2019年07月07日公開
2019年07月07日更新
ゆりかごを揺らす手のあらすじ結末ネタバレ!キャストや感想・評価まとめ
ゆりかごを揺らす手とは1992年に公開されたアメリカの映画作品です。映画ゆりかごを揺らす手は主人公であるペイトンという女子の復讐劇を描いたサイコホラー作品です。またこの復讐劇は逆恨みであり、ペイトンが復讐する相手は悪い所がありません。そのためゆりかごを揺らす手のあらすじを見た方からは女性の怖さが分かる作品だという評価が多数寄せられています。本記事ではそんな映画ゆりかごを揺らす手について結末までのあらすじネタバレやキャストのネタバレ情報を評価を交えてご紹介します。
目次
ゆりかごを揺らす手とは?
ゆりかごを揺らす手の映画作品情報
本記事でご紹介するゆりかごを揺らす手とは1992年に公開されたアメリカの映画です。映画ゆりかごを揺らす手は映画「ワンダー・ボーイズ」などを手掛けたカーティス・ハンソンが監督を務めた作品であり、「卒業白書」で知られる女優のレベッカ・デモーネイが主演キャストに起用されています。そんな映画ゆりかごを揺らす手は主人公であるペイトンという女性の復讐劇を描いた女性の怖さが結末までよく分かる作品となっています。
女性の怖さが分かるあらすじの映画ゆりかごを揺らす手は1992年の4月に日本でも公開され、多数の方から怖いや女性の恐ろしさを感じたという評価が多数寄せられています。その評価から映画ゆりかごを揺らす手は2019年7月現在も注目を集めており、テレビでも放送されることになりました。本記事ではそんな映画ゆりかごを揺らす手の結末までのあらすじネタバレやキャストのネタバレ情報を評価を交えてご紹介していきます。
ゆりかごを揺らす手の予告編動画
映画ゆりかごを揺らす手のネタバレ予告編動画ではクレアという女性がペイトンという女性に少しづつ復讐されていく様子が描かれています。上述でご紹介した通り映画ゆりかごを揺らす手は結末を通してペイトンの復讐劇を描いたあらすじの作品です。普通復讐劇というのは酷い目に遭った人物が自身を陥れた人物に逆襲するといった物語になります。しかし映画ゆりかごを揺らす手は普通の復讐劇と少し違っています。
実は映画ゆりかごを揺らす手の主人公であるペイトンの夫は医師にもかかわらず猥褻行為を繰り返していました。夫は猥褻行為の罪を暴かれることになり、自殺してしまうのです。そしてペイトンは夫の復讐に乗り出すのですが、悪いのは夫であり、本作の結末まで描かれる復讐劇はただの逆恨みです。しかしペイトンの逆恨みだからこそ女性の怖さが結末まで見事に表現されており、多数の視聴者に恐怖を与えることになりました。
ゆりかごを揺らす手の映画あらすじネタバレ
あらすじネタバレ①復讐を誓うモット夫人
ここからは映画ゆりかごを揺らす手の結末に至るまでのあらすじをネタバレ紹介していきます。夫のマイケルと娘のエマと共に暮らすクレアは現在妊娠9か月であり、家族に囲まれた幸せな日々を送っていました。しかし妊娠したクレアを担当している医師モットはセクハラをする最悪の人物であり、日々の猥褻行為に悩むクレアは夫のマイケルに相談しました。これがきっかけでクレアとマイケルはモットを医師会に訴えることになりました。
訴えられたモットの元に何人もの被害者が現れ、モットは医師としての全てを失ってしまいます。そしてモットは社会から拒絶されたことで自殺してしまい、妻であるモット夫人はショックで流産してしまいます。夫モットが自殺したことで全てを無くしたモット夫人はある日テレビの報道でモットを訴えたクレアの姿を目にします。そしてモット夫人は深い恨みを抱え、本来モットが悪になるのですがクレアへ復讐を誓うことになります。
あらすじネタバレ②乳母ペイトン
半年後クレアはジョーの出産が無事終わり、ジョーのために温室を建てたいと考えるようになります。これに了承した夫マイケルはクレアの負担を軽減させるために乳母を雇うことにします。そして乳母としてペイトンという女性がクレアの家を訪ねてくることになり、乳母の登録がされていないことに疑問を抱きつつペイトンを家に案内します。そうこのペイトンこそクレアに復讐を誓うモット夫人だったのです。
