2019年07月10日公開
2019年07月10日更新
映画ラプチャー 破裂のあらすじをネタバレ!ラストの結末や感想は?
「ラプチャー 破裂」という映画は、ネタバレを知った上でも恐怖や不快感を感じる事のできる作品となっています。今回はそんなラプチャー 破裂という映画について、あらすじから結末までをネタバレと共にご紹介します。どの様なラストになるのか想像しながらの鑑賞も楽しめる作品ですが、クモが苦手な人にとっては特に鳥肌モノの映画となっています。更に実際にラプチャー 破裂を鑑賞した人の感想などもまとめています。
目次
映画ラプチャー 破裂とは?
映画には様々なジャンルがありますが、タイトルから内容の想像がつかない作品も多く存在しています。今回は「ラプチャー 破裂」という映画について、あらすじから結末までをネタバレ込みでご紹介すると共に、実際にラプチャーを鑑賞した人の感想などについてもお届けします。ラストまで目が離せない作品です。
ラプチャー 破裂の作品情報
ラプチャー 破裂は2016年に公開された映画で、突然謎の集団に拉致された主人公の女性が、自分にとって最も嫌いなものに耐え続けなければならない拷問を受けるという作品です。ラプチャーの監督を務めたのはスティーヴン・シャインバーグで、「ミレニアム」シリーズのノオミ・ラパスを始めとした豪華キャスト陣を集結させた映画となっています。
ラプチャー 破裂の予告編動画
ラプチャー 破裂の予告編動画では、暗闇の中から巨大な蜘蛛が出現するというショッキングな冒頭の映像が印象的です。突然拉致される事となってしまった主人公は、謎の施設の中で「君の為だ」と言われながら蜘蛛に襲われる事となります。SMホラーと銘打たれた動画に、内容はもちろんそのラストはどうなってしまうのか、怖いもの見たさで興味を持った人も多いのではないでしょうか?
映画ラプチャー 破裂のあらすじネタバレ
続いては恐ろしい映画ラプチャーについて、詳細なあらすじをご紹介します。こちらはネタバレを多大に含む内容となっている為、まだ鑑賞した事がないという人は閲覧にはくれぐれもご注意ください。被験者にとって一番嫌いなものを与えられるという実験内容だけでも恐ろしい映画ですが、あらすじを見ればきっとラストが気になる筈です。
あらすじネタバレ①クモが大嫌い
主人公のレネーは、夫との離婚後に一人息子のエヴァンを育てて暮らしていました。レネーは大のクモ嫌いであり、とある朝にも洗面所でクモを見つけてエヴァンに追い払って貰っていたのです。クモ嫌いではあるものの「殺さずに」という母の指示に従い、エヴァンは生きたままクモを外へ逃がしました。朝食の支度をしていたレネーは、接触不良の電球を直す為にポケットにカッターを入れていましたが、修理はできずに終わります。
元夫の所へエヴァンを預けたレネーは、息子が不在の週末はスカイダビングをすると伝えて別れます。しかしその道中で、レネーの車のタイヤがパンクしてしまいました。実は装置が仕掛けられていた為で、それを知らないレネーは通りすがりのトラック運転手に修理を手伝って貰う事にしました。けれどこの男は装置を仕掛けた犯人の仲間で、人通りが無い事を確認するとスタンガンでレネーを麻痺させて拉致してしまったのです。
あらすじネタバレ②実験施設への拉致
トラックの荷台に乗せられガムテープで顔中を巻かれたレネーは、自分の車と共に謎の男達に連れ去られてしまいました。道中で一人になったタイミングを見計らい、拘束された状態の中でレネーはどうにかカッターを靴の中へと忍ばせる事に成功します。その後睡眠薬入りの水を飲まされたレネーは、次に目を覚ますとストレッチャーの上で拘束された状態となっていました。
騒いでいたレネーは黒人の男に注意をされますが、その過程で自分の他にも実験体と呼ばれる人間がいる実験施設である事を知ります。部屋の中から人がいなくなった間に室内を観察してみると、通風口を見つけたレネーは靴に隠していたカッターをどうにか左手に持つ事ができました。その時ベッドを揺らした音に気付いた隣室から、レネーは男性に話しかけられます。
あらすじネタバレ③隣室の男
隣室でレネーと同じ様に拘束されているらしい男性は、ブレイクと名乗りました。少しでも情報を得る為に、レネーは拉致した男達が口にしていた「G10-12X」という単語について質問を投げかけます。しかしブレイクも詳細を知る事はなく、色々な実験をされている事だけを話してくれました。その時ブレイクの部屋に誰かが訪れ、何かをされているらしい声が聞こえてきます。
レネーは逃げ出す為にカッターで手首の拘束具を切ろうと試みますが、二人の男女が部屋に入ってきた為に中断されます。レネーは名前や生年月日といった個人情報についての問診を受け、実験に従う代わりに生きて帰らせてほしいと訴えます。しかし医師と看護師の様な二人は淡々と検査を行い、アレルギーや病歴の他に苦手なものについてを問いかけられました。その中でクモという単語を挙げられ、レネーは言葉に詰まります。
あらすじネタバレ④クモを使う実験
