2019年04月16日公開
2019年04月16日更新
映画サボタージュのあらすじをネタバレ解説!感想・評価や別エンディングも紹介
『サボタージュ』は、2014年のアメリカ映画です。アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画で、同時に俳優業本格復帰の第二作目作品でもあります。映画で共演している俳優も豪華ですが、実は通常のエンディング以外の別のエンディングが存在しています。この記事では『サボタージュ』のラストまでのあらすじのネタバレや、別エンディングの犯人、観た人の評価について紹介していきます。
目次
サボタージュとは?
サボタージュの映画情報
『サボタージュ』は2014年にアメリカで制作された映画です。監督はデヴィッド・エアーで、『サボタージュ』の他にはブラッド・ピット主演の戦争映画『フューリー』や2016年には『スーサイド・スクワッド』の監督も務めています。
『サボタージュ』の主演は、アーノルド・シュワルツェネッガーで話題になりました。また、映画の原作としているのは、アガサ・クリスティの名作推理小説『そして誰もいなくなった』ですが、内容や設定などは大きく異なります。
サボタージュの予告動画
『サボタージュ』の予告編は、映画本編の内容をコンパクトにまとめていますが、どちらかというとアクション部分を強調した構成になっています。
シュワちゃん主演映画であることが大々的に宣伝されており、映画のあらすじがコンパクトにまとまっていて、ミステリー要素も雰囲気を匂わせる程度に留めています。
サボタージュの意味とは?
映画のタイトルにもなっている『サボタージュ』の元々の意味は、労働者の争議戦術の1つです。労働に従事しながらも、仕事の効率を落とすことで雇用主や経営者側に損害を与える手段のことを指します。
別の言い方では怠業や、略して「サボ」という呼び方もあります。それが転じて、怠けるという意味もあります。「サボる」の語源にもなっているため、知らないうちに実は使っている言葉です。
シュワちゃんの装備武器一覧
『サボタージュ』では、映画の中で多くの銃火器が登場します。その中で、シュワちゃんが装備していたのは3種類です。部隊突入時によく使っていたのは「ベナリ M4」です。イタリアのベナリ社で製造され、射撃前の装填が必要ない自動式のショットガンです。
終盤、カーチェイスの際に使用したのは「Noveske N4 CQB」です。シュワちゃんが使用したこの銃はアメリカ製で、モデルによって砲身が変わります。劇中ではタクティカルライトやドットサイト、グリップなどカスタムされています。
ラストの銃撃戦で使われた銃は「キンバーカスタムⅡ」です。アメリカ製のキンバーカスタムⅡは45口径と大口径の弾を使用します。また、7発しか装填できないので、途中でリロードを挟んでいました。
サボタージュのあらすじ・ラストネタバレ
あらすじネタバレ:捜査官・ジョン
麻薬取締局DEAの捜査官の「ジョン・ウォートン」は、「破壊者(ブリーチャー)」という異名を持つ凄腕の捜査官です。彼には恐れ知らずの8人の部下がおり、ジョンをリーダーとして特殊部隊を結成していました。
ジョンの功績は素晴らしく、自宅にはクリントン大統領やオバマ大統領との写真も飾られており、「麻薬戦争の神」とも呼ばれるほどの実力と実績がありますが、彼の妻と子供は麻薬組織の報復にあって殺害されたという過去もありました。
あらすじネタバレ:麻薬組織
ある麻薬組織の屋敷ではパーティーが行われていました。屋敷は武装されており、まるで要塞のようでした。しかし、組織にメンバーの「リジー・マレー」が潜入しており、彼女は組織が蓄えた大金の隠し場所を掴んでいました。
