ウィッカーマンのあらすじと感想まとめ!2006年リメイク版もネタバレ紹介

ウィッカーマンは1973年に公開されたイギリスのカルト映画です。映画ウィッカーマンは主人公がスコットランドに古くから伝わる原始的な宗教が根付いている島で恐ろしい恐怖に遭遇する様子を描いたあらすじの映画であり、カルト映画を代表する作品です。さらに映画ウィッカーマンは非常に高い評価を集めたことから2006年にニコラス・ケイジ主演でリメイク版が制作されました。本記事では映画ウィッカーマンについて2006年に公開されたリメイク版のあらすじネタバレやオリジナル版のネタバレ情報などを一挙ご紹介していきます。

ウィッカーマンのあらすじと感想まとめ!2006年リメイク版もネタバレ紹介のイメージ

目次

  1. ウィッカーマンとは?
  2. ウィッカーマン(2006)のあらすじネタバレ
  3. ウィッカーマン(2006)のリメイク版キャスト
  4. ウィッカーマンとハロウィン
  5. ウィッカーマンに関する感想や評価
  6. ウィッカーマンのあらすじネタバレや感想まとめ

ウィッカーマンとは?

ウィッカーマン(1973)の映画情報

2006年にニコラス・ケイジ主演でリメイク版が制作された映画ウィッカーマンは元々1973年に制作されたイギリスのカルト映画です。映画ウィッカーマンはある離島を訪れた警官を主人公に、島に隠された恐るべき習慣を描いたあらすじの物語となっており、1973年のオリジナル版のウィッカーマンは2006年にニコラス・ケイジ主演で制作されたリメイク版より非常に怖い作品となっています。

オリジナル版のウィッカーマンは推理小説「探偵スルース」などを手掛けたアンソニー・シェーファーが脚本を務め、さらにホラー映画に多数出演しているクリストファー・リーなどがキャストを務めるなど非常に豪華なキャスト陣が起用されています。映画ウィッカーマンは結末で絶望感溢れる世界観が描かれており、序盤から最後まで観る人を恐怖させる映画となっています。

このことから映画ウィッカーマンはホラー映画好きの方から非常に支持されており、多くの人気を集めることになりました。そしてその人気から2006年にニコラス・ケイジ主演でリメイク版が公開されることになり、再度注目を集めることになりました。

ウィッカーマン(2006)の映画情報

2006年にニコラス・ケイジ主演で制作されたウィッカーマンのリメイク版は1973年に公開されたオリジナル版ウィッカーマンに少し変更を加え、大筋となる物語のあらすじは同じものの、オリジナル版とはまた違ったストーリーが楽しめます。オリジナル版の主人公は遭遇する島の習慣に反発するものの、リメイク版のニコラス・ケイジ演じる主人公は一切島の習慣に戸惑う姿が描かれることはありませんでした。

オリジナル版のウィッカーマンが人気を集めたことから2006年のリメイク版公開の際、多くの注目を浴びることになりました。しかしオリジナル版とはかけ離れた物語と怖さが半減していることから辛辣な感想を多く集めることになってしまい、ゴールデンラズベリー賞の最低作品賞や最低脚本賞を受賞するなど非常に残念な結果に終わってしまいました。

しかし悪い評価が付けられたのはオリジナル版からかけ離れたことが大きな理由であり、オリジナル版を知らない人は楽しめる映画となっています。特に映画のあらすじの結末では非常に衝撃的なシーンが描かれており、最低作品賞を受賞した割には悪い映画ではありません。本記事ではそんな2006年に制作されたリメイク版ウィッカーマンについて物語のあらすじネタバレやキャストのネタバレ情報などを一挙ご紹介していきます。

ウィッカーマン(1973)の予告動画

オリジナル版であるウィッカーマンの予告編動画では奇妙な風習が残る島を訪れた警官が恐ろしい体験に遭遇する様子が描かれていました。ここからは1973年のオリジナル版ウィッカーマンについて簡単なあらすじをネタバレ紹介していきます。ある日行方不明の少女を捜索しているスコットランドの警官がサマーアイル島という離島を訪れました。島の住人は少女の存在を否定し、警官は島の住人が何か隠していると睨みます。

