2019年03月19日公開
2019年03月19日更新
ロビンとマリアンのあらすじまとめ!ロビン・フッドの恋と戦いの行方は?
ショーン・コネリーとオードリー・ヘプバーンが主演を務めた映画ロビンとマリアンは1976年にアメリカとイギリスが共同制作した歴史映画です。映画ロビンとマリアンはロビンフッドとかつての恋人マリアンのその後を描いた作品であり、ロビンフッドがマリアンとの愛を取り戻す中で最後の戦いに身を投じていくといったあらすじのストーリーになっています。本記事ではそんな映画ロビンとマリアンについて結末までのあらすじネタバレや出演しているキャストのネタバレを映画に関する感想・評価を交えてご紹介していきます。
ロビンとマリアンとは?
ロビンとマリアンの映画情報
映画ロビンとマリアンは1976年にアメリカとイギリスが共同制作して公開した映画です。映画ロビンとマリアンは主人公ロビンフッドとその恋人マリアンのその後を描いたあらすじのストーリーであり、ショーン・コネリーとオードリー・ヘプバーンが主演を務めたことから話題を集めました。そんな映画ロビンとマリアンの原作となった作品は子供向けの物語である「ロビン・フッドの死」です。
映画が制作される段階では原作である「ロビン・フッドの死」というタイトルで公開される予定だったのですが、「死」という単語に良いイメージが無いという理由で「ロビンとマリアン」というタイトルで公開されることになりました。本記事ではそんなショーン・コネリーとオードリー・ヘプバーンが主演を務める映画ロビンとマリアンについて結末までのあらすじネタバレや映画に関する感想・評価などをご紹介していきます。
ではまず初めに映画ロビンとマリアンについて簡単なあらすじをネタバレ紹介していきます。イギリスの伝説的英雄ロビンフッドは実在したイングランド獅子心王リチャードに仕え、20年もの歳月の間十字軍の遠征に赴いていました。そんな中ロビンフッドは獅子心王リチャードの悪逆非道な命令に背き、投獄されてしまいます。その後解放されたロビンフッドは20年ぶりに故郷であるシャーウッドの森に帰還します。
シャーウッドの森に帰還したロビンフッドはかつての恋人であるマリアンとの愛を取り戻そうとします。しかしロビンフッドは戦争で大きな戦果を挙げており、その仁義溢れる戦いぶりに民衆から熱望されてしまいます。そしてロビンフッドはかつての恋人マリアンを想いながら、宿敵との最後の戦いに赴くことになっていくのでした。
ロビンとマリアンの監督情報
ショーン・コネリーとオードリー・ヘプバーンが出演する映画ロビンとマリアンの監督を務めたのはアメリカの映画監督であるリチャード・レスターです。リチャード・レスターは1959年に公開された短編映画作品「とんだりはねたりとまったり」の監督を務めたことで注目を集めることになり、1965年に制作した映画「ナック」でカンヌ国際映画祭パルム・ドール賞を受賞します。
その後時限式爆弾を起用した元祖といわれている映画「ジャガーノート」や世界中で人気を集めているDCコミックの「スーパーマン」シリーズの監督を務めることになりました。本記事の映画ロビンとマリアンを制作するにあたってリチャード・レスターは映画「暗くなるまで待って」以降活動していなかったオードリー・ヘプバーンを起用し、映画ロビンとマリアンを一躍有名にしました。
ロビンとマリアンのあらすじネタバレ
あらすじネタバレ:王に仕えるロビン・フッド
映画ロビンとマリアンの舞台となる中世ヨーロッパの大地に現代まで伝説的英雄と語り継がれている架空の人物ロビンフッドがいました。ロビンフッドはイングランドを収める獅子心王リチャードの元に仕え、20年もの間十字軍の遠征に赴いていました。ロビンフッドは20年もの歳月で歳を取り、もうすでに40歳を迎えており、中世ヨーロッパの時代からするとロビンフッドは年老いた老将の立場でした。