出典: https://eiga.com
特殊部隊チームは、武装した麻薬カルテルの屋敷へ侵入すると部屋を次々に制圧し、組織が蓄えた大金を見つけると、その中から1000万ドルを密かに盗み出しました。ロープに結びつけた札束を小分けにして袋に詰めると、下水へと流します。
あらすじネタバレ:闇の資金
屋敷から脱出する際に残りの札束を爆弾で燃やします。そして、チームのメンバーとともに下水道に入ると、1000万ドルを回収しようとしました。盗んだ金を山分けしようと、みんな喜んでいました。しかし、ロープは切られており、1000万ドルもの大金が忽然と姿を消していました。
さらに、麻薬取締局は麻薬カルテルの金の動きを事前に調べており、屋敷にあった大金から1000万ドルが消えていることを突き止め、チームに疑いをかけます。もちろん、ジョンをはじめ、としてチームメンバーは盗んだことを否定しますが、疑いは晴れません。
あらすじネタバレ:チームの復活
ジョンは事務仕事へと異動させられます。尻尾を掴もうと常に監視がついており、上司や同僚からは嫌味を言われてしまいます。半年経ったある時、ジョンは突然麻薬捜査官へと復帰します。そして、特殊部隊の元へと行くと身分証と銃を返しました。
半年間待機させられていたため、チームの結束はバラバラでしたが、リーダーのジョンによってチームは再びまとまってきました。
あらすじネタバレ:連続殺人
しかし、メンバーの1人である「トム・ロバーツ」の寝泊まりしているキャンピングカーが線路上に放置され、列車に轢かれて死亡します。現場にはトムの肉片が飛び散っていて、凄惨極まるものでした。
トムの事件の聴取を取るために、アトランタ警察の刑事「キャロライン・ブレントウッド」とともに、ジョンは仲間の「エディ・ジョーダン」の自宅を訪ねます。しかし、応答はなく、停電していたことを不審に思った2人は部屋へと入っていくと、天井に磔にされたエディの死体がありました。
特殊部隊のメンバーが殺されたということは、それ以上に強い何者かに殺されたということを意味しています。次は誰が殺されるのか、敵は誰なのか、チーム内では緊張が広まりました。
あらすじネタバレ:暗殺部隊・カイビル
キャロラインが捜査していく過程で、「リオス・ガルザ」という巨大麻薬組織の存在が浮かび上がってきます。DEAに捜査協力を求めますが、彼らは非協力的な態度です。ですが、捜査の中でジョンが麻薬組織の金を盗んだと疑惑をかけられていた事実を知ります。
ジョンとキャロラインは、チームを辞めた「ブライス・マクニーリー」の家へと向かいます。「トライポッド」の異名を持っているブライスですが、ジョンが到着した時には既に殺害されていました。
ブライスを殺したのは、グアテマラの特殊部隊「カイビル」でした。リオス・ガルザが人を消したい時に雇う暗殺部隊で、最強とまで言われる実力を持っている集団です。リオス・ガルザはジョンの妻と子供を殺した組織でした。
ラストネタバレ:復讐に燃える
キャロラインはジョンから受け取った資料と犯人の指紋で証拠を揃え、逮捕状を請求しました。銃撃戦が予想されるため、警察側も武装して臨みます。そして、キャロラインから情報を受け取ったジョンのチームも独自に動き出します。
警察よりも先にアジトに潜入して制圧します。武装した人物を全て射殺し、液体の覚せい剤が大量に見つけましたが、カイビルではありませんでした。
そして、湖から3人の死体が発見されました。死体の左肩にはカイビルのタトゥーがありましたが、最低でも死後1週間は経っており、ブライスを殺した部隊の人間でしたが、ジョンのチームを狙った犯人ではありません。