実はサマーアイル島という離島に住む住民は古代から伝わる恐ろしい宗教を信奉するカルト集団であり、警官は異様な古代宗教を信奉していることを突き止めます。しかし警官は島の住人が行う宗教的行為に幾度となく遭遇することになり、だんだんと島のカルト宗教に取り込まれていくことになってしまうのでした。

ウィッカーマン(2006)の予告動画

2006年にニコラス・ケイジ主演で制作されたリメイク版ウィッカーマンの予告編動画ではニコラス・ケイジ演じる主人公が行方不明の少女を見つけるために訪れた島で奇妙な体験をする様子が描かれています。ではここからはニコラス・ケイジが主演を演じる2006年のリメイク版ウィッカーマンについて簡単なあらすじをネタバレ紹介していきます。行方不明の少女を探す白バイ警官はサマーズアイル島という離島を訪れます。

そこで白バイ警官は少女の痕跡を発見するものの、島の住民は少女の存在を否定するのでした。島の住民が手掛かりを教えてくれないことで白バイ警官の捜査が難航してしまいます。すると白バイ警官は捜査の中でサマーズアイル島に隠された恐ろしい秘密を知ることになるのでした。

ウィッカーマン(2006)のあらすじネタバレ

あらすじネタバレ:警察官のメイラス

ここからは2006年に制作されたニコラス・ケイジ主演リメイク版のウィッカーマンについて結末までのあらすじをネタバレ紹介していきます。ある日白バイ警官をしているメイラスはパトロール中に交通事故と遭遇してしまいます。その際メイラスは車に乗っていた母子を救うことが出来ず、トラウマとなってしまいます。そんな中、メイラスの元に失踪中の婚約者ウイローからある一通の手紙が届きます。

あらすじネタバレ:行方不明の少女

婚約者のウイローから届いた手紙には娘のローワンが行方不明になってしまい、探してほしいと記載されていました。最初メイラスは手紙の内容に困惑するものの、ローワンが自分の娘かもしれないと疑います。そしてメイラスは行方不明のローワンを探すため、婚約者ウイローの故郷であるサマーズアイル島という離島へ足を運ぶのでした。

あらすじネタバレ:サマーズアイル島

サマーズアイル島という離島は携帯の電波すら届かない隔離された土地であり、メイラスは島の異様な空気に異変を感じます。サマーズアイル島に着いたメイラスは島で手掛かりを探るものの、住民は誰一人ローワンの存在を否定します。その中でメイラスは島の長をしているサマーズアイルというシスターに出会い、捜査を進めます。するとローワンがメイラスの子供であることが明らかになり、ローワンを必ず見つけると決意します。

あらすじネタバレ:奇妙な習慣

行方不明のローワンを探すメイラスはサマーズアイル島で行われている奇妙な習慣や儀式を発見します。島の秘密を知ったメイラスはさらに島で聞き込みを行うものの、誰一人ローワンのことを話す者を見つけることが出来ませんでした。島の住民が協力してくれないことでメイラスは島の学校で教師をしているローズという女性を訪ねることにします。

あらすじネタバレ:女教師ローズ

教師であるローズは学校で男性を差別するような授業を女子生徒に行っていました。メイラスは学校でローワンの聞き込みを行うものの、何の手掛かりも得ることが出来ませんでした。そんな中メイラスは学校の出席簿を発見し、そこにはローワンの名前を消した痕跡がありました。さらに学校にはローワンの物と思われる机が空いており、メイラスはローズにローワンのことを問い詰めます。

するとローズはメイラスにローワンは交通事故で死亡し、お墓に埋めてあると答えます。このことを聞いたメイラスは急遽ローワンのお墓へ足を運びます。するとお墓に訪れたメイラスは謎の人物に襲撃され、殺されそうになってしまいます。謎の人物に襲撃されたメイラスはそこである疑念を浮上させるのでした。

