山寺宏一が担当したディズニーキャラクターまとめ！吹き替え作品を一覧で紹介

山寺宏一さんは1961年6月17日生まれ、宮城県出身の声優さんです。山寺宏一さんは声優の他に俳優や司会者、タレントやナレーターなどでも活躍しており、「山ちゃん」などの愛称で親しまれています。事務所は1986年〜2008年までは東京俳優生活協同組合でしたが、2008年からはマクロスエンタテインメントに所属しています。

声優としての活動期間は1985年からで、多くのアニメやゲーム、洋画の吹き替えなどで活躍している大御所声優として知られています。

今回は山寺宏一さんのこれまで演じたディズニーキャラクターについて紹介し、他の出演作品や特に有名なドナルドダックのキャラ紹介や、ディズニーアニメ映画「アラジン」のジーニー役に対する海外の反応などもみていきます。まず、山寺宏一さんの声の魅力について紹介していきます。

山寺宏一さんは多くのアニメ、ゲーム、洋画の吹き替えに出演し、時には同一作品で10個以上もの役を演じることもあります。山寺宏一さんは声の音域が非常に広く、その演技力、アドリブ力、トーク力が高く評価されており、貫禄のある大人の男から若い男、老人、さらには人間でないもの、他にヒーローから悪役、シリアスな役からコミカルや役柄など幅広い役柄をこなすことから「七色の声を持つ男」と呼ばれています。

また「七色の声を持つ男」の他にも「レジェンド」「困った時の山寺宏一」とも呼ばれ、新人時代の山寺宏一さんを見た、こちらも大御所声優・野沢雅子さんは「絶対伸びる」という確信を持ったという逸話も残っています。

さらに、七色の声で人々を魅了する山寺宏一さんは、200人のプロ声優が本当に”スゴイ”と思う声優を選ぶというテレビ朝日系のテレビ番組の企画「声優総選挙」にて、見事1位を獲得しました。この結果を受けて、世間での反響は凄まじく、SNS上でも山寺宏一さんを称賛するツイートが多くみられたそうです。

多くのアニメやゲーム、洋画の吹き替えで声優を務めている「七色の声を持つ男」「レジェンド」などと称される山寺宏一さんは、ディズニー作品のキャラクターも多く演じています。

「七色の声を持つ」と言われる声優の山寺宏一さんはディズニー作品に多く出演しています。さらに、同一のディズニー作品内でも多くのキャラの声を担当していることから、エンドロールで演じた役が「さまざまな声」と表記されていることもあるそうです。

これまで多くのディズニー作品や他のアニメ作品に出演してきた山寺宏一さんですが、アニメ作品だけでなく、吹き替えやドラマ、ゲームといった多岐にわたるジャンルで活動し、その出演作品は増加し続けています。今後も山寺宏一さんの活躍から目が離せません！

多くのディズニー作品に出演し、多くのディズニーキャラクターを演じてきた山寺宏一さん。ここでは山寺宏一さんが演じたディズニーキャラクターを一覧で紹介していきます。

山寺宏一さんが演じたディズニーキャラ一覧、1つ目は「アラジン」ジーニー役です。1992年に公開されたディズニーアニメ映画「アラジン」に登場するジーニーはランプの魔神です。山寺宏一さんが演じたジーニーの明るくて陽気なキャラクターは大変人気で、山寺宏一さんだからこそキャラの濃いジーニーを表現できたと称賛されています。さらに、山寺宏一さんはジーニーの歌も担当しています。

ジーニーの歌は日本のみならず、海外からも評価が高く、後ほど海外からの反響も紹介しますが、山寺宏一さんの日本語吹替版ディズニーアニメ映画「アラジン」ジーニーは世界中で愛されていることが分かります。

山寺宏一さんが演じたディズニーキャラ一覧、2つ目は「リトルマーメード」のセバスチャン役です。2000年に公開されたディズニーアニメ映画「リトルマーメードⅡ Return to The Sea」に登場するセバスチャンはアリエルの父トリトンに仕えるアリエル・メロディのお目付け役のカニです。「リトルマーメード」の1作目ではセバスチャンの声は別の人が担当していますが、2作目では山寺宏一さんが担当しています。