あらすじネタバレ:暴君・リチャード
ロビンフッドが仕えている獅子心王リチャードという男は生涯の大部分を戦の中で過ごしたといわれる人物であり、その勇猛果敢な戦いぶりから獅子心王というあだ名で呼ばれていました。しかし獅子心王リチャードは騎士の模範と讃えられる一方で残酷な一面を持ち合わせていました。獅子心王リチャードは年老いたロビンフッドに子供や老人しかいない城を財宝を略奪するだけの理由で陥落させよと命令します。
この悪逆非道な命令にロビンフッドは反対し、獅子心王リチャードに反抗してしまいます。そして獅子心王リチャードに歯向かったことでロビンフッドと相棒のリトル・ジョンは死刑を言い渡されます。しかしロビンフッドと相棒リトル・ジョンに死刑を言い渡した獅子心王リチャードに思わぬ不幸が訪れます。
あらすじネタバレ:免れた死刑
獅子心王リチャードは城に逃げていた老人に首を弓矢で射られてしまうことになり、死亡してしまいます。そして獅子心王リチャードが死亡する寸前にロビンフッド達を無罪にすると言い残したことからロビンフッドとリトル・ジョンは無罪放免となります。解放されたロビンフッドとリトル・ジョンは20年ぶりに故郷であるシャーウッドの森に帰還することにし、タックやウィルなどかつての仲間と再会を果たします。
一方死亡した獅子心王リチャードの後を継いだジョン王は悪政で民衆を苦しめる暴君でした。シャーウッドの森に帰還したロビンフッドはそこでかつての恋人であるマリアンがカークリーの修道院にいることを知り、ロビンフッドはかつて恋人であったマリアンに会うことにします。
あらすじネタバレ:修道院の院長・マリアン
しかしかつての恋人であるマリアンは修道院の院長となっており、尼僧という身分を理由にロビンフッドを拒絶してしまいます。するとマリアンは王が定めた聖職者追放命令に背いたという罪で代官の城に連行されることになり、ロビンフッドはマリアンを連れて森へ逃げることにします。無事逃げ出すことに成功したマリアンはロビンフッドが十字軍の一員として異教徒を殺害したことについて心を痛めていました。
その日の翌日ロビンフッドがマリアンと共に修道院へ戻ると、他の尼僧たちが代官に連行されてしまっていました。このことを知ったロビンフッドは相棒リトル・ジョンと共に代官の城へ急ぎ向かうのでした。
あらすじネタバレ:代官の城へ向かうロビン達
代官の城へ向かったロビン達はそこで尼僧達を逃がそうとするも、門が閉められてしまい、捕縛されそうになってしまいます。そこでロビンたちは脱出するために城の兵士を倒します。するとタックやマリアンが駆けつけ、ロビンたちは無事森へ逃げることに成功します。
あらすじネタバレ:ラナルフ卿を撃退
一方ラナルフ卿というロビンを敵視している人物は、ロビンが森へ逃げたことを知って追いかけます。しかしロビンが最も得意する戦場である森へ入り込んだラナルフ卿はあっけなくロビンたちの前に敗北し、撃退されてしまうのでした。
あらすじネタバレ:愛し合う2人
ラナルフ卿を撃退したロビンは改めてマリアンと話しをします。マリアンはロビンに迷いながら自分が欲しいかと尋ね、ロビンはマリアンを抱きしめてキスをします。ロビンとマリアンが愛し合う日々を送る一方でシャーウッドの森にはロビンを求める民衆たちが集まっていました。民衆たちはロビンと共に悪政を敷くジョン王を倒そうとしており、争いを嫌うマリアンは心を痛めてしまいます。
その頃ロビンに敗北したラナルフ卿は援軍を率い、シャーウッドの森に再度攻撃を行おうとします。しかしロビン相手に森で戦うと勝機が無いと悟り、シャーウッドの森の手前で陣を張り、ロビンたちに精神的攻撃を加えます。
あらすじネタバレ:ロビンの決意
