BL映画のおすすめを名作から最新まで紹介!性別を越えた恋愛の魅力が拡大中

最近ではBL漫画を実写映画化したBL映画が人気を集めています。BL映画といえば、腐女子に人気のイメージですが、最近では今まで興味を持たなかった女性や男性にも人気です。では、BL映画の中でもどのような作品が人気集めているのでしょうか。この記事では、最新おすすめBL映画ランキングと題して、最新のものから昔から愛されている作品までおすすめのBL映画を紹介しています。邦画・洋画ともにおすすめをランキングにしています。また、BL映画の魅力や腐女子には見逃せないBLアニメタイトルもたっぷりと紹介しています。

BL映画のおすすめを名作から最新まで紹介!性別を越えた恋愛の魅力が拡大中のイメージ

目次

  1. BL映画の魅力
  2. BL映画(邦画・実写化)の最新おすすめランキングTOP20~11
  3. BL映画(邦画・実写化)の最新おすすめランキングTOP10~4
  4. BL映画(邦画・実写化)の最新おすすめランキングTOP3
  5. BL映画(洋画)の最新おすすめランキングTOP10~4
  6. BL映画(洋画)の最新おすすめランキングTOP3
  7. BL漫画のおすすめアニメ化作品
  8. BL映画のおすすめまとめ

BL映画の魅力

最近では、BLが好きな人が増えてきています。BL漫画の売れ行きを受けて、BLアニメ・BL映画とBL作品コンテンツの幅もどんどん増えてきていますです。今どうしてBL映画に注目が集まっているのか、BL映画の魅力について説明します。

BL映画の魅力①越えられない壁

BL映画の魅力、それは「超えられない壁」にあります。日本でも同性愛・同性婚が徐々に認められつつありますが、その認知度、理解度はまだまだ海外に比べ水準が低いもの。同性愛というだけで嫌悪する人が多いのも事実です。しかし、そのなかなか周りに認めてもらえない、一筋縄ではいかないという高い壁が逆に2人の恋を盛り上げる要因となっています。超えられない壁を超えて叶う恋は、男女の恋愛よりもかなりの胸キュンがあります。

BL映画の魅力②感情移入

BL映画の魅力2つ目、それは「感情移入」。同性ゆえに恋心を打ち明けられず、思い悩みむ主人公たちに思わず感情移入してしまいます。感情移入しすぎて一緒に悩み、想いが成就した時には一緒に歓喜している腐女子も多いはず。感情移入しやすいからこそ、BL作品はファンが増え続けているのでしょう。受けにも色々なキャラがありますが、ちょっとなよっとした受け男子は特に女性が感情移入しやすいキャラクターなのかもしれません。

BL映画の魅力③ヒロインがいない

BL映画の魅力3つ目、それは「ヒロインがいない」ことにあります。作品によっては、2人の間を割こうとしたり、実は過去に彼女がいて…と女性が登場する展開もあります。しかし、BLなので主人公と女性が引っ付くことはありません。イケメンとかわいいヒロインが引っ付くというべたべたな展開の代わりに、イケメンとイケメンが引っ付くというきゅんとする展開が待ち受けています。

少女漫画に飽きたという人は、試しにBL作品を見てみてはいかがでしょうか。イケメン同士というだけで、テンションが上がります。

BL映画(邦画・実写化)の最新おすすめランキングTOP20~11

20位:タクミくんシリーズ そして春風にささやいて

実はBL映画は、邦画・洋画とどちらも意外と豊富に作品があります。ここではまず、最新おすすめBL映画の中でも邦画タイトルを紹介していきます。Top20~11までをご覧ください。

おすすめの邦画20位は「タクミくんシリーズ」より抜粋、「タクミくんシリーズ そして春風にささやいて」です。タクミくんシリーズとは角川ルビー文庫より出版されているBL小説。シリーズ累計売上400万部を超える人気BL小説を実写化したのがこの映画です。

主人公は葉山託生(タクミ)、高校2年生。そして、舞台となるのは人里離れた場所にある全寮制男子校。「人間接触嫌悪症」で誰にも心を開かないタクミですが、崎義一(さきぎいち)の優しさや愛情深さに触れることで徐々に心を開くようになり、2人は恋人関係へと発展していきます。

この「そして春風にささやいて」はタクミくんシリーズの実写版第一弾。タクミとギイの出会いの始まりや、2人が恋人になるまでの葛藤や苦難を描いた一番最初に見るべき作品です。2人の純愛模様にキュンキュンすること間違いなしでしょう。

