ブラタモリの長瀞・秩父編まとめ!かき氷のお店や観光ルートなど魅力を紹介

ブラタモリの長瀞・秩父編で紹介された観光ルートや名物、長瀞が観光地になった理由を紹介!埼玉県の長瀞には、秩父赤壁や岩畳、急な川の流れを作る小滝の瀬など特徴的な地形や地質が魅力となっています。今回はブラタモリの長瀞・秩父編でタモリさんらが体験した長瀞の川下りや地形、タモリさんおすすめのかき氷を紹介し、長瀞が観光地になった理由と秩父鉄道との関係についてみていきます。

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目次

  1. ブラタモリの長瀞・秩父編とは?
  2. ブラタモリ長瀞・秩父編の観光ルートなどの魅力
  3. ブラタモリで紹介された長瀞が観光地になった理由
  4. ブラタモリの長瀞・秩父編に関する感想や評価
  5. ブラタモリの長瀞・秩父編まとめ

ブラタモリの長瀞・秩父編とは?

今回は2017年8月19日放送の「ブラタモリ長瀞・秩父編」で紹介された、秩父赤壁や岩畳、ライン下り、秩父鉄道、かき氷など観光スポットや魅力、観光地になった理由などを紹介していきます。

ブラタモリの長瀞・秩父編の概要

タモリさんらブラタモリ一行は、日本の地学発祥地とされる埼玉県秩父郡の「長瀞町(ながとろまち)」にやって来ました。長瀞は独特の地形やライン下り、かき氷が魅力で年間270万人の観光客が訪れます。

ブラタモリの長瀞・秩父編の再放送

ブラタモリの長瀞・秩父編の再放送は既に放送されており、2017年8月22日、25時10分〜55分に放送されました。

ブラタモリ - NHK

ブラタモリ長瀞・秩父編の観光ルートなどの魅力

ここでは、ブラタモリの長瀞・秩父編でタモリさんたちが体験した長瀞ライン下りやタモリさんおすすめの長瀞名物のかき氷を紹介していきます。また、ブラタモリで紹介された秩父赤壁・岩畳、急な川の流れを作る小滝の瀬など地形の魅力をみていきます。

魅力①荒川橋梁

まず、タモリさんの希望でブラタモリ一行は船乗り場周辺で長瀞名物「片岩」の地層を見学します。通常、地中深くでしか見ることのできない紅簾石片岩は非常に貴重なものです。次に、タモリさんらブラタモリ一行は長瀞(荒川)ライン下りに参加します。

最初の見どころは大正3年に完成した秩父鉄道が通る「荒川橋梁」です。当時のレンガ造りのまま保存され、現在でも使用され続けている「荒川橋梁」。ここが写真撮影ポイントとなっていると聞き、タモリさんと近江アナはそのデザインを「オシャレ」だと評価しました。

魅力②流れが急な小滝の瀬

長瀞ライン下りを続けるタモリさんらブラタモリ一行を乗せた船は非常に流れが急であることで有名な「小滝の瀬(こたきのせ)」に差し掛かります。長瀞の観光スポットとして人気を集める「急流下り」の「急流」は「小さな滝」によってつくられていました。非常に急な小滝の瀬の「小さな滝」が出来たのは遥か昔、川の流れが土砂によって変わったことが原因でした。

土砂により流れが変わったため、川は岩畳の上を流れるようになります。そうして、果てしない時間を経て次第に岩畳が削られていき、やがて「滝」ができたのでした。出来てすぐは相当急な流れだった滝も年々、急な流れが後退していき、現在の流れとなったそうです。

魅力③秩父赤壁

長瀞には真っ直ぐな岩石の絶壁が長く続いています。それは秩父赤壁と呼ばれ、中国のレッドクリフが由来となっています。秩父赤壁は断層でできたもので、もともと秩父赤壁を形成している断層が直線状であるため、長距離に渡って直線状の絶壁が続いているのです。

そして、その長距離に渡って断層が削られ、直線状になった川の流れは緩やかなものとなり、それを「瀞(とろ)」というようになったことが「長瀞」という地名の由来です。

魅力④岩畳

長瀞の観光の見どころの1つに見事な「岩畳」があります。タモリさんらブラタモリ一行もこの岩畳に座って一時休憩しました。長瀞の岩畳は薄くて平らな岩がミルフィーユのように積み重なっています。その構造の岩畳のことは「片理」と呼ばれ、大陸による強力な圧力とプレートの働きにより、約20kmの地底深くで形成されたものです。

本来なら地中深くにあるはずのこの構造が長瀞ではなぜ、地上で見られるのかその原因はよく分かっていないそうです。そんな長瀞の岩畳は荒川に沿って600メートルも続き、このような長瀞の地形は「地球の窓」と呼ばれ、国指定天然記念物・名勝の1つとなっています。

魅力⑤かき氷

天然の氷を使用したかき氷が長瀞の名物となっています。タモリさんらが訪れたのは、長瀞で有名なかき氷のお店「阿左美冷蔵」です。タモリさんらは上の画像のように長瀞の名物、山盛りのかき氷を楽しみました。天然氷で作られたかき氷は人工の氷で作られたかき氷とは全く味違うとタモリさんは言います。