ロビンはシャーウッドの森で陣を敷くラナルフ卿に痺れを切らしてしまい、森の外で戦うことを決意します。争いを嫌うマリアンはロビンに戦いを行うのであれば森から出ていくと告げます。しかし決意を固めたロビンはマリアンの意見に従うはずもなく、マリアンは説得に失敗してしまいます。その後マリアンは出陣するロビンに対し、「さようなら」と別れのセリフを告げるのでした。
あらすじネタバレ:1対1の戦い
ロビンは森の外で陣を張る敵に、代官と一対一の一騎打ちを提案します。代官はロビンの提案を承諾し、両陣営が見守る中一騎打ちを行います。しかしロビンも代官も歳を取っており、一騎打ちの勝敗が中々決まる気配がありませんでした。その時マリアンが駆けつけ、傷を負いながら戦うロビンに心を痛めます。最終的にロビンは深い傷を負いながらも代官を打ち破り、勝利を飾ります。
しかしラナルフは約束通り矛を収めようとはせず、兵を率いて攻撃を開始します。この攻撃でラナルフはリトル・ジョンに打ち破られるものの、敗走を余儀なくされます。マリアンとジョンは血を流すロビンを起こします。そしてマリアンはロビンの命を救うために、ロビンを助ける薬がある修道院へ向かうことにするのでした。
ロビンとマリアンの結末ネタバレ
結末ネタバレ:死を選んだマリアン
ロビンを連れて修道院に到着したマリアンはこっそりと杯に注いだ薬を飲み下します。その後ジョンに見張りを任せ、マリアンはロビンに薬を飲ませます。しかしロビンに飲ませたその薬は毒だったのです。マリアンはロビンと共に助かる道ではなく、死の道を選択したのでした。
結末ネタバレ:ロビンとマリアンの愛
薬が毒であったことを知ったロビンは同様し、ジョンを呼びます。するとマリアンはロビンに「愛してる」と想いを告げ、ロビンはそんなマリアンの姿を見て毒を飲ませたことについて納得します。そしてロビンは駆けつけたジョンに、放った弓矢が落ちた場所にマリアンと共に埋めてくれと話します。瀕死の状態となったロビンは最後の力を振り絞って修道院の窓から弓矢を放ちます。
ロビンとマリアンの想いが宿った弓矢はイングランドの空目掛けて飛び立っていくのでした。こうして映画ロビンとマリアンの物語は結末を迎えるのでした。
ロビンとマリアンのキャスト
オードリー・ヘプバーン
映画ロビンとマリアンでマリアンを演じたオードリー・ヘプバーンは映画史に残る作品「ローマの休日」で主役を演じた人物です。オードリー・ヘプバーンは1950年に映画デビューを飾り、映画「ローマの休日」で演技が評価されることになり、アカデミー賞主演女優賞を受賞します。オードリー・ヘプバーンはこの「ローマの休日」で高い評価を獲得したことがきっかけとなり、伝説的映画女優としての地位を確立することになりました。
オードリー・ヘプバーンはその後「尼僧物語」や「暗くなるまで待って」などに出演し、アカデミー賞主演女優賞を総なめにします。その後1988年からオードリー・ヘプバーンはユニセフ親善大使としてアフリカなどの大地を飛び回ります。この功績でオードリー・ヘプバーンは大統領自由勲章を受勲するも、1993年に虫垂癌でこの世を去りました。
ショーン・コネリー
出典: https://ciatr.jp
ショーン・コネリーは映画ロビンとマリアンで主人公であるロビンフッドを演じました。ショーン・コネリーは映画「No Road Back」で映画デビューを飾り、映画「007」で主人公のボンドを演じたことで高い評価を獲得し、一躍ブレイクします。高い評価を獲得したショーン・コネリーはその後数多くの作品に出演し、1987年にはアカデミー賞助演男優賞を受賞しました。