山寺宏一さんが演じたディズニーキャラ一覧、3つ目は「美女と野獣」の野獣（ビースト）役です。1991年に公開されたディズニーアニメ映画「美女と野獣」に登場する野獣は、人間の王子様でしたが、魔法で野獣の姿にされてしまいます。そして、野獣はお城に引きこもって荒れるようになりますが、ベルとの出会いで優しく人間らしい性格に変わっていきます。

山寺宏一さんが演じた他のディズニーキャラとはガラリとイメージが変わり、山寺宏一さんの演じたディズニーキャラの中で一番クールで暗いと言われる悲劇的な野獣という役柄を見事演じきりました。そして、山寺宏一さんは野獣の呪いがとけて人間の王子様に戻った姿の声も担当しており、野獣とは別人のような声の変化に、世間は驚き、感動したそうです。

山寺宏一さんが演じたディズニーキャラ一覧、4つ目は「リロ＆スティッチ」のスティッチ役です。2002年に公開されたディズニーアニメ映画「リロ＆スティッチ」の主人公のスティッチは犬のような容姿をしたエイリアンです。

ジーニーやドナルドダックなどとは全くイメージの違うキャラクターで、山寺宏一さんのスティッチの声は「一度聞くと忘れられない」といわれるほど印象的であるため、山寺宏一さんは「このような声まで出せるのか！」と観客を驚かせたそうです。

山寺宏一さんが演じたディズニーキャラ一覧、5つ目は「ミッキーのクリスマスキャロル」のスクルージ役です。1983年に公開された「ミッキーのクリスマスキャロル」の主人公、スクルージは金儲けに全力を投じる冷酷な老人で、悪役キャラです。

山寺宏一さんが演じたディズニーキャラ一覧、6つ目は「101匹わんちゃん」のサンダーボルトです。2002年に公開されたディズニーアニメ映画「101匹わんちゃん」に登場するサンダーボルトは陽気な性格の茶色い犬です。

山寺宏一さんが演じたディズニーキャラ一覧、7つ目は「ムーラン」のムーシュー役です。1998年に公開されたディズニーアニメ映画「ムーラン」に登場するムーシューは、守り神の小さなドラゴンで、陽気でどこか憎めない性格をしています。

山寺宏一さんが演じたディズニーキャラ一覧、8つ目は「ロジャーラビット」のロジャーラビット役です。1988年に公開されたディズニーアニメ映画「ロジャーラビット」のトゥーン側の主人公、ロジャーラビットは人を笑わせることが大好きな陽気なウサギです。叫ぶシーンが多い役柄を見事に演じたと称賛されています。

山寺宏一さんが演じたディズニーキャラ一覧、9つ目は「シュガーラッシュ」のラルフ役です。2012年に公開されたディズニーアニメ映画「シュガーラッシュ」の主人公、ラルフは自身の登場するゲーム内では悪役の大男ですが、実はヒーローに憧れているキャラです。

山寺宏一さんが演じたディズニーキャラ一覧、10個目は「チップとデールの大作戦」のデール役です。ディズニーアニメ「チップとデールの大作戦」なとに登場するデールは、チップと一緒にいるリスで、間抜けでトラブルメーカーながら、レンジャー内の盛り上げ役として一活躍しています。山寺宏一さんが担当したのはテレビ東京版です。

山寺宏一さんが演じたディズニーキャラ一覧、11個目はディズニー映画「メリー・ポピンズ」ソフト版のバート役です。「メリー・ポピンズ」のバートは、主人公メリーの親友で陽気な青年です。

山寺宏一さんが演じたディズニーキャラ一覧、12個目は「スティッチ！」のユウナの父親です。沖縄県を舞台に制作されたディズニーのTVアニメシリーズ「スティッチ！」に登場するユウナの父親は本作のヒロインの父親です。主人公のスティッチとユウナの父親の会話シーンもあり、山寺宏一さんは1人2役を演じ分けました。

山寺宏一さんが演じたディズニーキャラ一覧、13個目は1992年公開版「シンデレラ」のジャック役です。ディズニーアニメ映画「シンデレラ」のジャックは、シンデレラと仲の良いネズミたちのリーダー的存在です。

山寺宏一さんの演じたディズニーキャラクターを一覧でみてきました。次に、山寺宏一さんの伝説や、ディズニー作品以外での山寺宏一さんの活躍を紹介していきます。

大御所声優の山寺宏一さんは「七色の声を持つ」「生きるレジェンド」「声優界一の声幅を持つ」などと言われています。そんな山寺宏一さんの「声の出し方」は伝説となっているそうで、ここでは山寺宏一さんの声のトレーニング方法を一部紹介します。まず、口を動かして形を変えることです。

