2019年08月28日公開
2019年08月28日更新
エターナルズは2020年公開のマーベルの最新作!映画のあらすじネタバレ
マーベルの映画シリーズMCUがフェーズ4の新しい作品として公開する事を発表した映画がエターナルズです。同時に公開が発表された映画の中でもこれまでに既に登場しているヒーロー達が登場する映画とは違うだけにそのキャラクターやあらすじなどが気になるという人が多く集まる作品になっています。今回は2020年に公開が予定されているマーベルのMCU作品エターナルズについてまとめていきます。
目次
エターナルズは2020年公開のマーベルの最新作
マーベルとは?
エターナルズについて紹介する前にまずはエターナルズを映画化するマーベルについても簡単に説明しておきます。
アメリカの出版社
マーベルはアメリカの2大コミック出版社の1つで数々のヒーロー漫画を生み出してきた出版社です。元々マーベルは自社のヒーロー達が登場する映像作品を他社に権利を売り渡す形で展開していましたが、2008年に公開した映画「アイアンマン」を皮切りにヒーロー達が世界観を共有するマーベル・シネマティック・ユニバースを展開、時間軸を表すフェーズごとに映画を展開し現在フェーズ3までの全ての作品を公開し終えています。
マーベルは同じく2大アメコミ出版社と言われるDCコミックと共に多くのヒーロー達を生み出しており、時には時代の変化に合わせてヒーロー達をリブートしながら展開しています。アメコミでは複数の作家が同じヒーローを題材に作品を描くのが当たり前でそれぞれのアイデアを取り入れて1人のヒーロー像が誕生する仕組みを取っており現在のヒーロー達もそうして生み出されてきました。
主な出版コミック
これまでにマーベルが展開しているコミックとしては映画でも活躍している「キャプテンアメリカ」「X-メン」「ハルク」「ドクター・ストレンジ」「アイアンマン」「マイティー・ソー」「ファンタスティック・フォー」「ウルヴァリン」などの単独、少数のグループのヒーローをそれぞれに展開させる形から「アベンジャーズ」「シビル・ウォー」などの複数のヒーローがクロスオーバーして展開される形でも出版しています。
マーベル・シネマティック・ユニバースではこれらのコミックのストーリーや出来事をある程度踏襲しつつもそれぞれに1つの映画に収まるように調整されて展開され、また登場ヒーローなどもそれまでに映画に登場したヒーローなどをピックアップする形になっています。余談ですが日本で生まれた怪獣、ゴジラの版権を一時期保有していた事がありその際にはヒーロー達とゴジラが戦った事もあります。
エターナルズは超人種族
出典: https://ciatr.jp
2020年公開の映画のタイトルにもなっているエターナルズとはマーベル世界において宇宙の原初的存在であるセレスシャルズによって生み出された超人的な能力を持ち合わせる種族の事です。セレスシャルズが地球で人類を進化させる為に行った実験の過程で生まれほぼ不死と言える程の長い寿命を持ち、飛行能力やテレパシー能力など人類を超越した力を持ち合わせています。
セレスシャルズから人類と地球を守るようにと命じられたエターナルズ達はその後の内紛もあって宇宙に散らばっていますが現在でも地球人の中で人類として生きている者達もいます。彼らの敵は同じくセレスシャルズの実験で生まれたもう1つの種族デヴィアンツなどが主になっています。
エターナルズの映画のあらすじネタバレ
あらすじネタバレ①種族の誕生
マーベル・シネマティック・ユニバースにエターナルズが本格的に登場するのは2020年に公開される映画エターナルズが初となる為、あらすじの中ではその誕生の経緯が語られる事になるのは間違いないです。原作では何度かシリーズが展開されており、100万年前の地球が舞台となってその誕生秘話が語られる展開があり、映画のあらすじでも取り入れられるはずだと考えられています。
あらすじネタバレ②3つの種族
エターナルズ誕生をあらすじの主題にするのであれば外せないあらすじになるのがエターナルズと共に生まれた3つの種族です。エターナルズは人類の始祖になったと言われる類人猿の遺伝子操作実験の結果生まれた種族で、この実験の過程で生まれたのがエターナルズと人類、そしてディヴァアンツです。ディヴァアンツはそのままヴィランと言い換える事ができる存在でエターナルズはディヴァアンツと戦う構図です。
あらすじネタバレ③守護者
一方でマーベルの原作コミックではエターナルズの1人であり、何者かによって記憶を消されたエターナルズの1人、イカリスを主人公に据えたシリーズを展開した事もあり、映画のあらすじとしてはこちらのイカリスを中心としたあらすじになるのではないかとも考えられています。いずれにしてもエターナルズが人類の守護者である事に変わりはないのでそのあらすじはディヴァアンツと戦う構図になると思われます。
