オキュラス/怨霊鏡のあらすじをネタバレ!衝撃の結末と感想も!

全米で初登場第3位を記録した大ヒット心理ホラー「オキュラス/怨霊鏡」。ホラーの鬼才マイク・フラナガンが絶賛された自身の短編映画を長編としてリメイクした本作。過去と現在、そして現実と幻覚が入り混じるストーリー展開は、新たなホラーの境地として喝采を浴びました。そんな「オキュラス/怨霊鏡」のあらすじや感想、そして衝撃の結末とは?この記事ではあらすじ結末のネタバレ、観た人の感想、そして登場人物やキャストについて紹介していきます。

オキュラス/怨霊鏡のあらすじをネタバレ!衝撃の結末と感想も!のイメージ

目次

  1. オキュラス/怨霊鏡とは?
  2. オキュラス/怨霊鏡のあらすじネタバレ
  3. オキュラス/怨霊鏡の監督
  4. オキュラス/怨霊鏡の登場人物・キャスト
  5. オキュラス/怨霊鏡を無料で見れる動画配信サービス
  6. オキュラス/怨霊鏡に関する感想や評価
  7. オキュラス/怨霊鏡のあらすじや結末まとめ

オキュラス/怨霊鏡とは?

2013年にアメリカで公開され、興行収入ランキングで初登場3位を記録した大ヒットホラー映画「オキュラス/怨霊鏡」、そのあらすじや衝撃の結末とは?この記事ではあらすじや結末のネタバレ、また観た人の感想や登場人物についてネタバレ紹介していきます。

オキュラス/怨霊鏡の作品概要

「オキュラス/怨霊鏡」は、呪われた鏡によって人生を狂わされた姉弟が、その魔力を証明するため鏡と対決するというホラー映画です。監督はホラー界の新鋭マイク・フラナガン監督。映画「サイレンス」や「ウィジャ・ビギニング〜呪い襲い殺す〜」、Netflixオリジナルシリーズの「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」、そして「シャイニング」待望の続編「ドクター・スリープ」の監督として知られています。

「オキュラス/怨霊鏡」はそんなマイク・フラナガン監督が短編として発表した「Oculus: Chapter 3 – The Man with the Plan」を長編としてリメイクした作品です。「Oculus: Chapter 3 – The Man with the Plan」は鏡の謎を解明しようと立ち向かう男性の話で、男性俳優1人と1枚の鏡のみを使用し撮影されています。この短編は「オキュラス/怨霊鏡」のDVD特典で見ることができます。

「オキュラス/怨霊鏡」はその短編の要素を生かしつつ、劇中で現実と幻覚の区別を失っていく登場人物の心情を観客が味わえるように、過去と現在を交差させた映像が特徴的です。この手法はフラナガン監督がのちに監督するドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」でも採用されています。また「この世に存在する邪悪は自らが何者であるかという答えを有してない」という考えから、鏡の由来は最後まで明かされません。

オカルトに真っ向から立ち向かうという一風変わったあらすじと、現実と幻覚が入り混じるホラー展開は、これまでにない新しいホラーの境地を感じさせます。また衝撃の結末はホラーファンも満足させる恐ろしさです。この記事ではそんな「オキュラス/怨霊鏡」あらすじと結末のネタバレ、そして観た人の感想などをネタバレ紹介していきます。

オキュラス/怨霊鏡の予告動画

「オキュラス/怨霊鏡」の予告動画では、メインキャストのカレン・ギランの妖しくキュートな魅力と、鏡の見せる恐ろしい幻覚を一部観ることができます。

オキュラス/怨霊鏡のあらすじネタバレ

「オキュラス/怨霊鏡」のあらすじ、そしてネタバレになりますが、衝撃の結末とは一体どんなものなのか。以下で詳しくネタバレしつつ紹介していきます。

オキュラス/怨霊鏡のあらすじ

あらすじ①鏡を購入

新しい家に引っ越したラッセル一家。父親のアランは書斎に置くためにアンティークの鏡を購入しますが、その鏡は何か不思議な力を持っていました。幼いケイリーとティムは両親が少しずつおかしくなっていくのを感じます。それから11年後、父親を殺した罪で精神病院に入れられていたティムは、姉のケイリーに出迎えられました。再会を喜ぶ2人。ティムは人生をやり直そうとしますが、しかしケイリーにはある目的がありました。

