スイス・アーミー・マンをネタバレ!主人公は精神病?あらすじや感想・結末を考察

映画「スイス・アーミー・マン」は、無人島に流されて孤独と、絶望感から精神的に追い込まれる主人公。自殺に追い込まれる主人公の前に現れたのは死体。死体なのにスイス・アーミー・ナイフのように使える「スイス・アーミー・マン」です。ふしぎな死体との映画のあらすじ・ネタバレを結末までまとめます。この映画に込められた伏線に隠れたネタバレを見た人たちの感想を交えて考察します。

スイス・アーミー・マンをネタバレ!主人公は精神病?あらすじや感想・結末を考察のイメージ

目次

  1. スイス・アーミー・マンとは?
  2. スイス・アーミー・マンの映画あらすじネタバレ
  3. スイス・アーミー・マンの映画結末ネタバレ
  4. スイス・アーミー・マンの伏線や謎ネタバレ考察
  5. スイス・アーミー・マンの登場人物・キャスト一覧
  6. スイス・アーミー・マンに関する感想や評価は?
  7. スイス・アーミー・マンの映画ネタバレまとめ

スイス・アーミー・マンとは?

スイス・アーミー・マンの作品情報

「スイス・アーミー・マン」は「ハーポッター」のダニエル・ラドクリフが、死体役で出演の一味違ったホラー映画。少しネタバレすると、ダニエル・ラドクリフの演じる死体が、死体であって死体ではないのです。無人島に漂流した男が、この死体とふたりで、どんな生活をするのが、見どころの映画です。

スイス・アーミー・マンの概要

『スイス・アーミー・マン』(原題:Swiss Army Man)はアメリカ合衆国で作られた2016年に公開された映画です。監督・脚本はダニエルズと言われるダニエル・シャイナートとダニエル・クワンが手掛けています。主演は島に漂流したハンク役のポール・ダノと死体役のダニエル・ラドクリフが演じました。

「スイス・アーミー・マン」は無人島に流れ着いたハンクは、孤独感と絶望感から自ら死を選ぼうとしていました。そんなハンクの目の前に流れ着いた死体。死体なのですが、人工呼吸の結果この死体がサバイバルの便利グッズ「スイス・アーミー・ナイフ」のような役に立つ死体でした。

「スイス・アーミー・マン」の映画のあらすじをネタバレすると、この死体からハンクが学んでいきながら結末に向かいます。映画の結末を見終わった後には、爽やかな青春映画という感想も語られている作品です。

スイス・アーミー・マンの監督

「スイス・アーミー・マン」の映画の監督は「ダニエルズ」と呼ばれるコンビです。今回の映画の脚本も手掛けています。白人系のダニエル・シャイナートとアジア系アメリカ人のダニエル・クワンと言う二人がタッグを組む時の名前で、偶然二人ともダニエルという名前だったために、ダニエルズと言うコンビ名で呼ばれています。ダニエルズが長編映画を作ったのは「スイス・アーミー・マン」がに2作目の映画です。

それまでは、ミュージックビデオや短編映画などを手掛けています。ダニエルズの映像手法は、CGなどではなく、手作り感のある手品の仕掛けのような「ギミック」と呼ばれる手法だと言われています。ギミックという言葉を調べると、日本語には和訳しにくい言葉とありました。ギミックという言葉のネタバレは、映像から感じる方がわかりやすいかもと言われています。

「スイス・アーミー・マン」を手掛けた、ふたりのダニエルは「実写映画ではできないことを、実写映画でやりたい」そんな不可能を可能にするようなチャレンジをしています。そしてバカなことを映像にしたいという考えもあります。ネタバレになりますが、おならを原動力に水上をボートのようにハンクを乗せて走る死体。ファンタジーでありコメディです。

スイス・アーミー・マンの予告編動画

「スイス・アーミー・マン」の予告を見ると、無人島で死体と行動する男の話と聞いてた恐怖心が無くなり、コメディ要素を感じるという感想も多いです。「綺麗な腐る前のゾンビの話?」と言うあらすじやネタバレを考える感想もありました。でも「この予告から結末がみえない」というこの映画への期待も感じられる感想もありました。

