介され試合での活躍はあまり描かれなかったキャラクターですが、井闥山学院高校でリベロをしており高校No1リベロと呼ばれていた古森元也もプロ入りを果たしています。影山飛雄が呼ばれた全日本男子ユース代表合宿などにも呼ばれてる程の実力者なので順当にプロ入りした形です。
ハイキューのチーム別プロ入りしたキャラ一覧~仙台フロッグス~
月島蛍
日向翔陽と対比する形で描かれる事の多かった月島蛍もVリーグ入りしている事が明らかになっています。といっても完全なプロというわけではなくVリーグのDivison2で在籍するチームである仙台フロッグスのメンバーとして活動する傍らで大学に通い、ハイキュー最終章の翌年には仙台博物館に勤務する事が決まっている状態です。社会人とバレーボールの二足のわらじを履く事になりました。
黄金川貫至
伊達工業高校で長身セッターを務めていた黄金川貫至も仙台フロッグスに所属しています。ハイキュー作中ではまだまだ発展途上という技術面での未熟さが目立ちましたが非常に真面目な性格とバレーボールへのひたむきさからプロ入り出来る程の実力を身に着けたものだと考えられます。仙台フロッグスの詳細は不明である為、月島蛍のように社会人としても活動しているのか完全なプロ契約をしているかは不明です。
ハイキューのチーム別プロ入りしたキャラ一覧~その他~
桐生八
貉坂高校バレーの主将でエースを務め高校3大エースにも名前を連ねた桐生八も順当にプロ入りを果たし「Azuma Pharmacy・グリーンロケッツ」に所属しています。悪球打ちと言われるどんなトスでも打ち切る姿勢が評価されていました。
尾白アラン
稲荷崎高校のエーススパイカーだった尾白アランも順当にプロ入りを果たし立花Red falconsというチームに所属している事が明らかになっています。高校時代には5大エースに名を連ねる程のパワースパイカーとして活躍、宮兄弟と幼馴染でありツッコミ役を務めていました。
百沢雄大
角川学園高校で2mを超える長身を武器にエースを務めていた百沢雄大。ハイキューで描かれた試合ではまだまだレシーブ面などに不安が残り、宮崎県1年生選抜強化合宿でも練習についていけないなど高校からバレーボールを始めたという面が強調されていました。一方で繫心には来年再来年が怖い選手とも言われており、その言葉通りに成長したのか大日本電鉄ウォーリアーズというチームに所属している事が明らかになっています。
ハイキューに関する感想や評価
ハイキューのプロ編、誇張とかじゃなくて「この話を読みたくてここまで全部読んできた読者へのご褒美」って感じなので毎話ゾクゾクしてるし泣きそうになってる
— はいよるでくもち (@dekumochi) July 14, 2020
ここからは既にハイキューを視聴している人のハイキュー最終章で描かれるプロ入りキャラについて紹介していきます。当初締めの為の数話だと考えられていたハイキュー最終章でのプロ入り後のエピソードが比較的長く描かれ、試合に出ているプロ入りした選手はもちろんそれ以外の選手の現在も紹介されている形が非常に良いとする声が多くなっています。
元々ハイキューはキャラクター人気も高い作品だけに将来が気になるという声が多かった事、日向翔陽や影山飛雄のような主要キャラだけではなく対戦校やハイキュー作中での知名度が高かった選手のその後を含めて多くのキャラクターの将来が描かれているのが良かったとする声が非常に多くなっています。
ハイキュー!!でプロになった人達は得意技スゴイとかじゃなくて「出来て当然」が頭おかしいレベルで高いってのをこれでもかって見せつけて来るのが今のスポーツ漫画って感じだしそれを木兎で分かりやすく伝えるってのも恐ろしく抜け目ない。
— T.K (@tkcrimson) July 14, 2020
また一覧で紹介したプロ入りのメンバーを見ても順当すぎるという声が非常に多いです。ハイキュー作中で描かれた試合での活躍に囚われずハイキュー作中での知名度や肩書などをしっかりと反映している形である事などが非常にリアルであるとする声や、実力はあっても本人の思想からプロ入りしなそうな選手が社会人になっているのも良かったとする声が多くなっています。
今更だけど最初はあれだけ冷めてたツッキーがプロになってるのいいよね#ハイキュー
— まだブロッコリー@いぶき (@damiinomeado) July 14, 2020
今回のプロ入りしたキャラクター一覧の中でもハイキュー作中でのキャラクターテーマとのマッチも相まって月島蛍が社会人との二足のわらじとはいえVリーグのチームに所属しているのが良いとする声も非常に多くなっています。元々バレーボールは部活と言い放ちその後バレーボールの楽しさに目覚めるといった描かれ方をしていただけにその境遇の描かれ方が良かったとする声が多いです。
ハイキューのプロ入りしたキャラクター・メンバー一覧まとめ
ハイキューはスポーツ漫画にあってリアルさを突き詰めており、それはハイキュー最終章で描かれたプロ入りメンバー一覧を見ても納得できます。人気や実力だけでなく知名度や本人の思想、さらには現在のVリーグの構造なども取り入れた現実世界との融和を図っており作品としても完成度が高いと言われる要因にもなっています。
ハイキュー最終章ではプロ入りしたメンバー以外のキャラクターも多くのキャラクターが描かれ高校卒業後の将来の姿が描かれているのが良いという声も多いです。まだハイキュー最終章を視聴していないという人はお気に入りのキャラクターの将来を確認してみてはいかがでしょうか?