苦手なものがクモであると知られると、レネーは謎の液体を注射されます。暫くしてラックスレンという男性医師が現れると、レネーに対して興味深い肌をしていると言いました。再び注射を打たれたレネーはそれがG10-12Xなのかと問い、予想は外れますが促進剤である事を教えてくれました。別室への移動となったレネーですが、腕に向けて設置された透明なパイプの中から巨大な一匹のクモが現れたのです。
悲鳴を上げながら実験中止を懇願するレネーですが、その姿を暫く観察した後に効果が無いと判断した研究者はクモを吸い出しました。元の部屋へ戻されたレネーは、今度こそカッターで拘束を解き通風口から別の部屋へ移動します。迷子にならないよう持ち出したテープで印をつけながら移動していくと、別室では高所からの落下を繰り返す女性や憎い父親の写真を見せられ続ける男性の姿などがあったのです。
あらすじネタバレ⑤脱出
トイレへ辿り着いたレネーが窓の外を見ると、広い駐車場の中に自分の車を発見します。施設の人間が入ってきたので身を潜めて会話を聞いてみると、「ブダペストやボストンで新たに破裂(ラプチャー)した人間がいる」といった話を耳にしました。その後レネーは別の通風口から屋上への道を見つけますが、柵に阻まれてしまい引き返すとブレイクの部屋へと向かいました。
脱出計画を持ち掛けますが、ブレイクは最後の実験をしている所だったのです。研究者が来た為にベッドの下に身を潜めたレネーは、白い蛇が迫る中で必死に声を殺します。ブレイクは実験失敗と言われ帰還担当だというコレット先生へ引き渡されました。隠れながら廊下へ出たレネーは、コンタクトを外した黒人男性の黒目が3つある姿を目撃しました。IDが無ければ脱出できない事を知ったレネーは、一度部屋へと引き返します。
あらすじネタバレ⑥G10-12X
現れた研究員は、肌の状態を見てレネーの実験があと一歩であると言います。ダイアンという女性によれば、G10-12Xというのは遺伝子コードの事であると教えられました。このG10-12Xをラプチャー(破裂)させる為には、骨の髄まで恐怖が到達する事が条件であるのです。それにより変異をさせる事を目的としており、ダイアンはコンタクトを外すと3つの黒目があり顔が変形しラプチャーした恐ろしい姿を見せつけてきました。
映画ラプチャー 破裂のラスト結末ネタバレ
主人公が拉致された理由がとんでもないものであった事がわかるラプチャー 破裂のあらすじですが、続いては気になる結末までをネタバレと共に一気にご紹介します。あらすじを読んで尚もラストの予想がつかないラプチャーですが、実験内容はもちろんその結末を知った後には鳥肌が止まらなくなってしまうかもしれません。
ラスト結末ネタバレ①逃亡開始
ダイアンが説明に気を取られている隙に、レネーは彼女の手にしていた注射器を奪い取りダイアンの首に突き刺し注射します。気絶したダイアンをストレッチャーに乗せると、手首のIDを使って部屋を脱出しました。DNAサンプルが置かれた研究部屋へ入り込んだレネーは、研究者達がレネーの卵子が他の女性とは違って人間の精子では破る事ができないものであり、期待が大きい人物であると会話していました。
気付かれたレネーはその場を逃げ出して地下室へ向かいますが、ガスによって気絶し再び捕まってしまいます。そのまま1日半ほど眠りについていたレネーですが、目を覚ますと研究者達から病院のツテを使いG10-12Xの遺伝子コードを持つ人間を集めていた事を教えられます。ラプチャーに成功すれば進化した生物になれますが、失敗すれば肌が腐り崩壊してしまうのです。
ラスト結末ネタバレ②最後の実験
最後の実験を行う為に顔面を覆うマスクを装着されたレネーは、マスクの中に放出された大量の小さなクモに発狂します。壁にマスクを打ち付けながら暴れまわるレネーですが、やがて動きを止めると共に顔が変形していったのです。レネーのラプチャーは成功し、研究者達は喜びました。日常に戻ったレネーは、自宅の中でエヴァンにとある実験に参加してほしいと勧めていました。
しかしその裏ではメールを使いエヴァンに逃げるよう指示をしています。ラプチャーしたレネーですが、まだ元の人間性が残されており息子を守ろうとしていたのです。研究者達は逃げるエヴァンを追いかけ、医師はレネーにまだ人間性が残っている事に気付いていました。けれど徐々にその感情を失くしていくからとレネーに声をかけるのでした。
映画ラプチャー 破裂の登場人物とキャスト
衝撃的なラストを迎えたラプチャー 破裂という映画ですが、意外性のあるシナリオだけでなく登場人物達の演技も迫真のものでありました。続いてはラプチャーに登場したキャストについてもご紹介します。映画の結末までをより盛り上げてくれるのは、キャストの力あってこそかもしれません。
レネー・マリー・モーガン役/ノオミ・ラパス
主人公のレネー役を演じていたのは、女優のノオミ・ラパスです。ノオミはスウェーデン出身の女優で、2009年に公開された映画「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」でヒロインであるリスベット・サランデル役を演じて一躍有名女優の仲間入りを果たしました。
