アマデウスのサリエリとはどんな人物?実際のモーツァルトとの関係を考察

映画『アマデウス』はオーストリア皇帝に仕えるサリエリの前に現われた天才作曲家“アマデウス”“モーツァルト”を取り巻く人間模様を描いた映画作品です。サリエリはモーツァルトの音楽的才能は認めるが人間としては好きになれずにいました。天才的に作曲をするモーツァルトに対する感情が、サリエリを苦悩の道へと運び、悲劇を生みます。一方モーツァルトも依頼を受けていた「レクイエム」も体調不良により完成しないで他界します。今回の記事では、サリエリとモーツァルトの関係を映画『アマデウス』を通じて考察していきます。

アマデウスのサリエリとはどんな人物?実際のモーツァルトとの関係を考察のイメージ

目次

  1. 映画『アマデウス』とは?
  2. 映画『アマデウス』のサリエリとは
  3. 映画『アマデウス』のサリエリとモーツァルトの関係を考察
  4. 映画『アマデウス』の見どころ
  5. 映画『アマデウス』に関する感想や評価
  6. 映画『アマデウス』についてまとめ

映画『アマデウス』とは?

映画『アマデウス』はブロードウェイの人気舞台をミロス・フォアマン監督が映像化した映画作品です。アメリカ本国では1984年9月19日公開。日本では翌年の1985年2月16日公開されました。当初公開された映画『アマデウス』は158分でしたが、その後、2002年に20分のカットを乗せた180分の「ディレクターズ・カット」も公開されたほど評判の高い映画です。

映画『アマデウス』の基本情報

映画『アマデウス』は、ミロス・フォアマン監督により、1984年に製作され、アメリカで公開されたアントニオ・サリエルを中心とした歴史的音楽家たちの物語を描いた映画です。本作はアカデミー賞において作品賞・監督賞・主演男優賞・脚色賞・美術賞・衣装デザイン賞・メイクアップ賞・音響賞の8部門受賞。また、英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞では各4部門受賞。1985年に公開された日本では、日本アカデミー賞も受賞しています。

映画『アマデウス』の予告編

映画『アマデウス』の予告編動画になります。予告編の中でも使われていますが、「ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルト」の曲は今なお親しまれている名曲ばかりです。映画『アマデウス』ではそんなモーツァルトの名曲が惜しみなく使われています。

また、中世ヨーロッパ時代の豪華な衣装や美術が観れることも最大の魅力です。映画『アマデウス』をまだ鑑賞していない方は、ぜひ予告編から視聴してみてください。映画『アマデウス』の美しさ、豪華さに虜になること間違いありません。

映画『アマデウス』のあらすじ

映画『アマデウス』の舞台となるのは1823年のウィーンでの出来事。それは寒い季節、11月のある夜のことでした。自殺を図った老人「アントニオ・サリエリ」は運ばれた病院のベッドの上で「許してくれ、モーツァルト…。君を殺したのは私だ…。」と謝罪の言葉を言い続けていました。精神病院に運ばれていたサリエリの元に、神父フォーグラーが訪れ、サリエルから話を聞こうとしています。

最初は、神父フォーグラーを疎ましく思っていたサリエルですが、時間の経過とともに重い口を開き、ようやく話し始めました。それはとても長い、長い、サリエルが天才作曲家「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」に出会ったことによって、変わってしまった驚愕すべき人生の話の始まりだったのです。

監督はミロス・フォアマン

ミロス・フォアマン・1932年2月18日・チェコスロバキアはチャースラフに生まれます。両親を早くに亡くしたため、親せきや友人の家を転々としながら生活をしていました。1951年にプラハの国立映画学校で学びチェコ・ヌーヴェルヴァーグの一員として活動を始めます。1968年のプラハの春以降、渡米移住して1977年にはアメリカの市民権を取得。コロンビア大学の映画学科の教授として就任します。

