ローズマリーの赤ちゃんのあらすじをネタバレ解説!映画の衝撃の結末・ラストは?

映画ローズマリーの赤ちゃんは1968年に制作されたアメリカのホラー映画です。ホラー映画ローズマリーの赤ちゃんは不吉な事が起きるいわくつきのアパートに引っ越したある夫婦が恐ろしい出来事に遭遇するといったあらすじのカルト映画であり、非常に驚愕するラストである結末からオカルトブームの先駆けとなった作品です。本記事ではそんなホラー映画ローズマリーの赤ちゃんについてラストにあたる結末までのあらすじネタバレや原作小説のネタバレなどをまとめて解説していきます。

ローズマリーの赤ちゃんのあらすじをネタバレ解説!映画の衝撃の結末・ラストは?のイメージ

目次

  1. ローズマリーの赤ちゃんとは?
  2. ローズマリーの赤ちゃんの映画あらすじをネタバレ解説
  3. ローズマリーの赤ちゃんの結末・ラストをネタバレ解説
  4. ローズマリーの赤ちゃんの原作小説と続編
  5. ローズマリーの赤ちゃんに関する感想や評価は?
  6. ローズマリーの赤ちゃんの映画ネタバレまとめ

ローズマリーの赤ちゃんとは?

ローズマリーの赤ちゃんの映画作品情報

映画ローズマリーの赤ちゃんは1968年に制作されたアメリカのホラー映画です。ホラー映画ローズマリーの赤ちゃんはあるいわくつきのアパートに引っ越してきた夫婦が悪魔崇拝者に狙われることになり、恐ろしい体験をすることになるといったあらすじの物語であり、ラストとなる結末まで非常に不気味な世界が描かれています。このことから1968年に公開された映画にも関わらず今現在でも人気が高い映画作品です。

また驚愕のラストを迎える映画ローズマリーの赤ちゃんを手掛けた巨匠ロマン・ポランスキーは物語の結末までグロテスクな描写や特殊メイクなどの工夫を一切行わずに恐怖を体感させる作品に仕上げており、その独特の世界観から世界中の映画界でオカルトブームが到来する先駆けとなりました。さらに戦争経験者である監督自身の経験が影響を及ぼした作品であり、オカルト的怖さの他に人間の醜い姿も描かれています。

そんな映画ローズマリーの赤ちゃんは不朽の名作として現代まで語り継がれており、ホラー映画好きの方にはもちろんのこと、グロテスクな描写が嫌いな人でも楽しめるホラー映画作品となっています。本記事ではそんなローズマリーの赤ちゃんについてラストである結末までのあらすじのネタバレ解説や原作となった小説のネタバレ解説などをご紹介していきます。

ローズマリーの赤ちゃんの予告編動画

映画ローズマリーの赤ちゃんの予告編動画ではアパートに引っ越した夫婦の妊娠を皆で祝うシーンのみが描かれており、ホラー映画と感じさせない動画となっています。しかし映画ローズマリーの赤ちゃんは非常に恐ろしい物語が展開される映画であり、多くの人を恐怖させることになりました。ではここからは映画ローズマリーの赤ちゃんについて簡単な物語のあらすじをネタバレ解説していきます。

ある日、マンハッタンにある古いアパートに若い夫婦が引っ越してきました。しばらくすると妻のローズマリーは妊娠することになり、アパートの住民たちは若い夫婦を祝福します。異常ともいえる隣人の態度に若い夫婦は疑問を覚えます。すると妻のローズマリーは情緒不安定になってしまい、アパートの不穏な空気を察知します。そんな若い夫婦に悪魔的ともいえるある恐ろしい現象が舞い降りていくのでした。

ローズマリーの赤ちゃんのキャスト

  • 監督:ロマン・ポランスキー
  • ローズマリー・ウッドハウス:ミア・フォロー
  • ガイ・ウッドハウス:ジョン・カサヴェテス
  • ローマン・カスタベット:シドニー・ブラックマー
  • ミニー・カスタベット:ルース・ゴードン
  • エドワード・ハッチ:モーリス・エヴァンス

