大塚明夫の父親は声優の大塚周夫!結婚や離婚・再婚は?代表作や人気キャラまとめ

大塚明夫は「メタルギア」や「ONE PIECE」などの有名作品に出演するベテラン声優です。声優だけでなく、ときには役者としてドラマに出演したこともありました。そんな大塚明夫の父親は声優・俳優として活躍した大塚周夫です。この記事では、大塚明夫と父親の親子関係や、結婚情報などを紹介します。また、大塚明夫の基本情報や代表作のアニメキャラクターなどもまとめています。

大塚明夫の父親は声優の大塚周夫!結婚や離婚・再婚は?代表作や人気キャラまとめのイメージ

目次

  1. 大塚明夫とは?
  2. 大塚明夫の父親は声優の大塚周夫
  3. 大塚明夫の結婚や離婚・再婚は?
  4. 大塚明夫の代表作や人気キャラクター
  5. 大塚明夫に関する感想や評価
  6. 大塚明夫の父親まとめ

大塚明夫とは?

大塚明夫のプロフィール

大塚明夫はマウスプロモーションに所属する声優です。ナレーションや映画の吹き替えを主に担当していますが、アニメ作品にも多数出演しています。数多くの声優賞を受賞しており、ベテランと言われるほどの実力を持っています。「人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!」では10位に選ばれており、業界でも人気の声優です。

大塚明夫の声優以外の活躍

大塚明夫は本業は声優ですが、役者としても多くの舞台に立っています。また、テレビドラマや映画に出演することもあります。ここでは、大塚明夫が声優以外の仕事でどのような作品に出演してきたのかを紹介します。

「DEATH STRANDING」ステージ登壇

「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」は世界中から人気を集めるプレイステーション4のゲーム作品です。「メタルギアシリーズ」を生み出した小島秀夫が手がけているゲームで、デス・ストランディングによって人々の繋がりが分担された世界が描かれています。

大塚明夫は、「DEATH STRANDING」でダイ・ハードマンというキャラクターの日本語吹き替えを担当しています。そして東京ゲームショウ2018では、「DEATH STRANDING」の日本語版声優としてステージに登壇しました。大塚明夫は顔出しNGの声優ではないため、このようなステージイベントにも多く登壇しています。

「DEATH STRANDING」のステージで大塚明夫が登場した時は、会場全体が歓声に包まれました。ステージで大塚明夫は、小島秀夫や他のキャストとの対談でアフレコ時の裏話などを話しています。

ドラマ「dele」に出演

大塚明夫は「dele(ディーリー)」というテレビドラマに出演しています。原作は本多孝好の小説で、主人公に山田孝之と菅田将暉がダブル主演で起用されたことでも注目を集めたドラマです。大塚明夫は「dele」の最終話に、依頼人の辰巳仁志役として登場します。

辰巳仁志は弁護士をしていましたが、病床についており入院していました。辰巳仁志は途中で死亡してしまうのですが、大塚明夫の演技を観た視聴者からは「かっこいい」と評判でした。

大塚明夫は「田中のおっさん」?

Youtubeには「田中のおっさん」というチャンネルがあります。田中好男と名乗るVTuberです。VTuberといえば可愛いキャラやイケメンキャラが多いのですが、田中のおっさんは白いランニングシャツにメガネをかけ、禿げた頭で肥満体型です。

田中のおっさんはとても活動的で、Youtube・Twitter・twitchなどSNSや動画サイトなどで活動しています。しかしただのおっさんではなく、とても深みのある良い声をしています。Youtubeのコメント欄には、どこかで聴いた声だと話題にもなりました。その声の主が実は大塚明夫なのではないかといわれています。

田中のおっさんの正体は明かされていませんが、声は大塚明夫にそっくりです。ただ、大塚明夫の声真似をしているという説もあります。

大塚 明夫 | 所属タレント | マウスプロモーション

大塚明夫の父親は声優の大塚周夫

大塚明夫の父親は大塚周夫

大塚明夫の父親は大塚周夫です。大塚周夫も大塚明夫と同じく声優やナレーター、俳優として活動していましたが、2015年1月15日に85歳で他界されています。ここでは大塚明夫の父親である大塚周夫のプロフィールや代表作を紹介します。

大塚周夫のプロフィール

大塚明夫の父親である大塚周夫は、1929年に芸術一家に生まれ育ちました。4歳からダンス教室に通い、新宿第一劇場で芝居を観たことがきっかけで役者を目指すようになります。戦時中は兄を失い、役者を目指すどころではなくなったので、一旦その夢も中断することになりました。しかし戦後はダンスを再開し、暫くはキャンプやキャバレーで踊っていました。