思い切り口を「い」の口になるように横に広げて「こんにちは」と言ってみます。今後は思い切り口を「う」の口になるように縦に広げて、先程と同様のトーンで「こんにちは」と発声します。その結果、「い」のとき比較的細い声、「う」のとき比較的太い声になります。

次に喉を「開いたときの声」と「閉じたときの声」を出します。「開いたときの声」とは口の先の方で出す「イー」という発声のような声です。「閉じた声」とは喉の奥の方で出す「オー」という発声のような声です。発声するときに吐く息の量や音の低さや高さ、声のこもり具合によって、あらゆる種類の声が出せるそうです。

山寺宏一さんも、開いた声はまるで虫のような軽めの声を出せて、閉じた声は大男のような重い声を出すことが出来ると話しています。このように、口の形を変えたり、開いたときの声、閉じたときの声を出したりすることによって、山寺宏一さんは喉を鍛えているそうです。

山寺宏一さんはディズニー作品以外の出演作品も多くあります。特に、ディズニーとはライバルのような位置関係にある会社カートゥーンネットワーク系やドリームワークス系のアニメにも多く携わっています。その一部を次に紹介します。

1989年に公開された劇場アニメ「魔女の宅急便」で山寺宏一さんは1人3役をこなしています。演じた役は、おソノさんの旦那と警官、さらにアナウンサーです。

1988年から放送されているTVアニメ「それいけ!アンパンマン」で山寺宏一さんは7人以上の役を演じていることで知られています。人間の言葉を理解し、文字も読めて二足歩行、アンパンマン号の操縦もできるスーパードッグ、めいけんチーズを始め、かまめしどん、カバオくん（2代目）などは有名です。

この他にもカバオくんの父親、ゆずじいや（2代目）、ピクルス、ルドルフ、オオカミおばけ、ストローこうもりB、いわおとこ（2代目）、卵焼き家老など多くの役を演じています。

2015年のTVアニメ「ONE PIECE」で、山寺宏一さんはコラソン役を演じました。とても貫禄のある声で人気キャラ、コラソンを演じたそうです。

洋画の吹き替えにおいて、数多くの担当俳優を抱える山寺宏一さんですが、エディ・マーフィが演じた「シュレック」シリーズ、ドンキー役の吹き替えも担当しています。この山寺宏一さんの吹き替えを聞いて、ますます「山寺宏一さん流石上手い！」と評価を高めたそうです。

2011年公開のアメリカのアニメ映画「イースターラビットのキャンディ工場」で、主演のE.B.（イービー）役を演じました。同郷出身の千葉雄大さんとの共演でも話題になりました。

2012年のアメリカ映画「ロラックスおじさんの秘密の種」で主要キャラのアロイシウス・オヘア役を演じました。

山寺宏一さんの演じたディズニーキャラの一覧や山寺宏一さんの伝説、ディズニー作品以外ノア出演作品についてみてきました。次に、レジェンド・山寺宏一さんの声優として以外の活躍を紹介していきます、

こちらはNHKで放送されたアニメの名作をまとめた動画です。この動画で山寺宏一さんと水樹奈々さんの2人が「花は咲く」を歌い、アニメファンを大いに感動させたそうです。

山寺宏一さんは2012年に声優の田中理恵さんと再婚しました。挙式はハワイで行われ、ファンの間でも大反響がありました。しかし、2018年にTwitterの上で離婚を発表しています。

山寺宏一さんはSNSでも人気が高いことで知られています。2012年に山寺宏一さんが田中理恵さんとの再婚をTwitter上で報告した際、リツイートが物凄い数となり、2012年日本で「もっと最もリツイートされたツイート」として大反響がありました。

また、岡田ロビン翔子さんがプロデュースした「彼氏とデートなう。に使っていいよ。」という山寺宏一さんのTwitter上でのツイートも大反響があり、約20万ものリツイートを記録したそうです。

声優の山寺宏一さんは「おっはー」というフレーズでも有名です。1997年〜2006年まで朝のバラエティ番組「おはスタ」にMCとして出演していた山寺宏一さんは、毎朝「おっはー」というフレーズを使っていました。その後、元SMAPの香取慎吾さんが「おっはー」を使うようになり、オリジナルの山寺宏一さんより有名となりましたが、山寺宏一さんは最初に「おっはー」を言い始めたオリジナルとして知られています。