ショーン・コネリーは2006年に俳優業を引退し、今現在多くのファンから復帰を願う多くの声を集めています。そんな大人気俳優ショーン・コネリーは渋みのあるセクシーな演技が特徴であり、映画ロビンとマリアンで歳を取ったロビンフッドを見事に演じています。是非映画ロビンとマリアンをご覧になられる方はオードリー・ヘプバーンと共演しているショーン・コネリーの演技に注目してみてください。
リチャード・ハリス
リチャード・ハリスは映画ロビンとマリアンでリチャード獅子心王を演じた人物です。リチャード・ハリスは1963年の映画「孤独な報酬」でデビューして以降「ワイルドギース」など様々なアクション映画で活躍した俳優です。リチャード・ハリスは「ハリーポッター」でホグワーツ魔法学校校長を演じ、再度人気を集めることになるのですが、2002年に悪性リンパ腫が原因で死去してしまいます。
ロバート・ショウ
ロバート・ショウは映画ロビンとマリアンにおいて代官のキャストを務めた人物です。ロバート・ショウは映画「暁の出撃」でデビューを飾り、「007/ロシアより愛をこめて」や「バルジ大作戦」など誰もが知る名作映画に出演している人物です。その後ロバート・ショウは映画「ジョーズ」に出演し、演技が高く評価されることになるのですが、1978年に心臓発作でこの世を去ることになりました。
ロビンとマリアンに関する感想や評価
『ロビンとマリアン』#映画
— ユキ (@screen2019y) January 15, 2019
ショーン・コネリー推しに勧められて。ロビンフットの晩年を描く。かつての恋人、マリアン役のオードリー・ヘップバーン(当時47)は、さすがに美しい。ショーンもメロメロである。ストーリーはさておき、2人を観るための作品、という感じ。それはそれでヨシ。 pic.twitter.com/nr8I7Ws0Og
映画ロビンとマリアンに関する感想・評価で多く集めたのがオードリー・ヘプバーンとショーン・コネリーに関する感想・評価でした。特にオードリー・ヘプバーンは映画ロビンとマリアンが女優としての復帰作品となっており、公開した当初でも多くの注目を集めました。まさに映画ロビンとマリアンは上記の感想・評価の通り、ショーン・コネリーとオードリー・ヘプバーンを観るための映画といえるでしょう。
朝、CSで「ロビンとマリアン」やってたので途中から何となく観た。で、ロビンフッドとウィリアムテルの区別もつかん自分に気付きググる😵ロビンはイギリスの、テルはスイスの架空の英雄だぁ〰️‼️双方弓矢の名手で認識かぶり。映画はショーン・コネリーが男臭くて私のツボ💕 pic.twitter.com/3Gqm4wurMH
— キャットでお願いします (@progress3320011) October 23, 2018
映画ロビンとマリアンに関する感想・評価では他に主人公のロビンフッドがかっこいいという感想・評価が見受けられました。ロビンフッドは架空の伝説的英雄であり、特にロビンフッドの誕生地であるイギリスでは人気が絶えない人物です。映画ロビンとマリアンではそんな伝説的英雄ロビンフッドの晩年が描かれた映画であり、年老いた渋い姿に惹かれるといった意見を多く集めることになりました。
ロビンとマリアンのあらすじネタバレや評価まとめ
本記事では映画ロビンとマリアンについて結末までのあらすじやオードリー・ヘプバーンなど出演するキャストについてまとめてご紹介させて頂きました。映画ロビンとマリアンは架空の英雄ロビンフッドの最後を描いた作品であり、オードリー・ヘプバーンやショーン・コネリーなど名俳優・女優が数多く出演する名作映画です。
特に主演を演じたショーン・コネリーとオードリー・ヘプバーンの演技は非常に素晴らしく、高い評価を数多く集めることになりました。これから映画ロビンとマリアンをご覧になられる方は是非本記事をご参考にして頂き、映画ロビンとマリアンをお楽しみください。