19位:タクミくんシリーズ あの、晴れた青春

おすすめの邦画19位は「タクミくんシリーズ」より抜粋、「タクミくんシリーズ あの、晴れた青春」です。この邦画は、タクミくんシリーズ第5部となる実写映画。2011年8月に放映されました。

「あの、晴れた青空」では、タクミとギイが3年生になっています。2人は順調に付き合っている反面、他の生徒には秘密の人目を忍んだ関係となっていました。しかし、あることがきっかけでタクミとギイはぎくしゃくすることに。2人はどうなってしまうのか、注目の作品です。

18位:パタリロ!

おすすめ邦画18位は「バタリロ!」です。パタリロ!とは、1978年から連載されている長寿漫画。1982年にアニメ化され、2016年には舞台化されるなど長年愛され続けている作品です。そのパタリロ!の実写映画が2019年6月28日に公開予定となっています。

パタリロ!は架空の島国・マリネラ王国を舞台に繰り広げられる痛快ドタバタギャグ。少年愛を題材に描かれてはいますが、過激な表現はないためBL作品が苦手な人でも読み易い内容となっています。実写版パタリロを演じるのは加藤諒さん。金髪に黄色い軍服、濃い眉毛が原作のイメージとよく合っていると話題です。まだ公開前のため、どれほどの面白いかわからない部分が多いですが、ファンからは期待されているようです。

17位:スキトモ

おすすめ邦画17位は「スキトモ」です。2007年に公開されました。スキトモは主人公・蒼井智和を巡る青春ラブストーリー。後背であり幼馴染の斎藤ヨシキと、智和と血のつながらない妹・みさおの2人は、どちらも智和に恋心を抱いています。2人の想いを知った智和はどちらを選ぶのか…微妙な3各関係を描いたストーリーとなっています。

スキトモの注目すべきは、若手俳優だったころの斎藤工さんが出演しているところでしょう。主人公・智和を斎藤工さんが演じています。また、ヨシキ役はミュージカル「テニスの王子様」で不二周助役を演じていた相葉弘樹さんです。2人とも、ミュージカル「テニスの王子様」で共演していたこともあり、注目を集めたキャスティングだったようです。

16位:タクミくんシリーズ ~ピュア~

おすすめの邦画16位は「タクミくんシリーズ」より抜粋、「タクミくんシリーズ ~ピュア~」です。タクミくんシリーズ第4部となる実写映画で2010年12月に放映されました。この「~ピュア~」はタクミとギイではなく、本編のサブキャラクー三洲新と真行寺兼満がメイン。タクミくんシリーズのスピンオフ的な作品となっています。

三洲の猛烈アタックにより恋人関係になった2人ですが、2人は多忙ゆえにすれ違ってばかり。なかなか恋人として会えないことから、徐々に気持ちまですれ違い始めてしまいます。そんな中、真行寺に恋のライバルが出現。2人の関係はいったいどうなってしまうのか…?

15位:ダブルミンツ

おすすめの邦画15位は「ダブルミンツ」です。中村明日美子先生によるBL漫画を2017年に実写映画化しました。内容は恋愛よりではなく、暴力や犯罪が描かれるダークBLと呼ばれる部類のもの。市川光央(みつお)が殺人を犯したことにより、壱河光夫(ミツオ)の人生も狂っていきます。同じ「いちかわみつお」と言う名を持つ同級生2人が織りなす共依存の極地を描いたストーリー。


BL作品を言うことを忘れそうになるほど、面白い作品です。暴力的な表現も含まれているため、純粋な恋愛BL映画を見たい人にはあまりおすすめできませんが、鬼気迫るストーリーが好きな人にはおすすめです。

14位:タクミくんシリーズ 美貌のディティル

おすすめの邦画14位は「タクミくんシリーズ」より抜粋、「タクミくんシリーズ 美貌のディティル」です。タクミくんシリーズ第3部となる実写作品で、2010年1月に放映されました。美貌のディティルはタクミくんシリーズの中でも一番人気。発売されたDVDはオリコンデイリーランキングDVD映画部門で第1位を獲得しました。

舞台となるのは3年生。3年に進級した2人は寮の部屋が離れ離れになってしまいます。そんな折、タクミはギイから「しばらく会わないでおこう」とそっけない態度で突き放されてしまいます。ギイから飽きられたと思い込んだタクミはショックのあまり完治したはずの人間接触嫌悪症が再発してしまいます。