あらすじネタバレ:収穫祭の生贄

メイラスが考えた一説はローワンは死んでおらず、島で行われている収穫祭の生贄として隔離されているのではないかというものでした。サマーズアイル島で行われている収穫祭は木で作られた巨大な人形に生贄を入れ、燃やすという奇妙な儀式でした。サマーズアイル島で行われている収穫祭の内容を知ったメイラスは急いで収穫祭が行われる場所へ駆けつけるのでした。

あらすじネタバレ:生贄人形ウィッカーマン

サマーズアイル島ではすでに収穫祭の準備が行われており、生贄を入れる巨大な人形も完成していました。サマーズアイル島の住民も収穫祭に向けてやる気満々であり、まさにこれから始めようとする雰囲気でした。一方会場へ到着したメイラスはそこで行方不明のローワンを見つけ、生贄にされそうになっているところを救出します。しかし逃げる途中に捕まってしまい、メイラスは島の住民の捕虜となってしまいます。

あらすじネタバレ:真の生贄

すると捕まったメイラスは島の住民に生贄を燃やす巨大な人形に入れられてしまいます。実は生贄はローワンではなくメイラスであり、生贄にするためにメイラスは島に呼び出されたのでした。そしてメイラスが入った巨大な人形に火が点けられ、巨大な人形は燃え上がります。メイラスはその中でただ泣き叫ぶことしかできませんでした。こうして映画ウィッカーマンは結末を迎えることになるのでした。

ウィッカーマン(2006)のリメイク版キャスト

リメイク版キャスト:ニコラス・ケイジ

リメイク版ウィッカーマンで主人公であるメイラスを演じたのはアメリカの俳優であるニコラス・ケイジです。ニコラス・ケイジは1981年に映画「初体験/リッジモント・ハイ」で俳優デビューを飾り、1995年に出演した映画「リービング・ラスベガス」でアカデミー主演男優賞を受賞したことで一躍ブレイクを果たします。その後様々な賞を受賞したニコラス・ケイジは日本でも知名度を高めていくことになりました。

今現在ニコラス・ケイジはサターン・フィルムズという映画会社を制作し、俳優として活動しながら映画の制作者としても活動しています。またニコラス・ケイジは映画監督も務めており、数々の作品をプロデュースしています。

リメイク版キャスト:フランセス・コンロイ

映画ウィッカーマンのリメイク版でモース医師を演じたのはアメリカの女優であるフランセス・コンロイです。フランセス・コンロイはニューヨークを中心に舞台女優として活動している人物であり、2000年に「The Ride Down Mt.Morgan」でトニー賞にノミネートされました。また舞台の他にも「シェルター」や「キャットウーマン」などの作品に出演するなど映画女優としても非常に知名度の高い人物です。

リメイク版キャスト:エレン・バースティン

リメイク版ウィッカーマンでサマーズアイルを演じたキャストはアメリカの女優であるエレン・バースティンです。エレン・バースティンは元々モデルとして活動しており、1957年に女優としてデビューを飾ります。そして1971年に「ラスト・ショー」でアカデミー賞とゴールデングローブ賞にノミネートされ、女優としての地位を確かなものにしていきます。

その後1973年に映画「エクソシスト」に出演したことでアカデミー賞主演女優賞とゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞し、日本でも知られるようになります。その後エレン・バースティンはベテラン女優として活躍することになり、今現在まで多数のアカデミー賞を受賞しています。

リメイク版キャスト:リーリー・ソビエスキー

リメイク版ウィッカーマンでシスター・ハニーを演じたキャストはアメリカの女優であるリーリー・ソビエスキーです。リーリー・ソビエスキーは画家の父と脚本家の母の間に生まれ、1988年の映画「ディープ・インパクト」で一躍注目を集めることになります。その後数々の作品に出演したリーリー・ソビエスキーはドラマ「ヴァージン・ブレイドジャンヌ・ダルクの真実」でエミー賞やゴールデングローブ賞を受賞しました。

リメイク版キャスト:モリー・パーカー

リメイク版ウィッカーマンでローズを演じたキャストはカナダの女優であるモリー・パーカーです。モリー・パーカーは父親が俳優であったことからテレビで活動を始め、1991年の映画「My Son Johnny」で女優デビューを果たします。その後本格的に女優として活動を始めたモリー・パーカーは映画「キスト」で屍体愛好家を演じ、ジェニー賞最優秀女優賞を受賞するなど演技力が高く評価されることになりました。

ウィッカーマンとハロウィン

ハロウィンは悪魔崇拝儀式?

