ムーンライズ・キングダムのあらすじと結末ネタバレ!少年少女の駆け落ちコメディ映画

ムーンライズ・キングダムは、1960年代を舞台にある島で起こる少年少女の駆け落ち騒動を描いたラブコメディ映画です。映画ムーンライズ・キングダムの監督は、ウェス・アンダーソンが務め、魅力的なキャストが出演していることでも話題を集めています。ここでは、映画ムーンライズ・キングダムのあらすじを結末までネタバレしていきます。また、映画ムーンライズ・キングダムを結末まで鑑賞した人の感想等もご紹介します。

ムーンライズ・キングダムのあらすじと結末ネタバレ!少年少女の駆け落ちコメディ映画のイメージ

目次

  1. ムーンライズ・キングダムとは?
  2. ムーンライズ・キングダムの映画あらすじネタバレ
  3. ムーンライズ・キングダムの映画結末ネタバレ
  4. ムーンライズ・キングダムの登場人物・キャスト
  5. ムーンライズ・キングダムに関する感想や評価は?
  6. ムーンライズ・キングダムの映画ネタバレまとめ

ムーンライズ・キングダムとは?

ムーンライズ・キングダムの映画作品情報

映画ムーンライズ・キングダムの基本情報からご紹介します。映画ムーンライズ・キングダムは、2012年に制作されたアメリカ合衆国の映画です。監督を務めたのは、ウェス・アンダーソンです。ウェス・アンダーソン監督はアメリカ合衆国の映画監督・映画プロデューサー・脚本家として知られる人物で、ムーンライズ・キングダム以外の作品では、「犬ヶ島」や「天才マックスの世界」、「ライフ・アクアティック」などが有名です。

映画ムーンライズ・キングダムの脚本は、ロマン・コッポラとウェス・アンダーソンが共同で執筆しています。ムーンライズ・キングダムは第85回アカデミー賞の脚本賞にノミネートされています。ムーンライズ・キングダムの物語は、様々な登場人物が織りなすアンサンブル映画です。出演者にはブルース・ウィルスやビル・マーレイなど、名優が名前を連ねています。

ムーンライズ・キングダムの予告編動画

映画ムーンライズ・キングダムの物語は、少年少女の甘酸っぱい恋愛がコメディタッチに描かれたものです。1960年代の長閑な島を舞台としており、監督ウェス・アンダーソンの得意なカラフルで美しい映像を楽しむことが出来ます。そこに豪華なキャスト陣が加わり、映画ムーンライズ・キングダムを素晴らしい作品にしています。

ムーンライズ・キングダムのタイトルの意味

映画ムーンライズ・キングダムのタイトルの意味ですが、作中で主人公の少年少女がある入り江につけた名前がムーンライズ・キングダムでした。直訳すれば月が昇る王国という意味になります。月という存在は、陰陽で言えば陰の存在になります。この事から、ムーンライズ・キングダムの物語は、もう一つの非現実な世界といえるのではないかと考察されています。

映画ムーンライズ・キングダムはカラフルな色彩の中で、少年少女の青春の美しい恋愛が描かれています。生々しさのない少年少女の恋は、ある種ファンタジーのようにも見えます。ムーンライズ・キングダムというタイトルが非現実の世界を表していて、映画の中の少年少女は結末を迎えた、永遠に青春の世界で遊び続けるのではないかと考えられています。

ムーンライズ・キングダムのサントラ

映画ムーンライズ・キングダムのサウンドトラックも発売されています。映画ムーンライズ・キングダムの世界観を彩った、作中の音楽を楽しむことが出来ます。ムーンライズ・キングダムの世界観に浸りたいファンに、ムーンライズ・キングダムのサントラは高い評価を得ています。

ムーンライズ・キングダムの映画あらすじネタバレ

あらすじネタバレ:サム逃走

映画ムーンライズ・キングダムのあらすじをご紹介します。ムーンライズ・キングダムの舞台は1965年、アメリカのニューイングランド沖に浮かんでいるニューペンザンス島です。ニューペンザンス島に住むスージーは12歳の少女で、融通の利かない頑固な父親ウォルトと、口うるさい母ローラ、3人の弟たちと一緒に生活していました。海沿いの大きな家に住んでいるスージーは、本を読んで空想の世界に浸るのが趣味でした。

双眼鏡で色々なものを覗いて観察することが好きなスージー。ある日、母ローラとシャープ警部が密会している所を目撃してしまいます。しかし、傍観者に徹しているスージーは特に何もせず、ただ母の不倫を知ることになったのでした。そんな頃、ウォード隊長の率いるボーイスカウトのキャンプ場では、隊員のサムが置手紙を残し、いなくなっていたのでした。