本作映画『アマデウス』以前にも、1975年映画『カッコーの巣の上で』でアカデミー賞監督賞を受賞しています。ミロス・フォアマン監督は伝記映画を得意分野とされていて、1996年には映画『ラリー・フリント』・2006年には『宮廷画家ゴヤは見た』と実在した人物の伝記を映画化しています。伝記映画に定評のあるミロス・フォアマン監督ですが、2018年4月13日に病気のため逝去されました。

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映画『アマデウス』のサリエリとは

映画『アマデウス』に登場する「サリエリ」とはイタリアのレニャーゴに実在していた「アントニオ・サリエリ」という人物です。1750年8月18日から1825年5月7日の間に実在した人です。サリエリはローマ皇帝・オーストリア皇帝に仕える音楽家(宮廷楽長)でもあり、作曲家・音楽家を育てる名教育家でもあります。この章では、名教育者「サリエリ」を考察していきます。

サリエリは偉大な音楽家

オーストリア皇帝に仕える宮廷楽長を36年間も務めあげたアントニオ・サリエリは教会のオルガニストに就いていた兄から音楽の手ほどきを受けます。後に、宮廷音楽家のフローリアン・レオボルト・ガスマンと出会うことになり、24歳の時に宮廷作曲家としてオーストリア皇帝に仕えることになります。

アントニオ・サリエリは作曲家・音楽家の名教育者として名を馳せ、周囲の人たちから尊敬される人格者になりました。そして神聖なる『ムジークフェライン(ウイーン楽友協会)』のホールの設計にも携わっているほど、音楽界で権威があった人物です。

サリエリはベートヴェンたちの師匠

アントニオ・サリエリを師匠として音楽の技術を施され、サリエリの作曲技法を用いて活躍した有名な音楽家たちがいます。それは「ベートヴェン」「シューベルト」「リスト」「チェルニー」「フンメル」たちです。特にベートヴェンに至っては、人との衝突が後を絶たない状態だったのですが、サリエリに対しては違いました。

サリエリとベートヴェンの仲が良かった証しに「ヴァイオリンソナタ第1番~第3番」があります。この曲はベートヴェンからサリエリに捧げられた楽曲でした。後世の現在はベートヴェンやモーツァルトの方が有名ですが、その先には「アントニオ・サリエリ」と言う指導者が居たことはあまり知られていません。

サリエリは慈善活動に熱心だった

また、アントニオ・サリエリは「慈善活動」にも熱心でした。サリエリ自身が早くに両親を亡くし、その後北イタリアで暮らしていた時のことです。1766年に北イタリアに訪れていたフローリアン・レオポルト・ガスマンの目に留まったサリエリは、ガスマンに薦められて一緒にウィーンに行きます。そこで音楽家としてのガスマンに指導を受けガスマンの後継者として宮廷楽長になります。

その時のガスマンへの恩義を忘れないようにと、サリエリも宮廷楽長としての地位と名誉を使いながら、才能が有りながらも経済的に困窮な音楽家たちへの支援に尽力していきます。

映画『アマデウス』のサリエリとモーツァルトの関係を考察

映画『アマデウス』の中では敵視する画面も多々ある「サリエリ」と「モーツァルト」ですが、実際にはその関係はどうだったのでしょうか。サリエルがモーツァルトに依頼したとされる「レクイエム」ですが、本当にサリエルが作曲を依頼したのでしょうか。この章では「サリエリ」と「モーツァルト」の関係を考察していきます。

関係①サリエリはモーツァルトを嫌っていなかった?

映画『アマデウス』の中では「サリエリがモーツァルト(ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト)を嫌っていたのでは?」とされていますが、今回はサリエリが本当に嫌っていたのかを考察していきます。

調べて行きますと、これは当時のサリエリとモーツァルトの対立を脚色し、描いています。実際にはサリエリがモーツァルトを嫌っていたのではなく、イタリア派の音楽家たちと、ドイツ派の音楽家との対立に、サリエルとモーツァルトが巻き込まれていたのです。

モーツァルトの死後に出て来た書簡の中に「音楽家としてのキャリアを阻もうとするイタリア人音楽家がいる!」と記されています。そしてこの事をヨーゼフ皇帝に吹聴していたことも判明したのです。結論として、サリエリがモーツァルトを嫌っていたという根拠はありません。

関係②サリエリとモーツァルトは仲が良かった?