タクミとギイの関係がどうなってしまうのか、ギイはなぜタクミに冷たい態度をとったのかが気になる作品です。すれ違い苦悩しながらも、最終的にはさらに仲の深まる2人の純愛模様を楽しんでください。

13位:どっちもどっち

おすすめの邦画13位は「どっちもどっち」です。柊のぞむ先生が描いたBL漫画を2014年10月に実写映画化しました。主人公の2人はどっちも超スーパーエリートです。A棟とB棟に分かれたツインビルでそれぞれトップを張るライバルの2人が、ひょんなことからベッドを共にすることに。2人はどちらが上でどちらが下かを争い始めます。イケメン×イケメン、攻×攻、ドS×ドSを楽しめる作品。最終的にどっちが勝つのか、必見です。

12位:純情

おすすめの邦画12位は「純情」です。原作は、富士山ひょうた先生で、2006年から2008年にかけてダリアで連載。2010年に実写映画化されました。

主人公は戸崎圭祐、ゲイのフリーライター。ストーリーは戸崎が偶然初恋の相手である倉田将成に再開するところから始まります。戸崎が昔想いを寄せていたことを知っていた倉田は、興味本位で戸崎に「抱かせてくれ」と迫ります。かつての想い人であったためか、戸崎は関係を持ってしまうことに…。ずるずると始めた関係ですが、いつしか2人はお互いに惹かれていきます。2人はきちんとした恋人関係に発展するのか、注目の作品です。

11位:愛の言霊

おすすめの邦画10位は「愛の言霊」です。原作は紺野けい子先生によるBL漫画。2007年に実写映画化され、2010年には続編となる「愛の言霊 〜世界の果てまで〜」が公開されました。

最初はいけ好かない奴と反発し合う2人ですが、お互いを知り合っていくうちに徐々に惹かれていきます。もどかしくも爽やかな愛を奏でる作品です。

BL映画(邦画・実写化)の最新おすすめランキングTOP10~4

ここからはついに最新おすすめBL映画Top10~4を発表します。どれもおすすめすぎて順位の甲乙つけがたいものばかりです。

10位:セブンデイズ

おすすめの邦画10位は「セブンデイズ」です。原作漫画は橘紅緒先生原作、宝井理人先生作画。「このBLがやばい!2010年腐女子版」ではコミック編5位にランクインし、注目を集めました。実写映画化されたのは2016年。「セブンデイズMONDAY→THURSDAY」と「セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY」で2部作となっています。

セブンデイズはタイトルの通り、7日間がキーになってきます。主人公は弓道部所属の篠弓弦。弓弦は弓道部の後輩・芹生冬至に興味本位から「俺と付き合ってよ」と告白してしまいます。芹生冬至には月曜日の一番最初に告白した人と必ず付き合ってくれる、でも1週間で別れてしまうとの噂が…。はたしてその噂は本当なのか。1週間後、2人の関係はどう変化しているのか?本当の愛とは何なのかを考えさせられる純愛ラブストーリーです。

9位:弟の夫

おすすめの邦画9位は「弟の夫」です。原作は田亀源五郎先生による漫画。第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞や、第47回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞するなどした注目の高い作品です。2018年3月に佐藤隆太さん主演で放送された最新実写ドラマです。

娘を男手一つで育てるシングルファーザー・折口弥一と、弟の結婚相手であったカナダ人の男・マイク、そして弥一の1人娘・夏菜との奇妙な共同生活。恋愛ものというよりは、心温まるホームドラマです。また、同性愛や同性婚などについても考えさせられる作品です。

8位:飴とキス

おすすめの邦画8位は「飴とキス」です。原作は秋平しろ先生。2015年に実写ドラマ化されました。主人公は小さい頃から貧弱でブサイクでモテたことなどないショップ店員・前田大希。大希はファッションビル本部社員・楊井春久に片思いをしています。そんなある日、大希は春久に勢いで告白してしまいます。

甘酸っぱい純愛を描いたラブストーリー。見終わったあとは心がほっこりとしてしまいます。

7位:花は咲くか

おすすめの邦画7位は「花は咲くか」です。原作は日高ショーコ先生。2016年に発刊され、累計発行部数35万部を超える大ヒットBL漫画です。2018年2月に実写化された最新映画です。