ラストネタバレ:真犯人
ジョンのチームで生き残った者たちは、互いに仲間割れを始めます。真犯人は仲間の中にいて、1000万ドルを持ち逃げするためにメンバーを殺している、と疑心暗鬼に陥ります。そんな中、メンバーの「ジョー・フィリップス」が金を盗んだことを告白し、自首を決意しました。
2人がレストランでジョーと会って話し始めた時、店の外から狙撃され、ジョーは死亡します。狙撃した犯人は既に逃走していましたが、銃声を聞いて駆けつけた警察官が犯人の顔を見ていました。犯人であるリジーの自宅へ向かいますが、そこには冷蔵庫からは夫であり部隊の副隊長の「ジェームズ・マレー」の死体があるだけでした。
ラストネタバレ:ジョンの復讐
復讐に燃えるジョンに、リジーから電話がかかってきます。ひどく怯えている様子で、ジョンに会いたいと伝えてきました。ジョンは「立体駐車場で会おう」と言いましたが、それは彼女の罠で、リジーはチームメンバーであり不倫相手の「ジュリアス・エドモンズ」と駐車場へ向かいます。
ジョンはリジーが乗っていた赤い車を発見しますが、彼女は別の車のトランクから狙っていました。ジョンは背中を撃たれましたが、防弾ベストのため無事でした。カーチェイスをしながらの銃撃戦で、市民にも犠牲者が出ましたが、ジュリアスの運転していた車が事故に遭って止まります。
リジーは仲間を殺した動機を「1000万ドルを奪ったから」だと言いますが、ジョンが「盗んだのは俺だ」と告白します。ジョンはリジーを撃ち殺すと、隙を突いてキャロラインの前から姿を消しました。
1000万ドルを持ったジョンは、地元警察を買収して家族を殺した人物の情報を聞き出そうとします。組織からの報復を恐れて警察も情報出すのを渋っていましたが、ジョンはデスクの上に札束を積み上げていきます。そして、ついに犯人の情報を得ることに成功します。
酒場へ行き、家族を殺した男を見つけると、射殺します。男の仲間との銃撃戦になりますが、ジョンは全員射殺しました。しかし、ジョンの胸に銃弾を食らっており、出血していました。静かに元いた席に戻ると、ゆっくりと葉巻に火を点けました。
サボタージュの別エンディング・ラスト解説
別ラスト解説:Blu-rayなどで視聴可能
映画『サボタージュ』には、あらすじで紹介したラスト以外の「別エンディング」があります。通常のエンディングとは結末が変わっており、若干ミステリー要素のある『サボタージュ』においては、映画のストーリーの考え方まで変わってしまいます。
他の映画でも、本編とは違ったエンディングがいくつかあるという作品は何本かあります。『サボタージュ』では、Blu-ray版で別バージョンのラストを確認することができます。では、なぜわざわざ映画本編とは別のエンディングを収録し、ラストシーンまで変えたのでしょうか。それには2つの理由がありました。
別ラスト解説:長過ぎた尺とシーンのカット
1つは「長過ぎた尺」です。尺、つまりは上映時間が長くなり過ぎてしまうため、監督は不本意ながらカットせざるを得なかったようです。当初の予定では、映画の上映時間が3時間近くとなってしまいます。プロデューサーから「もっと短くしろ」と言われたため、現在の109分まで短くなりました。
もう1つの理由は「映画ラストのオチが暗すぎる」というものでした。すでに撮影済みだったラストシーンをわざわざ撮り直さなければならなくなり、そうすると必然的に映画のストーリーまで変わってしまいました。
こういった撮影側のやり取りがあり、当初の映画のストーリーとは変わってしまった『サボタージュ』は、別バージョンのエンディングを収録するという形でソフト化されました。
別ラスト解説:シュワちゃんが犯人?
