笑点には台本があるの?大喜利の回答は放送作家が考えている?テレビ界のタブーを調査

毎週日曜日夕方5時30分から日本テレビ系で放送されている演芸バラエティ番組『笑点』は、司会者と6人の噺家の回答者が大喜利をしたりして全国のお茶の間の笑いを提供する50年以上も継続している長寿番組です。本記事では、面白いアドリブで全国の視聴者の笑いを誘う笑点の番組には台本があるとの噂が流れ話題となっています。笑点には放送作家が存在し、大喜利の回答はその作家が考えて台本化されているのかが気になるところです。本当に笑点には台本があるのでしょうか?笑点の台本やテレビ界のタブーについて迫ります。

笑点には台本があるの?大喜利の回答は放送作家が考えている?テレビ界のタブーを調査のイメージ

目次

  1. 笑点とは?
  2. 笑点には台本があるの?
  3. 笑点の大喜利の回答は放送作家が考えている?
  4. 笑点のその他テレビ界のタブーを調査
  5. 笑点に関する感想や評価
  6. 笑点には台本があるのかまとめ

笑点とは?

本記事ではテレビがカラーでない時代から継続して放送されている長寿番組「笑点」の台本があるかや大喜利の回答を放送作家が考えて台本にしているのかなどの疑惑のテレビ界のタブーについてまとめて見ていきます。最後には笑点に関する感想や評価も紹介しているのでご覧ください。

笑点の番組概要

『笑点』は日本テレビ系列で1966年5月15日から現在まで50年以上も放送されている長寿演芸バラエティ番組で、現在は毎週日曜日夕方5時30分から30分間放送されています。世界中で最も長く放送された演芸バラエティ番組としてギネス世界記録を保持しています。

≪『笑点』番組詳細情報≫

  • 演出:高木裕司(ユニオン映画)
  • 出演者:春風亭昇太/林家木久扇/三遊亭好楽/三遊亭小遊三/6代目三遊亭円楽/林家たい平/2代目林家三平/山田隆夫/ほか
  • プロデューサー:福田一寛(日本テレビ)/飯田達哉/大畑仁(ユニオン映画)/宮本誠臣(統轄P、日本テレビ)/東井文太(CP、日本テレビ)
  • 制作:日本テレビ

笑点の視聴率

笑点の視聴率について紹介します。2016年6月12日放送の笑点の平均視聴率は関東地区のビデオリサーチの調べによると23.2%だったそうです。前の週の5日に放送された平均視聴率は22.8%で0.4%の上昇しました。笑点の視聴率は12日時点で5週連続の20%越えを記録しその番組の人気ぶりが窺えます。

笑点のキャラ設定が面白い

笑点の面白さの魅力にはどの年代にも通じる分かりやすい笑いが挙げられます。中でも笑点に出演している噺家たちの1人も被っていないキャラ設定が面白いと好評のようです。噺家の中には親しみやすいキャラ設定の噺家もいて親近感があると言われています。そのキャラが際立って見えるのが笑点の大喜利コーナーです。

笑点メンバーが交代になってもそれぞれの噺家の人柄の魅力や笑いの面白さが楽しめて元気を貰えると毎週日曜日夕方5時30分を心待ちにしている人は多く、これからも笑点が長寿番組として続いてほしいと願う人も少ないくないことでしょう。

笑点|日本テレビ

笑点には台本があるの?

噺家のアドリブが面白くて笑いを誘う番組「笑点」には台本があるのではないかとの噂が浮上しているようです。毎回、笑点に出演している噺家は台本がなくアドリブで話していて凄いと関心が寄せられる中、実は台本があるという噂にショックを受けた人もいたことでしょう。下記から「笑点には台本があるのか」について見ていきます。

笑点には台本があると噂に

全国の多くの人に笑いを届けている番組「笑点」ですが、笑点には台本があるという噂が飛び交い笑点ファンに衝撃が走っているようです。毎回笑いを誘う笑点の大喜利での回答が実はあらかじめ作られた台本だったとしたら、噺家のキャラ設定から何から何まで全て作り物の台本だったのではないかと勘繰ってしまうようです。果たして笑点には本当に台本があるのか真相が気になるところです。

笑点は司会者だけがアドリブ?