サリエリとモーツァルトですが、サリエリがモーツァルトを嫌っていなければ、本当は仲が良かったと考えられます。では、事実はどうだったのかを考察します。これは、お互いを高めあう関係性だったのではないかと言われています。サリエリはモーツァルトのオペラ『魔笛』を観劇に行き、感銘を受け、何度も「ブラボー!」「ブラボー!」と賛辞を送っています。

この事は妻に書いた手紙にも残っているのです。そして1791年、サリエリよりも若くしてこの世を去ったモーツァルトの葬儀に参列。1793年1月2日、サリエルはゴットフリート・ヴァン・スヴィーテン男爵の依頼でモーツァルトが作曲した遺作『レクイエム』を初めて演奏しています。

関係③サリエリはレクイエムの作曲をリクエストしていない?

映画『アマデウス』の中でモーツァルトに『レクイエム』の作曲を依頼する黒い覆面の男が出て来ます。この男が「サリエルでは?」と言われているのですが、本当にサリエルなのか、全くの別人なのかを考察していきます。そして『レクイエム』の曲も考察していきます。

映画『アマデウス』の中では、〝サリエルがモーツァルトを殺し、彼に依頼していた『レクイエム』をサリエルが葬儀場で弾く。そしてモーツァルトの葬儀に来た市民に「モーツァルト」ではなく、「サリエリ」の才能を知らしめよう。”と計画したのです。そして、モーツァルトは宮廷オペラから大衆オペラへと移籍させられました。

生活が困窮して『レクイエム』の作曲を断れなかったモーツァルト。彼の頭の中は『レクイエム』に支配されて行きます。『レクイエム』に狂喜乱舞するモーツァルトは、次第に体力を失い帰らぬ人となっています。そして『レクイエム』の楽譜はモーツァルトの妻コンスタンツェが隠してしまいます。

映画の中ではサリエリが依頼している『レクイエム』ですが、本当の依頼主は「フランツ・フォン・ヴァルゼック伯爵」ということが判明します。彼が若くして先立たれた妻への追悼のために、当時名前を馳せていた作曲家のモーツァルトに依頼したのです。

そしてヴァルゼック伯爵が「フランツ・アントン・ライトゲープ」をモーツァルトの元に使いに行かせました。その事柄は1964年に出て来た書簡で判明しています。モーツァルトが亡くなった時点では未だ『レクイエム』は完成していませんでしたが、モーツァルトの弟子「ジュースマイヤー」が補筆を行い、完成させています。

関係④サリエリはモーツァルトを殺していない?

モーツァルトに対して嫉妬していたとされるサリエリは、本当にモーツァルトを殺していないのでしょうか。「殺した」と囁かれている根拠と「殺していない」と言われている根拠を踏まえたうえで、考察していきます。先ず、「殺した」と囁かれている根拠について考察します。映画『アマデウス』の原作で1979年初演の戯曲『アマデウス』ではサリエリがヒ素を使用してモーツァルトを「毒殺」しています。

映画『アマデウス』ではサリエリ(黒い覆面の男)がモーツァルトに、鎮魂曲『レクイエム』の作曲を依頼し、精神的・肉体的に追い詰めて滅ぼしていきます。そして何より、映画『アマデウス』の冒頭においてサリエリ自身が「許してくれ、モーツァルト!君を殺したのは私だ!」と何度も繰り返し言っています。これではやはりサリエルが殺したのではないかと疑います。

