変態島のあらすじと結末をネタバレ解説!タイトルとはかけ離れた内容?

映画変態島は2008年にフランス・ベルギー・イギリス・オーストラリアが共同して制作したホラーサスペンス映画です。映画変態島は行方不明の息子を捜索するためにミャンマーに訪れた夫婦が人身売買の組織に翻弄されるといったあらすじの内容であり、その内容がタイトルと全く関係ないといった意見が多く寄せられている作品です。本記事ではそんな映画変態島について結末までのあらすじネタバレやタイトルとかけ離れているといわれている内容についてのネタバレを一挙ご紹介していきます。

変態島のあらすじと結末をネタバレ解説!タイトルとはかけ離れた内容?のイメージ

目次

  1. 変態島とは?
  2. 変態島の映画あらすじをネタバレ
  3. 変態島の映画結末をネタバレ
  4. 変態島はタイトルとはかけ離れた内容?
  5. 変態島に関する感想や評価は?
  6. 変態島の映画ネタバレまとめ

変態島とは?

変態島の映画作品情報

映画変態島は2008年にフランス・ベルギー・イギリス・オーストラリアの合計4ヶ国で制作したホラーサスペンス映画です。映画変態島は「Vinyan」というタイトルで公開されており、変態島というタイトルは日本でのみ付けられた名前になっています。この元々付けられた「Vinyan」というタイトルはタイ語で魂や成仏できない幽霊などの意味を持つ単語であり、結末までのあらすじを観るとぴったりなタイトルとなっています。

映画変態島は日本では公開されることはなく、DVDレンタルかAmazonプライムビデオなどでしか観ることが出来ない映画です。しかし映画変態島は残酷なシーンなどが登場するホラーサスペンス映画となっており、年齢制限が設けられています。このことからグロテスクなシーンが苦手な方や、濡れ場などのシーンが苦手な方は映画変態島を観る時に注意が必要となっています。

そんな年齢制限が設けられているほどの映画変態島について少し簡単なあらすじをネタバレ紹介してきます。映画の主人公となるジャンヌと夫ポールは半年前に津波で息子を失っており、絶望の中生活を送っていました。そんなある日ジャンヌはミャンマーの慈善活動を記録したビデオの内容の中で息子ジョシュアの姿を見つけます。ポールは少し疑いを持っていたものの、ジャンヌは夫と共にミャンマーへ足を運びます。

しかし訪れたミャンマーでは子供の人身売買が横行している恐ろしい場所であり、ジャンヌとポールは訪れたミャンマーで人身売買の組織に翻弄されていくのでした。映画変態島のあらすじを見ると一見人身売買の組織が変態的な思考を持っているのかと考える方も多いことでしょう。しかし映画変態島の内容は全く変態島というタイトルに関係する物語ではなく、タイトル詐欺とも呼べる映画となっています。

しかしタイトルと関係性が無い内容の映画となっているものの、非常に恐ろしい結末を迎える映画となっており、ホラー映画好きにはおすすめできる映画です。本記事ではそんな映画変態島について結末までのあらすじネタバレや内容がタイトルとかけ離れているといわれてしまった理由のネタバレなどをまとめてご紹介していきます。また記事の後半では映画の感想もネタバレ紹介させて頂きますので、是非映画の参考にしてみてください。

変態島の監督・キャスト

  • 監督:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ
  • ジャンヌ・ベルマー:エマニュエル・ベアール
  • ポール・ネルマー:ルーファス・シーウェル
  • タクシン・ガオ:ペッチ・オササヌグラ
  • キム:ジュリー・ドレフュス
  • ソンチャイ:アンポン・パンクラトク

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変態島の映画あらすじをネタバレ

映画変態島について映画の基本情報や映画の簡単なあらすじをネタバレ紹介させて頂きました。映画変態島の内容はタイトルと全く違うものとなっており、問題作として酷評されています。では次は映画変態島について問題作となった原因である結末に至るまでのあらすじをまとめてネタバレ紹介していきます。

あらすじネタバレ:ミャンマーへ

タイにあるとあるプーケットに建築家をしているポールとその妻ジャンヌという二人の夫婦が留まっていました。この夫婦は半年前に起きた津波で息子が行方不明になってしまい、息子の生存を信じて生活を送っていました。そんな中ジャンヌがミャンマーの慈善活動を記録した映像を観た際に息子ジョシュアらしき人物を発見します。

