2019年04月09日公開
2019年04月09日更新
映画ブリッツのあらすじと感想・評価をネタバレ!キャストやラストの結末は?
「ブリッツ」は、警察内部の凶暴な問題児・ブラントと、相棒のナッシュが、連続殺人犯に挑むアクション映画です。猟奇的な殺人を繰り返し、主に警官を狙う犯人の動機は何なのでしょうか。主演に、ジェイソン・ステイサムが抜擢されたことでも話題となりました。この記事では、映画「ブリッツ」のラストまでのあらすじや、主要なキャスト、鑑賞者の評価などを紹介していきます。ネタバレを含みますので、閲覧はご注意ください。
ブリッツとは?
ブリッツの映画情報
映画「ブリッツ」は、理屈の通じない凶暴な警察官・ブラントが、ブリッツと名乗る連続殺人犯に挑む物語です。アクションシーンはあまり多くありませんが、緻密に作り込まれたストーリーが高い評価を受けています。
ブリッツの映画予告
こちらが、「ブリッツ」映画予告です。凶暴で警察内部でも問題児扱いされている警察・ブラントが、相棒のナッシュとともに連続殺人犯に挑みます。主演のジェイソン・ステイサムがかっこいいという評価が多く見られました。
ブリッツの意味とは?
映画「ブリッツ」の題名であるブリッツは、和訳すると雷を意味します。警察官を次々を殺して行った犯人・バリーがコードネームとして使用していました。バリーは、ブラントからの恨みを警察全体に向け、犯行に及びます。
ブリッツのあらすじネタバレ
あらすじネタバレ:ブラント巡査部長
巡査部長のブラントは、型破りで凶暴な行動から、警察内部でも問題児扱いされていました。去年だけでも、何軒も訴えを起こされていました。物語序盤では、カツアゲをしてきた若者をアイスホッケーの専用スティックで撃退し、上司に厳重注意を受けます。新聞記事にも、彼が行ってきた暴行事件は取り上げられました。ブラントは、暴れることを許される面の多い警官の仕事を天職だといいます。
ブラントは上司から謹慎の命令を出されます。ある日、彼は警官仲間のロバートの妻の葬儀に出席していました。葬儀後、ブラントとロバートは酒を飲み交わします。そんな中、パトロール中の婦警・サンドラがフードを被った人物に射殺される事件が起きます。謹慎処分を受けていたブラントも、上から捜査に加わるよう命じられます。現場には、ブラントや、同じく警察官のエリザベスもやってきます。
あらすじネタバレ:新しい相棒ナッシュ
後日、長期休暇をとったロバートの代わりの警官として、西ロンドン署からナッシュがやってきます。ナッシュは、ゲイであることから転勤先でも冷やかしや嫌がらせを受けます。
エリザベスの家には、不良の少年が、殺人の罪を犯してしまったかもしれないと告白しにきました。彼女は捜査すると言って、少年を家に帰します。そして後日、ブラントに相談に乗ってほしいと頼みます。ブラントは、彼女にクレイグ警部補を紹介します。
あらすじネタバレ:警察官連続殺人
ある日、ブラントの暴力事件の記事を書いたダンロップのもとに、一本の電話が入ります。電話相手は、警官を殺害した犯人であると告白し、ネタになる情報を提供するといいます。男は7か8どちらかの数字を選ぶようダンロップに問いかけます。ダンロップは、8を選びます。男は、これから8人の警察官を殺していくと宣言しました。そして、パトカーに乗っていた警察官を1人銃殺します。
犯人は、防犯カメラの死角になるように逃げており、顔がわかりません。ブラントは、情報屋のラドナーに会いに行きます。ラドナーは情報を提供する代わりに金を要求しましたが、ブラントに銃で脅されたことにより、タダで教えることにします。彼は、警察犬を焼き殺した映像を動画サイトにアップした男のことを話します。男は、それを練習用であると言ったようです。
出典: https://eiga.com