笑点の台本があるかについて紹介していきます。どうやら笑点の司会者には全く台本がないようです。従って台本がない笑点の司会者となった噺家はその実力の腕が試されます。笑点の歴代司会者には、過去の回答を蒸し返して噺家をいじるのが見事と評判だった先代の円楽や円楽没後は米丸門下の桂歌丸、そして現在は春風亭昇太が務めています。

笑点の司会者はその実力を見られるところですが、笑点で回答する噺家には台本があるのだとしたら、司会者は噺家が答えるであろう回答を事前に知れ、噺家たちに対する対応の仕方も事前に考えておくことができそうです。しかし、噺家のメンバーの中には台本に従わずにプロ魂で全てアドリブで返すという人もいるようで、やはり司会者の力量は図られるところがあるようです。

アドリブで対応していると思われる噺家には、笑点でお馴染みとなっている三遊亭円楽の腹黒キャラや三遊亭小遊三の泥棒キャラ、「何を話すか忘れた」というアドリブの林家木久扇がいます。アドリブで対応している噺家がいることから、台本はあったとしてもそれに全て従わなければならないというルールはなさそうです。

進行やお題が書いてある台本はある

笑点の大喜利には台本があるのかの真相についてですが、実際に台本自体は存在しているようです。しかし、その台本には番組進行やお題について記されているだけの台本で回答は書かれていないそうです。笑点の番組を見ていると司会者が冊子をめくりながら番組を進行している姿が見られます。笑点で使用されている台本は、台本というよりは進行表といった方が正確なのかも知れません。

アドリブ番組と言われるものでもほとんどの番組には台本は存在しているようなので笑点に台本があったとしても不思議ではないかもしれません。逆に台本があったとしてもアドリブで進行する番組もあるようなので、台本があってもなくても番組が面白ければいいと考える人も少なくなく、笑点は面白いと世間に認知されているので現在まで長寿番組として続いて来たと言えそうです。

笑点の大喜利の回答は放送作家が考えている?

笑点には台本が存在していることが明らかとなりました。そうなると番組内の大喜利の回答も噺家のアドリブではなく、放送作家が考えているのではないかという疑惑が浮上してきます。真相はどうなのでしょうか?「笑点の大喜利の回答は放送作家が考えているのか」についてまとめてみました。

大喜利の回答は放送作家が考えているとの噂

笑点には台本があるのか疑惑に付随して大喜利の回答は放送作家が考えているとの噂がされてるようです。その噂の内容は毎週1回放送作家が集まってお題とその回答を話し合って考えて決めているというものです。お茶の間に笑いを提供する番組が笑点なので、番組制作側は万が一の時に備えて台本を用意しているとも考えられますが、基本的には台本はなく大喜利での回答は噺家それぞれが自ら出しているようです。

噺家で笑点の大喜利に参加していながら放送作家の回答を用いることは噺家としてのプライドが許さないのかもしれません。笑点の大喜利に関して噺家への回答の台本はないと言われていますが、春風亭昇太が台本があるかについて「回答はできません」と答えたことで疑惑が余計に広まってしまったところもあるようです。

笑点の放送作家は9人?

実際に笑点の台本を手掛けている放送作家は9人いるようです。そのメンバーは、遠藤佳三、横山誠一、三木睦郎、会沢展年、城啓介、内海譲司、小林哲也、菊池裕一、佐藤かんじです。三木睦郎は往年の名司会者で構成作家の三木鮎郎の長男です。放送作家は番組の企画・構成を考案する作家です。笑点の放送作家は、毎週放送する笑点のお題を決めるために集まって会議するそうです。

笑点のお題を決めていく中でそのお題に対しての回答は「これがいいのではないか」と放送作家同士の大喜利が始まるようですが、放送のために話しているわけではなく、あくまで番組に関することを話し合って番組の方向性を見るためにやり取りがされるそうです。

笑点のその他テレビ界のタブーを調査

「笑点の台本はあるのか」や「放送作家が大喜利の回答を考えているのか」という疑惑について真相が明らかとなりましたが、その他にもテレビ界のタブーと言われる疑惑がるようです。果たしてどのようなタブーなのでしょうか?笑点のその他テレビ界のタブーについてまとめているのでご覧下さい。

笑点の打ち合わせが怪しい

笑点の台本はあり、笑大喜利の回答が記された台本はないということでしたが、放送作家と噺家が放送前に事前に打ち合わせしている場面がみられ、その打ち合わせが怪しいと噂になっているようです。台本にはお題の回答は載っていなくてもその打ち合わせでお題に対して放送作家が回答例を出すことがあるようです。その回答を丸々使用するのではなく、この方向性で回答してくださいというニュアンスのもののようです。

中には放送作家が例に挙げたものをそのまま使用する噺家もいるようですが、それは何も浮かばずにどうしようもない時に話すこともあるということのようです。台本はなくても放送作家に方向性を示されることはあるようですが、それをするかしないかは噺家によって異なるようです。

ビートたけしが笑点を批判?

