サンシャイン2057の評価と感想は?壮大なSF映画のあらすじ・結末をネタバレ

2007年に公開された俳優・真田広之も登場する、ダニー・ボイル監督によるイギリス映画『サンシャイン2057』。今回は映画『サンシャイン2057』のあらすじを結末まで、じっくりとネタバレでご紹介していきます!また『サンシャイン2057』に登場するキャスト、評価や感想もあわせて迫ります。衰えた太陽の活動を蘇らせるため、核爆弾による太陽再活性を目指すという壮大なSF映画『サンシャイン2057』…一体どのような結末を迎えるのでしょうか?

サンシャイン2057の評価と感想は?壮大なSF映画のあらすじ・結末をネタバレのイメージ

目次

  1. サンシャイン2057とは?
  2. サンシャイン2057のあらすじネタバレ
  3. サンシャイン2057の結末ネタバレ
  4. サンシャイン2057の登場人物・キャストは?
  5. サンシャイン2057についての考察
  6. サンシャイン2057の魅力を解説
  7. サンシャイン2057は怖い?
  8. サンシャイン2057に関する感想や評価
  9. サンシャイン2057のあらすじ・結末や感想まとめ

サンシャイン2057とは?

2007年に公開されたダニー・ボイル監督による、壮大なSF映画『サンシャイン2057』。今回は『サンシャイン2057』のあらすじを結末までネタバレでご紹介し、さらにキャスト情報や感想・評価までじっくりと迫っていきます!それではまずはじめに、『サンシャイン2057』の作品情報や、映画予告動画をご紹介いたします。太陽へ向かう8人の乗組員を描く『サンシャイン2057』は、どのような映画作品なのでしょうか?

サンシャイン2057の映画情報

2007年4月に公開されたイギリス映画『サンシャイン2057』は、ホラー・サスペンス的な要素も含まれている壮大なSF映画です。また日本の俳優・真田広之が出演していることでも、国内で注目を集めた作品でもあるようです。本編後半にはクルーの写真がサブリミナル効果で挿入されているなど、『サンシャイン2057』は全編を通して最新のSFX(特殊撮影)を駆使してつくられた映像が印象的で美しい映画だと評価されているようです。

サンシャイン2057の映画予告動画

氷河期を迎えた地球を救う為太陽へ向かう、8人の乗組員を描いた『サンシャイン2057』。宇宙船イカロス2号の船長役を演じた真田広之のナレーションではじまる映画予告動画では、臨場感あふれる音楽と共にその壮大なスケールで描かれている世界観を見る事ができます。是非一度、視聴していてはいかがでしょうか?

サンシャイン2057のあらすじネタバレ

これまでダニー・ボイル監督による映画『サンシャイン2057』の、作品情報と映画予告動画をご紹介いたしました。それではここからは壮大なスケールで描かれたSF映画『サンシャイン2057』の、あらすじを結末前までネタバレでご紹介いたします。ここから先は結末前までのあらすじをネタバレ要素を含んでご紹介していきますので、ネタバレを見たくないという方はご注意ください!

あらすじネタバレ:2057年の地球

『サンシャイン2057』というタイトル通り、西暦2057年の地球・・・輝きを弱めた太陽の影響から、地球には氷河期が訪れて人類は滅亡の危機に瀕していました。氷に閉ざされた世界となった地球で、再び太陽の活動を活性化させて“人類滅亡”という運命に立ち向かおうとしているある人々がいました。その人々は巨大な核爆弾を利用し、太陽を再活性化させる「イカロス計画」を発足したのです。

あらすじネタバレ:8名の船員

「イカロス計画」を発足した8人は、宇宙船イカロス2号に乗船して太陽へ向かいました。宇宙船イカロス2号には日本人船長カネダ、副船長で通信機器担当のハーヴェイ、パイロットのキャシー、エンジニアのメイスとトレイ、物理学者のキャパ、植物学者のコラゾン、精神科医のサールの8名が乗船。船体には酸素と食物を供給するため温室で植物が育てられ、さらに強烈な太陽光から船を守るためのシールドが装備されています。