映画本編では、チームのメンバーを「殺したのはリジー」で「金を奪ったのはジョン」という結末になっています。しかし、元々の映画のストーリーではどちらの真犯人はジョンという設定でした。
当初はもっとミステリー色が強く、様々な伏線があったのですが、上映時間を短くしたことで、それらの要素も変更となりました。ジョンは家族を殺した犯人を見つけ出して復讐するために、1000万ドルを手にするために仲間を裏切って殺害までします。
すべてが終わり、ジョンは金を持ってメキシコへ行こうとしますが、車に乗ったところで女刑事のキャロラインに銃を突き付けられます。そして、隙をついてキャロラインを撃ち殺したジョンは、車で走り去っていく、というのが別エンディングです。
サボタージュのキャスト
ジョン/アーノルド・シュワルツェネッガー
映画『サボタージュ』で「ブリーチャー」の異名で恐れられる凄腕麻薬捜査官ジョン・ウォートンを演じたのは、アーノルド・シュワルツェネッガーです。オーストリア出身の彼は、警察官でありカーリングのチャンピオンでもあった父親の影響でスポーツに関心を持ち、後にウエイトトレーニングを始めます。
ボディビルダーとして活躍し、ボディビル界で最高峰のミスター・オリンピアで6連勝するとともに、1970年に『SF超人ヘラクレス』で映画デビューし、1982年に『コナン・ザ・グレート』でハリウッド映画で主演を務めます。
そして、1984年に映画『ターミネーター」で悪役のアンドロイドT-800を演じ、アクション俳優の地位を確立しました。以降、アクション映画以外にもコメディ映画にもチャレンジし、2003年にはカリフォルニア州知事も務め、近年再び俳優業を再開して映画に出演しています。
リジー/ミレイユ・イーノス
ジョンのチームメンバーの中で唯一の女性隊員リジーを演じたのは、ミレイユ・イーノスです。出身はミズーリ州で、5歳からテキサス州で育ちます。テレビドラマで活躍しており、『ビッグ・ラブ』『THE KILLING~闇に眠る美少女』などが知られています。
映画では『L.A.ギャングストーリー』のコニー・オマラ役や、『ワールド・ウォーZ』のカレン・レーン役などで活躍しています。
ジェームズ/サム・ワーシントン
副隊長「モンスター」ことジェームズを演じたのは、サム・ワーシントンです。イギリス出身で、幼少期に移住したオーストラリアで育ちました。2000年に『タップ・ドッグス』で映画デビューし、ブルース・ウィリス主演の映画『ジャスティス』以降ハリウッドで活躍します。
サム・ワーシントンと言えば、ジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』のジェイク・サリーで主演を演じていることで知られています。また、『タイタンの戦い』『タイタンの逆襲』でペルセウス役を演じるなど、多くの話題作に出演しています。
ジュリアス/テレンス・ハワード
「シュガー」ことジュリアス・エドモンズを演じたのは、テレンス・ハワードです。舞台女優でもあった祖母の影響で演じることに興味を持ち、1995年に『陽のあたる教室』で本格的に映画デビューします。
2005年の『ハッスル&フロウ』ではアカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされています。2008年に映画『アイアンマン』でトニー・スタークの親友のジェームズ・ローズ役を演じています。
キャロライン/オリヴィア・ウィリアムズ
女刑事キャロラインを演じたのは、オリヴィア・ウィリアムズです。イギリス・ロンドン出身で、ケンブリッジ大学で英文学を学び、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台にも立っていました。
1999年の映画『シックス・センス』で主人公マルコムの妻・アンナ役を演じています。2010年ロマン・ポランスキー監督の映画『ゴーストライター』での演技が高く評価され、多くの映画批評家協会賞の助演女優賞を獲得しています。
ダライアス/ハロルド・ペリノー
キャロラインの同僚のダライアスを演じたのは、ハロルド・ペリノーです。ニューヨークで音楽と演劇を学び、ダンサーとしていくつかの舞台に立っていました。1997年の『ロミオ+ジュリエット』でマキューシオを演じています。
また、『マトリックス リローデッド』と『マトリックス レボリューションズ』では、ネブカデネザル号のオペレーターであるリンク役や、テレビドラマ『LOST』のマイケル・ドーソンでも知られています。