『スイス・アーミー・マン』公式サイト

スイス・アーミー・マンの映画あらすじネタバレ

あらすじネタバレ①浜辺の死体

「スイス・アーミー・マン」のあらすじ・ネタバレです。遭難して、どうにか無人島に漂着したハンク・トンプソン。無人島で話す相手もなく、ひたすら救助を待っていました。助けの来ない絶望感と孤独感にハンクは、首つり自殺をしようとします。いよいよ首を吊る瞬間、海に誰かが漂着するのが見えます。自殺しようとしていたのも忘れ、駆け寄るハンク。

あらすじネタバレ②動き出す死体

けれど流れ着いた彼は死体でした。がっかりして、首を吊ろうとしていた紐は切れてしまったので、その死体のベルトを抜いてもう一度首を吊ろうと考えました。ベルトを抜いた瞬間死体の体からガスが出ます。ガスの勢いで痙攣するかのような状態で海に戻されて行く死体。ハンクは死体に「おいて行かないでくれ」そう言ってしがみ付くと、死体は、ガスの力でジェットスキーのように海を走ります。

無人島からかなり沖まで来たところで、バランスを崩し、ハンスは投げ出されてしまいますが、気が付いた時には砂浜に死体と共に流されていました。自殺まで考えていたハンスですが、死体がそばにいてくれることで、元気になったようです。ネタバレすると、元の無人島に戻ってきただけなのですが、死体を担いで寝床にしていた洞窟に向かいます。

途中にはその無人島で誰かがキャンプに来て残していったスナック菓子と雑誌があります。ハンクはそれを拾って洞窟の近くに死体を座らせます。すると雨が降って来たので、洞窟の中へ。雨の中の洞窟で死体と過ごすハンク。心情をネタバレすると怖さよりも誰かといる安心感の方が強いです。

朝になると、その死体が、噴水のライオンのように口から水を吐きだします。拾ってきたカップでその水を受け止めるハンス。水道水のようなきれいな水を恐る恐る飲んでみると、飲める水です。水を吐き出した後、死体は突然しゃべりだします。

死体は記憶がないものの、自分の名前はメニーだといいます。ハンスは少しでも、メニーの記憶が戻るように、スナック菓子の匂いをかがせたり、歌を歌ってその歌に記憶がない加戸探ったりします。二人で語り合っている間に二人の間には友情が芽生えて行きます。メニーを担いでの移動になりますが、ハンス抱えていた孤独感からは解放されています。

ここでメニーの機能をネタバレします。メニーの歯はカッターとしての役目が出来、髭剃りにも使えます。口からガスを逆噴射する事で銃にもなります。更に死後硬直で硬くなった腕は斧の代わりにもなります。指は広げた反動で火花を散らします。口からのガスを使う事でライターとしても使う事が出来、煮炊きするのにも便利です。でも何よりも話せる事が、ハンスにとって一番の癒しでした。

ある日ハンクが、野生動物に驚いて、転んだときに、ハンクの胸からスマホが落ちました。待ち受け画面は、ハンクが無人島に流される前に毎日バスで会う美しい女性サラの写真です。その写真に見覚えがあったのか、メニーは「僕はこの女性と知り合いかもしれない」そう言った後にハンスに「女装してみて欲しい」と言いだします。

「なにか思いだすかもしれない」メニーの言葉に受け入れたハンクですが、その感想をネタバレすると「嫌だった」ようです。けれど、女装したハンクの姿に「美しい」と感想をつぶやくミリー。美しいと言われてハハンクもうれしくなってしまいます。バスで会う女性なら、バスの状況を作ったら思い出すかもしれないと言われて、今度はその辺にある材料でその辺をバスの中風に仕上げるハンクです。

バスの中を作った二人は、恋のレッスンをするかのように「話しかけてみろ」とか、「美しすぎて話しかけるのは無理」「アプローチできない?」「女の子と付き合うのは苦手」などと思春期の少年の気持ちをネタバレするような会話をしています。「スイス・アーミー・マン」のあらすじの中でも甘酸っぱいシーンです。