あらすじネタバレ:イカロス1号からの信号

順調に太陽へ近付くイカロス2号・・・しかしスイングバイのため水星に接近した際、7年前に消息を絶ったイカロス1号からの救助信号を受けとったのです。イカロス1号は2号の前に、核爆弾をつんで太陽へ向かった宇宙船。地球の存続の為そのまま太陽に向かうかイカロス1号の救助へ向かうかクルーで議論を交わした結果、イカロス1号につまれている核爆弾を予備として回収すべきと判断して航路を切り替えたのでした。

あらすじネタバレ:シールドの損傷

救助へ向かったイカロス2号・・・しかし突如船内に異常警報が鳴り響きました。軌道修正を担当したトレイが、太陽光線を遮蔽するためのシールドの角度を修正し忘れてしまったのでした。その影響によりシールドが太陽光に焼かれて、表面のパネルが損傷してしまったのでした。さらに損傷したシールドを通して太陽光が温室を直撃し、酸素と食物を供給するため菜園で火災が発生してしまったのでした。

あらすじネタバレ:メイス・カネダの決断

航路切り替えを最終判断した物理学者のキャパと、カネダ船長は修理のため船外に出る事に。シールドが幸いにも修理可能とわかりましたが、火災による爆発の衝撃によりイカロスが自動操縦に切り替わり、船体を回転させ始めたのでした。

しかしこのまま船体が回転を続けると、修理中のカネダとキャパに太陽光が直撃してしまうことになります。人命よりも核爆弾を守るほうが重要と訴えたメイス…船長カネダもその言葉に同意したのでした。

あらすじネタバレ:錯乱するトレイ

キャパを船内に戻らせ、単独で修理を終わらせたカネダ…太陽光が直撃し、カネダは焼け死んだのでした。カネダとキャパの活躍によって船体の崩壊は免れたものの、シールドの角度修正を忘れたトレイは責任を感じ錯乱状態に。自殺を止めさせるために、精神安定剤で眠らせたのでした。そしてイカロス2号が酸素を維持することが困難な状態なため、副船長ハーヴェイの指揮によりイカロス1号へアプローチすることになりました。

あらすじネタバレ:ドッキング

酸素が不足しているためイカロス1号にドッキングし、船体に乗り込んだハーヴェイ、メイス、キャパ、サールの4人。酸素も食料も十分あり船内の植物も無事だった1号の船内を見て、彼らが任務を遂行しなかったことを不思議に感じたハーヴェイらイカロス2号のクルーたち。しかしイカロス1号のクルーたちは皆、展望室で太陽光を浴びて灰となっていたのでした。

あらすじネタバレ:謎のビデオ

イカロス1号に乗り込んだハーヴェイ、メイス、キャパ、サールの4人は、イカロス1号の船長・ピンバッカーの記録ビデオを発見しました。ピンバッカーが残した映像には、爛れた皮膚で恐怖を語る彼の姿が残っていたのです。「人間は太陽の前では塵に過ぎず、神に逆らってはいけない…」とそのように語るピンバッカーの目には光がなく、絶望と狂気に満ちていたのでした。

サンシャイン2057の結末ネタバレ

これまでイカロス計画のため太陽へ向かった8人を描く『サンシャイン2057』のあらすじを、結末手前までネタバレでご紹介いたしました!船長を失ってしまった8人の運命は、どのような結末を迎えるのでしょうか?ここからは『サンシャイン2057』の、結末までのあらすじをまとめてネタバレでご紹介していきます。ここからは結末のあらすじネタバレも含みますので、ネタバレを見たくないという方はご注意ください。

結末ネタバレ:ドッキングの解除

突然大きく揺れたイカロス1号、何者かによって2号と切り離されてしまったのです。接合部分も損傷し再度ドッキングすることは不可能な状況で、20m離れた2号まで戻るために残された宇宙服はたった一着。自分が戻るべきだと主張した副船長ハーヴェイ…しかしサースとメイスは核爆弾を唯一取り扱えるキャパに宇宙服を着せました。さらにエアロックの扉を手動で開けるために1人が1号に残らなければならない事が判明しました。

サースがイカロス1号に残る事となり、メイスが船内にある耐熱シートを巻いて脱出する計画を思いつきました。ハーヴェイとメイスは体中に断熱材を巻きつけ、イカロス2号へ向けて放り出されたキャパたち3人。宇宙服を着たキャパにしがみついて2号に戻ろうとする途中、ハーヴェイは凍りつき亡くなってしまいました。そして1号に残されたサールは3人を見送り、太陽観測室で灰となったクルーたちと同様に太陽光によって死を遂げたのでした。