ジョー/ジョー・マンガニエロ
「グラインダー」ことジョー・フィリップスを演じたのは、ジョー・マンガニエロです。学生時代はスポーツマンで、バスケットボール部とバレーボール部でキャプテンで、フットボールでも1軍選手でした。しかし、フットボールで怪我を負ったことと、友人と作っていた映画の影響で演技に興味を持ちました。
2002年の映画『スパイダーマン』ではフラッシュ・トンプソンを、2017年の『ジャスティス・リーグ』ではデスストロークを、『ランペイジ 巨獣大乱闘』でバークを演じています。
エディ/ジョシュ・ホロウェイ
『ネック』ことエディ・ジョーダンを演じたのはジョシュ・ホロウェイです。北米やヨーロッパで活躍しており、エアロスミスのPV『Cryin』にも出演しています。
2004年のテレビドラマ『LOST』で詐欺師でトラブルメーカーのソーヤー役で知られており、2011年の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ではトレヴァー・ハナウェイを演じています。
フロイド/マーティン・ドノヴァン
『サボタージュ』で麻薬取締局長のフロイドを演じたのは、マーティン・ドノヴァンです。カリフォルニア州出身で、映画やテレビだけでなくテレビドラマでも活躍しています。
2002年に『インソムニア』のハップ・エクハート、2006年には『サイレントヒル:リべレーション3D』でダグラス役を演じています。近年では『アントマン』や『アフターマス』、テレビ映画の『華氏451』などにも出演しています。
トム/マックス・マーティーニ
「パイロ(放火魔)」と呼ばれているトム・ロバーツを演じているのは、マックス・マーティーニです。ニューヨーク出身で、1998年『プライベート・ライアン』のフレッド・ヘンダーソン伍長を演じたことでブレイクしました。
2013年の映画『パシフィック・リム』で、イェーガー「ストライカー・エウレカ」のパイロットのハーク・ハンセン役や、2016年の『13時間 ベンガジの秘密の兵士』ではマーク・ガイストを演じています。
サボタージュの吹き替え声優
ジョン/玄田哲章
「シュワちゃんの吹き替え声優」と言えば、玄田哲章さんです。独特の太くて低い声の持ち主で、『コナン・ザ・グレート』から担当しています。シュワちゃん自身が「100年間演じてほしい」と、専属俳優として永久認定されました。
映画『トランスフォーマーシリーズ』ではオプティマスプライムを担当しており、アニメ版でもコンボイ司令官を演じており、特に実写版は「玄田さんでなければ観ない」というファンもいるほど高い人気を得ています。
リジー/林真里花
リジーを演じた林真里花さんは、海外ドラマや洋画の吹き替えを中心に活躍しています。ケイト・ウィンステッドやキャメロン・ディアス、キム・ソナなど吹き替えを担当しています。
また、メアリー・リン・ライスカブの吹き替えを担当しており、『24-TWENTY FOUR-』のクロエ・オブライエン役で知られています。
ジェームズ/高田延彦
高田延彦さんは、1981年に新日本プロレスに入団し、翌年にデビューします。UWF、UWFインターナショナルを経て、総合格闘家として活躍し、PRIDEでのヒクソン・グレイシー戦は有名です。
映画の吹き替えでは『Mr.インクレディブル』のアンダーマイナー役や『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』のスコーピオン・キング約で知られています。
ジュリアス/丸山壮史
丸山壮史さんは、洋画の吹き替えを中心に活躍している声優です。『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』のジャスパー・シットウェル役で知られています。
また、スティーブン・セガール主演の映画『沈黙シリーズ』では、アンドレ・メイソン役、『哭声/コクソン』では主演のジョングの声を担当しました。
キャロライン/深見梨加
深見梨加さんは、『美少女戦士セーラームーンシリーズ』でセーラーヴィーナスや『マクロスプラス』のミュン・ファン・ローンを演じて人気になりましたが、同時に多くの洋画の吹き替えも担当しています。
アンジェリーナ・ジョリーやキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、シャロン・ストーンなどの吹き替えを担当していることでも知られています。
ダライアス/田村真
