十二人の死にたい子どもたちのあらすじ・結末をネタバレ!0番の正体と犯人は?

十二人の死にたい子どもたちは2019年の1月25日に公開された日本の映画作品です。映画十二人の死にたい子どもたちは十二人の未成年の子供達がとある廃病院で安楽死をする姿を描いたあらすじの物語であり、映画序盤で13人目の死体が見つかったことで物語が二転三転していくミステリー映画となっています。本記事ではそんな映画十二人の死にたい子どもたちについて結末までのあらすじネタバレや13人目を殺害した犯人のネタバレを映画に出演したキャストや主題歌のネタバレを交えてご紹介していきます。

十二人の死にたい子どもたちのあらすじ・結末をネタバレ!0番の正体と犯人は?のイメージ

目次

  1. 十二人の死にたい子どもたちとは?
  2. 十二人の死にたい子どもたちの映画あらすじネタバレ
  3. 十二人の死にたい子どもたちの映画結末ネタバレ
  4. 十二人の死にたい子どもたちの犯人や0番をネタバレ考察
  5. 十二人の死にたい子どもたちのキャスト・登場人物一覧
  6. 十二人の死にたい子どもたちの映画主題歌
  7. 十二人の死にたい子どもたちに関する感想や評価は?
  8. 十二人の死にたい子どもたちのネタバレまとめ

十二人の死にたい子どもたちとは?

十二人の死にたい子どもたちの作品情報

本記事では2019年1月25日に公開された日本の映画十二人の死にたい子どもたちについて結末までのあらすじネタバレや13人目を殺害した犯人のネタバレをキャストや主題歌などのネタバレを交えてご紹介していきます。本記事は結末までのあらすじのネタバレを記載していますので、これから観ようとお考えの方はご注意ください。ではまず初めに映画十二人の死にたい子どもたちの作品情報や原作情報などをネタバレ紹介していきます。

十二人の死にたい子どもたちの概要

十二人の死にたい子どもたちは冲方丁が手掛けたミステリー小説「十二人の死にたい子どもたち」を原作にした映画作品であり、2019年の1月25日に日本全国で公開されました。映画十二人の死にたい子どもたちは最初未成年の自殺志願者達が12人集まり、廃病院の地下で集団安楽死しようとするという衝撃的な内容のあらすじから始まる物語となっており、多くのメディアで取り上げられるなど公開前から注目を集めていました。

しかし安楽死しようとしていた未成年の子供達はとある廃病院の中で13人目の人物が死んでいることを知り、13人目の人物を殺害した犯人や13人目の人物の正体を探っていくというあらすじの物語が展開されていくようになります。13人目の正体や殺害した犯人は結末まで明らかにならず、非常に難解なミステリーを映画鑑賞者に見せてくれます。なので本作はミステリー映画好きにぴったりの映画作品といえるでしょう。

また映画十二人の死にたい子どもたちを見るにあたって出演しているキャスト陣にもご注目ください。映画十二人の死にたい子どもたちは橋本環奈や高杉真宙、新田真剣佑など実力派若手俳優・女優が多数起用されており、映画十二人の死にたい子どもたちの独特な世界をより魅力的なものにしています。優れた若手キャストを起用した映画十二人の死にたい子どもたちは大ヒットを記録し、各地で御礼舞台挨拶が行われることになりました。

十二人の死にたい子どもたちの予告編動画

映画十二人の死にたい子どもたちのネタバレ予告編動画では12人の若い自殺志願者達が廃病院で集団安楽死を敢行する中で、13人目の人物の死体が見つかり、物語のあらすじが大きく変わっていく様子が描かれていました。映画十二人の死にたい子どもたちは2019年1月に公開される映画作品で注目度一位に輝くほど公開前から注目を集めており、youtubeの予告編動画は360万回を超える驚異的な再生回数を記録しました。