続けてあらすじをネタバレ紹介します。オークションハウスに勤務しているケイリーは、あの古い鏡を見つけ出し、修復のためと偽って運び出していました。ケイリーの目的は、鏡の魔力を証明し、父とティムの容疑を晴らすこと。そして鏡を葬ることでした。ケイリーは手に入れた鏡をかつての家へと運び入れ、大量のカメラとタイマー式のキルスイッチを設置します。11年前の事件が起きたあと、ケイリーは鏡の研究に青春を費やしていました。

あらすじ②部屋の異変

ケイリーが集めた資料によると、この鏡は「ラッサーの鏡」と呼ばれ、所有者とその周りの人々が奇怪な死を遂げていました。両親もその犠牲となり、ティムが罪をかぶることになったのだとケイリーは言います。ケイリーは自分たちに被害が及ばないよう、鏡に錨が打ち付けられるというキルスイッチをしかけていました。そのスイッチは30分おきにリセットしなければならず、これで鏡はケイリーとティムを殺すことができません。

またケイリーは自身の婚約者から定期的に連絡をいれるよう指示してありました。カメラとスイッチ、そして外部からの連絡という防御を施し、やすやすと鏡に取り込まれないようケイリーは入念に計画を練っていました。鏡が何かアクションを起こす時、「植物が枯れる」、「室温が上がる」、「ペットが行方不明になる」、「行動と記憶が異なる」などの特徴があります。

続けてあらすじをネタバレします。そのためケイリーは大量の植物を設置し、室温を記録し、なんと犬まで用意していました。気が狂っているとしか思えない姉の行動を止めようと、ティムは説得します。11年前の事件は、父の不倫が原因であり、犬が消えたのは病気だったせいだと。しかしケイリーは聞き入れません。そうするうちに部屋には少しずつ異変が起き始めます。

部屋の温度は70℃にもなり、植物が枯れ、鏡を向いていたはずのカメラはいつのまにか向かい合わせになっていました。録画を確認すると、何故か自分たちがカメラを移動させているのです。いつの間にか2人は鏡に操られ始めていました。それを発端に鏡の作用は強まっていきます。ケイリーが作業をしながらリンゴをかじっていると、いつの間にかリンゴが電球と入れ替わり、彼女の口のなかは血まみれになります。

と思ったらかじったのはやはりリンゴで、一体何が現実なのか、2人は次第に混乱させられていきます。そして2人の前には11年前の記憶が映し出され、現実と幻覚から、現在と過去へと引き込まれていきます。

あらすじ③11年前の映像

11年前、新しい家に引っ越したラッセル家。父親のアラン・ラッセルは自身の書斎に置くため、古い鏡を購入します。その鏡を買ってからというもの、一家は謎の幻覚に悩まれることに。母親のマリーが自身の体が腐っていく恐ろしい幻覚を見る一方で、アランはマリソルという女性に誘惑される幻覚を見ます。2人は次第に精神を病んでいき、家中の植物が枯れ、飼い犬も姿を消してしまいます。

アランがマリソルと親しげにしているところを目撃したケイリーは、それをマリーに告げてしまいます。激怒したマリーはアランと口論し、さらに精神を病んでいきます。ある晩マリーが鏡を見ると、そこには古傷から血を流す自分の姿が映っていました。マリーは錯乱状態になり、ケイリーとティムを殺そうとします。それを制止したアランはマリーを拘束し、部屋に閉じ込めました。