結末ネタバレ:狂ったピンバッカー

イカロス1号と2号を切り離す事が出来たのは、睡眠薬で眠らされていたトレイだと考えたメイスとキャパ。1人いなくなれば酸素が足りることからトレイの殺害を決めますが…既に彼は自殺していたのでした。驚きを隠せないメイスとキャパに、イカロスが思いも寄らないことを告げたのです。それは「メイスとキャパのほかに、船内には後1人乗っている」という内容でした。

謎の人物がいるという展望室へ向かうキャパたち。そこで彼らを待ち受けていたのは…なんとイカロス1号の船長ピンバッカーだったのです。クルーたちの隙を見て、2号へ乗り移っていたピンバッカー。イカロス計画を失敗させようとしていた彼は「太陽は私のものだ」と気が狂ったように叫び、キャパに襲い掛かかったのです。そしてピンバッカーの攻撃を受けたキャパは傷を負い、ハッチに閉じ込められてしまいました。

結末ネタバレ:核爆弾と共に太陽へ

イカロスのメインフレームもはずしたピンバッカーは、植物学者コラゾンを殺害。そして超低温の液体に入って修理を行っていたメイスがメインフレームに足を挟まれてしまい、核爆弾を本船から切り離して手動運転するようキャパに伝えて凍死してしまったのでした。緊張が走るイカロス1号内で、ピンバッカーのすぐ近くにいたパイロットのキャシー。トレイの死体に襲い掛かったピンバッカーの隙をついて、キャシーは彼を刺したのでした。

宇宙服を着たキャパはハッチから脱出し、核爆弾の緊急発射装置を起動。刺されて傷を負ったピンバッカーと、キャシーたち2人も核爆弾側にいました。キャパは核爆弾を手動操作し、ピンバッカーの妨害に遭いながらも核爆弾は3人を乗せたまま太陽へ突っ込んでいったのでした。その頃氷で覆われた地球で…夜明けを待っていたキャパの姉。キャパが言った通り、地球に美しい朝日が照らしつけたのでした。

サンシャイン2057の登場人物・キャストは?

これまで壮大なSF映画『サンシャイン2057』のあらすじを、ネタバレで結末までご紹介いたしました!ハラハラドキドキが止まらない『サンシャイン2057』ですが、そのストーリー展開の面白さ以外にも映像の美しさも注目を浴び評価されている映画のようです。それではここからは『サンシャイン2057』に出演した、宇宙空間で緊迫したシーンを演じ切ったキャストをご紹介いたします。

キャスト:キャパ/キリアン・マーフィ

映画「サンシャイン2057」で核爆弾を取り扱う事ができる物理学者「ロバート・キャパ」役を演じたキャストは、アイルランドやイギリス映画に数々出演しているキリアン・マーフィーです。2005年に公開されたスリラー映画『パニック・フライト』では主演を務め、さらにカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作「麦の穂をゆらす風」では、アイルランド内戦・アイルランド独立戦争によって運命を狂わされてゆく青年を演じて高い評価を得ました。

キャスト:サール/クリフ・カーティス

クルーたちの精神状態を管理をする精神科医「サール」役を演じたキャストは、有名アクション映画作品「ダイ・ハード4.0」でFBI副局長・ボウマンを演じているクリフ・カーティスです。様々な役を演じ分ける才能が高く評価されハリウッド映画にも多く出演しているクリフ・カーティスは俳優以外にも、2004年からプロダクション・カンパニーを興してプロデュースにも乗り出しているようです。

キャスト:キャシー/ローズ・バーン

宇宙飛行士でイカロス2号のパイロットを担当した「キャシー」役を演じたキャストは、X-MENシリーズにも出演しているローズ・バーンです。オーストラリアで主に活動していたローズ・バーンは、2000年以降アメリカ映画やイギリス映画にも出演。高い演技力が評価され「The Goddess of 1967」ではヴェネツィア国際映画祭女優賞を受賞、さらに2009年には「最も美しい顔トップ100」で1位に輝きました。