ジャンヌは慈善活動の記録ビデオを何度も見返し、息子ジョシュアであると確信します。そしてジャンヌは行きたがらないポールを説得し、夫婦で息子ジョシュアと再会するためにミャンマーへ飛び立つことを決意します。夫婦はミャンマーへ行く方法を探すためにタイの街を訪れ、お金を払う代わりに情報を教えてもらいます。そして夫婦はお金を払って得た情報を元にタクシンという人物の元へ向かうことになります。

あらすじネタバレ:金を要求

ジャンヌとポールは買った情報を元にタクシンの元を訪れ、無事ミャンマーへ飛び立つことに成功します。しかし息子がいると思われる場所には到着せず、途中で降ろされてしまいます。さらに夫婦は降ろされるたびに案内人からお金を要求されてしまいます。一向に目的地へ着く気配がないことに夫ポールは苛立つのですが、ジャンヌがポールを説得して案内人にお金を支払います。

すると今まで夫婦が接触していたタクシンは偽物であり、本物のタクシンだという人物が現れます。この本物のタクシンだと語る人物はポールとジャンヌにお金を要求します。完全にお金目当てだと考えたポールは帰ろうとします。しかしタクシンは今度こそ息子に合わせてやると言い、このタクシンの言葉を信じたポールは持っている有り金を全てタクシンに手渡してしまいます。

あらすじネタバレ:子どもたち

タクシンにお金を支払ったことで、ポールとジャンヌの元に子供が連れて来られます。しかし連れて来られた子供たちはジョシュアと同じような服装をした東南アジアの子供たちでした。この子供たちは全て人身売買された子供であり、息子に会えるという希望を抱いていた夫婦は絶望します。その後夫ポールが荒れる中、ジャンヌは顔に白い泥を塗った子供しかいない奇妙な島にたどり着きます。

その島には夫婦が騙された男の死体があり、地面に掘られてある穴にも夫婦を騙した男たちが埋められていました。白い泥を顔に塗った子供たちは夫婦を騙した男たちに石を投げつけます。この光景を見たポールとジャンヌはお金を騙し取られた挙句、息子が生存している可能性を完全に無くしてしまい、絶望してしまいます。

変態島の映画結末をネタバレ

結末ネタバレ:絶望

ここからは映画変態島の結末のあらすじをネタバレ紹介していきます。ジャンヌとポールは絶望の中で正気を失ってしまい、夫婦の絆は完全に失っていました。ポールは血を流しながら建物から出ると、そこには大勢の子供に囲まれたジャンヌの姿がありました。子供たちを統率するリーダーのようにジャンヌはポールの方を見つめます。ジャンヌの瞳にはもはや魂が宿っておらず、顔に白い泥を塗った子供たちと同じ表情をしていました。

この異常の光景を見たポールは恐ろしさから逃げようとします。するとジャンヌの周りにいた子供たちがポールへ迫り、殺されてしまいます。殺されたポールは子供たちに内蔵を引きずり出されてしまい、無残な姿となってこの世を去ってしまいます。一方ジャンヌは夫を失ったにもかかわらず、悲しみの表情を一切浮かべることはありませんでした。

結末ネタバレ:狂喜

ジャンヌは夫ポールが死んだにもかかわらず狂喜の笑みを浮かべながら子供たちに近づきます。子供たちはまるで自らの母親にすがるかのように、ジャンヌの体を触ります。そしてジャンヌは大勢の子供たちに囲まれながら、狂喜ともいえる笑みを浮かべるのでした。こうして映画変態島は結末を迎え、狂気の中物語の幕が下りていくのでした。

変態島はタイトルとはかけ離れた内容?

これまで映画変態島について基本的な作品情報や、結末までのあらすじのネタバレなどをまとめてご紹介させて頂きました。映画変態島は非常に狂気を感じる恐ろしい結末を迎え、かなりインパクトが強い終わり方をしている映画です。さて次はそんな狂気に満ちた結末を迎える映画変態島がなぜタイトルとかけ離れているといわれているのか理由などをネタバレ紹介していきます。

変態島はタイトル詐欺だと話題に

映画変態島というタイトルは日本でのみ付けられたタイトルとなっており、この変態島というシンプルなタイトルに惹かれて映画を観た方も非常に多いです。このことからシンプルでなおかつインパクトを与える変態島というタイトルは日本で販売するにあたって非常に訴求力があるものといえるでしょう。しかし映画の内容を観ると変態島というタイトルとは全く関係の無いものになっており、タイトル詐欺となってます。

