フロム・ダスク・ティル・ドーンは面白い?映画のネタバレあらすじとキャストまとめ

「フロム・ダスク・ティル・ドーン」は、ロバート・ロドリゲスが監督を務め、1996年に公開された映画作品です。犯罪者である主人公が、アメリカからメキシコを目指して逃亡している際の派手な銃撃戦だけでなく、途中からホラー要素も加わるという見どころ満載な映画となっています。今回はそんな映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のあらすじを結末までネタバレし、ジョージ・クルーニーやクエンティン・タランティーノをはじめとする豪華キャスト陣も紹介していきます。

フロム・ダスク・ティル・ドーンは面白い?映画のネタバレあらすじとキャストまとめのイメージ

目次

  1. フロム・ダスク・ティル・ドーンとは?
  2. フロム・ダスク・ティル・ドーンの映画あらすじネタバレ
  3. フロム・ダスク・ティル・ドーンの映画結末ネタバレ
  4. フロム・ダスク・ティル・ドーンの登場人物・キャスト
  5. フロム・ダスク・ティル・ドーンは面白い?感想や評価を紹介
  6. フロム・ダスク・ティル・ドーンの映画ネタバレまとめ

フロム・ダスク・ティル・ドーンとは?

フロム・ダスク・ティル・ドーンの映画作品情報

映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」は、当時人気絶頂であったジョージ・クルーニーやクエンティン・タランティーノの2人を主演キャストに起用し、ロバート・ロドリゲスが監督を務めて1996年に公開されました。タランティーノは脚本も担当しており、派手なアクションだけで無く、恐ろしい吸血鬼達によるホラー要素も加わっている事で、シーンのすべてが見どころと称されるほどの名作に仕上がっています。

続編も制作されており、1作目の過去を描いている「フロム・ダスク・ティル・ドーン2」と、未来を描いている「フロム・ダスク・ティル・ドーン2」が1999年にビデオ映画としてそれぞれ発売されました。さらに、近年では2014年からテレビシリーズとして「フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ」が放送され、2016年にシーズン3で終了しました。

フロム・ダスク・ティル・ドーンの予告編動画

こちらが映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の日本劇場予告動画になります。主演キャストであるジョージ・クルーニーとクエンティン・タランティーノが演じる犯罪兄弟が派手な銃撃戦を繰り広げるところから始まり、劇中の中盤から現れる吸血鬼達との戦いも垣間見る事が出来ます。

タランティーノが脚本を担当

映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の主演キャストの1人であるクエンティン・タランティーノは脚本も担当しています。本作以外にもタランティーノ自身を主人公に投影させた「トゥルー・ロマンス」をはじめとした有名作品の脚本を手掛けている事でも知られているタランティーノは、大の映画好きであった母親の影響もあって幼少の頃から映画に親しみ、14歳の頃から脚本を書いて修業を積んでいたという事です。

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フロム・ダスク・ティル・ドーンの映画あらすじネタバレ

あらすじネタバレ:ゲッコー兄弟

セス・ゲッコーはプロの泥棒であり、警官を殺害した罪でアメリカの刑務所に服役していました。そんなセスの弟であり、性犯罪者であるリチャード・“リッチー”・ゲッコーはセスを脱獄させる事に成功し、一緒に国外へ逃げるための計画を立てます。逃亡生活を送るためには金が必要であったため、2人はまず銀行強盗をして金を作りましたが、この時に銀行員の女性・グロリアを人質に取り、警察や警備員など、何人も殺害しました。

金が出来たゲッコー兄弟は、地図を買うためにメキシコの国境の近くにある酒屋に入りますが、そこに警官が入ってきたため、店員であるピートを脅して警官を追い払うように命令します。ピートが命令通りに平常心を装って対応していると、警官はトイレに入り、戻ってきたかと思うとリッチーが警官を撃ち殺してしまいます。計画外の滅茶苦茶な行動をとった弟をセスが攻めていると、ピートが銃を取り出した事で銃撃戦となります。

ピートは脅された怒りもあって、何発もゲッコー兄弟に撃ってきた事でリッチーの手のひらに風穴が開いてしまいます。セスは酒樽に銃を撃つようにリッチーに指示し、合図に従ってリッチーが撃つと、ピートの身体に大量の酒が降り注ぎ、そこにセスが燃えたトイレットペーパーを投げつけた事でピートが火だるまになりました。そして地図を手に入れて外へ出たゲッコー兄弟は、爆発して粉々になっていく店をあとにして先に進みます。

休む事にしたゲッコー兄弟は、トランクに入っていたグロリアを連れてモーテルへと入ります。セスはそこで金を渡せば脱出を手助けしてくれるカルロスに連絡を取り、待ち合わせ場所を決めた後、グロリアに決して逃げようとせずに自分達に従うように命令し、モーテルの外へ出て行きました。セスを見送ったリッチーは一緒にテレビを見るようにグロリアを誘い、グロリアは黙って従う事にしました。