あらすじネタバレ:サムとスージーの再会

1年前のこと、ボーイスカウトの活動でサムは観劇に出かけていました。その劇にはスージーがカラス役で出演していました。お互いに一目惚れをしたサムとスージーは文通を開始します。1年間の文通期間を経て、二人は駆け落ちの計画を立てたのでした。やがて1年が経ち、駆け落ち計画を実行に移したサムは、キャンプ地から逃亡したのでした。

キャンプ地から逃走したサムと、家から抜け出したスージーは、草原で再開します。「3.25海里・潮流口」を目指して二人は逃避行に出ます。潮流口にたどり着いたサムとスージーは、その入り江を「ムーンライズ・キングダム」と名付け、二人の愛の拠点としました。一緒に海で遊び、ダンスを踊って初めてのキスをするサムとスージー。しかし、翌朝二人はボーイスカウトの隊員と大人たちによって引き裂かれてしまうのでした。

あらすじネタバレ:救出作戦

離れ離れになってしまったサムとスージー。サムはボーイスカウトに、スージーは家へと戻されました。スージーは実の両親と共に生活していましたが、実はサムは孤児で里親に出されていました。問題ばかりを起こすサムを里親は厄介に思っており、今回の事もあって里親はサムを引き取ることを拒否してしまいます。里親に引き取られなければ、サムは少年収容所に入れられてしまう運命にありました。

今回の事の顛末を知り、サムを引き取りたいという人物が現れました。それはスージーの母ローラの不倫相手シャープ警部でした。トレーラーハウスで一人で暮らしていたシャープ警部。サムと共にトレーラーハウスで暮らす決意をします。サムと共に愛について語らい合うシャープ警部。サムはようやく相談できる大人に出会えたのでした。

一方、スージーも初めて母親に自分の素直な気持ちを打ち明けました。その頃ボーイスカウトでは、今まで仲間外れにしていたサムの境遇を知った少年たちが、サムに同情を示すようになっていました。なんとかサムとスージーを合わせてあげようと、少年たちはウォード隊長に隠れて計画を練り始めるのでした。

ムーンライズ・キングダムの映画結末ネタバレ

結末ネタバレ:約束

これまでは、映画ムーンライズ・キングダムのあらすじを詳しくネタバレしてご紹介してきました。冒頭からのあらすじに続いて、ムーンライズ・キングダムの結末を詳しくご紹介していきます。

計画を練ったボーイスカウトの少年たちは、サムとスージーをボートに乗せて島から脱出させてあげました。そしてサムとスージーは、少年たちの見守りの中で結婚式を挙げました。本来の計画では、この後でサムとスージーを大人たちの手の届かない、別の島まで逃がしてあげるはずでした。しかし、隊員の中でサムを嫌っている一人が、警報を出して大人たちに2人の居場所を教えてしまいました。

そんな頃、島には大きなハリケーンが迫っていました。ハリケーンに襲われ大嵐の島で、サムとスージーはまた大人たちに追われてしまいます。大人たちと二人は激しい逃走劇を繰り広げました。協会に身を潜めていたサムとスージー。ついにはその協会にも大人たちがやってきてしまいます。大人たちの中には、福祉局の職員もいました。サムを捕まえて少年収容所に連れて行こうとしていたのでした。

結末ネタバレ:嵐が去った後

しかし、嵐の中でシャープ警部はサムを正式に養子にする決意を固め、福祉局の職員に許可を取りました。大人から逃れるため、サムとスージーは協会の塔を上り、嵐の海に飛び込もうとしていました。シャープ警部はそんな2人を止めに行きます。

島から嵐が過ぎ去った後、協会は崩れ落ち、ボーイスカウトのキャンプも滅茶苦茶になっていました。しかし、恵みの雨ともなりその年は豊作に恵まれたのでした。スージーは3人の弟たちと一緒に子供部屋で過ごしています。そこには、絵をかくサムの姿もありました。スージーの母親がご飯だと声をかけにきます。シャープ警部がサムを迎えにやってきました。サムとスージーは引き離されることなく一緒に幸せに暮らしているのでした。

ムーンライズ・キングダムの登場人物・キャスト

サム・シャカスキー/ジャレッド・ギルマン

ムーンライズ・キングダムでサム・シャカスキーを演じたのはジャレッド・ギルマンです。ジャレッド・ギルマンは1998年生まれのアメリカ合衆国の俳優です。ジャレッド・ギルマンはムーンライズ・キングダムのサム役で注目を集め、その後も映画出演を重ね活躍しています。様々な映画賞にノミネートされている、演技力に注目の集まる若手俳優でもあります。