次に、「殺していない」という根拠です。映画『アマデウス』では描かれていませんが、実在したサリエリは音楽家の卵の育成に大変熱心でした。前出にも記しましたが、ヴェートーベンをはじめとする著名な作曲家たちの他に、モーツァルトの弟子「ジュスマイヤー」やモーツァルトの4男の「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト2世」の育成もしています。

本当にサリエリが「自分より才能が有るから」と言って、嫉妬心からモーツァルトを殺したのであれば、サリエリ自身を越える恐れのある、音楽家たちの育成に力を注ぐはずもありません。また、ロッシーニにも直接「モーツァルトを本当に毒殺したのか?」と聞かれたサリエリは毅然とした態度で否定したというエピソードがあります。

モーツァルトの死後、殺人者扱いを受けたサリエリは疲労困憊していました。しかし、モーツァルトの曲を演奏したり、『魔笛』を高評価したりと、モーツァルトの才能を認め、親交を深く持っていたことが明らかとなっています。とすれば、サリエリがモーツァルトを「殺す」ことは考えられません。以上、サリエリとモーツァルトの関係を考察しました。

映画『アマデウス』の見どころ

映画『アマデウス』は音楽家「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」の生涯を綴った映画であると共に「アントニオ・サリエリ」の半生を綴った伝記映画です。この2人の音楽家の姿を通して、超一流の文化・芸術に触れられることが出来ます。映画『アマデウス』の史上最高、壮大なエンターテインメントの見どころを紹介していきます。

見どころ①壮大な音楽の演奏

映画『アマデウス』の中で贅沢ふんだんに流れている曲は、もちろん「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」が作曲した作品です。普段TVで何気に流れている曲も、実はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが手掛けた曲だったことを改めて知る良い機会になります。

そして、映画『アマデウス』でモーツァルトに扮するトム・ハルス(写真上)もこの映画のためにピアノを猛特訓しています。劇中、ある舞踏会にて、手を後ろ向きにピアノを弾く場面があります。その場面も吹き替えることなく、トム・ハルス自身が弾く、という凄い技を見せてくれています。勿論、オーケストラを従えて演じる場面も見応えがあります。

そして映画『アマデウス』の音楽の指揮を執ったのは、イギリス音楽界の巨匠「ネヴィル・マリナー」です。ネヴィル・マリナーはミロス・フォアマン監督の熱烈なオファーに賛同し音楽の担当をしてくれることになったのです。その時にネヴィル・マリナーは「劇中で使うモーツァルトの音楽に、たった一つの音符も変えないこと」を条件に出したそうです。

見どころ②サリエリの物語

映画『アマデウス』は「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」の物語なのですが、モーツァルトを語る上で「アントニオ・サリエリ」は必要不可欠な存在です。「凡庸で天才を憎む音楽家と、天才で人を見下す音楽家」と、サリエリとモーツァルトを語った言葉は有名です。モーツァルトとの出会いにより、宮廷でのサリエリの立場も危うくなり、嫉妬心から殺意を抱いてしまうのです。

映画『アマデウス』の中で、サリエリは変装して、多忙な日々を送るモーツァルトに『レクイエム』を依頼します。そして追い詰められたモーツァルトは、倒れてしまうのです。しかし、サリエリは倒れてしまったモーツァルトを見捨てることが出来ず、ベッドで横たわるモーツァルトの元で『レクイエム』の楽譜に、言われた通りの音符を書き込んでいきます。

サリエリはモーツァルトを追い詰める為に『レクイエム』を依頼したはずなのに、モーツァルトを捨てきれない友情と憎悪が、今度はサリエリ自身を悩ませていきます。映画『アマデウス』は天才音楽家モーツァルトの物語と同時に凡庸な天才音楽家サリエリを描いた物語です。サリエリの揺れ動く感情も見どころです。