では映画十二人の死にたい子どもたちについて結末までのあらすじネタバレや結末で明らかになる13人目を殺害した犯人のネタバレなどをご紹介する前に映画十二人の死にたい子どもたちの簡単な物語のあらすじをネタバレ紹介させて頂きます。まだ映画十二人の死にたい子どもたちを観たことが無い方やこれから観ようとお考えの方は簡単なあらすじネタバレだけ目を通し、十二人の死にたい子どもたちをご覧になった方がいいでしょう。

映画十二人の死にたい子どもたちはとある廃病院に集まった12人の子どもたちが集団で安楽死を行うという衝撃的な場面から物語の幕が上がります。安楽死をするために集まった12人の子どもたちは廃病院で眠っている13人目の少年を発見します。12人の子どもたちは眠っている13人目の少年が死亡しているのではないかと疑い、彼らはこのまま安楽死をすれば自分たちが13人目を殺害した犯人だと思われるのではないかと考えます。

この12人の子どもたちはそれぞれ親に保険金をかけられたり、不治の病に患っていたりなど様々な悩みから自殺したと強く思っていました。しかし13人目の少年を殺害した犯人と思われたくない彼らは集団安楽死を躊躇してしまいます。そこで彼らはまずある全員一致にのっとった議論を行うことにします。その議論とは13人目の少年が殺害されたのか自殺したのか明らかにするといった内容の議論でした。

この議論が終わりを迎えるまで12人の子どもたちは死ぬことが出来ません。それぞれ大きな悩みを抱えて自殺したいと願っている12人の子どもたちにとってこの議論は早く終わらせたいものでした。しかしこの13人目の正体を探る議論が進むにつれてある衝撃的な事実が明らかになっていくのでした。

十二人の死にたい子どもたちの原作

2019年1月25日に公開され、大ヒットを記録した映画十二人の死にたい子どもたちは2016年に発売された冲方丁の小説「十二人の死にたい子どもたち」を原作にした作品です。原作である「十二人の死にたい子どもたち」の小説を手掛けた冲方丁は「天地明察」や「マルドゥック・スクランブル」などの作品を描けた小説家であり、直木賞や日本SF大賞、舟橋聖一文学賞など非常に多くの賞を受賞している人物です。

そんな冲方丁は自殺志願者が共に自殺する人を集う自殺サイトを十年前に知り、かつて少年時代に海外で過ごした経験をもとにして小説「十二人の死にたい子どもたち」を描きました。小説「十二人の死にたい子どもたち」のあらすじは映画とほとんど同じあらすじとなっているのですが、作中で行われる13人目の正体や犯人を探る場面が非常に独特な世界を作りだしており、最後まで飽きることなく読むことが出来る小説となっています。

また小説「十二人の死にたい子どもたち」は2017年の7月号から2018年の12月号まで漫画雑誌「good!アフタヌーン」で「もっけ」や「ネクログ」などの漫画作品で知られる日本の漫画化熊倉隆敏によって漫画化されました。漫画版十二人の死にたい子どもたちは小説を原作にした作品となっており、小説が苦手な方でも楽しめる作品に仕上がっています。

映画『十二人の死にたい子どもたち』オフィシャルサイト

十二人の死にたい子どもたちの映画あらすじネタバレ

あらすじネタバレ①死体発見

ここからは映画十二人の死にたい子どもたちの結末に至るまでのあらすじをネタバレ紹介していきます。ある日とある廃病院の地下室に12人の子どもたちが集まっていました。この子どもたちはそれぞれ番号が振り分けられており、集団安楽死のために廃病院へ集まった自殺志願者でした。1番の番号を与えられたサトシは地下室の裏口から部屋に入ると2番目の番号を持つケンイチが雑誌を待合室で読んでいました。