それから間もなく演劇での芝居を始め、ラジオができてからはラジオドラマにも出演します。その後ダンスで培った運動神経を活かしてアクション映画にも出るようになりました。日本で吹き替え映画が放送されるようになってからは、以前から惚れ込んでいたリチャード・ウィドマークの吹き替え声優をしたいと各局に頼み込み、その夢を実現させます。

吹き替え声優としてデビューした後も、本業は俳優として活動していました。しかし60歳を過ぎた頃から体の衰えを感じ始め、俳優としての活動を控えて声優業に専念するようになります。

大塚周夫の代表作

大塚明夫の父親である周夫のアニメの代表作には、「ルパン三世」の石川五エ門役、「ゲゲゲの鬼太郎」のねずみ男役、「忍たま乱太郎」の山田先生役、「釣りバカ日誌」の鈴木一之助(スーさん)役などがあります。

ドラマや映画の代表作では「NHK大河ドラマ」に常連と言われるほど出演しており、「源義経」の藤原忠清役や「元禄太平記」の小山源五右衛門役などを演じています。大塚明夫とは違い、父親の周夫は俳優を本業としていたため、多くのテレビや映画に出演していました。

大塚明夫と大塚周夫の共演作

大塚明夫と父親の周夫が親子で共演した作品もあります。二人の代表作でもある「ONE PIECE」で大塚明夫はマーシャル・D・ティーチ(黒ひげ)役を演じ、父親の周夫はゴール・D・ロジャー役を演じました。また、ゲーム作品では「メタルギアシリーズ」に父子揃って共演しています。

また「メタルギア4」の大塚明夫が演じるオールド・スネークと、父親の周夫が演じるビッグ・ボスは役柄でも親子でした。さらに「メタルギア3」や「キングダムハーツ バースバイスリープ」では親子で同一人物の壮年期と高年期を演じることもありました。「キングダムハーツ バースバイスリープ」は大塚明夫の実の父親が大塚周夫であることを重視してキャスティングされています。

大塚明夫と大塚周夫の親子関係

父親の周夫は何歳になっても演技の研究をし続ける、とても熱心な役者でした。そして息子の大塚明夫に対しても役者の道を勧めていたようです。しかし大塚明夫は役者をするつもりはなく父親に反抗し、親子関係はうまくいっていませんでした。

しかし大塚明夫は当時交際していた女性に「夢がある男性のほうが魅力的」だと言われて振られてしまい、父親に反抗してまで拒否していた役者になることを決意します。役者の道を目指すもののそう簡単にはいかず、父親から声優の仕事を紹介されたことをきっかけに徐々に役者としての仕事が増えていきます。

父親と同じ役者になったものの、頑固者の父親との親子関係は難しいままだったそうです。また、大塚明夫は父親と共演することに照れもあったようです。しかし長く芝居をやっていく中で、互いに元気なうちに親子で何か芝居をしたいという想いもあったと語っています。

受け継がれた山田先生

大塚明夫の父親の周夫は、亡くなる直前まで声優をしていました。父親の周夫が他界した後、大塚明夫は、父親が演じていたキャラクターを一部引き継いでいます。

大塚明夫が父親から引き継いだキャラクターは、「忍たま乱太郎」の山田先生役、「キングダムハーツ」のマスター・ゼアノート役、「妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王復活」にゲスト登場した「鬼太郎」のキャラクターのねずみ男役、「チキチキマシン猛レース」のブラック魔王役です。

大塚周夫の子への思い

父親の周夫は息子に対し、「感性に生きる仕事を選んでくれたことは嬉しい」と語っています。一時期は大塚明夫が反抗して親子関係は良くなかったものの、役者として父親を理解してからは尊敬していたようです。大塚明夫は父親に対して「俳優として一番大切なものを遺してもらった」とも語っています。

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大塚明夫の結婚や離婚・再婚は?

