2019年10月02日公開
2019年10月02日更新
ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイの感想・評価をネタバレ!ラストや続編は?
映画「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」のあらすじをネタバレでご紹介します。また「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」を見た方の感想や評価も合わせてご紹介していきます。映画「ボーダーライン」の続編である「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」は2018年11月から日本で公開された作品です。この記事では「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」のラストのネタバレや続編情報についてもまとめているので、ぜひご覧ください。
目次
ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイとは?
ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイの作品情報
「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」はアメリカのサスペンスアクション映画です。2015年に公開された「ボーダーライン」の続編映画であり、2018年11月から日本で公開されました。上映時間は122分です。
ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイの概要
アメリカのスーパーで自爆テロが起こります。メキシコの麻薬カルテルがテロ組織で密入国に関わっていると察したアメリカ政府は、麻薬カルテルの中を混乱させることをCIAのマットに指示します。マットは以前からよく知る間柄である、元検察官で現在は暗殺者のアレハンドロにも協力を依頼し、麻薬王の娘イザベルの誘拐を計画します。しかし、その計画は想定外の事態を招いてしまうのです。
ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイのスタッフ
「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」のスタッフは前作の「ボーダーライン」から変更がありました。監督は、ステファノ・ソッリマで闇の社会と正義を題材とした作品を得意としています。脚本は、前作の「ボーダーライン」から引き続きテイラー・シェリダンです。テイラー・シェリダンは、前作の「ボーダーライン」でアカデミー賞脚本賞にノミネートされました。
撮影は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの撮影監督を務めたダリウス・ウォルスキーです。音楽は前作「ボーダーライン」で音楽を担当した、ヨハン・ヨハンソンから教えを受け、長い間共同制作を行ってきた、ヒドゥル・グドナドッティルが担当しています。
前作「ボーダーライン」とは?
前作「ボーダーライン」はアカデミー賞において、撮影賞、作曲賞、音響編集賞の3部門にノミネートされた傑作映画です。監督は続編である「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」とは異なる、ドゥニ・ヴィルヌーヴが務めていました。「ボーダーライン」のあらすじは、メキシコの悪の組織である麻薬カルテルを根絶させるために、FBI捜査官で主人公の女性が特別部隊に選ばれ、極秘任務を任されます。
「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」にも登場するアレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)と一緒にアメリカとメキシコの国境地帯を拠点とする麻薬組織の捜査を開始しますが、次第に正義と悪との境界を判断することができなくなってしまいます。日常で起こる、暴力や死を目の当たりにし、ルールが通用しない世界において主人公の女性が窮地に立たされる姿が描かれています。
ボーダーライン2のラストまでのネタバレあらすじ
ネタバレあらすじ①テロの発生
テロの発生のシーンのネタバレあらすじです。アメリカとメキシコの国境でアメリカへと密入国しようとする人たちを警備隊員が捕まえる際に、密入国者が自爆テロをしアメリカの警備隊員が死亡します。次にスーパーで自爆テロが起こり、多くの人が犠牲となります。CIAのマット(ジョシュ・ブローリン)はアメリカ政府から指令され捜査を開始します。マットは自己流の捜査により、犯人に自白させることに成功します。
この犯人はイエメン人ですが、メキシコ経由で密入国し、麻薬カルテルと関係があることを突き止めます。アメリカ政府はメキシコの麻薬カルテルがテロ組織であると察しをつけ、これ以上被害を出さないよう、麻薬カルテルを根絶させるために、カルテル同士を対立させ混乱させようともくろみます。マットは元検察官で過去に妻子を麻薬カルテルに殺され現在は殺し屋となったアレハンドロに協力依頼します。
ネタバレあらすじ②誘拐計画
誘拐を計画し実行するシーンのネタバレあらすじです。マットは麻薬カルテルを混乱させるために、麻薬カルテルのボスの娘であるイザベル(イザベラ・モナー)を誘拐するという計画を立てます。イザベルの父の麻薬カルテルと敵対しているカルテルがイザベルを誘拐したように見せかけ、いったんイザベルをアメリカへ連れて行きます。そして、アメリカがイザベルを救出したということにして、メキシコへと引き渡す計画です。
