LOOPER/ルーパーのネタバレあらすじ・結末!タイムパラドックス映画の感想は?

『LOOPER/ルーパー』はタイムループを題材としたSF映画です。2012年にアメリカで公開され、たくさんの高評価を集めている作品です。さらに、放送映画批評家協会賞SF映画賞をはじめ、様々な賞を受賞しています。ここでは『LOOPER/ルーパー』がどういった作品なのか、あらすじや結末のネタバレを紹介します。また、映画を鑑賞した方の評価や感想、出演キャストなどもまとめています。

LOOPER/ルーパーのネタバレあらすじ・結末!タイムパラドックス映画の感想は?のイメージ

目次

  1. LOOPER/ルーパーとは?
  2. LOOPER/ルーパーのあらすじネタバレ
  3. LOOPER/ルーパーの結末ネタバレ
  4. LOOPER/ルーパーのキャスト
  5. LOOPER/ルーパーに関する感想や評価
  6. LOOPER/ルーパーの映画ネタバレまとめ

LOOPER/ルーパーとは?

LOOPER/ルーパーの概要

『LOOPER/ルーパー』は2012年に公開されたアメリカ・中国の映画で、日本では2013年に公開されました。『LOOPER/ルーパー』はタイムループを題材としたSF映画で、監督はライアン・ジョンソンです。ライアン・ジョンソンは1973年12月17日生まれのアメリカの映画監督・脚本家です。

ライアン・ジョンソンは『BRICK ブリック』や『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の監督や脚本を努めたことでも有名です。映画評論サイト「Rotten Tomatoes」での『LOOPER/ルーパー』の評価は、10評価のうち8.09、全体の支持率は93%と高評価を記録しています。

また『LOOPER/ルーパー』は、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞オリジナル脚本賞、ワシントンD.C.映画批評家協会賞オリジナル脚本賞、放送映画批評家協会賞SF映画賞など数多くの賞を受賞しています。

LOOPER/ルーパーの予告編動画

こちらは『LOOPER/ルーパー』の予告動画です。銃を持った男が、袋を被って現れた男を殺害するところから始まります。未来ではタイムループが禁止されており、犯罪組織だけが秘密裏にタイムループを利用して殺したい者を始末していました。しかし、男の前にタイムループして現れたのは30年後の自分でした。男は30年後の自分を逃してしまい、自分同士で戦うことになります。

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LOOPER/ルーパーのあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①2044年

ここでは『LOOPER/ルーパー』の冒頭のあらすじをネタバレします。2044年のアメリカでは、ルーパーといわれる者達が、未来からくる人物の殺害に手を貸していました。未来の2074年ではタイムループできるのですが、一般的にはタイムループすることを禁止していました。しかし、そのタイムループを秘密裏に犯罪に利用している組織がありました。

未来の犯罪グループは始末してほしい人物を過去に送り、過去でその人物を殺害して死体を始末していました。2074年はセキリュティが厳しく、簡単に人を殺す事ができません。そこで未来の犯罪グループは、過去のルーパーといわれる殺し屋と契約し、殺しと死体の始末を依頼していました。

ルーパーの一人であるジョーは、銃を構えて殺害対象となる人物がそこに現れるのを待っていました。ジョーの仕事は、未来からくる男を銃で殺害し、死体を焼却炉に入れて始末することです。未来から来る男は顔に袋を被せられており、手足は縛られている状態です。その男には報酬の銀の延べ棒が背負わされており、それがルーパーへの報酬になっていました。

しかし、ルーパーはある制約がありました。ルーパーは契約が解除されると、証拠を残さないために自分の存在を消さなければならないのです。最後の仕事は30年後の自分を殺すことです。自分を殺すと、その死体には報酬として金の延べ棒が巻きつけられています。金の延べ棒はしばらくは遊んで暮らせるほどの価値がありました。しかし、30年後には必ずタイムループで過去の自分に殺されてしまいます。

あらすじネタバレ②30年後の自分

ここでは『LOOPER/ルーパー』でジョーが30年後の自分と遭遇するシーンのあらすじをネタバレします。ジョーはある夜、セスというルーパーの友人から30年後の自分を殺すことができなかったと相談されます。しかも、30年後のセスは逃亡して行方がわからなくなっていたのです。ジョーはとっさにセスを金庫に隠しますが、セスを追ってやってきた犯罪グループのエイブがジョーを脅しました。

ジョーはセスを売り、セスは捕まって拷問を受けてしまいます。セスは拷問で四肢を切断されてしまいました。未来の自分に助けを求めましたが、未来の自分もタイムパラドックスによって四肢が失くなり、やがて死亡してしまいました。それからいよいよジョーもループを閉じられる日がやってきました。