ローズマリーの赤ちゃんの映画あらすじをネタバレ解説

あらすじネタバレ:格安の部屋

ここからは本記事の本題の一つである映画ローズマリーの赤ちゃんについてラストである結末に至るまでの物語のあらすじをまとめてネタバレ解説していきます。1965年、アメリカのニューヨークに売れない俳優のガイとその妻ローズマリーはあるアパートの下見をしていました。そのアパートは築年数はあるものの交通や部屋の広さは抜群であり、家賃も安い最高の物件でした。

一方で以前に住んでいた住人が病院で死亡しているという汚点があったものの、部屋で亡くなっていないことからローズマリーは安堵します。すると管理人がタンスがクローゼットの前に移動しているのに気づき、ガイと共に動かします。するとなぜか中に掃除機が入っており、ガイ達は老人がしたことにして気にしないようにします。その後アパートの契約を決めたローズマリーに老人のハッチがいわくつきのアパートだと語ります。

ハッチ曰くアパートは過去に子供を食べたトレンチ姉妹や悪魔崇拝者のマカートが住んでおり、赤ちゃんの遺体が発見されるなど不気味な事件が多発しているとのことでした。しかしローズマリーとガイは特に気にすることなくアパートに引っ越します。一方アパートの隣人であるローマンとミニーとカスタベット夫妻はテレサという黒人の女性を養子にしていました。そんなテレサはある日ローズマリーと出会います。

薬草が入ったペンダントネックレスをしているテレサはローズマリーにカスタベット夫妻に感謝していると話します。しかしその夜テレサは自殺してしまいます。その際ローズマリーは警察にテレサがカスタベット夫妻に感謝していたと話したことからカスタベット夫妻と仲良くなります。するとその日の翌日突然ミニーが家に押し入り、家具の値段を聞くなど失礼な態度を露わにします。

そんなミニーはローズマリーを食事に誘い、断り切れないローズマリーは承諾してしまいます。一方ガイは芝居の主役をドナルドに取られたことに落ち込んでいました。そんなガイは一回きりということでローズマリーと共にカスタベット夫妻と食事をすることにするのでした。

あらすじネタバレ:ガイとの会話

食事に招かれたガイは芝居好きのローマンと話しをしたことでカスタベット夫妻のイメージを覆します。ローマンの父親がプロデューサーをしているということでガイは興奮してしまい、頻繁にカスタベット夫妻と会うようになります。一方ローズマリーは突然ミニーが12階に住むローラを連れて勝手に部屋でくつろぎ始めたことに唖然とします。しかし年齢の離れた人物ということもあってローズマリーは帰らすこともできませんでした。

するとミニーはローズマリーにテレサが身に着けていた物と同じタニス草が入ったペンダントを引っ越し祝いにプレゼントします。ガイは特に嫌うことはありませんでしたが、ローズマリーは独特な香りがすることから宝石箱に収納することにします。一方芝居の主役を務めたドナルドが失明する出来事が起こり、突如ガイの仕事が順調になります。そんなガイは複雑な心境の中ローズマリーに子供を作らないかと提案します。

そして二人は夜の営みに向けて雰囲気を作ることにするのですがミニーが邪魔をします。しかし邪魔をされたくない夫婦はデザートを受け取ってミニーを返します。ミニーから受け取ったデザートは変な味がしていたのですが、ガイは失礼にあたることからローズマリーに全て食べるよう話します。しかしあまりにも変な味がしたことからローズマリーは隠して捨ててしまいます。

しかしローズマリーは気分が悪くなってしまい、心配したガイは服を脱がしてローズマリーを寝かしつけます。するとローズマリーはアパートの住人が裸で自分を囲い、自分の胸に血で印を書いて足を拘束される夢を見ます。さらにローズマリーは夢で悪魔に犯されてしまい、悪魔に恐怖する言葉を発します。すると目の前にペンダントと同じ指輪をした法王が現れ、「許す」とローズマリーに告げます。

目を覚ましたローズマリーは自分の体に引っかき傷が出来ているのに気付き、ガイは自分で引っかいていたと話します。するとなぜかローズマリーは妊娠しており、ヒル先生がいる産婦人科を訪ねます。一方ガイはローズマリーの妊娠に歓喜し、隣人に報告をします。するとカスタベット夫妻がお祝いに駆け付け、ローズマリーは貰ったペンダントを着けるのでした。