かつて養蚕業が盛んだった秩父地域では、1年中絹糸が穫れるように氷で蚕の卵を冷やし、孵化の時期をズラしていたそうです。現在ではその天然氷をかき氷に転用して、観光客を喜ばせる名物となっています。

魅力⑥長瀞駅

タモリさんらブラタモリ一行が次に向かったのが秩父鉄道の「長瀞駅」でした。秩父鉄道は明治34年に前身の上武鉄道が運行をスタートし、長瀞駅が明治44年に、秩父駅が大正3年に完成しました。当初、養蚕業が盛んだったこの地域でつくられた絹織物などを運搬していた秩父鉄道でしたが、観光スポットとなったことで昭和の頃には多くの観光客を運ぶ足となりました。

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ブラタモリで紹介された長瀞が観光地になった理由

ここでは、埼玉県立自然の博物館と秩父鉄道について紹介し、両者の関係と長瀞が観光地になった理由についてみていきます。

埼玉県立自然の博物館へ

タモリさんらブラタモリ一行は貴重な岩石や鉱物が展示される「埼玉県立自然の博物館」に案内されます。この博物館は大正10年からそういった岩石や鉱物を収集・研究する施設として使われており、秩父鉄道が研究を全面的にバックアップしていました。タモリさんらブラタモリ一行は敷地内にある「日本地質学発祥の地」という石碑も見学しました。

博物館と秩父鉄道との関係

タモリさんらブラタモリ一行は長瀞の名物、SLにも乗車します。上の画像がバイオエクスプレスと呼ばれるSLで、昭和63年に運行がスタートしました。当時は絹糸や石灰石を運ぶことが主な目的でしたが、秩父鉄道は長瀞の岩石や鉱物といった天然資源を集客に利用できないかと考えます。観光客を呼ぶために埼玉県立自然博物館での長瀞の地形や岩石、鉱物などの研究を秩父鉄道がバックアップし、岩石や鉱物の収集・研究を進めさせます。

そして、秩父鉄道は長瀞を訪れる観光客を乗せる足としての役割をするようになります。SLは現在でも週末を中心に、長瀞の岩畳や秩父赤壁などの観光スポットを通るライン下りの運行などを行っています。こうして、長瀞はSLや長瀞の地形、岩石などが魅力の観光地となりました。観光客を呼ぶために地形や岩石、鉱物というマニアックなテーマを極めた秩父鉄道に対して、タモリさんも思わず「凄い会社」と感心しました。

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ブラタモリの長瀞・秩父編に関する感想や評価

こちらはブラタモリの長瀞・秩父編に関するツイートです。長瀞が日本地質学の発祥の地ということが紹介されていて、地質学の面白さに目覚めたそうです。そして、これまで知らなかった長瀞の地質のことをもっと知りたくなったそうです。

こちらもブラタモリの長瀞に関するツイートです。ブラタモリの長瀞・秩父編を見て、改めて地質学を勉強したくなったそうです。このように、ブラタモリの長瀞・秩父編がきっかけで地質学に興味を持った人が多くいるようです。

こちらもブラタモリの長瀞・秩父編に関するツイートです。ブラタモリの長瀞編では、冒頭から地質について紹介され、タモリさんが最初から興奮気味で面白いという感想です。

こちらもブラタモリの長瀞・秩父編に関するツイートで、番組冒頭から長瀞の特徴的な地質についての説明が入り、長瀞の地学的な凄さにタモリさんが興奮気味だったという感想です。

こちらもブラタモリの長瀞・秩父編に関するツイートで、長瀞の渓流が良いという感想です。また、長瀞の地形や地質について詳しく紹介されているブラタモリは勉強になるという感想です。

こちらもブラタモリの長瀞・秩父編に関するツイートです。長瀞の地学的な話が興味深いという感想で、タモリさんも楽しそうで面白いと評価しています。

こちらもブラタモリの長瀞・秩父編のツイートです。秩父が地層的に興味深い場所であることをブラタモリを見て初めて知ったそうで、ブラタモリは勉強になるという感想です。

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ブラタモリの長瀞・秩父編まとめ

いかがでしたか?ブラタモリの長瀞・秩父編でタモリさんたちが訪れた観光スポットや名物を紹介してきました。長瀞はライン下りや秩父赤壁・岩畳などの地形や地質が有名で、天然氷でつくられるかき氷が観光客に人気となっていることが分かりました。

また、長瀞が人気の観光地になったのには秩父鉄道が関係しており、秩父鉄道が長瀞の地形や地質で観光客を呼ぼうと考え、秩父鉄道が埼玉県立自然の博物館をバックアップしたこと。そして、集まった観光客を乗せるために秩父鉄道はSLを運行し、長瀞の自然とSLを観光資源にしたことが分かりました。皆さんもぜひタモリさんらが訪れた長瀞に足を運び、特徴的な地形を堪能してみてはいかがでしょうか?

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