ジョーはいつもの場所で時間通りに銃を構えていましたが、時間になっても殺害対象の人物は現れません。やっとのことで現れたのは、拘束されておらず、顔も布袋で隠されていない男でした。ジョーはいつもなら現れた瞬間射殺するのですが、ついその男と目が合ってうろたえてしまいます。そしてジョーは、その人物が30年後の自分だということに気づきました。

セスのこともあり、自分が今未来の自分を殺さなければ、犯罪グループに命を狙われるのは明白です。しかしオールド・ジョーは、ジョーを気絶させて逃げてしまいました。オールド・ジョーは、ジョーへ「逃げろ」とメモを残していました。ジョーはオールド・ジョーを殺しに向かいますが、同時に犯罪グループからも命を狙われます。

あらすじネタバレ③地図の切れ端

ここでは『LOOPER/ルーパー』で、オールド・ジョーがジョーから狙われるシーンのあらすじをネタバレします。オールド・ジョーは、ループを閉じた後まともな人生を送っていませんでした。最終的には殺し屋をしていましたが、ある日運命の女性と出会いました。その女性と出会ったことで、オールド・ジョーの人生は一変します。

ループが閉じられて25年後にはその女性と結婚し、平和な日々を送っていました。しかし約束の30年目、オールド・ジョーは妻と共に犯罪グループに襲われました。その時妻が殺されてしまい、オールド・ジョーはタイムループのため捕まってしまいました。オールド・ジョーは、妻を殺した犯罪グループを潰すためにタイムループを利用して過去へやって来たのです。

オールド・ジョーは犯罪グループを調べていることをジョーに伝えます。しかしジョーは、今現在自分の命が犯罪グループに狙われているのです。とにかくオールド・ジョーを殺すことしか考えていませんでした。ジョーはオールド・ジョーから地図の切れ端を手に入れました。オールド・ジョーは地図に書かれた印のところに来るに違いないと思い、そこで待ち伏せすることにしました。

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LOOPER/ルーパーの結末ネタバレ

結末ネタバレ①訪問客

ここでは『LOOPER/ルーパー』の結末の、サラの家に訪問客が来るシーンのあらすじを紹介します。サラは幼い息子のシドと共に暮らしていました。サラは妙な気配を感じて銃を持って外を警戒すると、そこにはクスリの禁断症状に苦しむジョーがいました。その頃オールド・ジョーは、未来の犯罪グループのトップであるレインメーカーになる子供を探し、その候補となる子供を殺害していました。

ジョーは未来から来た自分が、サラの子供のシドを殺すかもしれないと説明します。サラはジョーのことを不審に思いましたが、シドとは接触しないことを条件に守ってもらうことにしました。サラはシドと上手くいっていませんでした。シドは少し変わった子供で、自分の本当の母親は死んでいると思っていました。

結末ネタバレ②復讐の連鎖

ここでは『LOOPER/ルーパー』の結末のネタバレを紹介します。シドはとても強力な念動力の持ち主で、その力をコントロールできずにいました。しかし、サラはシドを見捨てないことで、いつかはその力をコントロールできると思っていました。ジョーはその力を見て、シドが将来レインメーカーになる男だと確信しました。

そんな時、オールド・ジョーがいよいよシドを狙いにやってきます。サラはシドを守りますが、シドはパニックになって念動力が発動してしまいます。サラはシドに「愛してる」と声をかけ、落ち着かせます。シドはやっと母の愛に気づく事ができたのです。そんなサラを、オールド・ジョーは殺そうとします。その瞬間、オールド・ジョーがサラを殺したことが全ての始まりだったのだとジョーは気づきます。

オールド・ジョーにサラを殺されたシドは、心が憎しみでいっぱいになり、復讐により悪の道に進んでしまいます。そして30年後、オールド・ジョーの妻を殺すことに繋がるのです。これでは復讐の連鎖は終わりません。ジョーはとっさに自分に向けて引き金を引きました。ジョーが自殺したことで、タイムパラドックスによってオールド・ジョーは存在しなくなり、サラとシドは無事に生き残る事ができました。

LOOPER/ルーパーのキャスト

ジョー役/ジョセフ・ゴードン=レヴィット

『LOOPER/ルーパー』でジョー役を演じたのは、ジョセフ・ゴードン=レヴィットです。ジョセフ・ゴードン=レヴィットは、1981年2月17日生まれのアメリカの俳優です。ジョセフ・ゴードン=レヴィットは、『LOOPER/ルーパー』の製作総指揮も担当しています。

