【ハイキュー】鴎台高校の星海光来は現代版小さな巨人！日向との対決や過去を考察

今回は「ハイキュー」作中で「現代版小さな巨人」と称される、鴎台高校の星海光来について、小さな巨人と言われる理由や身長と実力、さらにライバル視している日向翔陽ら烏丸高校との対決についてみていきます。また、星海光来の過去やかっこいい名言も紹介し、アニメ声優の花江夏樹さんや舞台版キャストの輝山立さんについてもみていきます。

ハイキューの概要

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「ハイキュー」はバレーボールに打ち込む男子高校生の姿を描いた、古舘春一先生の漫画で、2012年から少年ジャンプNEXTで連載されています。「ハイキュー」は人気作であるため、アニメ化作品がすでに第1期〜4期まで放送されており、ゲーム化や舞台化などもされています。

特に、アニメの放送期間をみていくと、第1期が2014年4月〜9月に全25話が放送され、第2期が2015年10月〜2016年3月に全25話が放送。第3期が2016年10月〜12月に全10話が放送され、2020年1月からは第4期の放送がスタートしました。また、舞台版「ハイキュー」は2015年から毎年、定期的に公演されています。

ハイキューのあらすじ

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小柄な体格の日向翔陽は、「小さな巨人」の異名を持ち低身長ながら抜群の運動神経で大活躍するバレーボール選手に憧れ、バレーを始めます。しかし、環境に恵まれず大会にやっと出場できた彼でしたが、そこで天才プレイヤーの影山飛雄から中学時代のすべてを否定されてしまいます。彼にリベンジしようと憧れの烏丸高校に入学した日向でしたが、そこには影山の姿もありました。日向は烏丸高校で仲間と全国大会を目指していきます。

鴎台高校の星海光来のプロフィール

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「ハイキュー」に登場する星海光来（ほしうみこうらい）はバレーボールの強豪校として知られる鴎台高校の2年生で、誕生日は4月16日、身長は169.2cm（高2の1月時点）、体重は61.7kg（高2の1月時点）です。バレー部でのポジションはウィングスパイカー（WS）、背番号は5をつけています。ちなみに、かっぱえびせんの梅味が大好物です。

星海光来の性格

星海光来はバレー選手の中では身長が低い方なので、人一倍負けず嫌いで、他者を蹴落としてでも上に行きたいという上昇志向の強い性格です。また、自信過剰なところがあり、リアクションが小さい影山飛雄に対しても「もっとビビれ」と挑発したり、烏丸戦でも「俺が星海光来だ」と自分を奮い立たせたりもしていました。

星海光来が小さな巨人に近い理由

星海光来は低身長ながら、他の背の高い選手を上回る活躍を見せることから「小さな巨人」に近い選手と言われており、「現代版小さな巨人」と称される選手です。ここでは、そんな「現代版小さな巨人」と言われる星海光来の実力やプライドを紹介していきます。

星海光来の身長と実力

星海光来は169.2cmという、バレーをするには低身長ながら、その低身長を補えるだけのジャンプ力を誇り、全日本ユースの選抜強化合宿にも呼ばれたほどの実力者です。烏野高校の影山飛雄も、星海光来のジャンプ力について「日向飛陽よりも安定している」と認めています。

そして、星海光来は持ち前のジャンプ力により高い位置からの攻撃力の高いスパイクを放つことができます。そのため、星海光来は実力者揃いのバレーの強豪校・鴎台高校において、エーススパイカーを任されているのです。そんな低身長ながら背の高い選手をも圧倒する活躍を見せる姿から、星海光来は「現代版小さな巨人」と呼ばれています。

また、星海光来はそのジャンプ力による攻撃力の高さのみならず、高い守備力も評価されています。彼は持ち前のジャンプ力を活かして、前衛では相手側が放ったスパイクをしっかりブロックし、後衛では小柄な体格を活かしたフットワークの軽さと瞬発力の高さを活かし、相手側のはなったスパイクを正面からレシーブで返します。

さらに、星海光来はスパイクやブロック、レシーブだけでなく、サーブやトスも得意としています。彼のサーブはパワーと精度の高さを兼ね備えており、大事な場面でサービスエースを決めることもあります。他に、星海光来の上げたトスでスパイクを決めた、同じチーム白馬芽生（はくばがお）も「くっそ打ちやすい」と彼のトスの能力を称賛していました。

そして、烏野高校の影山も彼のセンスの高さを認め、完璧と評価していました。このように、星海光来はバレーをする上で必要な能力がいずれも日向翔陽より長けているオールラウンダーで、その実力は全国でもトップクラスと言われています。このことから、星海光来は「現代版小さな巨人」と呼ばれるのにふさわしい選手と見なされています。

