地球、最後の男のあらすじと見所まとめ!映画のラストと難解な結末をネタバレ考察

地球、最後の男は2011年に公開された映画であり、人類の滅亡によって宇宙ステーションに取り残された主人公が生き抜いていく姿を描いたあらすじのSF作品です。映画地球、最後の男はSF映画によくあるあらすじの物語である一方で、非常に難解なラストとなる結末を迎える映画であり、視聴者から難しすぎるといった感想を多く集めた高度な作品となっています。本記事ではそんな難解すぎるラストを迎える映画地球、最後の男について結末までのあらすじネタバレや見どころを交えながらラストの難解な結末をネタバレ考察していきます。

地球、最後の男のあらすじと見所まとめ!映画のラストと難解な結末をネタバレ考察のイメージ

目次

  1. 地球、最後の男とは?
  2. 地球、最後の男のあらすじネタバレ
  3. 地球、最後の男のラスト・結末ネタバレ
  4. 地球、最後の男と地球最後の男
  5. 地球、最後の男に関する感想や評価
  6. 地球、最後の男のラスト・結末や感想まとめ

地球、最後の男とは?

地球、最後の男の映画情報

映画地球、最後の男は2011年に公開されたアメリカの映画です。地球、最後の男はウィリアム・ユーバンクの監督デビュー作品であり、宇宙ステーションに一人残された主人公が孤独に立ち向かっていくといったあらすじの映画となっています。また映画地球、最後の男はロックバンドの「エンジェルズ・アンド・エアウェーブズ」がプロデュースしたことで、公開前から非常に多くの注目を集めていました。

しかし映画地球、最後の男がいざ公開されると、不評な感想の嵐を巻き起こしました。不評な感想を多く集めてしまった原因となったのはその意味不明なあらすじのストーリーであり、ラストとなる結末まで全く理解することが出来ない物語が展開されます。人類がなぜ滅亡したかも説明されないまま物語が進み、結末となるラストは特にひどい映画だという感想を集める理由が分かるほど難解なものになっています。

このことから映画地球、最後の男は万人受けする映画ではないといえるでしょう。しかし映画地球、最後の男は難解なストーリーを紐解くと、非常にメッセージ性が強い作品となっています。特に物語のあらすじでラストとなる結末では原題の「LOVE」を現すかのように、「愛」という言葉が人間にとって一番重要ではないのかと考えさせられるものになっており、多くの魅力が隠された映画です。

なので映画地球、最後の男は不評な感想を多く集めている作品とはなっているものの、決して悪い作品ではないことが分かります。本記事ではそんな映画地球、最後の男についてラストとなる結末までのあらすじネタバレや映画の見どころのネタバレをラストの難解な結末をネタバレ考察しながらご紹介していきますので、是非映画地球、最後の男を観る際のご参考にしてみてください。

地球、最後の男の予告動画

ラストが難解であることから不評な感想を集めた映画地球、最後の男の予告編動画では宇宙ステーションにたった一人残された主人公がある日記を見ながら、人類が滅亡するまでの歴史を知る様子が描かれていました。ではここからは映画地球、最後の男について簡単な物語のあらすじをネタバレ紹介していきます。時は南北戦争終結間際のアメリカ、兵士のリー・ブリッグズはある物体の調査のために旅へ出ることになります。

そしてその旅から175年の時が経ち、宇宙飛行士をしているリー・ミラーは一人宇宙ステーションで任務を遂行していました。そんなある日、地球と連絡が取れなくなってしまい、ミラーは一人取り残されてしまいます。実は地球に住む人類は滅亡しており、ミラーは孤立無援の状況に陥ります。そしてミラーは孤独の中で人類が滅亡した原因を探していくのでした。

SFホラーゲーム「SOMA」と似てる?

映画地球、最後の男はSFホラーゲーム「SOMA」と非常にストーリーが似ています。SFゲーム「SOMA」は地底を探検するゲームであり、登場するロボットが自分のことを人間と思っているなどかなり作り込まれ面白いと話題になったゲームです。そんなゲーム「SOMA」は地球が滅亡した後の世界を描いており、肉体を失った人類はデータに記憶を移植し、チップの中で生きているという映画地球、最後の男とそっくりな設定が施されています。

またゲーム「SOMA」のラストでは人類の記憶を移植したデータが入ったチップが宇宙に飛び立つことで永遠の生を獲得するといった結末になっており、非常に映画地球、最後の男と似た結末を迎えます。もちろん映画とゲームでは作品自体関係が全くないものの、製作者が伝えたいメッセージは同じなのではないかと考えられています。