ジョセフ・ゴードン=レヴィットの出演作品には、『50/50 フィフティ・フィフティ』のアダム・ラーナー役、『インセプション』のアーサー役、『ダークナイト ライジング』のジョン・ブレイク役などがあります。

オールド・ジョー役/ブルース・ウィリス

『LOOPER/ルーパー』でオールド・ジョー役を演じたのは、ブルース・ウィリスです。ブルース・ウィリスは1955年3月19日生まれのアメリカの俳優です。2回もゴールデングローブ賞とエミー賞を獲得しており、その他にも多数の映画で賞を受賞している実力派俳優です。

ブルース・ウィリスの出演作品には、『ダイ・ハード』のジョン・マクレーン役、『アルマゲドン』のハリー・S・スタンパー役、『シックスセンス』のドクター・マルコム・クロウ役、『シン・シティ』のジョン・ハーティガン役などがあります。

サラ役/エミリー・ブラント

『LOOPER/ルーパー』でサラ役を演じたのは、エミリー・ブラントです。エミリー・ブラントは1983年2月23日生まれのイギリスの女優です。これまでにゴールデングローブ賞助演女優賞や、放送映画批評家協会賞主演女優賞などを受賞している人気女優です。

エミリー・ブラントの出演作品には、『プラダを着た悪魔』のエミリー・チャールトン役、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』のヴィクトリア女王役、『メリー・ポピンズ リターンズ』のメリー・ポピンズ役などがあります。

セス役/ポール・ダノ

『LOOPER/ルーパー』でセス役を演じたのは、ポール・ダノです。ポール・ダノは1984年6月19日生まれのアメリカの俳優です。俳優としてだけでなく、「Mook」というバンドでギタリストとしても活動しています。

ポール・ダノの出演作品には、『リトル・ミス・サンシャイン』のドウェイン・フーヴァー役、『ルビー・スパークス』のカルヴィン役、『それでも夜は明ける』のジョン・ティビッツ役などがあります。

キッド・ブルー役/ノア・セガン

『LOOPER/ルーパー』でキッド・ブルー役を演じたのは、ノア・セガンです。ノア・セガンは1983年10月5日生まれのアメリカの俳優です。アメリカのTVシリーズに数多く出演しており、最近では映画への出演も増えてきている俳優です。

ノア・セガンの出演作品は、『ブラザーズ・ブルーム』のザ・デューク役、『ジャームス 狂気の秘密』のドン・ボールズ役、『BRICKブリック』のドード役などがあります。

スージー役/パイパー・ペラーボ

『LOOPER/ルーパー』でスージー役を演じたのは、パイパー・ペラーボです。パイパー・ペラーボは、1976年10月31日生まれのアメリカの女優です。高校の頃からチアダンスやミュージカルで活躍し、オハイオ大学で演技を学びました。

パイパー・ペラーボの出演作品には、『プレステージ』のジュリア・マッカロー役、『四角い恋愛関係』のレイチェル役、『フェーズ6』のボビー役、『コバート・アフェア』のアニー・ウォーカー役などがあります。

LOOPER/ルーパーに関する感想や評価

『LOOPER/ルーパー』の感想には、キャストの演技が良かったという感想がたくさんありました。映画を結末まで観た方の中には、「もし自分が自分を殺さなければならなかったら」と想像している方もいました。

『LOOPER/ルーパー』の感想には、結末まで展開が読めなかったという感想がたくさんありました。今回紹介したあらすじのネタバレにもあったように、どのようにしてタイムループを止めるのか、ジョーが結末に取った行動に注目です。

『LOOPER/ルーパー』の感想には、脚本が秀逸だったという感想がありました。複雑なストーリーのため、映画を2回観たという方もいました。ストーリーの展開もテンポよく、最後まで楽しめる内容となっています。こちらの方はお気に入りの映画として『LOOPER/ルーパー』を紹介されています。

『LOOPER/ルーパー』の感想には、映画自体は良かったものの、好きな俳優が拷問されるシーンがリアルで見ていて苦しかったという感想がありました。

LOOPER/ルーパーの映画ネタバレまとめ

この記事では『LOOPER/ルーパー』のあらすじと結末のネタバレをまとめました。『LOOPER/ルーパー』の感想には高評価がたくさんありました。特に秀逸なストーリーや、結末が読めない展開が評価されていました。『LOOPER/ルーパー』は、タイムループものの作品が好きな方にはおすすめの作品です。

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