星海光来のプライド

高いジャンプ力を誇り「現代版小さな巨人」と称されるオールラウンダーの星海光来ですが、彼の最大の持ち味はなんと言っても、過剰なぐらいの自信と絶対的なプライドだと言われています。「小さいのにすごい」などのチビ扱いされるのが大嫌いで、自身の低身長を強調してきた記者に対しても、身長の低さは不利な要因であっても不能な要因ではない、と激怒していました。

また、星海光来は自分をチビ扱いした人間をスーパープレイで見返してやりたいという気持ちが異様に強く、自分のことをチビ扱い人間にスーパープレイで認められることに快感を感じています。そのため、ユース合宿で一緒に過ごした千鹿からはその人柄を「めんどくさい人」と評価されました。

ハイキュー!!.com

「週刊少年ジャンプ」にて好評連載中の『ハイキュー!!』公式サイト

星海光来と日向たち烏野高校との対決

ここまで「ハイキュー」星海光来のプロフィールや性格、小さな巨人と言われる理由を紹介し、低身長を補って余りあるジャンプ力とプライドの強さにより、オールラウンダーとして活躍し、その実力は全国トップクラスだということが分かりました。次に、星海光来ら鴎台高校と彼がライバル視している日向翔陽ら烏丸高校との対決についてみていきます。

烏野高校との対決①第1セット

烏野高校との対決、第1セット目の結果は20-25で鴎台高校が勝利しました。鴎台高校バレー部のブロックは全国でもトップクラスだと言われています。そんな彼らに烏野高校バレー部のエース・東峰旭が徹底マークされてしまい、烏野高校は流れを掴むことがなく、第1セットを落としました。

烏野高校との対決②第2セット

烏野高校との対決、第2セット目は25-23で烏野高校の勝利となりました。第1セットで徹底マークされ、本調子ではなかった東峰旭でしたが、自分を信じることで本領発揮します。さらに、日向翔陽も自身が誇る「高さ」と「早さ」を武器に挑み、最終的に烏野高校の月島蛍が星海光来を上手く誘ってスパイクをアウトにさせ、烏野高校が第2セットを制しました。

烏野高校との対決③第3セット

烏野高校との対決、第3セット目は23-25で鴎台高校が勝ちました。烏丸高校は日向翔陽が最強の囮として機能します。そして日向翔陽はそれにより、ブロック技術から「不動の昼神」という異名を持つ鴎台高校の昼神幸郎を動かすことに成功しました。

しかし、日向翔陽が突然の発熱で退場すると試合展開は急変します。そして、烏丸高校は成田一仁、山口忠と総力戦で挑みますが、結局は星海光来の繰り出した「ドンジャンプ」が決定打になり、鴎台高校の勝利となりました。

星海光来と日向の関係

星海光来は、同じポジションで同じように低身長である烏丸高校の日向翔陽のことをライバル視しています。そして、準々決勝で烏丸高校と対決することになり、星海光来は日向翔陽にどちらが「小さな巨人」の称号にふさわしいか決めようと宣戦布告したのでした。

ハイキュー日向翔陽の身長・体重やプロフィール！かわいい萌え画像も紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

しかし、日向翔陽の実際のプレーを目の当たりにした星海光来は、あくまでも彼が「高さ」と「早さ」にこだわっているのを見て、自分とは目指すプレーが違うのだと気づきました。そして、日向翔陽は「小さな巨人」のプレーに憧れを抱いてはいるものの「小さな巨人」の称号へのこだわりを持っていないことにも、星海光海は対決を通して気づいたのでした。

また、星海光来は日向翔陽から「最強の囮」と呼ばれる方がかっこいいので「小さな巨人」という称号は譲ると言われます。その態度に星海光来は少しムッとするも、自分の他にも低身長でも戦えるということを証明してくれる選手がいるということを誇らしく思い、最終的には少し嬉しそうな表情をしていたのでした。

ハイキューの日向が萌える！ハイキューは週刊少年ジャンプで連載されている熱血バレー漫画であり、日向はハイキューの主人公として活躍していますが、バレー向きとは程遠い小さな身長をしています。そんな小さくてかわいい日向のプロフィールと萌える画像を紹介していきます。

星海光来の過去

ここまで「ハイキュー」星海光来のプロフィールや性格、小さな巨人と言われている理由や烏丸高校との対決についてみてきました。次に、今でこそ全国トップクラスの実力者として、その実力が認められている星海光来ですが、実は過去には挫折を感じたこともありました。ここでは、そんな星海光来の過去について、バレーを始めた経緯や続けて来られた理由などをみていきます。

過去①兄の意地悪

星海光来の過去の出来事、1つ目は兄の意地悪です。星海光来は最初からバレーの実力が高かったわけではなく、背の高い兄のせいで大きな挫折感を味わったこともあります。小学2年生の頃の星海光来はバレーではなく、兄のプレーしていたバスケを自分もやりたいと思っていました。