エターナルズのキャラクター
キャラクター①セナ
マーベル・シネマティック・ユニバースで登場するエターナルズの中でリーダーを務める事になるのがセナです。セナは初代エターナルズのリーダー、ズーラスの娘で古代ギリシャで生まれました。セナのキャストは既に映画「マレフィセント」への出演でも知られるアンジェリーナ・ジョリーさんが演じる事が発表されています。
キャラクター②イカリス
エターナルズの中でも主人公格の1人と言えるのが上記のあらすじでも名前が登場したイカリスです。エターナルズの中でも最強の戦士と言える存在で、原作コミックではエターナルズのリーダーの座をかけてセナと衝突する場面も多くなっています。映画エターナルズでそんなイカリス役を演じるキャストは映画「シンデレラ」やドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演していたリチャード・マッデンさんです。
キャラクター③ファストス
セナやイカリスが2世代目のエターナルズだとするとエターナルズが生まれた時からメンバーの1人として活躍しているのがファストスです。発明家であり建築家であり兵器製造者でもあるキャラクターで近年の原作コミックでは中心メンバーの1人として活躍を続けています。ファストス役はアニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」ドラマ「アトランタ」などに出演していたブライアン・タイリー・ヘンリーさんです。
キャラクター④エイジャック
エターナルズオリジナルメンバーの1人で屈指の強さを誇るのがエイジャックです。アンデス山脈にあるシティ・オブ・スペース・ゴッズで眠ってる所をイカリスに目覚めさせられる形で復帰しエターナルズに参加しています。そんなエイジャックは元々男性キャラなのに対し、マーベル・シネマティック・ユニバースでは「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」などに出演したサルマ・ハエックさんがキャスティングされました。
キャラクター⑤マカリー
エイジャックと同じく元々は男性キャラながら女性がキャスティングされたのがマカリーです。エターナルズの中では超スピードをウリにしたキャラクターでちょうどX-MENのクイックシルバーと似た能力を持っています。人間社会に適応して生きてきたエターナルズの1人です。キャスティングされたのが「ウォーキング・デッド」シリーズなどに出演する女性のローレン・リドロフさんという点に注目が集まっています。
キャラクター⑥キンゴ
エターナルズの中でも一風変わった設定を持っているのがキンゴです。キンゴは16世紀に日本に住んでいたというエターナルズで鉄兜と日本刀を使って戦い、エターナルズとしての能力を少しだけ使って映画スターとして活躍しているのです。そんな劇中俳優であるキンゴ役を演じるのはドラマシリーズ「シリコンバレー」への出演で知られるクメイル・ナンジアニさんです。
キャラクター⑦スプライト
エターナルズの中でも特異な外見的な意味合いで歳を取らないエターナルズがスプライトです。原作コミックでも子供の姿で描かれ、周囲からも子供扱いを受ける事が多くうんざりしています。マーベル・シネマティック・ユニバースでスプライト役を演じるのは映画「ホット・サマー・ナイツ」にも出演した子役のリア・マクヒューさんです。
キャラクター⑧ギルガメッシュ
エターナルズの中でもソーと近い立ち位置をしているキャラクターがギルガメッシュです。原作コミックでは極短い間ですがアベンジャーズに所属し、他のヒーローと共闘する姿も描かれているキャラクターなのでマーベル・シネマティック・ユニバースでも彼が基点となって他のヒーローとの合流が描かれるのではないかと考察されています。演じているのはハリウッドの中でも韓国系俳優で知られるマ・ドンソクさんです。
エターナルズとサノス
サノスはエターナルズの子供
ここまでの話だとこれまでのマーベル・シネマティック・ユニバースを視聴してきた人にはこれまでの作品との関係性を疑問に持たれる方も多いですが、キャラクターの中でもしっかりと繋がりを持っているキャラクターがいます。それがアベンジャーズを徹底的に苦しめたマーベル・シネマティック・ユニバース史上最大のヴィラン、サノスです。サノスはエターナルズの1人アラースを父に持ったエターナルズの子供なのです。
タイタンで暮らしていたエターナルズ