哲学要素満載な内容

映画地球、最後の男はSF映画の中でも特に哲学的要素が強い作品です。映画地球、最後の男は同じく哲学的要素が強い映画「2001年宇宙の旅」をモチーフにしているといわれており、序盤からラストにあたる結末まで非常に難解なストーリーが展開されます。特に結末で人類の歴史が保存された人工知能が主人公と邂逅するシーンには多くの視聴者から難しすぎるといった感想が寄せられることになりました。

またこのことから映画地球、最後の男の結末には様々な考察がされており、視聴者一人一人捉え方が違います。では視聴者から寄せられている考察の中から一番意味合いが分かる考察をご紹介します。それは記憶が人間の存在を現したものであるという考察です。結末で人間の存在を定義する記憶を保存したコンピューターと人間が邂逅したことで本当の愛を現したのではないでしょうか。

地球、最後の男のあらすじネタバレ

あらすじネタバレ:リー・ブリッグス

ここからは映画地球、最後の男について結末に至るまでのあらすじをネタバレ紹介していきます。南北戦争終結間際のアメリカにある一人の兵士がいました。その兵士はリー・ブレッグスという名前であり、彼は夏に知り合った上官のマクレーン将軍から謎の物体を調査する任務を与えられます。そして巨大な謎の物体を調査するために旅立つブリッグスは戦死者の弔いとして旅の記録を残すよう指示されます。

そして旅立ったブリッグスは謎の巨大な物体にたどり着きます。彼が目にした謎の巨大な物体は非常に驚愕する代物でした。謎の巨大な物体を発見したブリッグスは自らの目を疑うのでした。

あらすじネタバレ:リー・ミラー

ブリッグスが謎の巨大な物体を発見してから175年の時が経ち、人類は宇宙へ旅立つ技術を獲得していました。宇宙飛行士をしているリー・ミラー大尉は20年ぶりに宇宙飛行の任務に着任し、一人で宇宙船の作業を行っていました。宇宙船に乗るミラーは地球からの遠隔操作が無い状況で宇宙船が軌道に乗れるかどうかのテストを試みます。

そして地球から軌道に乗るためにテストを試みるための交信が届き、ミラーは地球へ記録したデータを送信します。その後仕事がひと段落ついたミラーはそのまま眠ってしまいます。しかし眠り込んだミラーはこの交信を最後にたった一人で生き抜いていく事態に陥ってしまうことになるのでした。

あらすじネタバレ:交信遮断

ミラーは不気味な音で目を覚まします。宇宙飛行士であるミラーはトラブルに対応する知識を蓄えており、スイッチを切ることでトラブルを解決します。するとミラーは別の場所から不気味な音がしていることに気付くのですが、その不気味な音はすぐに収まるのでした。その後ミラーは兄から送られてきたメッセージを聞くことにします。すると突然ミラーは地球と交信が遮断され、宇宙船で孤立してしまうことになってしまいます。

あらすじネタバレ:孤独感と危機

突然のトラブルに悪戦苦闘するミラーの元にある録音メッセージが送信されてきます。そのメッセージにはミラーを軌道から戻す人がいなくなってしまったという驚きの内容が記載されていました。たった一人宇宙船に残されたミラーは多量のストレスを抱え、精神が限界に達してしまいます。ミラーは何度も地球へ交信を試みていたのですが、全く地球へ交信することが出来なかったのです。

宇宙船という乗り物は酸素が常に充満している訳ではありません。宇宙船の中には生命維持装置が設置されており、この機械によって人間が生きていける環境が整えられているのです。交信が途絶えた宇宙船はこの生命維持装置が起動してしまい、酸素の供給が減っていきます。多量のストレスを抱えているミラーにとってこの事態は命の危機に陥るトラブルでした。

あらすじネタバレ:日記の発見

酸素が減っていく事態に続き、宇宙船の中に煙が充満するトラブルが発生します。ミラーはこのトラブルを解決するためにスイッチを操作し、充満した煙を排出させます。その後電子ルートを修理していたミラーは袋に包まれて保管されていたあるものを発見します。それはミラー・ブリッグスが過去に書いた日記であり、1864年に記された日記であることが記載されていました。

あらすじネタバレ:日記のラスト

ミラーは日記に記されているブリッグスの戦争の記録を絵にして宇宙船の壁に描いていきます。その日記の最後はブリッグスが何を発見したかを一切記載されておらず、怒ったミラーは日記を投げてしまいます。