誘拐の計画は成功し、イザベルはアメリカの軍事基地へと連れて行かれ、そこからメキシコへと車で移動することになります。しかし、国境を越えた辺りでイザベルの父親によって支配されているメキシコ警察によって襲撃されます。その間にイザベルは逃げ出し、姿を消してしまいます。アレハンドロは一人残って、イザベルを探すことにし、マットは再び国境を越えてアメリカの軍事基地へと戻ります。
ネタバレあらすじ③作戦中止
作戦が中止になるシーンのネタバレあらすじです。イザベルの誘拐計画は、途中で裏切ったメキシコ警察を射殺してしまったことと、事の発端となる、スーパーで起きた自爆テロがアメリカ国籍の人物によるものであったことが分かったため、作戦は中止されます。マットは全てを知ってしまった、アレハンドロとイザベルを殺すように命令されます。マットはイザベルを殺すようにアレハンドロへ連絡しますが、アレハンドロは断ります。
アレハンドロはイザベルを見つけ、メキシコ人親子のフリをして密入国で国境を越えることにしますが、アレハンドロの顔を知っていた、少年ミゲル(イライジャ・ロドリゲス)によって2人は見つかり捕まります。ミゲルは密入国を取りまとめている麻薬カルテルの幹部の手下でした。イザベルは麻薬王の娘であることから生かされることになりますが、アレハンドロを殺すようにとミゲルは命じられ、アレハンドロの頭を銃で撃ちます。
ネタバレあらすじ④イザベルの救出
ラストであるイザベル救出シーンのネタバレあらすじです。マットは国境へと向かい、イザベルを捕まえていた麻薬カルテルを銃撃し、イザベルを助けます。アレハンドロはミゲルに撃たれましたが、頬に当たっていた銃弾は貫通し、そのまま逆の頬へ弾が抜け、奇跡的に助かります。アレハンドロは麻薬カルテルが残した車に乗り込み、そのまま去って行きます。
そして月日が経ち、1年後アレハンドロとミゲルが再会します。ミゲルは、1年前の麻薬カルテルの道へ足を突っ込んだばかりの頃とは違い、堂々とした悪人へと風貌が変わっています。アレハンドロは、ミゲルを呼び出し、「シカリオ(暗殺者)になりたいか?君の将来について話しをしよう」というラストで映画「ボーダーライン2」は終わります。
ボーダーライン2の続編は?
続編の可能性はある
「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」のラストは、続編の可能性があると連想させる終わり方となっています。アレハンドロがミゲルに「シカリオ(暗殺者)になりたいか?」と聞くシーンがラストです。日本で公開された映画タイトルは「ボーダーライン」ですが、元々のタイトルは「シカリオ(暗殺者)」であることからも続編の可能性が期待されます。また救出されたイザベルの今後の行方も気になるラストとなっています。
そして、「ボーダーライン」シリーズは初めから3部作として構想されていたと言われています。シリーズのラストとなる「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」の続編は、1作目「ボーダーライン」の主人公であった女性が2作目の「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」には出演していないことから、3作目には出演し、その後が描かれるのではないかという期待も高まっています。
1作目の監督が復帰?
1作目「ボーダーライン」で監督を務めたドゥニ・ヴィルヌーヴは、続編である「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」について、完成度の高さに驚き、とても素晴らしく圧倒されたと評価しています。
また、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が「ボーダーライン」の続編の監督をすることを強く希望していたことから、「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」の続編となる3作目に復帰するのではないかと言われています。「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」の制作時期は、他の制作で忙しかったドゥニ・ヴィルヌーヴ監督ですが、「ボーダーライン」シリーズのラストとなる3作目で再び監督をする可能性があるようです。
ボーダーライン2の映画キャスト
映画キャスト①ベニチオ・デル・トロ
前作の「ボーダーライン」から出演している、暗殺者のアレハンドロのキャストはベニチオ・デル・トロです。アレハンドロは、コロンビア人の元検察官で、妻子を麻薬カルテルに殺された過去があります。ベニチオ・デル・トロの主な映画の出演作品は「トラフィック」やスター・ウォーズシリーズ8作目となる「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」があります。「トラフィック」ではアカデミー助演男優賞を受賞しています。
映画キャスト②ジョシュ・ブローリン
同じく前作「ボーダーライン」から出演しているマットのキャストはジョシュ・ブローリンです。マットはCIA工作員で任務を果たすためであれば手段を選びません。ハリウッドを代表する実力派俳優であるジョシュ・ブローリンの主な映画出演作品には「デッドプール2」や「アベンジャーズ」シリーズがあります。
映画キャスト③ジェフリー・ドノヴァン
CIA工作員でマットの同僚であるスティーヴのキャストはジェフリー・ドノヴァンです。麻薬カルテルを根絶させるために、マットと共に任務を遂行します。スティーヴのジェフリー・ドノヴァンも前作「ボーダーライン」から出演し、マットを一番近くで見ている存在です。ジェフリー・ドノヴァンの主な映画出演作品は「スリーパーズ」や「チェンジリング」があります。
映画キャスト④イザベラ・モナー
麻薬王のボスの16歳の娘であるイザベルのキャストはイザベラ・モナーです。イザベルの父は、アレハンドロの妻と娘を殺した麻薬カルテルのボスです。イザベラ・モナーの主な映画出演作品は、「トランスフォーマー/最後の騎士王」です。また、アメリカドラマであり、NHKでも放送された「100オトナになったらできないこと」に主人公として出演し、主題歌も担当していました。