変態島というタイトルから映画の内容は変わった性癖などを持つ変態が主人公を襲う物語だと考えてしまいます。しかし映画変態島は人身売買をテーマにした映画となっており、狂気を感じるものの変態が出てくる映画ではありません。なのでこの日本で付けられた変態島というタイトルは完全に映画を観てもらうために付けられたものだと考えられ、タイトル詐欺といわれても仕方のない内容となっています。

しかし映画変態島はタイトル詐欺という理由で観るのをやめてしまうには非常にもったいない映画です。映画変態島はB級映画といわれているものの、狂気に満ちた世界や人間が狂っていく様子がリアルに描かれており、非常に怖いホラー映画です。なので映画変態島はホラー映画好きの方やB級映画が好きな方に是非おすすめしたい映画といえるでしょう。

変態島のタイトルの理由

映画変態島がタイトル詐欺といわれている理由についてネタバレ紹介させて頂きました。ではなぜ映画変態島は日本でのみ変態島というタイトルが付けられることになったのでしょうか。元々映画変態島は「Vinyan」というタイ語のタイトルで公開されていた映画です。この「Vinyan」はタイ語で成仏できない幽霊や魂という意味が込められており、元のタイトルも映画の内容と少し関係の無いものになっています。

なので日本のタイトルも海外のタイトルも映画の内容とは関連性が全く感じられないものになっており、なぜ変態島というタイトルになっているのか全く情報が公開されていません。ただ一つ変態島というタイトルが付けられた理由として考えられることがあります。それは映画変態島をより多くの人に観てもらうための方法として付けられたという理由です。

大人気映画以外は基本タイトルで観るか観ないか判別します。特にB級映画だとタイトルに魅力が感じられないと観ようとも思いません。なので映画変態島というタイトルは多くの人に観てもらうためのマーケティング方法として付けられたと考えられます。なのでタイトルだけで映画変態島を観る際は非常に注意が必要であり、本記事をご参考にして頂いてから映画変態島をチェックしてみてください。

また映画変態島で監督を務めたファブリス・ドゥ・ヴェルツは変態島とは別に変態村という作品も制作しています。この変態村という映画は変態島と違ってタイトル詐欺ではなく、本物の変態を軸に物語が展開されていきます。なので、変態が見せる狂気を観たい方は映画変態島ではなく、映画変態村をご覧いただくことをおすすめします。

変態島に関する感想や評価は?

映画変態島に関する感想では映画の内容が不思議かつ奇妙だという感想が寄せらていました。映画変態島は人身売買をテーマに、狂気の世界を描いたホラー映画です。特に映画変態島の結末は非常に恐ろしさが感じられるシーンとなっており、人間の狂気がリアルに描かれています。また映画変態島は上記の感想の通り、内容を把握するのが難しい映画となっていますので、是非本記事をご参考にしてご覧ください。

映画変態島のタイトルに関してタイトル詐欺であること内容に不満を持つ意見が多く寄せられていました。映画変態島は上記でご紹介した通り、全く内容と関係の無いタイトル詐欺映画です。確かにホラー映画として観ると楽しめる映画とはなっているのですが、変態というワードに釣られた方は残念に感じる内容です。なので変態というワードに釣られた方が映画変態島を観る際は非常に注意が必要となっています。

映画変態島の内容に関する感想では常に暗い雰囲気が漂っているという感想も見受けられました。映画変態島は上記でご紹介した結末までのあらすじネタバレにある通り、楽しいシーンは一切登場しません。さらに映画序盤から終盤まで暗い雰囲気が増してくる映画となっており、非常に重苦しい映画作品となっています。しかしホラー映画と考えると、この終始暗い雰囲気が怖さを高めるものになっています。

変態島の映画ネタバレまとめ

本記事では映画変態島について結末までのあらすじネタバレや映画がタイトル詐欺といわえている理由についてまとめてご紹介させて頂きました。映画変態島は全くタイトルと関係の無い内容となっており、変態というワードに惹かれた多くの方から酷評されていました。変態島というタイトルを付けた理由についても完全に売るために付けたものだと考えられ、タイトルだけで観る際は注意が極めて必要となっています。

しかし狂気に満ちた世界観は非常に恐ろしく、ホラー映画と考えると結末まで楽しく観ることができる作品です。なので映画変態島は変態が脅威を振るう映画が好きな方ではなく、ホラー映画やB級映画が好きな方にこそ見て頂きたい映画といえるでしょう。本記事を読んで映画変態島にご興味頂けましたら、是非本記事をご参考にして映画変態島の狂気に満ちた世界観をお楽しみください。

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