しばらく経って戻ってきたセスは、今夜にはメキシコに着いて翌朝にはカルロスに会えるだろうとリッチーに伝えますが、グロリアの姿が見当たらない事に気付きます。嫌な予感がしたセスが隣の部屋に行ってみると、グロリアが血まみれの姿で死んでいました。性犯罪者の悪い癖が出て人の道に外れた事をしたリッチーに対して、セスはこれからはこんな事はしないようにとリッチーを脅しました。

あらすじネタバレ:旅行

その頃、妻を亡くした事をきっかけに牧師の仕事を辞めていたジェイコブ・フラーは、娘のケイト、息子のスコットと共にキャンピングカーで旅行をしていました。その日はモーテルに泊まる事にしたフラー一家でしたが、そのモーテルはゲッコー兄弟が泊っているモーテルであり、セスに目をつけられてしまいます。そしてセスとリッチーに銃で脅されたフラー一家は、一緒にキャンピングカーでメキシコを目指すことになります。

セスはジェイコブの身の上話を聞きながら進み、遂にメキシコの国境まで辿り着きましたが、検問を突破できるかが最後の難関になります。セスとリッチーはケイトを人質にしてトイレに隠れ、ジェイコブは警備員に闘牛を見に行くと言ってやり過ごした事で検問を突破する事に成功しました。あとはカルロスとの待ち合わせ場所である「ティッティー・ツイスター」に行くだけとなり、セスは大喜びしました。

あらすじネタバレ:店内

セス達は全員で「ティッティー・ツイスター」(日没から夜明けまでフロム・ダスク・ティル・ドーン)に入り、カルロスとの待ち合わせ時間である夜明けまで店内で酒を飲む事にしますが、バーテンダーであるレザーはバイカーとトラッカーにしか酒を出さないと言います。セスは激怒しそうになりますが、ジェイコブが止めに入り、キャンピングカーはトラックだと説明した事からレザーに酒を出させる事が出来ました。

店内はバンド演奏やダンスを踊る美女達などを見るために大勢の客で溢れかえっていましたが、セスはその中でもセックス・マシーンという股間に銃を装着している男性や、巨漢の男性・フロストなど、変わった風貌の顔ぶれが居る事に気が付きました。盛り上がる店内でしたが、やがて照明が暗くなり、世界一の邪悪なダンサーと称されている地獄のサンタニコが登場しました。

サンタニコは自分の足に酒を流すというパフォーマンスをし、興奮したリッチーがその足にかぶりついて酒を飲みました。店内が盛り上がる中、突然サンタニコが吸血鬼へと姿を変えてリッチーに噛みつき、セスが銃を撃ってサンタニコを吹き飛ばしました。すると他のダンサー達やバンドマン達も次々と吸血鬼の姿に変身し、他の客達を襲いだした事で、店内は壮絶な殺し合いの場になってしまいます。

セックス・マシーンは股間の銃や鞭を駆使して吸血鬼達と互角以上に戦い、フロストも怪力を駆使して次々と吸血鬼達を倒していきました。セスはサンタニコに踏まれながら奴隷になるように言われていましたが、銃でシャンデリアを打ち落としてサンタニコを下敷きにした事で倒す事に成功しました。ほとんどの吸血鬼達を片付けたセス達でしたが、「ティッティー・ツイスター」の扉は固く閉じられていて脱出する事が出来ませんでした。

フロム・ダスク・ティル・ドーンの映画結末ネタバレ

結末ネタバレ:リッチーが吸血鬼に

弟が死んだ事でセスが悲しんでいると、突然リッチーが吸血鬼として蘇って襲い掛かってきました。殺す事を拒むセスでしたが、弟のためにもみんなで押さえつけている内に杭を刺して殺しました。すると他にも生き残っていた吸血鬼が何体かいたようで、セックス・マシーンが倒していきますが、不意を突かれて噛まれてしまいます。しかしセックス・マシーンはその事をみんなに隠しておく事にしました。

外には多くのコウモリが押し寄せてきており、みんなで入り口を突破されないように押さえていましたが、遂にセックス・マシーンが吸血鬼になってしまい、ジェイコブとフロストに噛みついてしまいます。フロストはセックス・マシーンを放り投げますが、投げた先は窓で、外にいたコウモリがなだれ込んできました。その後、フロストも吸血鬼になってしまった事で、セスとジェイコブ、ケイトとスコットは奥の部屋に逃げ込みます。

絶体絶命となってしまった4人でしたが、不幸中の幸いで、逃げ込んだ部屋は吸血鬼達が客から奪った道具が大量に置いてある部屋であったため、みんなで武器をかき集める事にします。セスは杭が高速でピストンする武器、スコットは聖水を入れたウォーターガン、ケイトはボーガンを手に取り、吸血鬼達に立ち向かう事にします。そしてジェイコブが先頭に立ち、扉を開けた事で吸血鬼との最後のバトルが始まりました。

