【ハイキュー】佐久早聖臣の初登場は何話？チート並みの強さを考察

「ハイキュー!!」（以下ハイキュー）は、漫画家・古舘晴一の高校バレーボール部の青春を描いたスポーツ漫画作品です。2011年に少年ジャンプNEXT!にて読み切り版が掲載され、その後人気に火が付き2012年より週刊少年ジャンプにて連載されています。現在も連載は続いており、単行本も2019年10月現在39巻まで発売されています。アニメも第3期まで放送され、待望の第4期が2020年の1月から放送されることが決定しています。

「ハイキュー」を作った漫画家の古舘春一は実際に中学・高校生時代にバレーボール部に所属していて、漫画を連載する前から、いつかバレーボールをテーマにして作品を描きたいという目標があったそうです。しかし、編集から「バレーボール作品は実力がついてから連載すべきだ」というアドバイスをもらい、当初は違う漫画作品で連載を持ち始めました。

また、「ハイキュー」の物語の舞台は主に宮城県で、仙台駅や仙台市体育館など、実際に存在する建物がよく登場します。しかし作者・古舘春一の地元は岩手県で、主人公が通う高校である烏野高校とその周辺は地元・岩手県をモデルにして描かれているそうです。「ハイキュー」では、バレーボールのルールが分からない人やバレーボールに興味がない人でも読みやすくするように、自然にプレイの説明を物語に組み込まれています。

「ハイキュー」は現在も漫画の連載が続いていたり、アニメ版も異例の4期製作とあって、とても人気の高い作品として有名だそうです。実際に、漫画「ハイキュー」が連載され始めた2012年から、バレーボール部に入部する人数が増加傾向にあったり、「ONE PIECE」「HUNTER×HUNTER」に続く週刊少年ジャンプの人気作品と言われており、その人気の高さがうかがえます。単行本の累計発行部数は3400万部を突破しています。

「ハイキュー」の主人公は日向翔陽（ひなた しょうよう）という小柄な少年で、春高バレーのテレビ中継で地元の高校・烏野高校バレーボール部を引っ張っていたエース「小さな巨人」を偶然見かけたのがきっかけです。体格は小柄で、身長も低いながらも凄まじい身体能力とバレーボールへの誰にも負けない熱意を持ち合わせていた日向ですが、彼の通う中学のバレーボール部には部員も指導者もおらず、試合にも出れずじまいでした。

中学3年生の夏、日向は必死に大会メンバーをかき集めて最初で最後の公式戦に出場しますが、天才セッターの影山飛雄（かげやま とびお）のいる強豪中学に惨敗します。非常に悔しい思いをした日向は、憧れの烏野高校に入学し、バレーボール部に入部しますが、そこには影山飛雄の姿もありました。性格も得意分野も違う二人は入部当初は反発し合いますが、強みを生かした攻撃を生み出し、意気投合する、というストーリーです。

そんな熱いスポーツ漫画「ハイキュー」に登場するキャラクターの一人である佐久早聖臣（さくさ きよおみ）は、東京都にあるバレーボール強豪校・井闥山学院（いたちやまがくいん）の2年生で、身長は189センチ、ポジションはWS（ウィングスパイカー）、背番号は10番です。さらに全日本男子ユースの代表合宿メンバーにも選ばれていて、その強さは全国トップ3のエーススパイカーとも呼ばれるほどです。

佐久早聖臣の通う井闥山学院は春高の予選決勝戦で、同じく東京の強豪校である梟谷学園（ふくろうだにがくえん）を倒して東京第一代表に選ばれました。

漫画版「ハイキュー」では209話で初登場を果たした佐久早聖臣ですが、アニメ版にはまだ登場していません。アニメ版「ハイキュー」で佐久早聖臣を演じる声優は誰になりそうかを予想してみました。佐久早聖臣はチート級の強さを持っていて、見た目もクール、性格も、あまり自分から話すことはなく潔癖症などクールな部分を持ち合わせているので、高低めの声の声優が佐久早聖臣のキャラクターに合うのではないかと言われています。