スキンヘッドの男役/マイケル・チクリス
ラプチャーでスキンヘッドの男役を演じていたのは、俳優のマイケル・チクリスです。マイケルはマサチューセッツ州出身の俳優で、「ザ・コミッシュ」「ザ・シールド ルール無用の警察バッジ」などに出演しています。アニメ作品の「千と千尋の神隠し」では、英語版で千尋の父親役の声を担当している人物でもあります。
テレンス役/ピーター・ストーメア
ラプチャーでテレンス役を演じていたのは、俳優のピーター・ストーメアです。ピーターはスウェーデン出身の俳優で、悪役を演じる事が多い人物でもあります。「マイノリティ・リポート」「ロックアウト」「ラストスタンド」といった映画に出演しています。
ダイアン役/ケリー・ビシェ
ラプチャーでダイアン役を演じていたのは、女優のケリー・ビシェです。ケリーはニュージーランド出身の女優で、インディーズ映画の「The Half Life of Mason Lake」で2007年にデビューを果たしました。「すべての終わり」「アルゴ」「グランドピアノ 狙われた黒鍵」などに出演している人物です。
ドクター・ナイマン役/レスリー・マンヴィル
ラプチャーでドクター・ナイマン役を演じていたのは、女優のレスリー・マンヴィルです。レスリーはイングランド出身の女優で、元々は女優ではなくソプラノ歌手を目指していた人物です。「人生は、時々晴れ」「愛を複製する女」「マレフィセント」などに出演しています。
映画ラプチャー 破裂に関する感想や評価
豪華キャストが集結し、結末の予測がつかない映画のラプチャーですが、実際に鑑賞した人はどの様な感想を抱いたのかが気になる人もいるのではないでしょうか?続いてはラプチャーという映画に対するTwitter上での感想についても少しだけご紹介します。ネタバレを知っても興味を持てる映画ですが、恐ろしい実験が行われる作品には果たしてどの様な感想が上げられているのでしょうか?
「ラプチャー 破裂」は当初思ってたのと全然違う内容ですが、とても幼稚な事を凄く真面目にやってるので、あの頃の映画の様にとても楽しいですし、少なくとも時間はあっという間に過ぎるので、時間に余裕のある人は観た方がいいです。 pic.twitter.com/lbVjMlrVi7
— 末廣末蔵 (@oHLeiqANE8fT9Ck) December 11, 2017
ラプチャーという映画は、予告編動画を観ると「とことん恐ろしい拷問が行われ続ける映画である」といった捉え方をする人も多い様です。しかし実際にネタバレを見てみるとそのあらすじは予想外のものであったという場合が多く、人外とも言える人々が行っている実験内容にあらゆる意味で予想を裏切られたといった感想も見られる映画となっています。
尼プラに、映画「ラプチャー」の吹替えがあったので観た。
— ぶるー@ゲーム (@endmaxgame) March 15, 2019
中身はSFホラーだった、まあ前半あたりでなんとなく中身がわかってしまったけど、そこからの大どんでん返しが欲しかったな。特にエロ要素とかグロ要素とかはなかった。のでホラーにしては低刺激。 pic.twitter.com/aG0m10r9hP
結末の予想ができないという感想もある一方で、物語の前半を観ながら結末の予想がついたという感想も見られる様です。ホラー映画を鑑賞し慣れている人であれば、こういった結末は可能性の一つとして思い浮かぶものでもあるのかもしれません。ホラー映画といえばエロやグロといった展開がつきものですが、ラプチャーは「SMホラー映画」でありながらそういった定番要素が無い点が予想外の作品でもあるのかもしれません。
ラプチャー観終わった。
— funkyさん❛TKHSTKHR❜ (@sinayoshi1023) July 2, 2019
なんかただの拷問系変態実験映画かと思ったら、全然違って戸惑いを隠せない(笑)
え、え?はぁ、ほほぅ、あらやだ!
って感じである。
なかなか悪くは無いよ。
そういうアプローチですか、考えましたな!って作品でした。
日本のポスターのやり方もなかなか策士! pic.twitter.com/Pw1O02dk4S
ラプチャーといえば、拘束された主人公が横たわる中に無数の蜘蛛が這い回るビジュアルが強く印象に残っている人も多い筈です。しかし実際には予想を裏切る展開となっており、戸惑い驚いたという感想もある様です。ポスターや予告編で「こういう映画なのだろう」と決めつけてしまうよりも、実際にその結末までを自分の目で確かめてみると想像とは違った感想が出てくる事もあるかもしれません。
映画ラプチャー 破裂のネタバレまとめ
ラプチャー 破裂という映画について、ネタバレを含めたあらすじから結末までをご紹介してきましたが、ラストは想像した通りの映画となっていたでしょうか?続編が製作されてもおかしくはない終わり方でもあった為に、続きが観たいと感じた人もいた筈です。
ホラーが苦手な人にとってはトラウマとなってもおかしくはない映画ですが、主人公の様に同じくクモが苦手だという人は、ラプチャーという映画を通じて苦手を克服する事もできるかもしれません。