キャスト:メイス/クリス・エヴァンス

船内の修理を担当していたエンジニア「メイス」役を演じていたキャストは、2005年に公開された「ファンタスティック・フォー」のヒューマン・トーチ役が高く評価され有名になったクリス・エヴァンスです。

ハリウッド期待の若手俳優となり「アベンジャーズ」シリーズでキャプテン・アメリカを演じていているクリス・エヴァンスですが、2018年3月22日に「アベンジャーズ/エンドゲーム」をもってマーベル作品を引退することを発表しました。

キャスト:カネダ/真田広之

常に冷静沈着な性格のイカロス2号の船長「カネダ」役を演じたのは、2003年公開「ラストサムライ」に出演したことで日本を代表する俳優の1人とも言われる真田広之です。

1999~2000年にかけてイギリスで悲劇「リア王」に唯一の日本人キャストとして出演し、演技力と共に日英両国の文化交流の架け橋としての功績が評価されました。以降映画でも世界進出を果たし、「ハリウッドで最も活躍しているアジア俳優」と評価されました。

キャスト:コラゾン/ミシェル・ヨー

酸素確保の為、温室で植物を育てる植物学者「コラゾン」役を演じたキャストは、2007年にレジオンドヌール勲章を受章したミシェール・ヨーです。

ミス・マレーシアに選ばれたことのあるミシェール・ヨーは、1997年公開の「007トゥモロー・ネバー・ダイ』で中国の情報部員役でボンドガールを務めハリウッドデビューを果たしました。出身国マレーシアでも功績を高く評価され、2013年に国王より最高勲章「タンスリ」を授与されました。

キャスト:トレイ/ベネティクト・ウォン

自分のミスで船長を死なせる事になり精神を病んでしまう「トレイ」を演じたキャストは、アベンジャーズシリーズの「ドクター・ストレンジ」にも出演するベネディクト・ウォンです。イギリス・マンチェスター出身のベネディクト・ウォンは、2001年公開「スパイゲーム」や2015年「オデッセイ」など数々の映画やテレビシリーズに出演し、その圧倒的な存在感と演技力が高く評価されているようです。

キャスト:ハーヴィー/トロイ・ギャリティ

他のクルーから軽んじられる事に不満を感じている副船長「ハーヴィー」を演じたキャストは、多くの舞台でも活躍し評価されているアメリカ出身の俳優トロイ・ギャリティです。俳優のヘンリー・フォンダを祖父にもつトロイ・ギャリティは、「バンディッツ」や「陰謀のセオリー」などの映画作品への出演、さらに「ザ・シューター」「エレメンタリーホームズ&ワトソンinNY」などテレビドラマにも多数出演しています。

キャスト:ピンバッカー/マーク・ストロング

7年前に地球を飛び立ったイカロス1号の船長「ピンバッカー」役を演じたキャストは、「ハリウッドの悪役イギリス俳優」の代表格とも評価されている俳優マーク・ストロングです。2015年には「橋からの眺め」で主演男優賞(演劇部門)を受賞するなど高い演技力が評価されているマーク・ストロングは、「シャーロック・ホームズ」や「ロビン・フッド」など数々の映画作品に出演しています。

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サンシャイン2057についての考察

これまで壮大なSF映画「サンシャイン2057」に出演した、主なキャストをまとめてご紹介いたしました。ここからは映画「サンシャイン2057」の内容について、さらに深く迫っていきます。「イカロスが侵入者を探知できなかった理由」や「ピンバッカーが狂った行動をした理由」など、「サンシャイン2057」の気になる内容についてじっくりと考察していきます!

イカロスが侵入者を探知できなかったのは何故?

「あなた方は酸素が足りなくて死にます」とイカロスに言われ、「なぜだ?4人分の酸素は確保できているはずだ」と問いかけたことによりピンバッカーの侵入に気付くことになったキャパたち。その問いに対し「「いえ。あなた方は5人います」と答えるなど、AIのイカロスはあくまで質問に対する答えしか話すことしかできない為、ピンバッカーの侵入という重大な事件は報告しなかったのだろうと考察されています。

ピンバッカーが狂うという伏線は序盤にあった?