自宅で食事をするナッシュのもとに、ブラントがやってきます。ブラントは、断片的に記憶がなくなったり、人と会話したり起き上がることをきついと感じることがあるといい、ナッシュにアドバイスを求めます。ナッシュは、疲れがたまっている証拠だから数日休むようにと返します。そして、自身も過去にそういった症状が出たことがあったと話します。
ナッシュは、子どもを誘拐した小児性愛者が証拠不十分で罰せられなかったことから、自分で制裁を加えたことがありました。その後、今のブラントのような症状に悩まされたといいます。幸運にも、ナッシュは首にはならず、転勤という形で仕事を続けることになります。真面目な話しをする中、ブラントを見ると、彼はソファーにもたれてぐっすりと眠っていました。
あらすじネタバレ:ワイスという男
翌朝、ブラントとナッシュは今後の捜査について話し合います。ブラントは、先日ラドナーから聞いたワイスという男のことを話し、ともに彼の家に行くことにします。2人は、令状を持たずワイスの家を捜査します。ブラントがネットにアップした警察犬のことを聞くと、ワイスはネットにアップしただけで、犯行を行ったのは自分ではないと答えます。
帰り際、ブラントはワイスが過去にビリヤード場で暴れていたため半殺しにした男であると気がつきます。2人は、ワイスを見張ることにします。ワイスは2人が帰った後、犯行の証拠となる物品を持ち出して車に隠します。ラドナーは影からそれを見ていました。
あらすじネタバレ:止まらない殺人
ワイスはロバートの家へ行き、衛星放送の職員を装ってドアを開けさせます。部屋に押し入り、もみ合いの末、ワイスはロバートを殺害します。ロバートの遺体の隣で、ワイスは平然と食べ物を食べながらクイズ番組を見ていました。そして、ロバートの部屋から使えそうなものを持ち出すと、家を放火して出て行きました。その後、ダンロップに犯行の詳細と、ブリッツという自身のコードネームと伝えます。
ワイスはロバートの家から持ち去ったものを、再び車のトランクに入れます。その後、ラドナーはワイスの車のトランクを開け、証拠を見つけます。そして、その情報を売りつけるために、ダンロップに電話をします。ラドナーはダンロップに、犯人の名前を金と引き換えに教えるといい、駐車場で待ち合わせをします。
ラドナーは、ワイスの車のトランクの中に入っている事件の証拠品をダンロップに見せます。しかし、ワイスはそれを影で見ていました。ラドナーとダンロップは、金の明け渡しのため、店へ行きます。ラドナーが札束の枚数を数えるためトイレに入った時、ワイスがやってきました。ラドナーは命乞いをしますが、ワイスはラドナーをトイレで殺害し、彼が持っていたお金を持ち逃げします。
ダンロップはトイレでラドナーの遺体を発見し、警察に通報します。ブラントとナッシュは、ダンロップに事情聴取をします。ダンロップは、ラドナーとのやり取りや、ワイスの車のトランクから証拠品が出てきたことなどを打ち明けます。しかし、ブラントとナッシュが車のトランクを開けた時、中に証拠品は入っていませんでした。
ブラントは、ワイスの前科をパソコンで調べます。殺害された警官たちは、いずれも彼を逮捕したことのある人物ばかりでした。また、逮捕した警官の順番は、殺害された警官の順番と一致していました。ブラントは、次に狙われるのはエリザベスであると気づき、急いで彼女の家へ向かいます。
あらすじネタバレ:もみ消し
先日、エリザベスは、ブラントから紹介されたクレイグに会いに行っていました。彼女は、彼に友人の少年が犯した殺人の罪をもみ消してほしいと頼みます。クレイグは、夜に一緒に飲むことを条件に了承しました。店で酒を飲み交わすところを、ワイスは見ていました。エリザベスはクレイグと別れ、自宅に入ろうとするところをワイスに襲われます。
しかし、そこへエリザベスが気にかけている少年が飛び出してワイスともみ合いになります。少年はワイスから殺害されます。そこへパトカーがきたため、ワイスはエリザベスを殺すことなく去っていきます。
あらすじネタバレ:足りない証拠