田村真さんは、シェイクスピアシアターやニナガワ・カンパニー・ダッシュで活動していますが、2009年に吹き替えで声優デビューしました。
担当している俳優はチャドウィック・ボーズマンで、『ブラックパンサー』では主演のティ・チャラを演じており、『マーベルシリーズ』に登場するブラックパンサーも田村さんが担当しています。
ジョー/長島真祐
長島真祐さんは、声優やナレーターとして活躍しています。『鋼の錬金術師』では、ヒューズ中佐の部下であるフォッカーを演じています。
洋画では『セットアップ』のピーティや、『ミュータント・タートルズ』のリベッティなど、様々な作品に出演しています。
エディ/北村謙次
北村謙次は、2015年『クレヨンしんちゃん オラの引っ越し物語サボテン大襲撃』でルチャドールをはじめとして、地上波アニメや劇場アニメで活躍しています。
吹き替えでは『007スペクター』のミスター・ヒンクス、『SAFE/セイフ』のバシリー・ドチェスキー、テレビドラマ『LUCIFER/ルシファー』のアメナディエルなどでも知られています。
フロイド/各務立基
各務立基(かがみ りき)さんは、『PSYCHO-PASS サイコパス2』の堂本秀一郎『血界戦線』の2期でリガ=エル=メヌヒュトなどのアニメ作品に出演しています。
洋画では『マップ・トゥ・ザ・スターズ』のスタッフォード・ワイス博士役や、『パシフィック・リム』ではオバマ大統領役なども演じており、テレビドラマの吹き替えも多く担当しています。
トム/小宮浩信(三四郎)
パイロの吹き替えは、お笑いコンビ三四郎の小宮浩信さんです。マセキ芸能社所属で、小宮さんの滑舌の悪さをいじるネタが多く、「アメトーーク」や「ロンドンハーツ」をはじめ様々な番組に出演しています。
出典: https://thetv.jp
主にネタ番組やバラエティで活躍していますが、小宮さんは今回の映画『サボタージュ』が初の洋画吹き替えとなりました
サボタージュに関する感想や評価
シュワちゃんの圧倒的な存在感に高評価
シュワちゃんの主演映画ということもあり、年齢を重ねたとは言っても彼の存在感は非常に大きいことが窺える評価があります。作中では「麻薬戦争の神」と言われていましたが、シュワちゃんの迫力なら、納得してしまうほどで、好評価に結びついているようです。
ラストスタンド、サボタージュは見た後に「メキシコの麻薬マフィア撲滅に必要なのはシュワルツェネッガーだ!」と俺たちに教えてくれる道徳映画です。
— “DIE”suke (@eroerorocknroll) April 8, 2019
製作サイドの紆余曲折の末、現在の形になった『サボタージュ』ですが、アクションシーンばかりではなく、「人間の弱さ」に注目する人もいます。
#金剛いろは#ごんごん見てくれこの一本
— アルバン・ルグラン3⃣@🎮or⚽配信Vtuber💎🌸🍒🏰👅🔞🍡🔔 (@AlbinLegrand03) March 21, 2019
僕はサボタージュっていうシュワちゃん主演の映画が面白かったです
修羅場を共に潜り抜け生死を共にした仲間同士でも大金を前にあっさり関係が崩壊してしまうあたり人間の弱さ愚かさを見せつけられ切ない気持ちになる映画でした
銃器や特殊部隊の動きなどは、ガンマニアやサバイバルゲーム好きの人には好まれています。『サボタージュ』は、注目するポイントによって、評価が分かれる映画と言えます。
脚本的には惜しい評価
予告編では、アクションシーン満載の映画を想像してしまいますが、実際のところはミステリー要素もあります。そのため、シュワちゃんがこれまで主演してきたアクション映画としてみると、やや消化不良な部分があります。
映画レビュー
— 熊本誠一郎 (@kumachan6691) April 6, 2019
サボタージュ
シュワ主演の映画だったんが
アクションよりサスペンス要素が強かった
うーん微妙
話の辻褄も、よく考えてみると合っていなかったり、全ての謎がしっかり解かれないまま終わってしまったりと、キャストは豪華なのですが、脚本が惜しい作品という印象が残ってしまいました。
サボタージュのあらすじ・ラストネタバレや評価まとめ
評価は賛否両論だけどカッコいい
映画『サボタージュ』は、ストーリーに注目してしまうと、惜しい印象があり、評価を下げてしまう傾向があります。しかし、『サボタージュ』の魅力はストーリーだけではありません。
特殊部隊チームが拠点を制圧していくシーンなどは、非常に迫力があり、評価のポイントにもなっています。何より、年齢を重ねたことで貫禄が出ているシュワちゃんの主演映画とあって、アクション映画好きにとっては注目の作品です。