スナック菓子の袋が落ちていたことから、どこかに人がいるのではないかと、ふたりは、無人島の森の中をさまよいます。けれどもどこにも人影などはありません。川にかけられた細く長いパイプラインがあります。「これを渡ったら、誰かに出会えるのではないか」ハンクは背中にメニーを背負いながら、その細いパイプの上を綱渡りのように歩きます。

この先をネタバレすると、このパイプ途中が真っ二つに割れてしまっています。あらすじ通りと言う風に二人は川の中に落ちて行きます。先に落ちていく死体のメニー。ハンクはなんとかメニーをひっぱりあげて、なんとか川向うにたどり着きました。この時のハンクの心境をネタバレすると「死ぬかと思った」です。だからこそ、ハンクはメニーに家族の事を話し始めます。

あらすじネタバレ③誕生日メール

ここからは、ハンクの人生のあらすじ・ネタバレです。ハンクは早くに母を亡くして父と二人で生きてきました。お互いに感情をうまく表現できないタイプです。だからこそ、お互いの心を伝えられなくて、辛い思いをしたことをハンクはメニーに話します。「おならも誰にも気を遣わずにできて、ここは自由だ」と言うという、本心かどうか、解らないハンクの心のネタバレを口にしてしまいます。

けれどそれは、心のネタバレではなく、本心の裏返しの言葉でした。「ここにいた方が幸せだ、なんで故郷に帰る必要がある」なんてセリフは嘘だという事が次のあらすじでわかります。用を足したくなったハンスは、メニーから少し離れ歩き出すと、かすかに自動車が走る音がします。そしてスマホを見ると、これまで圏外だったものが、圏外ではなくなっていました。

そしていくつかのメールが届いていました。その中には、父からのハンクの誕生日を祝うメールがありました。父のメールに涙ぐむハンク、心のネタバレなんてやっぱり嘘でした。「父の元に帰りたい」そんな思いが、ハンクの心に広がります。

繋がるようになったスマホをもって、メニーの元に戻るハンクですが、メニーに近付く大きな熊の姿を発見します。いつもなら、「スイス・ーミー・マン」として有能な働きをするメニーですが、今回は銃の代わりに口からガスを噴射させたりと言う武器が使えません。なぜ使えないのかネタバレすると、ハンクが持っていたスマホにメニーが憧れていたサラが写っていたのです。

それもサラの隣には若い男、子供までいます。サラは既婚者であるというネタバレは、メニーの機能を低下させる引き金になってしまったのです。ハンクは、メニーの能力を使って熊と戦うのですが、負けそうな状態になってきました。熊に足に噛みつかれてもメニーの能力で火を起こします。その時にメニーの体から出たガスでハンクは、吹き飛ばされてしまいます。

熊に狙われて絶体絶命の死体のメニー。足が動かないハンクは必死にはいずりながらも、メニーを助けに向かいます。メニーもこの段階でようやく正気にもどったのか、火の燃え盛るところに自ら飛び込み熊をおびき寄せ、熊を撃退しました。この時、メニーを正気に戻したあらすじは、「必死に助けに来たハンクの友情ではないか」という感想が多くありました。

今までは死体のメニーをハンクが背負って歩いていましたが、なぜかメニーがハンクを背負って歩いています。この状態のネタバレはされていないません。感想にはこのあらすじのネタバレを予想する声がたくさんありました。「ここは真剣にあらすじ・ネタバレを探るより二人の友情と、とらえるべき」という声もありました。

そしてもう一つ「あらすじ・ネタバレ」を予想する感想もあります。メニーがハンクに結婚している事がわかった「サラと話せ」と言うのです。サラの結婚にメニーがショックで武器が機能しなかったと考えられていました。けれど「ショックを受けていたのはハンクだった」というネタバレを結末とした感想があります。そして結末に向けて街へ行くふたりです。

その時にハンクは、今度こそ本当の心のネタバレをメニーに話します。ハンクの心のネタバレは、「サラの前に行くと、おびえてしまって何も話せないハンクだったこと」「そんなハンク自身をハンクは醜い」と思っていた事でした。ハンクの心のネタバレを聞いてメニーは、それでもサラに向き合うことを勧めます。

