愛と追憶の日々のあらすじと映画の感想をネタバレ!母と娘の物語の結末は?

アカデミー賞やゴールデングローブ賞に輝いた映画「愛と追憶の日々」を紹介しています。映画ファンには必見の映画「愛と追憶の日々」は、1984年に公開され瞬く間に話題になりました。母と娘の関係性を描いた話題作は一体どんなあらすじなのでしょうか?まとめでは、そんな気になるあらすじや結末をネタバレ紹介していきます。また、視聴者の感想やキャスト紹介、キャストの現在の活動や近況についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

愛と追憶の日々のあらすじと映画の感想をネタバレ!母と娘の物語の結末は?のイメージ

目次

  1. 映画『愛と追憶の日々』とは?
  2. 映画『愛と追憶の日々』のあらすじネタバレ
  3. 映画『愛と追憶の日々』の結末ネタバレ
  4. 映画『愛と追憶の日々』のキャスト
  5. 映画『愛と追憶の日々』のキャストのその後
  6. 映画『愛と追憶の日々』に関する感想や評価
  7. 映画『愛と追憶の日々』についてまとめ

映画『愛と追憶の日々』とは?

映画『愛と追憶の日々』の基本情報

映画「愛と追憶の日々(原題:Terms of Endearment)」は、1983年に公開されたアメリカ映画です。原作は、アメリカの作家、エッセイスト、脚本家として活動するラリー・マクマートリーの1975年に発刊された『愛と追憶の日々(Terms of Endearment)』です。監督、製作、脚色はジェームズ・L・ブルックスが務めました。

映画「愛と追憶の日々」は、第56回「アカデミー賞」作品賞、第41回「ゴールデングローブ賞」ドラマ部門作品賞を受賞しています。また、「愛と追憶の日々」の続編として1996年に発刊された『夕べの星』があります。

映画『愛と追憶の日々』の予告編

映画「愛と追憶の日々」の予告映像になります。母と娘の関係性が少し伺えることでしょう。次章からは、結末までのあらすじをネタバレしていきますのでご注意ください。また、後半では視聴した方のネタバレ含む感想も紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

監督はジェームズ・L・ブルックス

映画「愛と追憶の日々」の監督を担当したジェームズ・L・ブルックスは、1940年5月9日生まれのアメリカ合衆国ニューヨーク市ブルックリン出身です。初の映画監督作品となった「愛と追憶の日々」では2つの賞を受賞していますが、この他にもこれまでで19回もエミー賞を受賞するという素晴らしい功績があります。他の主な作品は、映画「ブロードキャスト・ニュース」、「恋愛小説家」、「幸せの始まりは」などがあります。

映画『愛と追憶の日々』のあらすじネタバレ

あらすじ①娘の結婚

エマの母親オーロラは、お嬢様育ちでプライドが高いという特徴があります。一方、娘のエマは素直でフランクな性格をしています。2人は正反対の性格でした。オーロラは夫を早くに亡くし、エマを女手一つで育ててきました。そんなエマもすくすく成長し、やがて大学講師のフラップと結婚をしました。ですが、オーロラはフラップの向上心のない性格を嫌い、2人の結婚式を欠席してしまうのです。

あらすじ②母の恋愛

エマは長男を出産し母となり、子にはトミーと名付けました。そして2人目を妊娠します。ですが、そんな時夫フラップの転勤が決まり、ヒューストンを離れデイモンへ行くことになってしまったのです。娘が地元を離れ、オーロラは一人ヒューストンに残されてしまい寂しい想いが溢れます。引っ越したエマはオーロラと毎日長電話をするほど仲の良い親子でした。そんな時、オーロラは隣に住む元宇宙飛行士のギャレットに恋をします。

あらすじ③母の元へ帰る娘

ギャレットは女好きなため、プライドの高いオーロラはなかなか自分の気持ちに素直になることができません。それから数年が経ち、エマは3人目を妊娠します。ですが、エマの家計は逼迫しており、夫のフラップは浮気疑惑が浮上し毎日喧嘩が絶えませんでした。夫婦仲がギスギスしていたそんな時、エマはスーパーで銀行員のサムと出会います。エマとサムはだんだんと関係が深くなっていきました。