主人公は桜井和明・37歳。和明はある日、美しくも不愛想で無口な青年・水川蓉一と出会います。蓉一は19歳。幼いころに父と母を亡くしており、1人で古く美しい日本家屋に住んでいます。あることがきっかけで蓉一の元へと通うようになった和明。最初は蓉一のことを始めは気に入らないと思っていましたが、いつしか自分にだけ心を開いている蓉一のことを可愛いと思うようになっていきます。

次第にお互いの気持ちを分かり合っていきますが、年の差や同性と言うしがらみからなかなか2人の関係は前へと進めません。2人の関係は前に進むことができるのか…?不器用な純愛を描いた美しい愛の物語です。BLドラマCDもあるので、合わせて見聞きしたいと言われている作品です。

6位:宇田川町で待っててよ。

おすすめの邦画6位は「宇田川町で待っててよ。」です。原作は秀良子先生。2012年に発刊され、2015年に実写映画化されました。

主人公・百瀬はある日、人通りが多い街中でクラスメイトの八代が女装をしている姿を目撃しています。驚くと同時に、八代の女装姿から目を離せない百瀬。その日から、百瀬は八代のことばかり考えてしまうようになります。女装が趣味の男子・八代と一途な想いを募らせる百瀬の不器用な青春ラブストーリー。自分の気持ちに戸惑いながらも想いに真っすぐな百瀬に注目です。

5位:どうしても触れたくない

おすすめの邦画5位は「どうしても触れたくない」です。原作はヨネダコウ先生。2008年に刊行され、2014年に実写映画化されました。

主人公は嶋俊亜季。嶋は前の職場でゲイと噂になり、転職してきます。転職初日、嶋がエレベーターで出会ったのは無遠慮だけれど人がいい外川陽介。最初、嶋は世話焼き体質の外川を鬱陶しく思いますが、仕事ができる所や人柄の良さに徐々に惹かれていきます。恋人から手酷い扱いを受けた過去からもう恋愛はしないと思っていた嶋ですが、ある日外川と一線を越えてしまいます。

嶋は無口で不器用で根暗ですが、どこか放っておけません。対照的な2人の想いが通じ合うまでがもどかしく、そして、やっと想いが通じた後も色々と難関がまち受けています。簡単にハッピーエンドを迎えさせてはくれません。難関が多いからか、ついつい2人の恋を応援したくなる作品です。BLドラマCDもあるので、そちらも合わせて楽しんでください。

4位:おっさんずラブ

おすすめの邦画4位は「おっさんずラブ」です。2018年4月から6月にかけて放送されていました。BLを取り入れたドラマながら、注目を集め大人気に。2019年8月23日からは映画が公開されることが発表されています。劇場場タイトルは「劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜」。キャストはドラマ版の配役がそのまま続投され、ドラマのその後が描かれる予定のようです。

結婚適齢期の主人公・春田創一は真面目で優しく、人当たりもいいのになぜか女性からはモテません。その上、何故か同じ職場の上司・黒澤武蔵から恋心を抱かれています。そして、春田に密かに想いを寄せる男がもう一人。会社の後輩・長谷川幸也です。

春田は黒澤と幸也、2人の同性から告白されることに。同性からの告白に戸惑いながらも、いつしか春田は彼らの想いに応えるようになっていくのでした…。笑いあり、涙あり、修羅場ありの純情ラブストーリー。春田が最後にどちらを選ぶのか、必見です。

BL映画(邦画・実写化)の最新おすすめランキングTOP3

3位:ポルノグラファー

ここからは最新おすすめBL映画(邦画)Top3~1タイトルを紹介していきます。どの作品も素晴らしいものばかりです。一度は必ず耳にしたことがあるであろうのあるタイトルが集結しています。

最新おすすめの邦画3位は「ポルノグラファー」です。原作は丸木戸マキ先生。2016年に発刊され、2019年にフジテレビオンデマンドにてドラマ放送されました。

主人公は官能小説家である木島理生と大学生の青年・久住春彦。ある日、春彦は自転車を運転していたところ、歩いていた木島にぶつかり右腕に怪我をさせてしまいます。怪我をさせたことで焦る春彦に木島は、怪我の慰謝料や治療費の代わりに執筆作業の手伝いをすることを提案します。淫らで艶めかしい文章を代筆するうちに、春彦は木島でエロイ妄想をしてしまうように…やがて春彦は木島に惹かれるようになっていきます。