一方4番目の番号が与えられたゴスロリ姿のミツエはトイレで片足のみになったスニーカーを発見します。ニット帽とマスクで顔を隠す4番目のリョウコは廃病院で何者かの人影を見かけます。5番目の番号を持つシンジロウが自動ドアの前で待っている頃、6番目のメイコが外で7番目の番号を持つ黒服のアンリに話しかけていました。一方廃病院の室内では10番目のセイゴは9番目のノブオと共にエレベーターを調べに行くことにしました。

そこでセイゴとノブオは屋上から戻ってきた8番目のタカヒロと出会います。タカヒロは吃音のため、上手く話すことが出来ませんでした。3人はエレベーターを調べた際、イスが扉に挟まっているのを発見します。その頃11番目のマイと12番目のユキが到着し、12人の自殺志願者達が集合しました。すると地下室でケンイチはベッドの上に横たわる一人の少年を発見します。この少年は誰か分からず、サトシは死体を確認することにします。

あらすじネタバレ②不測の事態

少年の死体を調べたサトシという男は集団安楽死を企画した人物でした。しかし13人目の死体が見つかるという不測の事態が発生し、サトシはこのまま集団自殺を行うか迷ってしまいます。するとケンイチがこの13人目の正体を暴くの先だと提案します。このケンイチという男は警察官の子どもであり、両親から引き継いだ優れた洞察力と観察眼の持ち主でした。ケンイチは自らの才能を発揮し、廃病院の疑問点を発見していきます。

ケンイチは13人目の人物が薬で自殺したとすれば致死量よりも薬が少ないことに気付き、なぜか車イスがあるのを発見します。さらにケンイチは死亡した13人目が自殺する際飲んだ薬が本当なら嘔吐するはずが、その証拠が無いことに気付き、13人目の少年は何者かに殺害されたと考えます。すると実の母親に保険金を掛けられて殺害される前に自殺しなくてはならないセイゴがケンイチに反対します。

12人の子どもたちはそこで13人目の正体や殺害した犯人などを調査することにし、廃病院内の不審物を探します。その途中12人の子どもたちが自殺したいと願う理由が明らかになっていきました。ケンイチはいじめから自殺したいと考えており、タカヒロは吃音と大量の薬から自殺したいと願っていました。

するとその途中でタカヒロは屋上で会ったノブオのことを思い出します。ノブオはなぜか廃病院の屋上のことを知っており、タカヒロはノブオが13人目の少年を殺害した犯人だと疑います。すると予想外にノブオは13人目の少年を殺害した犯人だと認めます。そしてノブオは自らが犯人であることを12人全員に話すことにするのでした。

あらすじネタバレ③謎解き

犯人であることを認め、自ら犯人であることを12人全員の前で話すこと決めたノブオですが、突如廃病院の外に解体業者が乗る車が到着します。アンリ達が慌てる中ノブオはその隙を突いてどこかに去ってしまいます。その後12人の子どもたちが廃病院の地下室でノブオの帰りを待つ中、シンジロウは謎解きを始めます。実は外で見つかったたばこの吸い殻はリョウコの物であり、リョウコの正体は芸能人の秋山莉胡だったのです。

リョウコは偽りだらけの人生が嫌になり、自殺しようと考えていました。すると亡くなったバンドマンの後追い自殺をしようと参加したミツエがリョウコの自殺に反対します。ミツエは秋山莉胡ファンが自身と同じように後追い自殺することを心配したのです。その後話がまとまることはなく、一旦12人の子どもたちは自殺の準備をするために使用する道具をそれぞれ別行動で集めてくることにします。

するとユキの左手が事故の後遺症によって上手く動かすことが出来ないことが判明します。一方シンジロウとマイは何らかの病気を患っていました。メイコは自身の父親を溺愛しており、自身の保険金を大好きな父親に渡そうとしていました。また今回の集団安楽死を企画したサトシの父親は元々廃病院の経営者でした。しかしサオシの兄が医大受験に失敗したことで兄と母が心中し、家族が離散してしまったのです。