あらすじネタバレ:産婦人科

ローズマリーが妊娠したことでミニーはヒル先生がいるにも関わらず別の産婦人科医を紹介します。さらにミニーは勝手に予約もしてしまいます。しかし紹介されたサパスティン医師は「出産書を読むな。友人を信じるな。ビタミン剤はいらない。ミニーが煎じた薬を飲め。」と怪しい言動をする人物でした。しかしローズマリーはサパスティン医師が話したことをそのまま実行してしまいます。

ローズマリーは毎日ミニーが持ってくる白い液体を嫌々飲むことになり、ガイがカスタベット夫妻を信用していることから逆らうことも出来ませんでした。その後髪を短く切ったローズマリーは腹痛に襲われるものの、サパスティン医師は問題ないと診察します。しかしローズマリーの腹痛はどんどん悪化していき、やせ細ってしまいます。事態が悪化しているにも関わらず、サパスティン医師は頑なに問題ないと診察します。

するとハッチがローズマリーを訪ね、姿の変わりように驚愕します。すると話を聞いていたハッチの元にローマンが訪ね、ハッチはガイにタニス草を調査すると伝えてその場から立ち去ります。その後ローズマリーはハッチに呼び出されて会いに行くのですが、ハッチが現れることはありませんでした。心配したローズマリーはハッチの家に電話をするとグレースという女性が対応することになり、ハッチが昏睡状態になったことを知ります。

その後ローズマリーは腹痛がひどくなり、年が明けても治る気配がありませんでした。そこでローズマリーは友人だけでパーティーを開くことにし、痛みを訴えることにします。ローズマリーは子供が死んでいると思っていたのですが、パーティー終了後に子供が動きだしたことで歓喜します。その後ローズマリーはベビー用品を買い揃える中でハッチの訃報を知り、ハッチの葬儀に向かうことにします。

その際グレースはハッチが「アナグラム」と名付けていたある本をローズマリーに渡します。それは「悪魔のしもべたち」という本であり、その中にはタニス草が悪魔の胡椒と呼ばれるものであることが記載されていました。ローズマリーはそこでアナグラムという言葉を思い出し、タイトルを並び替えるものの真実が浮かびあがることはありませんでした。そんな中ローズマリーはある写真に目をつけます。

その写真にはエドリアン・マカートの息子であるスティーブンの名前に線が引いてあり、名前を並び替えるとローマン・カスタベットという名前が浮かび上がりました。驚愕したローズマリーはすぐにガイに知らせるものの、信用しないガイは本を処分してしまいます。そして映画ローズマリーの赤ちゃんの物語はラストとなる結末に歩みを進めていくのでした。

ローズマリーの赤ちゃんの結末・ラストをネタバレ解説

結末・ラストネタバレ:死産

ここからは映画ローズマリーの赤ちゃんについてラストである結末のあらすじについてネタバレ解説していきます。ローズマリーはサパスティン医師からローマンは病気を患っており、余命が残りわずかであることを知らされます。カスタベット夫妻はローマンの命が残り少ないことから余生を楽しむために旅行へ出かけました。一方ローズマリーはネックレスを処分し、悪魔の術という本を購入します。

その悪魔の本には悪魔のしもべが対象者の衣類を取ることでその者の命を奪うことや失明させることができると記載されており、ローズマリーはハッチが帰る時に手袋が一つ無くなっていたことを思い出します。そしてローズマリーはハッチが死亡した原因は悪魔崇拝者のローマンではないかと推測します。そこでローズマリーは失明したドナルドに電話をし、ガイとネクタイを交換したという話を聞き出します。

その後ローズマリーはガイも悪魔教徒ではないかと睨み、サパスティン医師に相談しに行きます。しかし受付女性からサパスティン医師がタニス草のローションを使用していると聞き、逃げ出します。そしてローズマリーはヒル先生の元を訪れるものの、ローズマリーがヒステリーを起こしたと勘違いしたヒル先生はサパスティン医師とガイに連絡し、ローズマリーは連れ戻されてしまうことになります。