大人の余裕のようなものを見せ、本心をなかなか見せない木島。そんな木島の心を純情な春彦が徐々に開かせていきます。エロく切なく甘いストーリー。史上最速で100万回視聴を達成した人気の作品を是非ご覧ください。続編となる「インディゴの気分」も必見です。

2位:キズモモ。

最新おすすめの邦画2位は「キズモモ」です。2011年に映画化されました。BL作品が苦手な人でも楽しめる内容となっています。

主人公・冨田アキはある日、愛用の自転車で旅に出かけます。その旅先で、アキは幼馴染の親友とそっくりの青年・斎藤将也と出会うことに。この出会いは偶然なのか、それとも必然なのか…。アキがさまざまな人と出会い、関わっていくことで成長していく姿を描くヒューマンドラマです。

1位:ひだまりが聴こえる

最新おすすめの邦画1位は「ひだまりが聴こえる」です。原作は文乃ゆき先生。2014年に刊行され、2017年に実写映画化されました。

主人公は難聴を患っている大学生・杉原航平。航平は耳のこともあり、大学も周囲に上手くなじむことができず、いつしか人と距離を置くようになっていました。そんな時、出会ったのが佐川太一です。太一は航平とは真逆で明るく元気でムードメーカー的な存在。太一と出会ったことで、航平の人生は変わっていきます。2人の友情・愛情に心揺さぶられる感動作。ラストは心が温かく、穏やかな気持ちになる映画です。

BL映画(洋画)の最新おすすめランキングTOP10~4

ここからは最新おすすめBL映画の中でも洋画に焦点を当てていきます。まずは、おすすめの洋画Top10~4までを紹介。

10位:太陽と月に背いて

おすすめの洋画10位は「太陽と月に背いて」です。原作はクリストファー・ハンプトンさんによる小説。若かりし頃のレオナルドディカプリオが主役を演じています。お世辞にも美しいとは言えない中年男性と若い美男子の恋愛悲劇。許されざる2人の恋の行方が気になる洋画作品です。

9位:ぼくを葬る

おすすめの洋画10位は「ぼくを葬る(おくる)」です。突如余命3カ月であることを突きつけられた31歳の若く美しい青年・ロマンが主人公です。死を突きつけられたロマンは、自分の運命を受け入れ残された人生を生き抜きます。ロマンが命尽きるまでにとる行動とは…一人のゲイの男性の残された人生を描いたヒューマンドラマです。

8位:インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

おすすめの洋画8位は「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」です。原作は「夜明けのヴァンパイア」という小説。カルフォルニア州サンフランシスコを舞台に、物語は進んでいきます。

自分のことをヴァンパイアだと語る男・ルイにインタビューをするライターのダニエル。ルイはどうして自分がヴァンパイアとなったのかのダニエルに語っていきながら、その半生を描いたストーリー。ルイをヴァンパイアに変えた男・レスタト役をトム・クルーズ、ルイ役をブラッドピットが演じています。豪華は配役にも注目です。

7位:ブロークバック・マウンテン

おすすめの洋画7位は「ブロークバック・マウンテン」です。1963年から1983年までの20年間の間、惹かれ合った2人の男の姿を描いた純愛作です。本当の愛とはなんなのかを追求し、ゲイ差別にも焦点を当てています。低予算で制作されたにも関わらず、アメリカでは大ヒット。記録的な評価と興行収入をもたらした話題の作品です。

6位:君の名前で僕を呼んで

おすすめの洋画6位は「君の名前で僕を呼んで」です。2017年イタリア・フランス・ブラジル・アメリカの4か国が集結して作った合作です。1983年の北イタリアが舞台となっています。

主人公は17歳の青年・エリオ。エリオはあることがきっかけで出会ったオリヴァーをはじめは嫌悪するものの、共に過ごしていくうちにオリヴァーに惹かれていきます。6週間と短い期間で急速に紡がれていく2人の恋愛模様。批評家たちにも絶賛されたという注目の洋画作品です。

5位:バッド・エデュケーション

おすすめの洋画5位は「バッド・エデュケーション」です。舞台はフランシスコ・フランコ政権時代のスペイン。抑圧的な神学校に通う2人の少年が、神父によって性的虐待を受ける悲痛な姿や、友情と初恋を大切にする姿が描かれています。また、少年たちが成人して再会したあとの様子が交錯して描かれています。過去を回想する形で秘密が明かされていくサスペンス風ストーリーです。