そして家族を失ったショックでサトシの父親は鬱を患ってしまい、そのまま自殺してしまいました。12人それぞれの心の闇が明らかになる中、突然ノブオが姿を現します。すると現れたノブオは過去に自分をいじめた同級生を階段から落として殺害したことを明かします。自らが殺人犯であることを明かしたノブオは自身が場所を離れた際に集団安楽死に参加したメイコに階段から落とされたことを話し始めます。

十二人の死にたい子どもたちの映画結末ネタバレ

ここまで映画十二人の死にたい子どもたちの結末に至るまでのあらすじをネタバレ紹介させて頂きました。結末目前でノブオは自らの過去を明かし、新たな疑問を明かすことになりました。はたして映画十二人の死にたい子どもたちの物語はどういった結末を迎えるのでしょうか。ここからは映画十二人の死にたい子どもたちについて結末のあらすじをネタバレ紹介していきます。

結末ネタバレ①最後の告白

メイコが自分を階段から突き落としたと話したノブオですが、彼にはメイコを責める気持ちはありませんでした。それを見ていたシンジロウはノブオに全てを託される中、アンリがノブオに協力していることを見抜きます。実はノブオとアンリは12人全員が集まる前に病院に到着していました。そしていち早く病院に到着したノブオとアンリは集団安楽死を邪魔する人間を排除するために屋上で入り口を見張っていたのです。

ノブオとアンリは屋上で出入口を見張る中で車いすを押す謎の人物を発見します。ノブオとアンリはそこでその謎の人物を手伝おうと思い、1階に降りました。するとその人物の姿は消えており、車イスの死体だけその場に残されていました。ノブオとアンリはその車イスの死体を見て集団安楽死のために集まった人間なのではないかと考えます。そこでノブオとアンリは一旦その死体を集いの部屋に運ぶことにします。

しかし集いの部屋は鍵が閉まっていることで入ることが出来ず、ノブオとアンリはその死体を女子トイレに隠すことにします。その中でアンリは他の参加者を発見したことでノブオに死体を移すよう提案します。しかしその途中で証拠となったスニーカーが脱げてしまいました。すると車イスの死体から音が鳴り響きます。そう実はその死体は死亡しておらず、まだ生きていたのです。

死体が生きていたことでノブオとアンリは自分たちが殺人犯の犯人になってしまうのではないかと焦ります。実はその生きていた死体を連れてきたのは参加者のユキでした。ユキは過去に自転車の事故に遭い、共に自転車に乗っていた兄が植物状態となっていたのです。ユキは意思が無い兄を救うために今回の集団自殺に兄を連れてきたのです。そしてユキはノブオとアンリに発見されてしまい、一旦隠れることにしたのです。

ユキの真実が明らかになった後、映画十二人の死にたい子どもたちの結末の最後にアンリがある告白をします。その告白はなぜ自分が自殺しようとしたのかといった内容でした。アンリは幼い頃、ネグレクトの母が吸ったたばこの火が原因で火事に遭っていました。そしてその火事でアンリの弟は死亡してしまいます。弟を亡くしたアンリは自分に価値が無いと思い込み、生命を断固否定するために参加していました。

結末ネタバレ②中止

今回起こった事件の犯人について判明したシンジロウは集団安楽死を中止したいと提案します。この提案を聞いたノブオ・ケンイチ・タカヒロ・セイゴ・マイ・リョウコ・ミツエ・メイコ・アンリ・ユキ・サトシは賛成し、今回行われた集団安楽死は中止となります。謎が結末を迎え、廃病院を後にする参加者たちは晴れやかな表情をしていました。

一方集いの部屋にいるアンリは今回の集団安楽死は最初でないことに気付いていました。実は自殺志願者達が集団で自殺する今回の集いは初めて開催されたものではありませんでした。そしてこのことに気付いたアンリはサトシに次回は参加すると告げ、「また会いましょ」と廃病院を後にするのでした。こうして映画十二人の死にたい子どもたちは結末を迎え、物語の幕が下りていくのでした。

十二人の死にたい子どもたちの犯人や0番をネタバレ考察

ネタバレ考察①犯人はいなかった?