ファンの中では、声優の福山潤がぴったりなのではないかと予想が挙がっています。声優・福山潤は数々の人気アニメ作品に主演している人気の声優で、これまでに「あひるの空」の蒲地太郎や、「ユーリ!!! on ICE」の西郡豪、「おそ松さん」の松野一松などの声優を務めています。

佐久早聖臣が所属するのは、井闥山学院（いたちやまがくいん）と呼ばれる高校で、「ハイキュー」に登場する架空の高校です。全国三大エースとも呼ばれている佐久早聖臣が通うだけあり、インターハイと春高バレーどちらも東京都の第一代表に選ばれています。

全国大会の優勝候補にも挙がるほどの実力を持っていて、全国で三本指のスパイカー・佐久早聖臣だけでなく、高校ナンバーワンリベロと呼ばれる古森元也（こもり もとや）が在籍しています。

佐久早聖臣だけでなく、影山飛雄など高校生の中で一流の選手たちが選ばれていた全日本ユース強化合宿とは、全日本ユースに選ばれる可能性のある選手たちを集めて強化するの合宿のことです。主人公の日向は残念ながら強化選手には選ばれませんでした。

全日本男子ユースとは、19歳以下のバレーボール日本代表選手のことを指します。しかし全日本ユース代表合宿は、実際に代表に選ばれたわけではなく、2年後にユースの代表選手になれる実力を持っている人たちを強化するためのもので、日本中の15・16歳のバレーボール選手の中から選ばれたほんの一握りの逸材が集まるハイレベルな合宿です。

この合宿に参加できたからと言って全日本ユースになれるわけではなく、合宿に参加したのに代表になれなかった選手や、合宿のメンバーには選ばれなかったもののユースに選ばれる選手もいるそうです。白鳥沢のエースである牛島若利は、強化合宿に参加した後に実際に全日本ユースの代表として選ばれました。

井闥山学院の佐久早聖臣以外にも計6名が全日本ユース代表合宿に参加し、佐久早のチームメイトである古森元也の他に、烏野高校1年・影山飛雄、森然高校1年・千鹿谷栄吉、稲荷崎高校2年・宮侑、鴎台高校2年・星海光来が一堂に会することとなりました。

チート並みのスパイクを持つ佐久早聖臣の初登場話は209話「自己紹介」です。アニメではまだ出ていません。東京都の強豪校である井闥山学院は、現段階ではスターティングメンバーも公開されておらず、まだ謎に包まれているそうです。影山飛雄が全日本ユース強化合宿で佐久早聖臣と接触したのが、佐久早聖臣の初登場回の内容となりました。

まだ分かっていないことの多い井闥山学院ですが、全日本ユースの強化合宿代表選手に選ばれた佐久早聖臣は、他の井闥山学院選手よりも多く登場しています。初登場回である209話の他にも、210話「スタート地点未到達」、214話「妖怪たち」、215話「音」、そして219話「空腹」などにも登場しています。

「関東のサクサ」という名前でも知られているトップスパイカーの佐久早聖臣ですが、そのチート並みの強さが話題になっているそうです。佐久早聖臣のポジションであるウィンドスパイカーとは、攻撃を主にする選手で、積極的な行動が求められます。佐久早聖臣のそのチート並みの活躍は、まだ詳細に描かれてはいません。

しかし、「関東のサクサ」「全国で三本の指に入るスパイカー」と呼ばれているほどなので、そのチート並みの強さは間違いないと言っていいそうです。

佐久早聖臣のチート並みの強さは、ある1シーンからも分かるそうです。春高の東京都予選では、同じく強豪校である梟谷高校の3人態勢でのブロックを跳ねのけるほどのストレートを決めて得点を入れていました。どのような特徴かはまだ明らかにされていませんが、強豪高のブロッカー3人しても防げないほどの強力なスパイクを持っていることが分かります。

佐久早聖臣は、強力なバレーボールの実力だけでなく、かっこいい外見を持ち合わせていることも人気の一つだそうです。強めの大きなウェーブがかかった短すぎず長すぎない中くらいの長さの黒髪が特徴的です。目は黒で塗りつぶされて描かれていることが多く、感情の変化はあまり見られませんが、大きくて印象の強い目を持っています。