4位:マイ・プライベート・アイダホ

おすすめの洋画5位は「マイ・プライベート・アイダホ」です。舞台はポーランド。孤児と裕福という対照的な生い立ちの少年2人が出会い、恋をしていきます。また、ストーリー中には売春、同性愛、ドラッグ、近親相姦、ナルコレプシーと重たい設定が施されていますが、映像はとても美しく表現することで中和されています。思わず少年2人に感情移入いてしまう作品です。

BL映画(洋画)の最新おすすめランキングTOP3

ここからは最新おすすめBL映画(洋画)Top3~1を紹介。BL映画(洋画)の中でも特に注目・評価が高かったものばかりです。

3位:アナザー・カントリー

最新おすすめの洋画3位は「アナザー・カントリー」です。舞台となるのは1932年、第一次世界大戦後の夏。イングランドの全寮制パブリックスクール内で物語は進んでいきます。主人公は自由主義者のガイ。ガイはゆくゆくは外交官になり、大使館に務めるという輝かしい未来が約束された青年です。

しかし、ガイの人生はある美少年に一目惚れしたのち、同性愛者ということがバレてまったことから絶望の淵へと落ちて行きます。同性愛者に対する偏見、主義の傾倒が強かった時代を描いた作品です。

2位:オスカー・ワイルド

最新おすすめの洋画2位は「オスカー・ワイルド」です。イギリスで1997年に制作されました。主人公は作家オスカー・ワイルド。作家として功を奏した功を奏し、妻子もいるオスカーですが、30歳を過ぎたあたりから突如同性愛に目覚めます。16歳も年下の少年アルフレッドに恋をしたオスカー。しかし、2人の恋の行く末は決してハッピーエンドではないものでした。

1位:モーリス

最新おすすめの洋画1位は「モーリス」です。1913年に執筆された小説を、1987年実写映画化しました。舞台は20世紀初頭のイギリス。同性愛が犯罪とされる時代に、モーリスとクライヴの青年2人が惹かれ合っていきます。しかし、惹かれ合いながらも肉体関係を結ぶことは決してせず、つかず離れずの関係。

やがて大人になった2人は欲求と規則との間で苛まれることとなります。いつまでもつかず離れずの2人の関係はどうなってしまうのでしょうか?最後まで目を離せない作品です。

BL漫画のおすすめアニメ化作品

腐女子のバイタルともいえるBL本。最近では人気のあるBL本はアニメ化される傾向にあります。アニメ化されたBL作品はどのようなものがあるのでしょうか。アニメ化された中でも特に人気の高い作品をおすすめしていきます。

アニメ化作品①抱かれたい男1位に脅されています。

2018年10月から12月にかけて放送されたBLアニメ「抱かれたい男1位に脅されています。」。通称・だかいち。原作者は桜日梯子先生です。2013年7月31日に第1巻が刊行されてから、現在までに第6巻刊行されています。もともと人気のある作品だっただけに、アニメ化が発表された時はかなり話題となりました。DVD/BDは発売直後、オリコン週間アニメランキングで1位を飾りました。

主人公はある雑誌の特集企画「抱かれたい男1位ランキング」1位の座を5年連続で守り続けてきた芸歴20年のベテラン俳優・西條高人。高人は今年も自分が1位であると疑っていなかったところを、芸歴3年の新人俳優・東谷准太に1位の座を奪われ、2位に陥落してしまいます。

1位の座を奪われたことから、准太に敵意剥き出しの高人。しかし、准太と周囲のごり押しにより、高人は准太と2人で飲みに行く羽目になってしまいます。そして、飲みの場で高人は醜態を晒してしまいます。

お詫びのつもりで何でも言うことを聞いてやるという高人。すると准太は「高人さんを下さい」と高人に欲情するのでした。この後、最初は准太のことを高人は煙たがりますが徐々に准太に惹かれていき両想いへと発展していきます。推しの強く束縛の強い准太と、ツンデレの高人の絡みが純粋に面白いと同時に、セクシーなシーンが丁寧に描かれています。BL好きなら絶対読むべき作品であり、見るべきアニメです。

アニメ化作品②テンカウント

2013年8月号から2017年12月号にかけてディアプラスで連載されていたBL漫画「テンカウント」。単行本は全6巻発売され、シリーズ累計売上は220万部を突破している大人気作品です。原作者は宝井理人先生。内容もさることながら、絵がタッチが繊細で美しいことでも人気を集めています。