ここからはウィッカーマンとハロウィンの関係についてご紹介していきます。日本においてハロウィンはお祭りのようにはしゃぐ文化があります。しかしハロウィンとは元々古代ケルト人が考案した悪魔崇拝者の儀式であり、ドルイド祭司が火で作物と動物を犠牲にすることで秋の収穫を祝うものでした。ではなぜ秋の収穫を祝うだけなのにハロウィンは悪魔崇拝者たちの儀式といわれているのでしょうか。

これは祝いの際に古代ケルト人が火に牛の骨を入れたことが理由といわれています。火と牛の骨は悪魔崇拝者が用いる道具であり、儀式が行うドルイドは生贄の他に敵を斬首するなどの行為を行っていました。さらにドルイドは犠牲者をいたぶりながら殺し、流した血の量や生贄が死亡した姿勢などで吉凶を占っていました。このことからハロウィンは悪魔崇拝者たちの儀式などではないかといわれています。

生贄の儀式とウィッカーマン

ドルイドは儀式の際、ウィッカーマンという木で出来た巨大な人形に生贄を多数入れ込んで燃やしたことが現代でも伝わっています。古代ケルト人は自然を非常に大切にしており、木という自然の産物を用いたウィッカーマンを使用することで非常に神聖的な儀式にしていました。しかし今現在では考えられないほど残酷な文化であり、まさに異端な存在といって過言ではありません。

ウィッカーマンは怖い処刑道具

多数の生贄を中に入れて焼き殺すウィッカーマンはまさに処刑道具といっていいでしょう。ドルイド達は火の悪魔を崇拝していたといわれており、ウィッカーマンを使用して焼いた生贄をジャックオーランタンに用います。今ではジャックオーランタンはかわいい意味会いを持っている言葉ですが、古代ケルトでは非常に恐ろしい悪魔崇拝者たちの用語だったのです。

ウィッカーマンに関する感想や評価

映画ウィッカーマンのリメイク版は世間からあまり良い評価を集めることはありませんでした。しかしリメイク版のウィッカーマンもオリジナル版と同じく奇妙な世界観を作り上げており、楽しめる映画です。このことからリメイク版のウィッカーマンを観た方からは楽しめたという感想が寄せられていました。

映画ウィッカーマンはオリジナル版とリメイク版両方とも最後まで絶望感溢れる物語が展開されます。映画ウィッカーマンは幸せなシーンは一切なく、視聴者に恐怖を与え続ける映画です。これには映画ウィッカーマンを観た方から胸糞悪い映画だという感想が寄せられることになりました。

映画ウィッカーマンに関する感想ではオリジナル版が非常に怖いという感想も見受けられました。映画ウィッカーマンのオリジナル版はリメイク版と比べ者にならないほど怖い作品であり、公開された当時もカルト映画として非常に評価された作品です。このことからホラー映画好きの方にはオリジナル版のウィッカーマンをおすすめします。

ウィッカーマンのあらすじネタバレや感想まとめ

本記事では映画ウィッカーマンについてリメイク版のあらすじやオリジナル版の情報を出演したキャストなどを併せてご紹介しました。映画ウィッカーマンはオリジナル版が非常に怖いと評価された作品であり、リメイク版も奇妙な世界を感じることが出来るカルト映画となっています。ホラー映画好きの方は是非本記事をご参考にして頂き、オリジナル版とリメイク版のウィッカーマンをチェックしてみてください。

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