映画十二人の死にたい子どもたちの物語の序盤で謎の13人目の死体が発見されます。これにより12人の子どもたちはこの13人目を殺害した犯人を探るようになります。しかし結末でこの13人目の死体が実は生きていることが明らかになり、映画十二人の死にたい子どもたちの登場人物の中に犯人はいないことが分かりました。ではなぜ生きている13人目の人物が死んでいると勘違いしたのでしょうか。

13人目の人物は事故の後遺症で植物人間となっていました。また周辺に服毒自殺をしたと思わせる薬の包みや水が置かれていました。この二つが理由となり、13人目の人物は死亡しているのではないかと勘違いされてしまったのです。

ネタバレ考察②0番の正体

実は生きていた13人目の人物の正体は参加者であるユキの兄ユウキであることが結末で判明しました。上述で紹介した結末までのあらすじネタバレの通り、ユキはかつて兄と自転車を乗っていた時、事故に遭ってしまいました。この事故が原因でユウキは植物人間となってしまい、車イスがないと動けない体になりました。そんな兄を救うためにユキはユウキと共に廃病院を訪れたのです。

しかし病院の扉が閉まっていることからドアのスイッチを探すために目を離してしまいます。その瞬間兄ユウキはアンリとノブオに連れ去られてしまったのです。そしてこの出来事によって映画十二人の死にたい子どもたちの物語で一番不可解な謎を生み出すことになったのです。

ネタバレ考察③作品のメッセージ

映画十二人の死にたい子どもたちは結末に至るまで13人目の人物を殺害した犯人を調査するというミステリー要素たっぷりな物語が展開されていました。しかし映画十二人の死にたい子どもたちは結末で誰も死ぬことが無いハッピーエンドを迎えています。映画十二人の死にたい子どもたちの誰も死ぬことが無い結末に注目して観ると映画を通して伝えたいメッセージが浮かび上がります。

集団安楽死に参加したメンバー達は普通の人では気にしない悩みに大きく落胆し、自殺しようとしました。しかし彼らはサトシが提案した議論を通して自らの悩みを解決していきます。人間は悩みを一人で溜め込んでしまうと最悪自殺を考えてしまいます。しかし誰かに相談することでその悩みは和らぎます。もしかすると映画十二人の死にたい子どもたちは自殺を考えている人々に解決方法を教えてくれているのかもしれません。

十二人の死にたい子どもたちのキャスト・登場人物一覧

1番 サトシ/高杉真宙

サトシは映画十二人の死にたい子どもたちにおいて1番の番号を持つ人物です。サトシはメガネをかけた落ち着いた印象を持つ人物であり、誰よりも優れた状況判断の持ち主です。そんなサトシは今回企画された集団安楽死の主催者であり、他の11人を廃病院に集めます。実はこの病院サトシの父親が経営していた場所であり、父親含め家族がとある出来事が原因で死亡したことから死を望むようになります。

2番 ケンイチ/渕野右登

映画十二人の死にたい子どもたちにおいて2番目の番号を持つのはケンイチです。ケンイチは明るい性格をした人物なのですが、空気を読めないことでいじめられてしまい、自殺しようと考えます。誰にも助けてもらうことが無かったケンイチは集団安楽死の集いに参加し、受付の場所で人が倒れる音を耳にします。そんなケンイチは最初行われた議論で誰よりも先に意見を反対しました。

3番 ツエ/古川琴音

映画十二人の死にたい子どもたちにおいて3番目の番号を持つのは高校2年生のミツエです。ミツエは常にゴスロリ服を身に纏っているのが特徴の女性であり、大好きなバンドメンバーが死亡したことから後追い自殺をするために参加します。誰よりも人の痛みを理解できるミツエは作中において大きな手がかりとなるスニーカーの片足を見つけました。