部屋で鎖に繋がれた母は獣のようになり、両親がおかしくなっていることを近隣住民に相談しようとするケイリーとティムですが、みな2人の話を信じてはくれません。警察や外部に電話で助けを求めますが、どこにかけても同じ男性が「父親に電話をさせろ」と言います。そしてある晩、アランに解放されたマリーは、子供達に襲い掛かります。間一髪のところでマリーは正気を取り戻しますが、アランに射殺されてしまいます。

ケイリーとティムは両親をおかしくした元凶である鏡を割ろうとしますが、実際に壊したのは壁でした。鏡に幻覚を見せられ、2人は鏡を破壊することができません。銃を持ったアランに追い詰められますが、突如としてアランは正気を取り戻します。2人を救うため、アランはティムに銃で自分を撃つよう命じます。躊躇するティムに、アランは無理やり引き金を引かせました。そしてティムは父親殺しの罪で警察に連行されたのでした。

衝撃の結末

結末ネタバレ①ケイリーの婚約者

現実の世界では、霊に襲われそうになったケイリーはガラスの破片で対抗します。しかしそれはケイリーを心配してやってきた婚約者のマイケルで、破片で首を突き刺されたマイケルは死んでしまいます。ケイリーもティムもそれが現実なのか鏡が見せた幻覚なのか区別ができません。電話をかけるとマイケルが普通に電話に出ましたが、それすらも鏡のまやかしである可能性があり、ケイリーは取り乱します。

結末ネタバレ②襲い来る亡霊達

ティムは取り乱すケイリーの手を取り、家の外へ飛び出します。警察へ連絡し、あとはタイマーで鏡が破壊されるのを待てばいいとケイリーを説得します。しかし警察に電話をかけると、11年前と同じ男の声で「父親を出せ、医者は明日まで待て」と言われてしまいます。2人は助けを待とうとしますが、再び過去の幻覚が前に立ちはだかり、銃を持った父と、狂った母、そして鏡に取り込まれた霊達に襲われます。

結末ネタバレ③振り落とされる錨

亡霊達に囲まれたティムはタイマーのアラームで我に帰り、鏡を破壊するべくキルスイッチのタイマーをオフにします。しかし錨が勢い良く打ち付けられた先には、母親の亡霊を見ていたケイリーが立っていました。幻覚を見せられ鏡の前に立っていたケイリー、そしてティムは幻覚によって彼女の姿が見えなかったのです。巨大な錨に貫かれ、ケイリーは息を引き取ります。

2人は結局鏡に勝つことはできませんでした。やってきた警察に、ティムは「悪魔の仕業だ」と叫びますが、しかし11年前と同じように連行されてしまいます。家の中からは、両親とケイリーの霊がこちらを見つめていました。そして彼を乗せたパトカーを、幼い頃のケイリーが11年前と同じように見送ります。以上、あらすじをネタバレしつつ紹介しました。

オキュラス/怨霊鏡の監督

監督はマイク・フラナガン

「オキュラス/怨霊鏡」の監督は、ホラー界の新鋭マイク・フラナガン。「サイレンス」や「ウィジャ・ビギニング〜呪い襲い殺す〜」、「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」などで知られています。本作「オキュラス/怨霊鏡」で巨匠スティーブン・キングの目に止まり、彼の小説「ジェラルドのゲーム」の実写映画監督を務めることになりました。

シャイニングの続編に期待

マイク・フラナガン監督はスティーブン・キングの「シャイニング」続編、「ドクター・スリープ」の監督も務めています。「ドクター・スリープ」は「シャイニング」の登場人物ダニーの30年後が描かれた小説です。閉鎖中のリゾート・ホテルで起こった悪夢が忘れられず酒浸りになってしまったダニーが、力を有効に使うためホスピスで働き始め、自分と同じ"シャイニング"を持つ少女に出会うというあらすじです。