すこし八の字になっている下がった眉毛をしていて、さらに右眉の上に縦に2つほくろがあるのが佐久早聖臣の一番の特徴と言ってもいいそうです。前髪の分け目からそのほくろが見えるので、それでキャラクターを判別することができます。

ハイキューの主人公である日向のような元気いっぱいで情熱的なキャラクターとは真反対の性格を持っていて、外見にもそれが当てはまっていると言われているそうです。スポーツ選手にはなかなか見られないような風貌をしていてミステリアスな雰囲気をまとっていますが、コートでは力強いスパイクを決めるギャップが人気だそうです。

そのクールな外見にも表れているように、何を考えているか分からないミステリアスなタイプで、かつ我が道を行く芯の強さを持っているキャラクターです。209話が初登場回でまだ作中には多くは登場していませんが、眉間にシワを寄せていることが多いとも言われています。

井闥山学院の佐久早聖臣は、209話で初登場という比較的新しいキャラクターですが既に多くの人から人気を集めていますが、それには彼の性格も関係しているようです。そのチート的な実力とは対照的に少し潔癖症なところがあり、全日本ユース合宿では「他の人の菌が入るから」という理由で誰よりも早くお風呂に入ったり、あまり他の人と話したがらずクールな性格の持ち主です。

潔癖症であるが故に公衆浴場や温泉はあまり好きではなさそうで、いつもマスクをしているのも特徴的です。また、春高で皆が他校の選手と挨拶をしている中ひとりだけ会場の片隅におり、人混みが嫌いなのではないかとも言われているそうです。

また、井闥山学院のチームメイトである古森元也からは「超ッッ絶ネガティブ」と言われるほどのネガティブ思考の持ち主で、他の人から脅かしそうな人が気になってしまうのもそのネガティブ思考から来ているのでは、と言われています。

佐久早聖臣はミステリアスで特徴的な髪や眉毛、目つきの鋭いクールな目なども持っていることから、ハイキューのコスプレの中でも人気で、多くのコスプレイヤーや佐久早聖臣のコスプレをしているそうです。初登場話が209話と比較的新しい登場人物ですが、着実に人気を掴んでいるようです。

佐久早聖臣は登場シーンこそ少ないですが、ハイキューの登場人物とは一味違った雰囲気を出していて、それが人気の理由ではないかと言われています。特に、クールな外見にも関わらずガッツポーズをして喜んだり、影山飛雄に会ったら手を挙げて挨拶するなど、ギャップが多いのが特徴だそうです。

潔癖症でいつもマスクをしている姿や、お風呂に一番最初に入ろうとする健気さも話題となったそうです。かっこいいだけではなく、ギャップや潔癖症であるがゆえにひたむきに自分を貫くその姿に可愛い、と感じたファンの方も多くいるようです。

佐久早聖臣の声優はまだ発表されておらず、アニメ版に登場するのか、声優は誰なのかなどがファンの間では話題になっているそうです。佐久早聖臣のクールな性格を表現できるような声優がぴったりなので、ファンの中でも様々な予想がされています。

ハイキューの主人公・日向や日向のライバルである飛雄など、ハイキューに登場するキャラクターは皆スポーツマンのようなパワーに溢れた人が多く描かれていますが、佐久早聖臣のようにクールなタイプのキャラクターはあまりおらず、ハイキューのストーリーをより面白くする人物として高く注目されているようです。

「ハイキュー」の井闥山学院の佐久早聖臣は「関東のサクサ」と呼ばれるほどの強力な実力を持った選手の一人ですが、漫画の初登場は209話と比較的新しく、アニメ版にもまだ登場していない謎に包まれた選手です。圧倒的な実力とクールな外見・性格で多くのファンを持っているので、これからの活躍が楽しみなキャラクターです。佐久早聖臣の声優も誰になるかが楽しみですね。

この記事を読んで「ハイキュー」や「佐久早聖臣」が気になった方は、この機会に是非「ハイキュー!!」アニメ版と漫画版を見てみてはいかがでしょうか？