サノス、そしてサノスの父でエターナルズのアラースは土星の衛星である惑星タイタンで暮らしていました。アラースはタイタンを復興させる為に尽力していたエターナルズでタイタンの統治者なのです。「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でもタイタンが繁栄していた頃の姿が登場していますがその都市こそがエターナルズ達の都市の1つでした。
そんなタイタンに住むエターナルズ達の中において、サノスは異質の特徴を持って生まれます。元来エターナルズは男女共に非常に美しいのが特徴の1つとなっていましたが、サノスはそんなエターナルズの血を引くとは思えないとても醜い姿に生まれてしまったのです。まるで怪物のような容姿のサノスは当たり前のように人々から蔑まれた生活を送る事になります。あまりの醜さに母親に殺されそうになった過去も持っています。
サノスの仕返し
出典: https://ciatr.jp
サノスは成長すると虚無主義に傾倒し死の概念が具現化した存在であるデスに恋心を抱くようになります。そして家族を殺しタイタンを滅ぼすという驚異的な仕返しをしてしまうのです。ただここまで紹介した過去は全て原作の設定でマーベル・シネマティック・ユニバースではデスが登場していない事などもあってサノスの過去は少なからず改変されています。
とは言ってもサノスが猛威を奮った「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を含むフェーズ3が終わった後、フェーズ4でエターナルズを映画化する事を考えるとエターナルズの映画の中でサノスに関わる何かが出てくる可能性はあります。
エターナルズに関する感想や評価は?
「エターナルズ」に関しては原作を知らないのでいまいちテンションが上がってなかったりもするのだけど、同じくノーマークだった「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」がとんでもない傑作だった前例があるので全く油断できない。
— 安島崇/阿G (@ajimatakashi) August 16, 2019
ここからはエターナルズの映画が公開されるという発表に対してのファンの感想を紹介していきます。まずエターナルズ自体は原作コミックを知っている人でもまさか映画化するとは思わなかったという声が多いです。というのも原作コミックにおいてもかなり古くに登場したシリーズでありマーベル・シネマティック・ユニバースをきっかけに原作を読み始めた人でも知らないという人が多い為です。
サノス並みの格、人気があるヴィランってギャラクタスかなー
— にゃんのしん (@nyannoshinmili) August 9, 2019
ファンタスティクフォーとエターナルズが予定されてるし…
エターナルズはサノスがどうしてああいう思想に至ったかとかの掘り下げもありそう🤔
エターナルズのあらすじについてはまだまだ分からない事が多いという事もあって様々な考察がなされていますが、やはりこれまでのマーベル・シネマティック・ユニバースとの関係性からサノスにまつわるエピソードが登場するのではないかと予想する人が多くなっています。
フェーズ4って今出てるあれだけなんかな?なんか品薄感ある
— くめ9/21東京拍手喝采 (@enpitu_hk08) August 15, 2019
メインヒーローどかんとくるの
ストレンジとソーくらいやん
エターナルズとかF4とかブレイドがどのくらいフェーズ3までで消えてったやつらの代わり務まるのかな
マーベル・シネマティック・ユニバース全体で見るとフェーズ4はシリーズの転換期という事もあり知名度的な意味合いでエターナルズで大丈夫なの?という声もあるのが事実です。これまで盛り上がってきたシリーズだけに尻すぼみにならないか心配する声もあります。一方でこれまでとの繋がりを気にせずに描けるという点から未知数の存在として期待を集めている人も多いです。
エターナルズは2020年公開のマーベルの最新作まとめ
映画エターナルズは2019年公開の映画「スパイダーマン:ファーフロム・ホーム」で幕を閉じたマーベル・シネマティック・ユニバースのフェーズ3からフェーズ4に入ってから公開が予定されている映画の1つです。これまで描かれていなかった物語になるだけにどのような展開になるのか、どのようにこれまでのマーベル・シネマティック・ユニバース作品と関わってくるのか楽しみという声が多い作品になっています。
2019年8月現在、映画エターナルズは主要なキャストこそ発表されていますが肝心のあらすじについてはまだ未発表のままです。今後映画が公開されるまでにトレーラーを含む新情報が出てくるはずなの原作コミックの情報などをチェックしつつ新情報を待ち望んではいかがでしょうか?