しかし、その頃から身長が低い方だった星海光来は兄から「チビのお前にバスケなんて無理」と意地悪を言われてしまいました。そのせいでバスケに嫌気が差した星海光来は逃げるように従兄弟がプレーしていたバレーを始めることにしました。

もともと逃げで始めたバレーでしたが、試合を観戦したり、実際に自分でプレーしているうちに星海光来はその魅力にどんどんハマっていきます。そして、星海光来が練習も多く積み、高くジャンプすることができるようになりました。星海光来がやっとスパイクをマスターした頃、意地悪な彼の兄が、自分にも一度スパイクを打たせてくれ、と頼んできます。

星海光来は自分が苦労してようやくスパイクを身に付けたばかりだったので、そんな簡単なものじゃないのに、と呆れながら兄に向けてトスを上げました。しかし、星海光来の予想に反して、兄はいとも簡単にスパイクを決めてしまいます。兄は星海光来と違って、当時から背が高かったため、スパイクを打つことは彼にとって何ら難しいプレーではなかったのです。

過去②母の言葉

星海光来の過去の出来事、2つ目は母の言葉です。意地悪な兄のこの行為により、星海光来は改めて「身長差」という大きな壁に直面し、ひどく落ち込みます。そして、母親に「何で俺は小さいのっ！」と訴えて大泣きしてしまいます。そんな彼を母親は「遺伝だから仕方ないね」と微笑み、どうして身長が低いのが嫌なのかと尋ねます。そして「大きいやつに勝てないから」と答える星海光来に対して、母は下の言葉で助言するのでした。

「大きくなることは確かな方法は無いけど、強くなる方法はたくさんある」

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「今なら光来が“強い”に一番乗りだね」

星海光来はこのときの母の言葉を胸に一生懸命バレーに打ち込みます。そして、中学時代には控え選手でしたが、それでも必死に食らいつき、どんなに苦しくてもバレーを続けてきた結果、星海光来は過去や身長の壁を乗り越えます。こうして、星海光来は高校では「現代版小さな巨人」と称され、全国でもトップクラスの実力を誇るオールラウンダーとして認められることになったのでした。

過去③高校での急成長

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星海光来の過去の出来事、3つ目は高校での急成長です。星海光海は中学時代には控え選手として地道な努力を積み重ねてきました。そして、高校では「現代版小さな巨人」と呼ばれる程の実力者に急成長しました。彼がこれほどの急成長を成し遂げられたのには、アーロン監督の存在がありました。

アーロン監督はVリーグでコーチをしていたこともある名将で、星海光来は彼の指導の下、どんどん実力をつけていきます。そして、全日本ユースに選ばれるほどの全国でもトップクラスの実力者となり、代表チームには優秀な選手を選ぶと明言している雲雀田監督からも星海光来は高く評価されています。

人気バレー漫画『ハイキュー!!』の烏野高校バレーボール部に所属する影山飛雄は、もうひとりの主人公だといわれています。天才セッターで、ミドルブロッカーである日向翔陽の才能を引き出しました。影山飛雄はかっこいいと評判のキャラクターで、『ハイキュー!!』では数々の名言や名シーンを残しています。ここでは、影山飛雄にどんな魅力が

星海光来のかっこいい名言集

ここまで「ハイキュー」星海光来が「小さな巨人」と呼ばれている理由や烏丸高校との対決を紹介し、彼がバレーボールを始め続けて来れた原動力となった過去の出来事についてみてきました。次に、星海光来が作中で発したかっこいい名言についてみていきます。

星海光来の名言①「俺は俺が弱いことを…」

星海光来の名言1つ目は「俺は俺が弱いこと…」です。こちらの名言は星海光来がチームメイトの昼神幸郎に発したセリフです。身長が高い意地悪な兄の存在により、星海光来は幼い頃から挫折を経験しています。

そして、幼い頃からすでに「自分が弱い」ということを自覚していたため、それを克服しようと自分の弱さと向き合って努力を続けてきた結果、「現代版小さな巨人」と呼ばれるほどの強さにつながったということがよく分かる名言となっています。

「自分より大きいものや強いものに出会って初めて、自分は小さく弱いと自覚する」
「俺は俺が弱いということをとうの昔に知っている」

星海光来の名言②「日向翔陽！！俺は！！お前を…」

星海光来の名言2つ目は「日向翔陽！！俺は！！お前を…」です。烏丸高校と鴎台高校の試合の途中、日向翔陽が突然の高熱により、退場する事態が起きました。苦しそうにしながらも日向翔陽はプレーを続行しようとします。しかし、顧問の先生に説得されて、誤りながら涙を流してコートを出ていきます。そんな日向翔陽の背中に向かって、星海光来は下のセリフを大声で言います。