映画キャスト⑤キャサリン・キーナー
CIA副長官のシンシアのキャストはキャサリン・キーナーです。シンシアは作戦中止後に、国防長官から今後の指揮をとるように言われ、マットにアレハンドロとイザベルを殺すように命令します。キャサリン・キーナーの主な映画出演作品は「ゲットアウト」です。また「インクレディブル・ファミリー」では声の出演をしています。
映画キャスト⑥イライジャ・ロドリゲス
ミゲルのキャストはイライジャ・ロドリゲスです。ミゲルは国境付近に住んでいる14歳の少年です。従兄に憧れていて、誘われるがまま麻薬カルテルの道へと足を突っ込んでしまいます。
映画キャスト⑦マシュー・モディーン
アメリカの国防長官のジェームズのキャストはマシュー・モーディンです。ジェームズは麻薬カルテルがテロ組織であると察しをつけ、マットに根絶させるように命令します。マシュー・モーディンの主な映画出演作品は「トランスポーター2」や「スティーブ・ジョブズ」です。
ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイに関する感想や評価は?
「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」を実際に視聴した人たちがどのような感想や評価をしているのかをご紹介します。1作目から2作目へと監督が代わっていることから、「ボーダーライン」と「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」を比較した上での感想や評価が多くあります。
115.【ボーダーライン ソルジャーズ・デイ】鑑賞🎞
— あぷ🍀@ c͓̽i͓̽n͓̽e͓̽m͓̽a͓̽ ͓̽l͓̽i͓̽f͓̽e͓̽ 🎞 (@GB_lovecinemas) April 30, 2019
息をするのも憚られる緊張感や独特の世界観は引き継いでいるものの、なんだか前作とは別のものになったという印象。
個人的な好みで言えばやっぱり前作。
惨劇繰り広げられる中、イザベラ・モナーの美しさが際立つ。#映画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/N4qbEOkLAg
1作目の「ボーダーライン」と同様に「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」には緊張感があり、独特の世界観があるという感想です。「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」は1作目の「ボーダーライン」とは別の物であるという印象を持ち、1作目の「ボーダーライン」が好みであり評価しているという感想です。また、惨劇が繰り返されている中で、イザベルを演じたイザベラ・モナーの美しさが際立っていると評価しています。
『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』
— ナイトクローラー22 (@THEAMANO3) April 2, 2019
視線で殺す、ベニチオ・デル・トロ。
デル・トロ超渋い。
国境麻薬戦争で無法地帯と化す中、また物語はヤバい方向へ。
いい感じに嫌な味の残る前作と比べ、今回は食べた後に水を飲んだらスッキリする感じ。
最後でニヤニヤできるなんてある意味予想外だった。 pic.twitter.com/7LO2HZyFRc
「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」にアレハンドロとして出演するベニチオ・デル・トロの視線で殺す姿が渋いという感想です。そして「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」の物語は途中、想定外の方向へと進んでいきますが、嫌な後味で終わった1作目の「ボーダーライン」と比べ、見終わった後にスッキリしたのが予想外であったと続編の「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」を評価しています。
ボーダーライン ソルジャーズ・デイを脳裏に刻む
— hyuGa🎬 (@DanTaylor731) January 8, 2019
前作以上に残虐性が上がり、妙にリアリティがあるシーンが多く、嫌な鳥肌がずっと立ってた…
さらにクライマックスからラストまでは手汗びっしょり&心臓バクバク…見ててとんでもなく疲れますが、色々な意味で楽しめる非常に良い作品です。 pic.twitter.com/gdhfsmCoJX
「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」は前作の「ボーダーライン」より残虐性が高まっているという感想です。リアリティがあるシーンが多いので、鳥肌が立ち、ラストにかけてはドキドキし汗をかきながら観たので疲れたという感想を持たれています。しかし、いろいろな意味で楽しめ、非常に良い作品であると評価しています。
ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイの感想・評価まとめ
映画「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」のあらすじをネタバレで紹介し、映画キャストや感想、評価についてまとめました。「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」のラストでは続編の可能性が残されています。「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」の続編となる3作目を期待しながら、まだ「ボーダーライン2:ソルジャーズ・デイ」を見たことのないという方は、一度ご覧になってはいかかでしょうか。