ペイトンはクレアから地下の1室を貰い、そこで赤子であるジョーに自らの母乳を飲ませます。一方時間に余裕が出来たクレアは温室建設に専念し、友人であるマーリーン夫妻と夕食をすることにします。その間ペイトンはエマと仲良くなり、またしてもジョーに自分の母乳を与えます。その後クレアは本日中に届けなければいけない書類の郵送をマイケルから頼まれます。するとペイトンはその手紙を隠れて破いてしまいます。
手紙を無くしたクレアは愕然とし、その光景を見てペイトンは不適な笑みをこぼします。するとクレアは喘息を起こし、ペイトンはクレアが喘息持ちであることを知ります。後日ジョーがクレアの母乳を飲まなくなってしまい、ペイトンはマイケルと共にクレアを励ますパーティーを開催することにします。しかしペイトンはある日庭の手入れをするソロモンに自分の母乳をジョーに与えているところを目撃されてしまいます。
ペイトンはソロモンを脅すのですが、ソロモンは1人クレア一家を守ろうとします。そこでペイトンはわざとソロモンの道具箱にクレアの下着を隠し、ソロモンはクレアに疑わられて家を追い出されます。その後ペイトンはクレアの子供達を懐柔することに成功します。そしてペイトンの策略により、クレアの家族は崩壊していくことになります。
あらすじネタバレ③ペイトンの正体
ある日マーリーンがクレアの家を訪ねると泣き叫ぶ赤子のジョーがペイトンに抱かれた時だけ泣き止むことが判明します。そうこれもペイトンの策略でした。クレアはマーリーンと一緒にいる時だけたばこを吸うマイケルを疑い、上着からライターが出たことでマイケルが浮気していると確信します。しかしマイケルはクレアの味方であり、これもクレア夫妻の仲を裂こうとするペイトンの策略だったのです。
帰宅したクレアはマイケルに浮気を追求します。そのせいでパーティーは台無しとなってしまいます。その後話しあいをしたクレアとマイケルはペイトンが乳母になったことで悪いことが多発していることに気付きます。しかしその会話は全てペイトンに盗聴されていました。一方マーリーンはモット医師の家にあった飾りがクレアの家にあると気付き、過去の新聞からペイトンがモット夫人であると突き止めます。
正体を突き止めたマーリーンは急いでクレアの元へ行き、クレアをペイトンの魔の手から救おうとします。しかしクレアは留守であり、そこにいたペイトンはマーリーンを温室へ行くよう告げます。すると温室にたどり着いたマーリーンにガラスの天井が降り注ぎ、マーリーンはペイトンの策略で死亡してしまいます。
ゆりかごを揺らす手の映画結末ネタバレ
結末ネタバレ①マーリーンの死体
ここからは映画ゆりかごを揺らす手の結末のあらすじをネタバレ紹介していきます。マーリーンを殺害したペイトンはクレアが使用する喘息の吸入薬を空にし、上機嫌でジョーと散歩をします。一方クレアは帰宅後マーリーンの死体を発見し、喘息になってしまいます。しかし吸入薬が空であることからクレアは意識を失います。その後警察が温室まで駆けつけたことでクレアは発見され、何とか一命を取り留めます。
病院から退院したクレアですが、もう自宅はペイトンによって支配されていました。家族は全てペイトンの味方であり、疑問を抱いたクレアはマーリーンが掴んだ情報を探すことにします。そしてクレアはマーリーンの職場でモットの情報を獲得し、モットの家へ向かいます。そこでクレアはペイトンの正体がモット夫人であることに気付き、急いで帰宅してモット夫人が扮するペイトンに殴りかかりました。
結末ネタバレ②ペイトンとの対決
ペイトンの正体を知ったマイケルはペイトンを追い出し、危機は去ったものだと思われました。その後ホテルへ行こうと考えたクレア達ですが、ペイトンの部屋から目覚ましが鳴っていることに気付きます。しかし地下にはペイトンの姿は無く、マイケルは不振に思います。すると突然ペイトンがマイケルをスコップで殴り、落下して足を骨折してしまいます。一方音を聞いたクレアはエマを部屋に残してマイケルを合流します。
クレアはそこで警察に連絡するものの、ペイトンに殴られて意識を失ってしまいます。クレアを気絶させたペイトンは子供達を誘拐するためにエマの元へ行きます。しかしエマはペイトンを母とは認めず、ジョーと共に隠れます。そのためペイトンは子供達を手に入れるために屋根裏へと行くことになります。実は子供達は影でクレア達を心配していたソロモンに保護されていました。