4番 リョウコ/橋本環奈

映画十二人の死にたい子どもたちにおいて4番目の番号を持つのはリョウコです。リョウコは当初マスクとニット帽で顔を常に隠しており、正体が分かりませんでした。実はリョウコは芸能人の秋川莉胡であり、偽りだらけの自分に嫌気がさして自殺をしようとしたのです。しかしファンも自殺することを危惧したミツエに自殺を止められてしまいます。

5番 シンジロウ/新田真剣佑

映画十二人の死にたい子どもたちにおいて5番目の番号を持つのは高校3年生のシンジロウです。シンジロウは大きなメガネと暗い表情が特徴の人物であり、重い病が原因で集団安楽死に参加します。実はシンジロウの両親は警察官であり、優れた観察眼を受け継いでいました。この観察眼を発揮し、シンジロウは13人目の謎を解き明かしていきます。

6番 メイコ/黒島結菜

映画十二人の死にたい子どもたちにおいて6番目の番号を持つのは高校3年生のメイコです。メイコは臆病な性格が特徴の人物であり、どこか暗い印象を与えています。しかしなぜか自殺だけは積極的に行おうとします。それはメイコの父親への想いが大きく関わっており、メイコは溺愛する父親のために自殺して、自身の保険金を倒産寸前の会社を経営する父親に渡そうとしていたから自殺を急かしていました。

7番 アンリ/杉咲花

映画十二人の死にたい子どもたちにおいて7番目の番号を持つのは高校3年生のアンリです。アンリは気が強く男勝りな性格が特徴の女性であり、常に真っ黒な衣装を身に纏っています。アンリの母親はネグレクトであり、母が吸ったたばこが原因でかつて火事に遭っていました。その火事でアンリは弟を失い、そのショックで集団安楽死に参加しました。

8番 タカヒロ/萩原利久

映画十二人の死にたい子どもたちにおいて8番目の番号を持つのは高校1年生のタカヒロです。タカヒロは吃音を患っており、上手くしゃべることが出来ません。タカヒロの両親は落ち着かないという理由だけでタカヒロを薬漬けにしてしまい、薬に依存する生活を余儀なくされます。そしてこの薬漬けの生活に嫌気が差し、自殺を望むようになりました。

9番 ノブオ/北村匠海

映画十二人の死にたい子どもたちにおいて9番目の番号を持つのは高校3年生のノブオです。ノブオは一見爽やかに見える雰囲気を出しているのですが、かつて同級生にいじめられる日々を送っていました。そんな中ノブオは自身をいじめる同級生を殺害してしまい、罪悪感を感じて自殺を望むようになります。当初誰よりも病院に到着し、13番目の人物を発見して死亡していると勘違いします。

10番 セイゴ/坂東龍汰

映画十二人の死にたい子どもたちにおいて10番目の番号を持つのは高校1年生のセイゴです。セイゴは金髪をした不良少年であり、12人の中でも異質を放っています。しかし本当は非常に優しい心を持った人物です。そんなセイゴは実の母親に保険金を掛けられてしまい、殺害されそうになってしまいます。この恐怖からセイゴは保険金が下りない自殺を決断して集団安楽死に参加します。

11番 マイ/吉川愛

映画十二人の死にたい子どもたちにおいて11番目の番号を持つのは高校3年生のマイです。マイはセイゴ同様髪の毛を金髪にしているのが特徴の女性であり、参加している女性の中で唯一のギャルです。かつてマイは援助交際をしており、その援助交際でヘルペスに感染してしまいます。マイはこのヘルペスが不治の病と思い込み、自殺を決断して集団安楽死に参加しました。

12番 ユキ/竹内愛紗

映画十二人の死にたい子どもたちにおいて12番目の番号を持つのは高校1年生のユキです。ユキは短い黒髪が特徴の女性であり、非常に大人しい性格をしています。ユキは過去に兄と自転車に乗っている時、事故に遭って左半身の麻痺を患ってしまいます。また兄は植物人間となってしまい、兄を楽にさせるために集団安楽死に参加しました。