キャストはダニー役にユアン・マクレガー、ダニーと同じく"シャイニング"の力を持つ少女アブラのキャストはマイリー・カランが抜擢されています。マイク・フラナガン監督が描くシャイニング続編、「ドクター・スリープ」は2019年冬に日本公開予定です。

オキュラス/怨霊鏡の登場人物・キャスト

登場人物・キャスト①ケイリー・ラッセル/カレン・ギラン

「オキュラス/怨霊鏡」の登場人物、ティムの姉であるケイリー・ラッセル。両親が死に、ティムと離れ離れになってから、鏡の研究に青春時代を費やします。鏡を見つけ出すためオークションハウスで勤務しており、見つけ出した鏡を修復のためと偽ってかつての家へ運び出します。婚約者がおり、鏡の幻覚によって彼を殺してしまいますが、実際はそれも幻覚だったのか、ストーリーでは明かされません。

ケイリー役のキャストはカレン・ギラン。スコットランドの女優で、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のネビュラ役で広く知られています。

登場人物・キャスト②ティム・ラッセル/ブレントン・スウェイツ

「オキュラス/怨霊鏡」の登場人物、ケイリーの弟ティム・ラッセル。父親殺しの罪で精神病院へ入れられ、長年のセラピーと投薬で本当に自身が父親を殺したと考えるようになります。ケイリーの鏡への執着に最初は驚きますが、過去の記憶を見たことで全てを思い出し、鏡の破壊しようとします。

ティム役のキャストはブレントン・スウェイツ。オーストラリアの俳優で、「キング・オブ・エジプト」のベックや、Netflixオリジナルドラマ「TITANS」の主演で知られています。

登場人物・キャスト③アラン・ラッセル/ロリー・コクレーン

「オキュラス/怨霊鏡」の登場人物、ケイリーとティムの父親、アラン・ラッセル。ラッサーの鏡を購入し、鏡に取り憑いたマリソルの霊に操られてしまいます。妻マリーを殺害し、ティムに自らを銃で撃たせ死亡します。

アラン役のキャストはロリー・コクレーン。ニューヨーク出身の俳優で、大人気テレビドラマシリーズ「CSI:マイアミ」や「24-TWENTY FOUR-」などへの出演で知られています。

登場人物・キャスト④マイケル・デュモント/ジェームズ・ラファティ

「オキュラス/怨霊鏡」の登場人物、ケイリーの婚約者マイケル・デュモント。劇中で鏡の幻覚に惑わされたケイリーに殺されますが、その後彼女に電話をかけてきたりと、何が現実なのか、生死も不明のままとなっています。

マイケル役のキャストはジェームズ・ラファティ。カリフォルニア出身の俳優で、6歳から俳優の仕事をしており、ドラマ「One Three Hill」のネイサン役で広く知られるようになります。

登場人物・キャスト⑤マリー・ラッセル/ケイティ・サッコフ

「オキュラス/怨霊鏡」の登場人物、ケイリーとティムの母親、マリー・ラッセル。鏡に取り憑いたマリソルの霊に惑わされ、夫が裏切っていると思い込みます。錯乱状態に陥り、子ども達に襲い掛かったためアランに拘束され、部屋に鎖で繋がれて獣のように豹変してしまいました。最終的にはアランに銃で撃ち殺されてしまいます。

マリー役のキャストはケイティ・サッコフ。テレビドラマ「バトルスター・ギャラクティカ」のスレイス中尉役で知られています。

登場人物・キャスト⑥マリソル/ケイト・シーゲル

「オキュラス/怨霊鏡」の登場人物、ラーサーの鏡に取り憑いた霊マリソル。鏡を購入したアランを誘惑し、彼を操ってラッセル一家を崩壊させていきます。

マリソル役のキャストはケイト・シーゲル。監督マイク・フラナガンの妻であり、彼の作品によく登場しています。森の中に住む聴覚障害の女性をサイコキラーが襲う映画「サイレンス」では、主役の聴覚障害の女性を好演し、映画自体も高い評価を得ています。