見どころ③映像や美術、衣装

アカデミー賞において、映画『アマデウス』は8部門受賞するという偉業を成しています。その中には美術監督賞・衣装デザイン賞も含まれています。モーツァルトやサリエリが生きていた中世ヨーロッパ時代は、階級ごとに衣装が違います。劇中の人たちは上層階級の人たちなので、衣装も豪華絢爛。この頃の女性の流行のヘアスタイル「タワー」は高さ0.6~1.8mほど。装飾品も盛り沢山に着けるのが主流です。

中世ヨーロッパ時代の男性は、社交の場に訪れる時、リボンやレースのついた衣装を身に付け「アロンジュ」という鬘を着けて正装していたのです。また、上層階級の人たちは仮面を着けて舞踏会を開いたりすることも度々あり、劇中でも再現されています。

映画『アマデウス』で登場する「オペラ劇」ですが、本当の歴史的建造物の「オペラ座」での撮影でした。そこに、本物の蝋燭に火を灯してシャンデリアを吊るしたという、電気のない時代の照明をリアリティに再現していたのです。映画『アマデウス』の衣装・美術・映像は当時を彷彿とさせる仕上がりになっていて、映画界屈指の素晴らしい作品となっています。

見どころ④モーツァルトの最期

映画『アマデウス』の中でのモーツァルトの最期を紹介します。モーツァルトは病床のベッドの上でも依頼されていた『レクイエム』を作曲し続けていました。音符は頭の中で出来ているのですが、楽譜に起こすことが出来ず、口頭でサリエルに書いてもらうのです。サリエリは必死で書き記します。モーツァルトは弱り果てた力を振り絞り、夜明けまでサリエリと曲を作り続けていたのです。

「あなたに嫌われていると思った。赦してくれ」と許しを請いながらモーツァルトは休息を取ると言い、眠りに就きました。午後になり、帰宅して来た妻・コンスタンツェが、部屋にいたサリエリを冷たい眼差しで見つめ、帰るように促します。部屋中に散らばった『レクイエム』の楽譜をみたコンスタンツェはモーツァルトを病気にさせた根源の楽譜を棚の中にしまい込みます。

モーツァルトはサリエリと、コンスタンツェが言い合いをしている間に、ひっそりと息を引き取って行きました。葬儀は雨の中で行われました。モーツァルトは名のある立派な墓地に入ることなく、無造作に他の人と同じ墓地に葬られます。

映画『アマデウス』に関する感想や評価

映画『アマデウス』に関する感想や評価を調べてみました。その中で「モーツァルト派」と「サリエリ派」が居て、映画の中の「サリエリ」が事実と見なされ、悪者になっています。実際の「サリエリ」は弟子たちも沢山居て、とても人格者だったと言われています。

モーツァルト役のトム・ハルスの演技が強烈に印象に残っているという感想がツイッターに投稿されていましたそして、トム・ハルスがモーツァルトに成り切るために、ピアノの猛特訓して挑んだことを高く評価している口コミもありました。

「モーツァルト」と「サリエリ」は実在した有名な音楽家なので、音楽に興味がある人なら見ても損はない映画でしょう。モーツァルトとサリエリが好きな人はぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか?

「天才と凡人」の在り方をまざまざと突き付けられるという口コミがありました。映画『アマデウス』は天才と言われた芸術家の持つ思惑や憎悪・愛憎が絡まる人間模様が見事に描かれています。

映画『アマデウス』を観た方は「モーツァルト派」と「サリエリ派」に意見が分かれることが多いようです。ですが、モーツァルトもサリエリも、偉大な音楽家として現在まで君臨しているからこそ、永遠に話題になるのです。

Thumbアマデウスの映画あらすじと感想を紹介!出演キャストの現在も調査 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

映画『アマデウス』についてまとめ

今回紹介した映画『アマデウス』は実在した偉大な音楽家の伝記ともいえる映画です。華麗な映像と壮大な音楽、そしてオペラで綴られた物語は、観る者を惹きつけて楽しませてくれます。クラッシックに馴染みのない方でも、間違いなく楽しめます!映画『アマデウス』はとてもお薦めな作品です。ぜひ一度視聴してみてください。

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