沢海陽子との結婚と離婚

大塚明夫は2005年から2009年まで、声優の沢海陽子と結婚していました。離婚理由は夫婦仲の悪化ではないと大塚明夫本人が語っていますが、詳しくは分かっていません。沢海陽子は大塚明夫と同じマウスプロモーションに所属しており、現在でも共演することもあるので離婚後も仲が悪いわけではないようです。

一般女性との再婚

大塚明夫は沢海陽子との離婚後、2017年に一般女性と再婚したことを発表しました。結婚相手の女性に関しては、一切情報が公開されていません。

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大塚明夫の代表作や人気キャラクター

ブラック・ジャック/ブラック・ジャック

アニメ「ブラック・ジャック」に登場するブラック・ジャックは、大塚明夫の代表作であり人気キャラクターです。ブラック・ジャックは手塚治虫による医療漫画で、実は連載当初はあまりにも人気がなく出版社側もそこまで入れ込んだ作品ではありませんでした。連載を重ねていくうちに安定した人気を誇っていった作品です。

そんなブラック・ジャックは1993年にOVA作品が公開され、その後イベント上映や劇場アニメ、インターネットアニメ、テレビアニメとして放送されました。放送形態は違うものの、いずれもブラック・ジャック役は大塚明夫が担当しています。

BLEACH/京楽春水

「BLEACH」に登場するキャラクターの京楽春水役は大塚明夫の代表作です。「BLEACH」は、少年ジャンプで連載されていた漫画で海外からも人気が高い作品です。

大塚明夫が演じたキャラクターの京楽春水は、尸魂界の護廷十三隊の元八番隊隊長で、後に総隊長になった重要人物です。ちゃらんぽらんな性格ながらも実は思慮深いという二面性のあるキャラクターを演じています。

ジョジョの奇妙な冒険/ワムウ

「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するキャラクターのワムウ役は大塚明夫の代表作です。「ジョジョの奇妙な冒険」はウルトラジャンプで連載されている漫画で、「人間讃歌」をテーマに描かれています。大塚明夫の代表作であるワムウは「ジョジョの奇妙な冒険」の2部に登場しました。

ONE PIECE/マーシャル・D・ティーチ/黒ひげ

「ONE PIECE」に登場するキャラクターのマーシャル・D・ティーチ役は大塚明夫の代表作です。ちなみに父親の周夫はゴール・D・ロジャーを担当しており、親子で同じD一族を演じました。「ONE PIECE」は週刊少年ジャンプで連載されている漫画で、海を冒険する海賊を描いています。

マーシャル・D・ティーチも海賊で、主人公ルフィの兄エースを海軍に引き渡したことで戦争を勃発させ、新時代をつくるきっかけとなった人物です。大塚明夫はマーシャル・D・ティーチに対して「恐るべき能力を持っているが、メンタリティはねずみ男に近いかもしれない」と語っています。

僕のヒーローアカデミア/オール・フォー・ワン

「僕のヒーローアカデミア」に登場するキャラクターのオール・フォー・ワン役は大塚明夫の代表作です。「僕のヒーローアカデミア」は超人社会を描いたヒーロー漫画です。大塚明夫の演じるオール・フォー・ワンは、ナンバーワンヒーローのオールマイトを引退させるほどの強敵です。大塚明夫はオール・フォー・ワンに対して「懐の深い芝居ができる悪役」と語っています。

バキ/範馬勇次郎

「バキ」に登場するキャラクターの範馬勇次郎役は大塚明夫の代表作です。「バキ」は板垣恵介が描く格闘漫画で、25年以上も連載している人気作品です。大塚明夫が演じる範馬勇次郎は主人公刃牙の父親です。ただの主人公の父親というわけではなく、世界中から恐れられている地上最強の生物として描かれています。

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大塚明夫に関する感想や評価

大塚明夫の父親の周夫は「ピーターパン」でフック船長を演じていたことでも有名です。父子で海賊繋がりの役をしていることが感慨深いと思っている方もいるようです。

「メタルギア」での親子共演はとても好評です。元々親子をテーマにしたゲームなので、オールド・スネークを演じる大塚明夫の実父の周夫がキャスティングされたのではないかといわれています。

大塚明夫の父親の周夫が演じていた「忍たま乱太郎」の山田先生は、キャストが息子の大塚明夫に変わったことに気づかなかった方もいたようです。しっかりと父親のキャラクターを引き継いでいることに感激の声もありました。

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大塚明夫の父親まとめ

大塚明夫は様々な人気アニメ作品に出演するベテラン声優です。父親は俳優・声優としても活躍した大塚周夫です。大塚明夫は父親に反抗していた頃もありましたが、同じ役者を目指すようになってからは親子での共演もされています。また父親の他界後は担当していたキャラクターを一部引き継いでいます。これからも大塚明夫の活躍には目が離せません。

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