オキュラス/怨霊鏡を無料で見れる動画配信サービス

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オキュラス/怨霊鏡に関する感想や評価

「オキュラス/怨霊鏡」を実際に見た人はどのような感想を持ったのでしょうか。以下で感想や評価を紹介していきます。

現実と幻覚の入り混じる展開を評価する感想が多く見られました。監督の狙い通り、主人公達の混乱に観ている側も混乱させられたという感想が多いようです。

演出やカメラワーク、巧みな技術を評価する感想も見られました。新鋭マイク・フラナガン監督が見せる独特なホラーの演出は、巨匠スティーブン・キングにも認められています。彼の作品の多くは心理的に主人公を追い詰めていくホラーが多く、派手なシーンがないからこそ恐ろしく感じさせるのかもしれません。

マイク・フラナガン監督の「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」との類似点を指摘する感想も多く見られました。「オキュラス/怨霊鏡」と「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」は過去と現在、現実と幻覚を交差することで生み出される恐怖と、哀しい家族愛が描かれている点が類似しています。「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」が好きな方は、「オキュラス/怨霊鏡」も楽しめることでしょう。

魔力を持つ鏡というオカルトに対し、カメラとキルスイッチという科学的な仕掛けで立ち向かうあらすじに、新鮮さを感じたという感想も見られました。またゴーストバスターズや幽霊調査とは違い、復讐と罪の潔白を晴らすためという悲痛な動機が、これまでのホラー映画と一味違うという感想も見られました。

結末に衝撃を受けた、素晴らしい結末だったという感想も多く見られました。救いのない結末ではありますが、正体不明で不条理且つ不滅であるという、ホラーのルールを見事に押さえた結末でもありました。

オキュラス/怨霊鏡のあらすじや結末まとめ

「オキュラス/怨霊鏡」のあらすじ結末のネタバレ、また感想の紹介はいかがでしたでしょうか。恐ろしい魔力を持つラッサーの鏡によって両親を失い、引き離されてしまったラッセル姉弟。11年後に弟と再会を果たした姉ケイリーは、ラッサーの鏡の魔力を証明するため入念な計画を立てていました。鏡に対抗するため様々な対抗策を用意しますが、しかし鏡との対決は一筋縄ではいきません。

大量に設置したカメラも、鏡に操られた自身の手によっていつの間にかずらされてしまいます。襲いかかる幻覚は現実との判別が難しく、何が現実なのか、視聴者もわからなくなっていきます。リンゴをかじったら電球だった、かと思いきや本物のリンゴだった。霊だと思ったら婚約者で、謝って殺してしまった、かと思いきや電話に婚約者が出る。などなど、派手に脅かすシーンはないものの、鏡の恐ろしいやり口にぞっとさせられます。

結末では鏡を壊すために取り付けた武器で弟ティムがケイリーを殺してしまいます。そして11年前と同じように警察に連行されていくティム。無実を晴らすはずが、再び鏡によって殺人の罪で拘束されるという結末を迎えます。その不条理さは派手なホラー作品より恐ろしさを感じさせます。

実際に観た人の感想では、過去と現在、現実と幻覚を織り交ぜた演出を高く評価する感想が多く見られました。何が現実かわからなくなってく主人公たちと同様に、観ている側も何が現実なのか判別できません。その不安を掻き立てる演出はフラナガン監督の後の作品にも受け継がれています。

そんなフラナガン監督の「シャイニング」続編「ドクター・スリープ」は2019年冬公開予定です。「オキュラス/怨霊鏡」から受け継がれる恐怖演出を「ドクター・スリープ」でも観ることができるかもしれません。まだ「オキュラス/怨霊鏡」をご覧になったことがない方は、ぜひこの機会に見てみてはいかがでしょうか。

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