まずはセスがセックス・マシーンと戦い、ケイトの助力もあって倒す事に成功します。ジェイコブもフロストとの一騎打ちの末に倒しますが、今度はジェイコブが吸血鬼となってしまい、スコットに噛みついてしまいます。スコットは銃でジェイコブを撃って倒しますが、多くの吸血鬼がスコットの血を吸いだしてしまった事で、「殺してくれ」とケイトに頼み、ケイトは悲しみの中、銃でスコットを殺しました。

結末ネタバレ:太陽の光

セスとケイトは生き残った吸血鬼達と戦い続けますが、夜明けの時間となった事でカルロスが店の外にやってきました。セスが大声で「ドアをぶち破れ!」と叫び、その声を聞いたカルロスがドアを蹴破ると、太陽の光が差し込んできた事で吸血鬼達はみんな焼け焦げていきました。生き残ったセスとケイトでしたが、多くの犠牲を出してしまった事で、店を選んだカルロスに当たり散らします。

そしてカルロスに払う報酬を略奪金の3割から2割5分にまで減らしたセスは、ケイトにも金を渡します。ケイトは自分も一緒に連れて行ってほしいと頼みますがセスは断ってカルロスと共に去って行き、ケイトもキャンピングカーに乗って帰って行きました。そして「ティッティー・ツイスター」の店の裏側には巨大な遺跡が存在していました。以上が映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の結末までのあらすじネタバレになります。

フロム・ダスク・ティル・ドーンの登場人物・キャスト

セス・ゲッコー/ジョージ・クルーニー

映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の主人公であるセス・ゲッコーはプロの泥棒であり、あらすじでネタバレしてきたように、警察から逃亡の最中に吸血鬼の巣窟「ティッティー・ツイスター」に入ってしまった事で、怪物達との壮絶な戦いに発展していきます。

演じているキャストはジョージ・クルーニーです。アメリカ合衆国出身で1961年5月6日生まれの2019年現在57歳で、映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のセス役以外にも、映画「オーシャンズ11」シリーズのダニー・オーシャン役や、映画「さらば、ベルリン」のジェイク・ゲイスメール役など、多くの大ヒット映画に主演キャストとして出演してきています。

リチャード・“リッチー”・ゲッコー/クエンティン・タランティーノ

映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のもう1人の主人公であるリチャード・“リッチー”・ゲッコーは前述したセスの弟で、あらすじでネタバレしてきたように、セスを脱獄させて一緒にメキシコに逃亡を図りますが、「ティッティー・ツイスター」で吸血鬼になってしまい、セスによってとどめを刺されていました。映画の前半はリッチーの狂った怖さが見どころの1つとなっています。

演じているキャストはクエンティン・タランティーノです。アメリカ合衆国出身で1963年3月27日生まれの2019年現在56歳で、前述したように映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の脚本も手掛けています。タランティーノは現在も俳優と脚本家を兼業しており、2019年7月には脚本を手掛けた最新映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が公開予定となっています。

ジェイコブ・フラー/ハーヴェイ・カイテル

映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のジェイコブ・フラーは、あらすじでネタバレしてきたように、妻を事故で亡くした為に牧師の仕事を辞めて子供たちと共に旅行をしていましたが、ゲッコー兄弟と同じモーテルに泊まった事が運の尽きで、逃亡を手伝う羽目になってしまいます。演じたキャストはハーヴェイ・カイテルです。「恋におちて」や「ピアノ・レッスン」などの代表作があります。

ケイト・フラー/ジュリエット・ルイス

映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のケイト・フラーは、あらすじでネタバレしてきたように、吸血鬼達との戦いを潜り抜けてセスと共に「ティッティー・ツイスター」から脱出した数少ない人物です。演じているキャストはジュリエット・ルイスで、映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の脚本を担当したクエンティン・タランティーノが原案を手掛けた映画「ナチュラル・ボーン・キラーズ」にも出演しています。

フロム・ダスク・ティル・ドーンは面白い?感想や評価を紹介

映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」は、吸血鬼などの化け物が登場する事で物語の雰囲気が一変しますが、それまではリッチーをはじめとした頭のおかしい人間の異常さを描いており、飽きの来ない面白い映画になっているという感想が多くあります。バイオレンスやホラー、吸血鬼によるグロい要素など、様々なジャンルを取り入れている事が映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の魅力です。

映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」は主人公2人が犯罪者であり、邪魔な人物を次々と殺していくという事で、「ガチ系のハードボイルド」と称するファンの感想があります。臨場感ある人間同士のハードボイルドな銃撃戦も、映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」が人気となった理由の1つです。

フロム・ダスク・ティル・ドーンの映像がかっこいいという口コミもありました。いつの間にかヴァンパイアとの闘いに巻き込まれる強盗たちの緊迫感のある映像に魅了される人も多いようです。

フロム・ダスク・ティル・ドーンの映画ネタバレまとめ

映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のあらすじを結末までネタバレし、主要人物を演じたキャスト陣も紹介してきましたが、実力派キャスト達によって面白い作品に仕上がっている事が分かります。今回のまとめを読んだ後にもう一度、映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」を観てみるというのはいかがでしょうか?

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