そして遂に意識を回復させたクレアはペイトンと対峙します。しかしクレアは喘息の症状が発生してしまい、ペイトンは笑いながら子供達を奪おうとします。そこでクレアはペイトンに体当たりをし、落下したペイトンは冊に刺さって絶命します。その後クレアはマイケルを認め、平穏な日々を取り戻したのでした。こうして映画ゆりかごを揺らす手は結末を迎え、物語の幕が下りていくのでした。
ゆりかごを揺らす手の登場人物とキャスト
モット夫人(ペイトン・フランダース)役/レベッカ・デモーネイ
モット夫人は映画ゆりかごを揺らす手において主人公にあたる人物です。モット夫人は夫モットとの間に子供を授かっていたのですが、猥褻行為で全てを奪われたモットが自殺したことで流産してしまいます。これによりモット夫人はクレア達に復讐することを決意し、ペイトンとしてクレアの家に忍び込みます。
映画ゆりかごを揺らす手でモット夫人を演じたキャストはアメリカの女優であるレベッカ・デモーネイです。キャストのレベッカ・デモーネイは1982年に女優としてデビューし、1983年の映画「卒業白書」にキャストとして出演したことで一躍ブレイクを果たします。そんなレベッカ・デモーネイはこれまで「三銃士」や「暴走機関車」、「アイデンティティー」などの映画作品にキャストとして出演しています。
クレア・バーテル役/アナベラ・シオラ
クレア・バーテルとは映画ゆりかごを揺らす手において第2の主人公にあたる人物です。クレアは妊娠中に医師モットから猥褻行為を受け、裁判でモットを死に追いやります。その後クレアは無事出産し、温室を建てることにします。しかしモットが自殺したことでモット夫人の復讐の魔の手が迫り、クレアの家族はバラバラになっていきます。
映画ゆりかごを揺らす手でクレアを演じたキャストはアメリカの女優であるアナベラ・シオラです。クレアのキャストを担当したアナベラ・シオラは1989年に映画デビューした女優であり、映画とテレビドラマ両方で2019年7月現在も活動しています。そんなアナベラ・シオラはこれまで「蜘蛛女」や「コップランド」、「奇蹟の輝き」などの映画作品にキャストとして出演しています。
マイケル・バーテル役/マット・マッコイ
マイケル・バーテルとは映画ゆりかごを揺らす手においてクレアの夫にあたる人物です。クレアの夫であるマイケルは猥褻行為をする医師モットをクレアと共に訴え、死に追い込みます。そのせいでマイケルはクレアと共にモット夫人の標的とされてしまいます。実はクレアの友人であるマーリーンはマイケルにとって初恋の相手という関係にあります。
映画ゆりかごを揺らす手でマイケルを演じたキャストはアメリカの俳優であるマット・マッコイです。マケル・マットコイは高校生の時から演劇を始め、舞台で演技を披露してきました。その後マケル・マットコイは1981年に俳優としてデビューすることになり、「ポリスアカデミーシリーズ」や「サムライ・カウボーイ」、「L.A.コンフィデンシャル」などの有名作品にキャストとして出演し、2019年現在も活動を続けています。
ソロモン役/アーニー・ハドソン
ソロモンは映画ゆりかごを揺らす手においてクレアの家で庭師をしている男性です。ソロモンは障害者ながらクレアの家族を愛しているのですが、ペイトンの策略で追い出されてしまいます。しかし結末までソロモンはクレアの家族を心配し、子供達を救出しました。
映画ゆりかごを揺らす手においてソロモンを演じたキャストはアメリカの俳優兼声優であるアーニー・ハドソンです。アーニー・ハドソンは海兵隊を除隊後脚本家として活動し、1976年のブラックムービーで俳優としてデビューします。その後アーニー・ハドソンは映画「ゴーストバスターズ」に出演したことで高い評価を獲得し、多数の映画やテレビ番組に出演するほどの大ブレイクを果たしました。
マーリーン・クレイヴン役/ジュリアン・ムーア
マーリーン・クレイヴンは映画ゆりかごを揺らす手においてクレアの友人にあたる人物です。マーリーンはクレアの友人としてクレアの自宅に遊びに行った際、ペイトンと出会います。その後マーリーンはペイトンを調査するうちに正体を暴き、クレアに知らせようとします。しかしマーリーンはペイトンの策略にハマり、死亡してしまいます。
映画ゆりかごを揺らす手でマーリーンを演じたキャストはアメリカの女優であるジュリアン・ムーアです。ジュリアン・ムーアは1985年から芸能界で活動を開始し、1988年にエミー賞を受賞したことで1990年に映画デビューを飾りました。その後ジュリアン・ムーアは大作から自主制作映画まで幅広く活動することになり、これまでヴェネツィア国際映画祭やベルリン国際映画祭などで多数の賞を受賞したベテラン女優です。