そしてアパートに連れ戻されたローズマリーは拘束されてしまい、強制的に出産させられてしまいます。しかし生まれた男子は逆子であったことから死産してしまうのでした。一方悪魔と契約を交わしたガイは映画会社から依頼を受けるほど出世していき、全てガイの目論み通りに事が動くのでした。

結末・ラストネタバレ:赤ん坊の目

ローズマリーの出産を手伝った女性は密かに母乳を持ち出します。その後赤ちゃんの泣き声を聞いたローズマリーはクローゼットの奥に隠し扉があることに気付き、包丁を持って中に入ります。するとそこにはアパートの住人が15人ほどおり、カスタベット夫妻の姿もありました。実はローズマリーとガイが引っ越したアパートの住人は悪魔崇拝者のカルト教団だったのです。

ローズマリーは悪魔の目をしたと思われる赤ちゃんを見て「この子の目に何を」と叫びます。するとサパスティン医師がローズマリーを母だと話し、悪魔崇拝者達はローズマリーを拝みだします。そしてローズマリーは悪魔の子として生まれたエイドリアンを育てることを決意するのでした。こうして映画ローズマリーの赤ちゃんは結末を迎え、物語の幕が下りていくのでした。

ローズマリーの赤ちゃんの原作小説と続編

ローズマリーの赤ちゃんの原作小説

ここからは映画ローズマリーの赤ちゃんの原作となった小説について内容をネタバレ解説していきます。原作小説のローズマリーの赤ちゃんは映画と同様の設定となっているのですが、少し映画と違う点があります。上述の解説でご紹介した通り映画は悪魔の姿などはあまり詳しく描いていません。しかし原作では悪魔の姿が非常に細かく描いており、生まれた赤ちゃんの父はガイではなく悪魔の王サタンであることも明らかになっています。

また原作小説のローズマリーの赤ちゃんは登場人物の心理描写などが分かりやすく表現されており、映画版よりもはるかに怖い内容となっています。もしご興味ある方は非常に怖い小説であることを頭に置いてご覧になってください。

ローズマリーの赤ちゃんの原作の続編が話題に

ローズマリーの赤ちゃんの原作小説には続編となる「ローズマリーの息子」が出版されています。続編であるローズマリーの息子は出産した子供が成長した後の物語となっており、息子を人間に育てようとするローズマリーが悪魔崇拝者から逃げる物語です。続編では悪魔の王であるサタンが現世に蘇り、人類滅亡を実行に移すといった壮大なストーリーが展開されていきます。

続編で一番の見どころとなるのが悪魔とローズマリーの戦いであり、オーメンに似た作品となっています。また続編も第1作品目と同じく非常に面白い結末を迎える内容となっており、注目が集まっています。もし映画を観て続編が気になる方は是非原作の続編であるローズマリーの息子をご覧ください。

ローズマリーの赤ちゃんに関する感想や評価は?

映画ローズマリーの赤ちゃんに関する感想では非常に怖い映画だという感想が多く寄せられていました。映画ローズマリーの赤ちゃんは幽霊的怖さのほかに人間の心理描写に訴えかける怖さが描かれた作品です。特に上記の感想通り、気付けば誰も味方がおらず、手遅れになってしまう結末は非常に驚愕すると共に恐怖を感じる場面となっています。

ローズマリーの赤ちゃんの映画ネタバレまとめ

本記事では映画ローズマリーの赤ちゃんについて結末までのあらすじや原作小説の内容などをまとめてネタバレ解説させて頂きました。映画ローズマリーの赤ちゃんはオカルトブームの先駆けといわれているだけあって最後まで飽きることのない不朽の名作映画となっています。また映画ローズマリーの赤ちゃんは観る人を選ばない作品であり、様々な世代の方におすすめできるホラー映画です。

本記事を読んで映画ローズマリーの赤ちゃんにご興味頂けましたら、是非一度映画ローズマリーの赤ちゃんをご覧ください。もし映画ローズマリーの赤ちゃんを観て怖さが足りないといった方は非常に怖い内容となっている原作版をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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