スイス・アーミー・マンの映画結末ネタバレ

結末ネタバレ①見つかるハンク

「スイス・アーミー・マン」の映画の結末ネタバレです。結末の場所は、山から歩いてきた時に見えた民家の前です。山にこもっていた二人は薄汚れています。そこへ小さな女の子が声を掛けます。「ハロウィンの仮装をしているの?」確かにメニーはウォーキング・デッドです。ハンクは「汚れていて、疲れている、たすけてほしい」そう女の子に頼みます。でも女の子は怖くて家に逃げ帰ってしまいます。

この女の子の正体をネタバレすると、彼女はサラの娘でした。娘が泣いて帰って来て、サラも恐怖感を抑えながら、ハンクたちの元へ向かい水を差しだします。サラはふたりの姿に、山で遭難した人たちだと理解します。そして助けるために人を呼ぶと、大勢の人が集まります。ハンクは生きた人間ですが、メニーは死体です。

結末ネタバレ②メニーとの別れ

死体と行動しているハンクはどう見ても怪しい人です。人々が「ハンクがメニーを殺したのでは」という感想を持っても仕方ありません。人々はメニーを「とりあえず死体置き場に」と言いますが、ハンクの大切な友達です。「死体置き場になんか行かせない」ハンクは最後の力を振り絞って、メニーを抱えて山に戻ろうとします。騒ぎに駆け付けた警官は、ハンクを怪しい人物としてとらえます。

手錠をかけられて連れていかれそうな危機のハンクを救うためなのか、メニーは体からガスを噴射し、ジェットスキーのように、海に戻っていくのです。駆け付けたハンクの父も、警察官も、町の人々もこの結末に驚き声をあげています。「メニーがみんなの前で能力を見せて去っていくのはハンクを助けるため」メニーの心のネタバレを多くの人が感想に書いています。

ハンクは最後の最後に自分を救ってくれた最高の友達の去っていく姿を見つめています。ハンクの瞳は、メニーを愛おしく見つめているシーンが、この映画の結末になります。

スイス・アーミー・マンの伏線や謎ネタバレ考察

ネタバレ考察①メニーの正体

「スイス・アーミー・マン」の映画の中でメニーの正体はネタバレされていません。なので結末まで見た人の感想からメニーの正体は何であるのかを考察します。多かった考察はメニーは「ハンクにだけ見えていたハンクが作り出した幻影ではないか」という感想です。無人島という孤独と絶望が、彼の中にもう一つの人格を生み出したのではないかと言う考察です。

この意見に賛同する意見のほかに、結末のシーンで、死体を連れていたハンクが警察に捕まり、「メニーがおならを原動力に海に帰っていくシーンから、海に住む天使ではないか」と言うあくまでもファンタジーとして楽しみたいという考察がありました。「難しい考察よりも、感じたまま受け止めるのが映画の楽しみ方」という意見もあります。それぞれが思うことが、メニーの正体です。

ネタバレ考察②キスシーンの意味

「スイス・アーミー・マン」のあらすじ・ネタバレ」の中では触れなかったのですが、みんながいる世界へとつながる川を渡るシーンがあります。そこでパイプが折れ、メニーとハンクは川に落ちて行きます。死後硬直しているメニーが先に落ちて行き、ハンクがメニーを捕まえるシーンで、ハンクがメニーにキスをする幻想的なシーンがあります。男同士のキスでしたが、「水の中での幻想的で美しい」という感想があります。

「スイス・アーミー・マン」のキスシーンのネタバレを考察している感想には次のようなものがあります。「日本人のキスの感覚でとらえるとBL系を考えがちだが、アメリカ人なら友情でもキスをするだろう」二人の関係が心の繋がった「心友(しんゆう)」になった美しいシーンととらえる人もいます。ひとつ前の「ネタバレ考察①メニーの正体」で書いたように「メニーはハンクを写すものだからハンクが自分に向き合った」と言う考察も。

ネタバレ考察③ラストシーンの意味

ラストシーンは、メニーはみんなに見えている者として描かれています。死体を連れまわしていた社会のはみ出し者のハンクを警官が捕まえようとした時に、ハンクはおならをします。するとそれに対応するようにメニーはすごいスピードを上げているジェットスキーのように海に帰っていきます。周りの人たちは、まるで未確認飛行物体を見た時のような対応で受け止めます。