ここまで、山寺宏一さんの演じたディズニーキャラ一覧や伝説、ディズニー以外の出演作品やそれ以外の活躍についてみてきました。次に、山寺宏一さんの代表作の一つ、ドナルドダックについて紹介してきます。

ドナルドダックの正式名称は、ドナルド・フォントルロイ・ダックといいます。アヒルを基に作られたキャラクターです。ディズニーの短編集などではそれぞれ違う職業ですが、本来、ドナルドの職業はアメリカ海軍の軍人で、第二次世界大戦で従軍した経験があります。

ドナルドは釣りやゴルフが好きで、料理も得意です。性格は、気が短く、怒ると言葉づかいも悪くなります。悪役のようなキャラクターとして描かれることが多く、親友のはずのミッキーとも対立することもあります。

ドナルドの声について、アヒルを基にして作られたキャラクターということで、アヒルを想像させるような高く騒々しい声が特徴的です。この声のためにドナルドはミッキーたちと話していても、通じないこともあり、ドナルドの悩みの種となっています。また、ドナルドの声について描かれた作品があります。

短編映画で、ドナルドが格好良くデイジーにプロポーズしたいと夢見る「ドナルドの夢の声」や、頭の上に植木鉢が落下し、そのショックで声が良くなるという「ドナルドのジレンマ」など、ドナルドの声に関連する短編がいくつかあります。

ドナルドの恋人はデイジーダック（デイジー）です。親類を紹介すると、伯父のスクルージ・マクダックと、ルードヴィッヒ・フォン・ドレイク教授。ヒューイ・デューイ・ルーイが甥で、ドナルドを含めダックファミリーと呼ばれています。

ディズニー作品で多くのキャラクターを演じてきた山寺宏一さんは、日本では知らない人はいないと言われるほど有名な声優さんですが、海外でも知名度が高く、評判が良いことでも知られています。

ディズニーアニメ映画「アラジン」の日本語吹き替え版でジーニー役を演じた山寺宏一さんですが、山寺宏一さんのジーニーが歌った挿入歌「Friend like me（フレンドライクミー）」「Prince Ali（アリ王子のお通り）」の2つは海外でも高く評価されているそうです。

次々に声色を変えなければならない高い技術を要求される楽曲ながら、山寺宏一さんは一発で収録した収録したそうです。そのエピソードから、余計に山寺宏一さんの凄さを感じると話題になりました。また、山寺宏一さんは2019年実写映画「アラジン」でもジーニーの吹き替え声優を担当しています。

山寺宏一さんの「アラジン」の日本語吹替版ジーニー役に対する海外の声の一部を紹介すると以下の通りです。いずれも山寺宏一さんを称賛する声ばかりで「偉大な声優」との声もありました。

こちらのツイートは実写映画「アラジン」の日本語吹き替え版でジーニーの声を担当した山寺宏一さんに関する感想です。山寺宏一さんのジーニーの迫力が凄かったそうで、特にジーニーの楽曲「アリ王子のお通り」を好きになったそうです。

こちらのツイートも実写映画「アラジン」の日本語吹き替え版でジーニー役を演じた山寺宏一さんに関する感想です。山寺宏一さんの技術力の高さや偉大さを感じたそうで、とても良かったという感想です。

こちらのツイートも実写映画「アラジン」の日本語吹き替え版でジーニー役を演じた山寺宏一さんに関する感想です。山寺宏一さんの偉大さを実感し、山寺宏一さんが担当した洋画の吹き替え版をもっとたくさん見たくなったようです。

いかがでしたか？七色の声を持つ男と呼ばれる山寺宏一さんの演じたディズニーキャラクターを一覧で紹介し、多くの出演作品がある中で代表作についてみてきました。また、山寺宏一さんの伝説や声優以外での活躍、海外からの反応についてもみてきました。

さらに、2019年実写映画「アラジン」の日本語吹替版でジーニー役を演じた山寺宏一さんに対する感想についても紹介し、1992年ディズニーアニメ映画「アラジン」に関して、迫力がすごかったという感想や改めて山寺宏一さんの凄さを実感したという感想が挙がっていることも分かりました。今後も「七色の声を持つ男」山寺宏一さんの活躍から目が離せません！