一方、オーロラは依然ギャレットに恋をしていました。そんなある日、ついにギャレットと恋人同士になることができたのです。エマは子供を出産し、名前をメラニーと名付けました。ですが、メラニーが生まれたというのに、フラップは浮気をしていたのです。エマはそんなフラップの浮気現場を目撃してしまい、頭にきたエマはオーロラのいるヒューストンへ子どもを連れ帰りました。

あらすじ④母の失恋

久しぶりに帰ってきたエマを大歓迎したオーロラは、恋人もでき娘も帰ってきたことに嬉しくなりました。楽しいひと時のあと、エマはフラップと和解することになり子どもを連れ帰ってしまいました。それと同じくして、せっかく恋人になったギャレットからも別れを切り出されてしまったオーロラ。理由は、特定の女性と深い関係になることを躊躇っているということでした。

映画『愛と追憶の日々』の結末ネタバレ

結末ネタバレ①娘の病気

それから月日は経ち、エマはフラップとはそれなりに家庭を築いていましたが、ある日、以前発覚した浮気相手との関係が続いていたことを知ってしまいました。それに加え、エマは脇にシコリが見つかり検査すると悪性の腫瘍だということも発覚してしまい、ダブルでショックを受けました。医者から宣告で、エマのガンは末期のもので命は長くないということです。

オーロラはエマからその事実を聞き、息抜きをさせようと旅行を提案しました。旅行先はエマの親友が暮らすニューヨークでした。母親のオーロラが娘を気遣っての計画でしたが、エマはフラップのこともあり心労を重ねながらの旅行になってしまいました。オーロラは、エマの看病をしながら3人の孫のお世話をする生活が始まります。ですが、エマの病状はだんだんと悪化し衰弱していきます。

結末ネタバレ②娘の最期

そんなエマと孫のお世話を続けるオーロラも次第に疲労がたまっていくようになりました。ですが、そんなある日オーロラの元にギャレットが訪ねてきたのです。ギャレットはオーロラに想いを告げます。2人はお互いの気持ちがやっと通じ合うことができました。エマは死期を悟りフラップと話し合うことにします。その結果、3人の子どもはオーロラに育ててもらうことにしたのです。

そして間もなくエマは息を引き取りました。オーロラは涙をこらえていましたが、フラップの前で泣き崩れてしまいます。エマの葬儀が終わり、悲しみに暮れる中、3人の孫と仲良く戯れるギャレットの姿を見て微笑むオーロラの姿がありました。以上であらすじのネタバレは終わります。

映画『愛と追憶の日々』のキャスト

キャスト①オーロラ・グリーンウェイ/シャーリー・マクレーン

映画「愛と追憶の日々」で母のオーロラを演じたシャーリー・マクレーンは、1934年4月24日生まれのアメリカ合衆国バージニア州リッチモンド出身です。女優の他にも歌手、ダンサー、ライター、活動家などとして活動しています。弟はアメリカ俳優のウォーレン・ベイティ、娘にはアメリカ女優のサチ・パーカーがいます。ブロードウェイのダンサーを経て、1955年に映画「ハリーの災難」で女優としてデビューしました。

シャーリー・マクレーンの他の出演作は、映画「恋の売り込み作戦」、「アパートの鍵貸します」、「あなただけ今晩は」、「愛と追憶の日々」、「マダム・スザーツカ」、「黄色いロールス・ロイス」、「真昼の死闘」、「愛と喝采の日々」、「不機嫌な赤いバラ」、「夕べの星」、「奥さまは魔女」、「迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-」、「バーニー/みんなが愛した殺人者」、「あなたの旅立ち、綴ります」などがあります。

キャスト②エマ・グリーンウェイ/デブラ・ウィンガー

映画「愛と追憶の日々」で娘のエマを演じたデブラ・ウィンガーは、1955年5月16日生まれのアメリカ合衆国オハイオ州クリーブランドハイツ出身です。1977年放送のアメリのカテレビドラマ「ワンダーウーマン」で主演の妹役で女優デビューをしました。