お笑い界の重鎮であるビートたけしは笑点を批判するようなコメントをしています。ビートたけし曰く、笑いの番組でアドリブなしでカンペや台本だらけの番組は笑点以外に聞いたことがないと話しています。

そして、笑点の大喜利に台本を手掛ける放送作家が10人ほどいることに関して、様々な回答を用意してどれを誰に答えさせるかまで裏方が考えているやり方に納得が出来ないと語り、立川談志はそれが理由で笑点を辞めたとも明かしています。笑点の台本があるかについてはビートたけしの他にもダウンタウンの松本人志も指摘しているようです。

三遊亭円楽師匠のコメント

面白い毒舌発言でお茶の前に笑いを提供する三遊亭円楽師匠の大喜利でのコメントも台本なのかについて見ていきます。三遊亭円楽師匠のコメントについては台本や放送作家のいうことに左右されずに完全にアドリブで回答しているようです。

関係者の話によると笑点には他番組同様に放送作家は存在し、10名程のベテラン作家が顔を揃えていると語り、三遊亭円楽師匠は放送作家から提示された方向性を無視するタイプで大喜利のテーマだけを聞いて回答は全て自分で考えていると話しています。この話から三遊亭円楽師匠の面白さは本物だとファンはほっと一安心したことでしょう。

林家木久扇師匠のアドリブ

笑点メンバーの中で特にアドリブが多いのは林家木久扇のようです。林家木久扇に関してはアドリブと言うよりは台本のセリフを覚えられずに本当に忘れてしまっているようで素だと言われています。林家木久扇はかつて漫画家志望で『かっぱ天国』などの昭和の漫画家・清水昆の弟子だったようですが、三代目桂三木助に弟子入りして落語家を目指します。三木助死去後は八代目林家正蔵、後の彦六の門下に移籍しています。

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笑点に関する感想や評価

50年以上続く笑点には台本はあるのかや、笑点の大喜利にも台本があって放送作家が回答を考えているのかに関して見てきました。ここからは笑点に関する感想や評価について紹介していきます。笑点に関しての感想や評価にはどのような声があがっているのでしょうか?さっそく、気になる笑点に関する感想や評価を見ていきましょう!

笑点には台本があるということはかなり昔にざこば師匠が暴露していたということがSNSの投稿にあげられていました。また、台本があることは視聴している際にも回答者が問題を忘れりして後で恥ずかしそうにしているのを見ると台本があるんだと分かるという声も見られました。

上記の感想にあるように、笑点に台本があると知らずに笑点メンバーがアドリブの最強集団と思っていた人にとってはショックが大きかったようです。しかし、台本があってもそれをいかに台本がないように見せるかも噺家たちの腕の見せ所であり、台本があっても面白さを伝えることが出来るというのは凄いことであると称賛する声も見られます。

感想の中には笑点の楽しみ方についての投稿も見られました。上記の投稿の中にもあるように例え台本があったとしても楽しみ方は様々なようです。アドリブが一番、その噺家の本質が見られて面白いかもしれませんが、自分では普段言わないような放送作家が考えてたセリフを言った後にその人の人柄感じられるという楽しみ方もあるようです。

また笑点の大喜利などでは噺家たちが悪口を言い合い悪口大会になることもあるのですが、何故か聞いていて不快ではなく、むしろ心地が良くて不思議だという感想があがり、多くの視聴者がこれに共感しているようです。

笑点には台本があるのかまとめ

国民的長寿番組「笑点」には「台本があるのか」や「大喜利の回答も台本があって放送作家が考えているのか」など、テレビ界のタブーについてまとめて紹介してきました。笑点には台本があるという噂を聞いて驚いた人も少なくなかったようです。笑点には実際に台本はあるようですが、大喜利の回答についての台本はないということが分かりました。

しかし、大喜利の台本はないにしても放送作家と噺家との打ち合わせは存在し、放送作家から方向性を提示されることはあるようです。台本があるのとほぼ変わらないといえるようです。噺家によってはそれを聞き入れるか、聞き入れないかの差はあり、基本はそれぞれの噺家が自身で考えて回答を出しているようです。

放送作家が大喜利の回答を方向性を示唆することは番組を面白くしようとしてやっていることなのかもしれませんが、ある意味それは噺家のことを信頼していないとも考えられ、台本があるような作られた笑いを観た視聴者もショックと中には感じた人もいたのではないでしょうか?

台本があってそれを面白く視聴者に魅せるのは噺家の腕の見せ所でもあるようですが、やはりお茶の間では台本よりリアルにその噺家の人間性が見えるアドリブを見たいという人も少なくないことでしょう。

笑点の台本や放送作家に対して他の芸人からもそれぞれに思うところはあるようですが、50年以上も番組が続くことは凄いことであり、噺家たちがそれぞれの噺家の悪口を言っていても全く悪意や不快さが感じられず、寧ろ愛が感じられるから不思議との感想が目立っています。

ここまで長寿番組として継続してきた一番の理由にはそこが挙げられるようです。これからも続いてほしいと「笑点」を楽しみにしている人が多いことは間違いなく、番組の今後にも期待が寄せられているようです。

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