漫画自体は2018年3月に発刊された第6巻で最終回を迎えています。そして2019年、最終回を迎えてなお人気が高かったテンカウントがついにアニメ化されることが発表されました。まだ、アニメ版のキャストの発表はされていませんが、ドラマCDでキャストを務めた立花慎之介さん(城谷役)と前野智昭さん(黒瀬役)が最有力と考察されているようです。

主人公は不潔恐怖症の城谷忠臣。いわゆる潔癖症ですが城谷の場合はかなり重度で、手袋をしなくては物が触れず、外の物は家に持ち込めない、人に触れるのも触れられるのもダメ、外食は絶対に出来ないというレベルです。そんなある日、偶然出会った臨床心理士の青年・黒瀬陸に不潔恐怖症であることを見抜かれてしまいます。その後、城谷は黒瀬から個人的なカウンセリングを受けることに。

近づきそうで近づかない2人の関係。城谷が黒瀬に心を開く日はやってくるのか、黒瀬が城谷に近づいた本当の理由は何なのか。2人の脆く危うい関係性に注目です。エロ描写もそこまで多い方ではありませんが、絵のタッチからかかなりセクシーに見えてしまいます。アニメが放送されるのは2020年。BL好きにとっては見逃せない作品です。今から心待ちにしましょう。

アニメ化作品③ひとりじめマイヒーロー

作者・ありいめいこ先生で2011年6月よりgateauにて連載が続いているBL漫画「ひとりじめマイヒーロー」。単行本は8巻まで刊行されており、人気を集めています。アニメは2017年7月から9月にかけて放送されていました。

主人公はヘタレヤンキーの勢多川正広。金髪にピアスと派手な見た目ですが、根は優しく自分に自信を持てないヘタレです。自分の存在意義、居場所を求め悩んでいます。

そんなある日、正弘は‘‘熊殺し‘‘の異名を持つ高校教師・大柴康介と出会います。康介の強さと優しさに憧れ、尊敬の意を抱く正仁。しかし、いつしかそれは恋心であることを自覚していきます。一度は正弘のことを突き放す康介でしたが、不器用で甘え下手で1人で抱え込んでしまう正弘のことをだんだん幸せにしてやりたいと思うようになります。

甘く切ない2人の恋模様にきゅんとくる作品です。また、2人を周りに集まる個性豊かなキャラクターたちにも注目です。恋愛・人情・友情とたくさん詰まったアニメと原作漫画を一度見てみてはいかがでしょうか。

アニメ化作品④恋するシロクマ

月刊コミックジーンにて2015年7月から連載されている漫画「恋するシロクマ」。単行本は4巻まで発刊されています。アニメ化されたのは2017年3月。上映時間1分間のぷちアニメとして映画館で予告編前に上映されているようです。他にも、YouTubeやgyaoでアニメが配信されています。

また、タイトルにあるように主人公はシロクマ。人間ではなく、オスシロクマの恋愛模様を描いた珍しい作品です。捕食者であるシロクマが捕食される側であるアザラシ(オス)に恋をしたことから物語は始まります。シロクマさんの突然の求愛に怯え震えるアザラシと性別や種族の違いにとらわれることなくアザラシ君。ちぐはぐな2匹の恋愛模様がクスリと笑えておもしろいです。

エッチな描写は一切ないですし、動物しか出てこないため、人間同士のBL作品やエッチな描写がある作品は苦手という人でもこのアニメなら見られるはず。また、アザラシ君とシロクマさんだけでなく、ペンギンとシャチの恋愛模様も繰り広げられます。どちらの組み合わせも一方の片思いのようですが、見ていてほっこりしてしまいます。

シロクマさんの想いはいつかペンギンクン君に届くのか…?1話だけでも楽しめるので、一度見て見てはいかがでしょうか。

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BL映画のおすすめまとめ

いかがだったでしょうか。ここまで、最新おすすめBL映画をご紹介してきました。同性愛というものにまだまだ抵抗が強い日本社会。しかし、同性同士であったとしても、誰かを愛する気持ちはみな同じです。むしろ、同性同士で試練が多いからこそ愛が深いのかもしれません。BL作品は面白いと同時に、性的指向についても考えさせられるものが多いです。同性愛をより深く理解するためにも、一度最新おすすめBL映画を見てみてはいかがでしょうか。

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