ブラントとナッシュはワイスの自宅へ行きますが、彼はすでに逃げていました。警察は、ワイスの顔写真を公開し、指名手配します。幸いにも、すぐに居場所を突き止め、逮捕することに成功します。しかし、警察は決定的な証拠を有してはいませんでした。
ブラントはワイスに、ビリヤード場でワイスを殴ったことは、再会するまで忘れていたし、悪いとも思っていないと言います。ワイスは後日釈放され、去り際にブラントに殺害予告ともとれるセリフを残して去っていきます。
ブリッツのラストネタバレ
ラストネタバレ:ロバーツ葬儀
ここから、映画「ブリッツ」のラストのあらすじを紹介していきます。ワイスが釈放された後、警官たちはロバーツの葬儀に出席していました。そこには、ブラントの姿もあります。ワイスは警官の制服を着て場にまぎれ込みます。そして、葬儀が終わった後、車に乗ったブラントを尾行します。
ラストネタバレ:罠へ落ちる
ワイスはブラントを追い、建物の屋上へ行きます。ブラントの死に際の顔を見たがった彼は、銃を向けながら、こちらを向くよう要求します。しかし、フードをとって振り向いた人物は、ブラントではなくナッシュでした。ブラントは後ろからワイスを殴り、その場に倒れさせます。
ラストネタバレ:裁かれたワイス
ワイスは懐に隠していたナイフで挑もうとしますが、歯が立ちません。ワイスは、暴行罪で2人を訴えると言います。しかし、ブラントはワイスの頭を打ちぬき、ナッシュとともにその場を去ります。後日、ブラントは2匹の大型犬を連れて、ダンロップを襲わせます。ダンロップは壁によじ登って逃げようとしますが、犬たちは勢いよく襲い掛かります。映画「ブリッツ」のラストのあらすじはここまでになります。
ブリッツのキャストは?
キャスト:トム・ブラント/ジェイソン・ステイサム
出典: https://ciatr.jp
映画「ブリッツ」でトム・ブラントを演じたキャストは、ジェイソン・ステイサムでした。喧嘩っ早い性分ですが、情に熱いブラントの演技を高く評価する声が多くありました。ジェイソン・ステイサムは、「ハミングバード」「デス・レース」などの出演作があります。
キャスト:バリー・ワイス(ブリッツ)/エイダン・ギレン
映画「ブリッツ」でバリー・ワイス(ブリッツ)を演じたキャストは、エイダン・ギレンでした。猟奇的で恐ろしい殺人鬼を見事に演じていました。エイダン・ギレンは、「パニック・エレベーター」「ダークナイト ライジング」などといった出演作があります。
キャスト:ポーター・ナッシュ/パディ・コンシダイン
映画「ブリッツ」でポーター・ナッシュを演じたキャストは、パディ・コンシダインでした。「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」「シンデレラマン」などといった出演作があります。
キャスト:ロバーツ/マーク・ライランス
映画「ブリッツ」でロバーツを演じたキャストは、マーク・ライランスでした。「もうひとりのシェイクスピア」「ブリッジ・オブ・スパイ」「ダンケルク」などといった出演作があります。
キャスト:ハロルド・ダンロップ/デヴィッド・モリッシー
映画「ブリッツ」でハロルド・ダンロップを演じたキャストは、デヴィッド・モリッシーでした。「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」「センチュリオン」などといった出演作があります。
キャスト:クレイグ・ストークス/ルーク・エヴァンズ
映画「ブリッツ」でクレイグ・ストークスを演じたキャストは、ルーク・エヴァンズでした。「NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ」「ガール・オン・ザ・トレイン」「美女と野獣」などの出演作があります。
ブリッツの劇中使用曲
DJ Madd「I Know It's You」