スージー・ビショップ/カーラ・ヘイワード

映画ムーンライズ・キングダムのヒロイン、スージー・ビショップを演じたのは、カーラ・ヘイワードです。カーラ・ヘイワードは1998年生まれのアメリカ合衆国の女優です。マサチューセッツ州出身のカーラ・ヘイワードは、高い知能指数を誇る人物しか入会できない、メンサに会員であることでも有名です。サマーキャンプ中に参加した劇で演技への情熱に目覚めたカーラ・ヘイワードは、その後映画オーディションに参加します。

オーディションにてムーンライズ・キングダムのスージー役に抜擢されたカーラ・ヘイワード。スージー役では数多くの賞にノミネートされています。

シャープ警部/ブルース・ウィリス

ムーンライズ・キングダムでシャープ警部を演じているのは、アメリカ合衆国のアクションスター、ブルース・ウィルスです。ドイツ生まれのアメリカ人俳優であるブルース・ウィルスは、テレビ・映画など様々な分野で活躍しています。1980年代から多くのヒット作に出演しているブルース・ウィルスは、ミュージシャンやプロデューサーといった顔も持っています。

映画出演では、大ヒットアクション映画「ダイ・ハード」シリーズの主人公、ジョン・マクレーン役として有名です。60作品以上の映画に出演して活躍しているブルース・ウィルス。エミー賞とゴールデングローブ賞を2度受賞する実力派の俳優です。

ウォード隊長/エドワード・ノートン

ムーンライズ・キングダムでボーイスカウトの隊長ウォード役を演じたのは、エドワード・ノートンです。エドワード・ノートンはアメリカ合衆国の俳優です。ムーンライズ・キングダム以外にも、犬ヶ島などウェス・アンダーソン監督作品に出演しています。エドワード・ノートンは1996年に「真実の行方」でゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しており、他にも様々な映画賞に輝く演技派の俳優です。

ウォルト・ビショップ/ビル・マーレイ

ムーンライズ・キングダムでスージーの父親ウォルト・ビショップ役を演じたのは、ビル・マーレイです。ビル・マーレイはアメリカ合衆国の俳優で、コメディアンとしても有名です。1998年にウェス・アンダーソン監督の天才マックスの世界にて、ニューヨーク映画批評家協会賞の助演男優賞を受賞しています。他にも、「ロスト・イン・トランスレーション」や「サタデー・ナイト・ライブ」で様々な映画賞を受賞しています。

ムーンライズ・キングダムに関する感想や評価は?

ムーンライズ・キングダムのあらすじネタバレに続いて、ムーンライズ・キングダムを結末まで鑑賞した人の感想をいくつかご紹介します。ムーンライズ・キングダムの感想では、幼心が刺激される映画であるとの感想が見られます。12歳という思春期の時期の少年少女を描いたムーンライズ・キングダム。自らの青春を重ねてしまうという感想も多いです。

映画ムーンライズ・キングダムの感想には、ウェス・アンダーソン監督のこだわった映像を称賛している感想も多いです。ウェス・アンダーソン監督がシンメトリーにこだわって撮ったと言われているムーンライズ・キングダム。カラフルな映像と、構図にこだわった映像の連続で、思わず引き込まれてしまうという感想も多くみられます。

映画ムーンライズ・キングダムの感想では、後半が面白いという感想も見られます。登場キャラクターや、鮮やかな映像など、可愛い要素がたくさん詰まっているという感想もあるムーンライズ・キングダム。少年少女の青春物語でありながら、大冒険も繰り広げられる映画でしっかり楽しめると評価されています。

映画ムーンライズ・キングダムの感想では、オーケストラのサントラが魅力的だったと評価する意見もあります。小さな島の中で巻き起こり少年少女の駆け落ち騒動を描いたムーンライズ・キングダム。ウェス・アンダーソン監督のこだわった映像で描かれるストーリーは、音楽の力も借りて後半程よい盛り上がりを見せていきます。登場キャラクターに映像に音楽、様々な魅力の詰まった映画に仕上がっています。

ムーンライズ・キングダムの映画ネタバレまとめ

映画ムーンライズ・キングダムのあらすじを結末までネタバレ解説しました。結末までのあらすじと共に、ムーンライズ・キングダムの作品情報やキャストの情報もまとめています。ムーンライズ・キングダムは、1960年代のアメリカにある島で巻き起こる、どこか周囲になじめない12歳の少年少女の駆け落ち騒動を描いています。

出演キャストの豪華さでも話題を集め、監督ウェス・アンダーソンの得意な美しい映像も楽しめる作品となっています。ムーンライズ・キングダムを見た人の感想では、鮮やかな映像で描かれる少年少女の青春コメディに、引き込まれると評価されています。映画ムーンライズ・キングダムの結末までのネタバレや、その他の詳しい情報を見て、作品に興味がわいたという人は、是非この映画を鑑賞してみてください。

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