十二人の死にたい子どもたちの映画主題歌

十二人の死にたい子どもたちの主題歌は「On Our Way」

映画十二人の死にたい子どもたちの物語が結末を迎え、時系列順に場面がエンドロールで流れます。映画十二人の死にたい子どもたちの物語を締めくくる映像が映し出され、その後ろである音楽が流れます。しかし映画十二人の死にたい子どもたちを締めくくる映像に注目してしまい、映画鑑賞者からエンドロールで流れた曲を聞き逃したという意見が多く寄せられていました。

実はこのエンドロールで流れた音楽こそ映画十二人の死にたい子どもたちの主題歌となっています。エンドロールで流れた映画十二人の死にたい子どもたちの主題歌は「On Our way」というタイトルの曲であり、スウェーデンのロックバンドであるThe Royal Concept(ザ・ロイヤル・コンセプト)が歌手を務めています。この主題歌は今現在CDとして販売されていますので、聞き逃した方は是非CDでご視聴ください。

「On Our Way」の歌手はThe Royal Concept

上述でご紹介しました映画十二人の死にたい子どもたちの主題歌「On Our Way」を担当したのはザ・ロイヤル・コンセプトです。ザ・ロイヤル・コンセプトは2010年から活動しているスウェーデン出身のロックバンドです。ザ・ロイヤル・コンセプトはデヴィット・ラーソンがボーカルを務めており、ギターをフィリップ・ベキック、ベースをマグナス・ロバートが務めています。

またドラムをフランス・ポヴェルという人物が担当しています。この4人で構成されたロックバンドザ・ロイヤル・コンセプトは優れたエレクトロ・サウンドを奏でることで有名であり、世界中で人気を博しているバンドグループです。またザ・ロイヤル・コンセプトは2013年に開催されたサマーソニックに出演しており、日本でも非常に人気の高いロックバンドとなっています。

十二人の死にたい子どもたちに関する感想や評価は?

映画十二人の死にたい子どもたちに関する感想では非常に面白い映画だという感想が多く寄せられていました。上記の感想の通り映画十二人の死にたい子どもたちは12人の登場人物それぞれに細かい設定を施した映画となっており、12人の登場人物達が織りなす魅力的な物語は多くの映画鑑賞者に感動を与えました。公開前から注目されていたこともあり、映画十二人の死にたい子どもたちは見事大ヒットを記録しました。

十二人の死にたい子どもたちに関する感想では原作小説が面白いという感想も寄せられていました。映画十二人の死にたい子どもたちは冲方丁が手掛けた小説を原作にした映画となっており、原作版はより登場人物達の心情を細かく描いています。もし映画十二人の死にたい子どもたちをご覧になられた方で原作の小説をまだ読んだことが無い方は是非小説版十二人の死にたい子どもたちを一度チェックしてみてください。

映画十二人の死にたい子どもたちに関する感想では結末が予想できないという感想も見受けられました。映画十二人の死にたい子どもたちは12人の子どもたちが13人目の人物の正体について推理する姿を描いたミステリー映画となっています。そんな物語の十二人の死にたい子どもたちですが、上述のあらすじでご紹介した通り予想外の結末を迎えます。この予想外すぎる結末は多くの映画鑑賞者に衝撃を与えました。

十二人の死にたい子どもたちのネタバレまとめ

本記事では映画十二人の死にたい子どもたちについて結末までのあらすじや13人目を殺害した犯人などについてまとめてネタバレ紹介させて頂きました。映画十二人の死にたい子どもたちは自殺を望む12人の若者が議論を行うことで自らの悩みを解決していく感動ストーリーとなっており、非常に人気を博しました。本記事を読んで映画十二人の死にたい子どもたちにご興味頂けましたら、是非映画を一度チェックしてみてください。

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