ここでは、映画「ブリッツ」の劇中使用楽曲を紹介していきます。まず、DJ Maddの「I Know It's You」です。テクノポップ調のメロディがクールな楽曲です。近未来的な雰囲気がいいとの映画の評価が多く見られました。
The Qemists「Tom Cat」
こちらは、物語序盤で流れるThe Qemistsの「Tom Cat」です。リズミカルに奏でられる楽曲が、映画「ブリッツ」の世界観にぴったりだという映画鑑賞者の評価が多く見られました。ダンスミュージックにも取り入れやすい映画の一曲です。
King Midas Sound「Outta Space」
こちらは、King Midas Soundの「Outta Space」です。男性ヴォーカルと女性ヴォーカルの声のハーモニーが美しいテンポの良い映画の楽曲です。
Kasabian「Julie And The Moth Man」
こちらは、映画「ブリッツ」のラストで流れたKasabianの「Julie And The Moth Man」です。低く甘さのあるヴォーカルの声がかっこいい映画の楽曲になります。
The Qemists「Stompbox」
こちらは、The Qemistsの「Stompbox」です。事件の緊迫感を感じさせるメロが特徴です。サイレン音のような音が取り入れられているところも、映画「ブリッツ」のサウンドにマッチしています。
ブリッツに関する感想や評価
ブリッツでステイサム納め マザーファッカーな頭脳犯を暴力で殴り返す
— TATSUBON (@TATSUBONi) December 30, 2018
こんな一年にしたいですな! なんだかんだと能書き垂れてくるヤツをぶん殴りたい人にオススメの映画です。
ここでは、映画「ブリッツ」の鑑賞者の評価を紹介していきます。まず、悪を成敗するブラントたちの姿やラストにスカッとしたとの感想がありました。感情で動くブラントに、理屈は通用しません。日常生活でストレスがたまっている時に映画を見るのもおすすめです。
今日見た映画"ブリッツ"
— さとぴっぴ@FP大阪② (@3to4_N) August 26, 2018
ステイサムは本当に荒くれ役が似合う。
荒くれ警官のステイサムが連続警官殺しの犯人を探し懲らしめる作品。アクション少なめだけど面白かったよ pic.twitter.com/CpOtgfmi41
ジェイソン・ステイサムにブラントの役はぴったりだったとの評価があります。証拠不十分で釈放されてしまう連続殺人犯に制裁を加える映画のラストのシーンも人気があります。
ブリッツを観た
— cosk(こすけ) (@ko77490) August 11, 2018
ジェイソン・ステイサムカッコいい!!
カッコイイんだけどアクションが少なくて少々肩透かし
ストーリーは作り込まれていて90分の映画にしては重厚だと思う
映画「ブリッツ」は、犯人の動きや警察の取り調べなどの時系列、伏線などがしっかりとしていたとの評価があります。アクションの少なさは物足りないけれど、映画のストーリーは面白かったと感じる人もいました。
ブリッツ 鑑賞
— ruka (@ruka_movie) July 22, 2018
ステイサムが警察?!と思い鑑賞。
序盤で犯人が分かってしまい、最後のどんでん返しを楽しみにしていたけどそのままあっけなく終わってしまったちょっと残念映画。
でもルークエヴァンズのイケメン顔を久しぶりに拝めて良かった🤤 pic.twitter.com/jnHfXV3jJ2
映画「ブリッツ」は、犯人は劇中ですぐわかります。ミステリーを期待していた人は、少し物足りない部分もあったとの評価が見られました。しかし、映画の俳優がかっこよかったため、満足できたとの感想もあります。
ブリッツの映画ラストネタバレや評価まとめ
ここまで、映画「ブリッツ」の作品情報について紹介してきました。型破りな警察官・ブラントの痛快な行動が、見ていて気持ちが良いと評判の作品です。人気キャストや、映画劇中の名曲にもご注目ください。