あらすじネタバレ:6年の月日

その後6年の月日が流れ、2039年になってしまいます。6年もの間酷使したことで生命維持装置は限界を迎えており、ミラーは宇宙船のシステムを頼ることはできないと判断します。そしてミラーは宇宙船で死亡する道ではなく、地球へ帰還することを決意します。身だしなみを整えたミラーはフロントの鈴を鳴らし、テレビが流れている部屋に足を運びます。

テレビには宇宙へ旅立つミラーのインタビュー映像が流れていました。部屋にたどり着いたミラーは部屋のスイッチを入れ、ミラーの周囲に光がともるのでした。

地球、最後の男のラスト・結末ネタバレ

ラスト結末ネタバレ:ミラーの決意

ここからは映画地球、最後の男についてラストである結末の感想をネタバレ紹介していきます。スイッチを入れて明かりが点いた部屋でミラーは自分の名前が記載されているある書物を発見します。自分の名前が記載されている本を手に取ったミラーはそのままパソコンに向かいます。

ラスト結末ネタバレ:パソコン

パソコンにミラーは自分の名前を打ち込みました。すると突然宇宙船のドッキングシーエンスが起動し、巨大なコンピューターが動き出します。そしてミラーはある人口知能と邂逅します。実は人類は滅亡しており、人類は記憶を人工知能に保存することで生き延びていたのです。宇宙船に流れていた映像も全て人類の記憶であり、ミラーの記憶も人口知能に保存されていました。

ラスト結末ネタバレ:愛を感じる

人類の記憶が保存された人工知能は「人類と機械の素晴らしい共生です。あなたは一人じゃありません。あなたが感じたことは他人も感じています。それは愛です。」とミラーに語ります。そして愛を感じたミラーは人口知能の邂逅を果たし、人類と機械の接触実験が終わるのでした。こうして映画地球、最後の男は結末を迎え、物語の幕が下りていくのでした。

地球、最後の男と地球最後の男

名前は似てても別作品

本作の地球、最後の男というタイトルは日本で付けられた名前であり、これは地球最後の男という作品のタイトルからとったものです。地球最後の男はリチャード・マシスンが描けた小説であり、1964年にアメリカとイタリアが共同制作して映画化した作品です。また2007年に主役にウィル・スミスを起用した「アイアムレジェンド」というタイトルで映画が公開され、世界中で非常に人気が高い作品です。

地球最後の男の物語はウィルスによって人類が滅亡した世界で、たった一人生き残った主人公が孤独の中で生き抜いていく姿を描いた作品となっており、本作の地球、最後の男とは全く違う作品となっています。また地球最後の男は非常に好評な感想を集めた作品であり、地球、最後の男と違って興行収入43億円を記録しました。一方地球、最後の男は日本では一部の映画館のみ公開されており、日本では知名度が非常に低い作品です。

さらに映画地球最後の男は莫大な予算を投入して多数の有名キャストを起用した作品なのですが、映画地球、最後の男は低予算で全く有名ではないキャストを起用したB映画となっています。このことから映画地球、最後の男と映画地球最後の男はタイトルは似ているものの、全く関係の無い作品であり、地球最後の男を観たい方はレンタルの際など非常に注意する必要があります。

地球、最後の男に関する感想や評価

ここからは映画地球、最後の男に関する感想をご紹介していきます。映画地球、最後の男は上述でご紹介した通り、非常に難解なストーリーが展開される映画であり、哲学的要素が強い作品です。このことから映画地球、最後の男に関する感想ではストーリーが難しすぎるといった感想が非常に多く寄せられていました。

映画地球、最後の男に関する感想では酷い映画だと批評する感想も多く寄せられていました。映画地球、最後の男は意味不明なストーリー展開から少しづつ飽きてくる内容となっており、退屈に感じる方もいるかもしれません。また低予算で制作されたB級映画ですので、映画自体のレベルもそれなりのものになっています。

映画地球、最後の男に関する感想では非常に似たタイトルの人気映画地球最後の男(アイアムレジェンド)と間違えないように注意喚起する声も見受けられました。上述でご紹介しましたが映画地球、最後の男は地球最後の男と比べることが出来ないほどの駄作であり、全く関係の無い作品です。なので地球最後の男をレンタルする際は地球、最後の男と間違えないようにしましょう。

地球、最後の男のラスト・結末や感想まとめ

本記事では映画地球、最後の男について結末までのあらすじや難解なラストの考察などを一挙まとめてネタバレ紹介させて頂きました。映画地球、最後の男は哲学的要素が強い作品となっており、意味不明なストーリーが展開し続ける映画となっています。このことから駄作と評価されてもおかしくない作品ではありますが、興味を持たれた方は御覧になってはいかがでしょうか?

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