この対応は、メニーに初めて会ってベルトを外した時、ガスが出て海に飛び出していこうとするメニーをはじめて見た時のハンクと同じ目です。初めは奇異に映る者でも、時を一緒に重ね、愛情を持って見つめることが出来る大切な存在になる。そんな煌くような友情の象徴に見えるという考察もあります。心の中にたまった汚れたガスを抜きながら、海を走る爽快感こそが、この映画の「おなら」の意味という意見もありました。

スイス・アーミー・マンの登場人物・キャスト一覧

ハンク・トンプソン/ポール・ダノ

主人公のハンク役を演じたのは、アメリカ人俳優のポール・ダノです。1984年6月19日生まれで10歳でスカウトされて12歳でブロードウェイの舞台デビューを果たします。17歳で『L.I.E.』で映画デビューします。若手ながら、ベテラン俳優に引けを取らない演技力で経験を重ねます。演技のほかにもMookというバンドで、ギターを担当するなど多彩な活動をしています。

メニー/ダニエル・ラドクリフ

ダニエル・ラドクリフは1989年7月23日生まれのイギリス人俳優です。子供の頃、「協調運動障害」を抱えていたことから、両親も演技経験があったことから、学校以外で活躍できる場所として、俳優を目指しました。1999年に子役としてドラマデビューし、ダニエル・ラドクリフの名前を一躍有名にした「ハリー・ポッターシリーズ」の主人公も演出家の目に留まり、オーディションではなく抜擢の形で演じました。

ハリー・ポッターシリーズの童話が、主人公が成長していく物語だったため、ハリー・ポッターが主役のシリーズは最終章までダニエル・ラドクリフが演じました。若くして世界中の人気者になったストレスのためか、18歳でアルコール依存症などに苦しみます。ハリー・ポッターシリーズは、最後まで人気でしたが、後半は苦しみながらの撮影だったと言います。現在も治療を続けながら、確実に俳優としての歩みを続けています。

サラ・ジョンソン/メアリー・エリザベス・ウィンステッド

ハンクが、バスの中で出会う憧れの女性サラを演じたのは、メアリー・エリザベス・ウィンステッドです。メアリー・エリザベス・ウィンステッドは1984年11月28日生まれのアメリカ人女優です。13歳まではバレリーナを目指していたが、現在173㎝の高身長のために、バレリーナは断念し、バレリーナの経験が生かせる女優の道に進んだそうです。テレビ・映画と幅広く活躍しています。

スイス・アーミー・マンに関する感想や評価は?

こちらの「スイス・アーミー・マン」の感想ツイートには結末のネタバレが含まれています。ネタバレなんですが、この作品を見終わった時に感じる感想として心に浮かぶそのままです。この方の意見だけでなく「深い映画」という感想は多く聞かれています。

ダニエルズと言う2人の監督が送り出した、ハートフルで暖かいこのお話、CGを使わず、手作りの良さで感動を与えていると評判です。ただのコメディではないです。

「スイス・アーミー・マン」のハンクとメニーのふたりのやり取りからの友情物語とみると、煌くような爽やかさを感じます。見終わった後の感動も爽やかです。

死体と無人島で過ごす男なんてあらすじを聞かされたら、ネタバレを聞く前にホラー映画だと思い込んでしまう人も多いです。けれど、この映画の中の死体はネタバレすると「スイスアーミー・マン」のタイトル通り、スイス・アーミー・ナイフのようにかなり有能な仕える死体です。も一つネタバレすると、しゃべったりもします。もっていけるなら、ダニエル・ラドクリフと言う選択もわかります。

スイス・アーミー・マンの映画ネタバレまとめ

「スイス・アーミー・マン」の映画の結末までをネタバレしながら、まとめました。無人島に流されて、寂しさと絶望感から自殺しようとするハンク。ハンクを救った死体のメニー。タイトルのスイス・アーミー・ナイフのように色々使える道具のようなメニーでした。

メニーとハンクのつながりから見えてくる心の弱さや、伝えることの大切さ。ホラーに見えて、ファンタジーのような心温まる作品と評判です。レンタルや配信でチェックしてみてはいかがでしょうか。

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