デブラ・ウィンガーの主な出演作は、映画「愛と青春の旅だち」、「夜霧のマンハッタン」、「シェルタリング・スカイ」、「永遠の愛に生きて」、「デブラ・ウィンガーを探して」、「僕はラジオ」、「レイチェルの結婚」、「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」があります。また、映画「愛と青春の旅だち」、「愛と追憶の日々」、「永遠の愛に生きて」ではアカデミー主演女優賞にノミネートされました。

キャスト③ギャレット・ブリードラヴ/ジャック・ニコルソン

映画「愛と追憶の日々」でギャレット・ブリードラヴを演じたジャック・ニコルソンは、1937年4月22日生まれのアメリカ合衆国ニュージャージー州出身です。俳優の他に映画監督、映画プロデューサー、脚本家としても活動しています。ハリウッド俳優を目指しながらメトロ・ゴールドウィン・メイヤー社で制作進行として働いていました。その後、映画「クライ・ベイビー・キラー」で俳優デビューを果たしました。

ジャック・ニコルソンの主な出演作は、映画「イージー・ライダー」、「ファイブ・イージー・ピーセス」、「さらば冬のかもめ」、「チャイナタウン」、「カッコーの巣の上で」、「シャイニング」、「レッズ」、「バットマン」、「ア・フュー・グッドメン」、「マーズ・アタック!」、「恋愛小説家」、「アバウト・シュミット」、「ディパーテッド」などがあります。

キャスト④サム・バーンズ/ジョン・リスゴー

映画「愛と追憶の日々」ではエマの浮気相手で銀行マンのサム・バーンズを演じたジョン・リスゴーは、1945年10月19日生まれのアメリカ合衆国ニューヨーク州ロチェスター出身です。ハーバード大学を卒業後、映画「The Changing Room」で俳優デビューをしました。主な出演作は、映画「ガープの世界」、「サード・ロック・フロム・ザ・サン」、「ドリームガールズ」、「インターステラー」、「ザ・クラウン」があります。

キャスト⑤フラップ・ホートン/ジェフ・ダニエルズ

映画「愛と追憶の日々」でフラップ・ホートンを演じたジェフ・ダニエルズは、1955年2月19日生まれのアメリカ合衆国ジョージア州アセンズ出身です。俳優の他、脚本家としても活動しています。セントラル・ミシガン大学を卒業後、ブロードウェイでデビューを果たしました。主な出演作は、映画「カイロの紫のバラ」、「ジム・キャリーはMr.ダマー」、「ブラッド・ワーク」、「スピード」、「101」、「イカとクジラ」があります。

キャスト⑥ヴァーノン・ダラート/ダニー・デヴィート

映画「愛と追憶の日々」でヴァーノン・ダラートを演じたダニー・デヴィートは、1944年11月17日生まれのアメリカ合衆国ニュージャージー州出身です。俳優の他に映画監督、プロデューサーとしても活動しています。主な出演作は、映画「カッコーの巣の上で」、「バットマン リターンズ」、「マチルダ」、「マーズ・アタック!」などがあります。

キャスト⑦ルディヤード/アルバート・ブルックス

映画「愛と追憶の日々」でルディヤードを演じたアルバート・ブルックスは、1947年7月22日生まれのアメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルスビバリーヒルズ出身です。俳優の他にコメディアン、映画監督、脚本家としても活動しています。主な出演作は、映画「タクシードライバー」、「ブロードキャスト・ニュース」、「ファインディング・ニモ」シリーズ、「ドライヴ」、「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」があります。

映画『愛と追憶の日々』のキャストのその後

キャストのその後①シャーリー・マクレーン

シャーリーは、エマの母オーロラを演じました。エマは娘に溺愛し、夫亡き後は奔放な恋愛を繰り広げました。シャーリーは、「愛と追憶の日々」を演じた後も様々な作品に出演し、2012年にはアメリカ映画協会より”映画への貢献”を称えられました。映画以外にもTVドラマ、TV映画にも出演しています。また、シャーリーのニューエイジ思想などの活動家としても活動し、自著『アウト・オン・ア・リム』はベストセラーにもなりました。