エマ・バーテル役/マデリーン・ジーマ
エマは映画ゆりかごを揺らす手においてクレアの娘にあたる人物です。エマは当初モット夫人扮するペイトンと仲良くなり、ペイトンの支配下に置かれます。しかし最後エマはペイトンを母親と認めることをせず、最終的にペイトンは全ての人間に嫌われて無残な死を遂げることになりました。
映画ゆりかごを揺らす手でエマを演じたキャストはアメリカの女優であるマデリーン・ジーマです。マデリーン・ジーマは2歳の時から芸能界で活動してきた人物であり、1992年に本作で女優デビューを果たします。女優デビューを果たしたマデリーン・ジーマは「ヒーローズ」や「カリフォルニケーション」などテレビドラマを中心に活動することになり、2019年7月現在もテレビドラマで活躍を続けています。
モット役/ジョン・デ・ランシー
モットは映画ゆりかごを揺らす手においてクレアの家族に復讐を誓うモット夫人の夫にあたる人物です。モットは医師をしており、妊娠したクレアを担当していました。しかしモットはこれまで猥褻な行為を繰り返してきた人物であり、クレアの家族に告発されたことで全てを失います。全てを失ったモットは自殺をしてしまい、復讐の化身であるモット夫人を生み出すことになります。
映画ゆりかごを揺らす手においてモットを演じたキャストはアメリカの俳優であるジョン・デ・ランシーです。ジョン・デ・ランシーは1976年にドラマ「キャプテンたちと王様たち」で俳優デビューし、1977年に映画デビューした人物です。ジョン・デ・ランシーはドラマを中心に活動している人物であり、これまで「スタートレックシリーズ」や「スターゲイトシリーズ」などの有名作品に出演しています。
ゆりかごを揺らす手に関する感想や評価
呑みながら『ゆりかごを揺らす手』観てる。ジワジワ怖い。
— キュアこうげつゆきみ@FM音源LOVERS⋈ (@yukimi_qma) July 6, 2019
映画ゆりかごを揺らす手に関する評価ではモット夫人の復讐が怖いという評価が多数寄せられていました。最初モット夫人扮するペイトンは子供達を可愛がる優しい人物として表現されます。しかしペイトンは少しづつ狂気を見せるようになっていき、視聴者に女性の恐怖を植え付けていきます。
思いつくままに、大好きな映画を呟く、その22。
— ozzy (@ozzyozzyozzy52) June 9, 2019
『ゆりかごを揺らす手』
あまり話題になっていないと思うが、このサスペンスは、良い。
幸せな赤ちゃんを出産するシーンと医者の夫が訴えられて、流産してしまう対比が壮絶だ。
この幸せな家族に取り付いてしまうのが、とても怖いが可哀想でもある。 pic.twitter.com/oQV4LypKLy
映画ゆりかごを揺らす手に関する評価ではペイトンが可哀想という評価も寄せられていました。モット夫人扮するペイトンは夫が自殺したことで流産し、クレアの家族に復讐を誓います。確かにモット夫人は本作で悪人です。しかしモット夫人は悪いことをした夫に巻き込まれたことで復讐を誓っただけであり、根本をただすと本作で一番悪いのは猥褻行為を繰り返したモットなのです。
ゆりかごを揺らす手って洋画は今までみたなかでいちばんこわかったかもな~。
— じょりおん (@jokerbuggy0) May 30, 2019
映画ゆりかごを揺らす手に関する評価では映画の中で一番怖い作品という評価も多く見受けられました。映画ゆりかごを揺らす手は上述で何度もご紹介した通り女性の復讐心を見事に怖く表現した作品となっています。確かに世界では多数のホラー作品が制作されています。しかし生きている人間の怖さを描いた作品は本作がトップクラスであり、幽霊よりも復讐心に囚われた人間が一番怖いということを感じさせます。
ゆりかごを揺らす手のネタバレまとめ
本記事では映画ゆりかごを揺らす手について結末までのあらすじやキャスト、視聴者の評価などをまとめてネタバレ紹介させて頂きました。映画ゆりかごを揺らす手は生きている人間の怖さを見事に表現した作品となっており、2019年現在も多数のホラー映画好きから高い評価が寄せられています。本記事を読んで映画ゆりかごを揺らす手にご興味頂いた方は是非一度映画ゆりかごを揺らす手をご覧ください。