キャストのその後②デブラ・ウィンガー

映画「愛と追憶の日々」の後、「東京国際フィルムフェスティバル」では主演女優賞を受賞します。ストレスにより6年ほど休養を余儀なくされましたが、2001年にはデブラの夫が脚本・監督を務める映画「Big Bad Love」で映画界に復帰をしました。その後も、テレビ映画「コロンバインの空に コロンバイン高校事件を乗り越えて」や、ドキュメンタリー映画「ガスランド」ではプロデューサーを務めるなど功績を修めています。

キャストのその後③ジャック・ニコルソン

ジャック・ニコルソンは、その後も様々な作品に出演し1997年には映画「恋愛小説家」で三度目のアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。ですが、2010年以降はパタリと映画に出演しなくなりました。一部では「引退説」も報じられていましたが、「出る映画を以前より選んでいるだけ」とコメントしています。現在も目立った出演はありませんが、ファンから声援や期待は高まっています。

キャストのその後④ジョン・リスゴー

ジョン・リスゴーは、現在も精力的な活動をしており、人気アニメ映画「シュレック」シリーズではファークアード卿役の声優も務めるなど、その他にもTVや舞台などでも活躍の幅を広げています。スティーブン・スピルバーグ監督のドラマ「世にも不思議なアメージング・ストーリー」シリーズではエミー賞を受賞、ミュージカル「成功の甘き香り」ではトニー賞主演男優賞を受賞するなど功績を修めています。

キャストのその後⑤ジェフ・ダニエルズ

ジェフ・ダニエルズは、映画「愛と追憶の日々」以降も様々な作品に出演し、ウディ・アレン監督の映画「カイロの紫のバラ」や、「サムシング・ワイルド」では共にゴールデン・グローブ賞にノミネートされました。1994年公開のコメディ映画「ジム・キャリーはMr.ダマー」ではジェフ・ダニエルの殻を破った新しい役柄に話題を呼びました。また、映画「イカとクジラ」で3度目のゴールデン・グローブ賞にノミネートをされています。

キャストのその後⑥ダニー・デヴィート

映画「愛と追憶の日々」以降は、映画「鬼ママを殺せ」で初監督&主演を務め話題になりました。また、俳優・監督以外にもプロデューサーとして活動を始めます。映画「パルプ・フィクション」、「エリン・ブロコビッチ」、「ガタカ」のプロデュースを務めました。この他にも、声優として活動をしたりと活躍の場を広げています。「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」には名前が彫られています。

キャストのその後⑦アルバート・ブルックス

アルバート・ブルックスは、「愛と追憶の日々」以降も様々な作品に出演しており、映画「ブロードキャスト・ニュース」ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされています。また、俳優の他にもアニメ「ザ・シンプソンズ」や、ディズニー映画「ファインディング・ニモ」ではニモの父親役を務め話題になりました。俳優・声優の他、脚本家・監督としても活動しており、作家として小説を出版するなど活躍の場を広げています。

映画『愛と追憶の日々』に関する感想や評価

映画『愛と追憶の日々』に関する感想や評価①

「愛と追憶の日々」を結末までご覧になった方の感想には、映像や音楽を絶賛する声が多くありました。古い映画ですが、懐かしさや情緒的なものを感じさせる演出に評価が高いようです。

映画『愛と追憶の日々』に関する感想や評価②

結末までご覧になった方の感想には、「何度も見たくなる」、「いい作品」という感想が多くありました。あらすじネタバレをご覧になった方で本編を未視聴の方は、ぜひこの機会にご覧になってみてください。

映画『愛と追憶の日々』に関する感想や評価③

「愛と追憶の日々」とその後日談の「夕べの星」を結末までご覧になった方の感想です。母と娘の関係や結末には涙なしでは見られない作品でることが分かります。

映画『愛と追憶の日々』についてまとめ

以上、映画「愛と追憶の日々」まとめでした。結末までのあらすじをネタバレしてきましたが、ストーリーに関してどのような感想を持ちましたか?結末に涙した方もいたことでしょう。サイト内には、他にも洋画のネタバレまとめがありますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。

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