作中序盤船長のカネダが、ピンバッカーの記録映像をみて頭を抱えるシーンがありました。その映像内でピンバッカーは船体19箇所に穴が開いたことを語り、さらに太陽に対し「それはもう…美しかった…」と語っています。多大な被害をもたらしたにも関わらず、落ち着いた様子で太陽を美しいと語るピンバッカーは、この時既に狂いはじめていたのではないかと考察されているようです。

主人公キャパの「太陽」に関する認識

カネダやサールが立て続けに太陽に魅了されていく事に対し、太陽に燃やされる悪夢を見たキャパは太陽に対して恐怖や苦手意識を持っているようでした。しかしその一方では「まるで小さなビッグバンだ」「僕は死ぬのは怖くない」という台詞を発していることから、物理学者として宇宙の始まりである“ビッグバン”の中で死ねることに憧れを感じているような一面を持っていると考えらえているようです。

どうしてピンバッカーは狂った行動をしたのか?

作中でも圧倒的な美しさを見せた太陽…この太陽に対し、ピンバッカーが「太陽に魅了され錯乱してしまった」と言った台詞があります。人類で一番最初に間近で太陽を見てその魅力に惹かれたピンバッカーは、「自分の命が尽きる日まで、間近で太陽を崇拝し続けたかったのでは」と考察されているようです。そこにイカロス2号が現れた為、ピンバッカーは計画を阻止しようとしたのではないかと考えられているようです。

サンシャイン2057の魅力を解説

これまで地球を救うために8人の乗組員たちが太陽へ向う、壮大なストーリーのSF映画「サンシャイン2057」の内容について、さらに深く考察していきました!それではここから、映画「サンシャイン2057」の魅力についてご紹介していきます。「サンシャイン2057」はどのような点が評価され、どのような点が魅力だと言われているのでしょうか?

意識されたテンポ

ダニーボイル監督作品はストーリー展開が早く、物語序盤からドキドキさせるものが多いことでも評価されており、映画「サンシャイン2057」の魅力の一つとしてもその「テンポの良さ」が挙げられているようです。ダニーボイル監督自身も作品について「最初はまったりとチェスのシーンを入れる予定だった。でも早く本筋に導入させたかったから省いたんだ」と語っていたようです。

ヘタレな主人公

「28日後」「トランス」など主人公がヘタレな作品が多いと言われている、ダニーボイル監督映画。本作でも主人公キャパは、悪夢にうなされたり重い判断を任された時にはなかなか判断できなかったり、参っている様子をみせます。しかしその完璧ではない主人公の姿が、「共感して感情移入しやすい!」という評価を得ていて魅力的だと言われているようです。

キャラが濃い登場人物達

「キャラクター性に富んだ登場人物」も、本作の魅力として挙げられています。ヘタレな主人公のキャパに対し、命を捧げる強い責任感のある船長のカネダ。他のクルーからの態度に不満を感じるハーヴィー、激しやすい性格のメイス、情にもろいキャシー、現実的な考え方をみせるコラゾン、そして自責の念で精神を病むトレイなど、それぞれ人間味あふれる性格が確立されている点が評価されているようです。

サンシャイン2057は怖い?

ここまでダニーボイル監督による壮大なSF映画「サンシャイン2057」の、映画の魅力についてご紹介いたしました。他にも映像や音楽が綺麗という感想などもあり、さまざまな点で評価されている映画のようです。それではここから、「サンシャイン2057」は怖いのかどうかに迫って行きます。初見は必ず驚くというサビリミナルシーンとは、どのようなシーンなのでしょうか?

サブリミナルシーンが怖い

自覚的に知覚できないうちに、そのイメージを潜在意識の中に入れ込もうとする手法として使用される「サブリミナル」。様々な演出方法を用いられている「サンシャイン2057」でも、このサブリミナル効果が使用されているシーンがあり、一瞬だけ人の顔が映るという演出がなされています。初見の人は驚いたという人が多く、中には「怖い!」という声も上がっているようです。

サンシャイン2057に関する感想や評価

感想①サンシャイン2057、すごい面白い!

「ダニーボイルのSF映画サンシャイン2057、すごい面白いじゃん!」という感想、「とにかく太陽に向かっていくという設定から面白い」という感想や、そして「なんで今まで見ていなかったんだ!サンシャイン2057すごく面白い」という感想など、「サンシャイン2057は面白い」という作品を高く評価する感想が多く上がっていました。

感想②ホラー好きにもおすすめのSF作品!

「サンシャイン2057は後半の展開がとにかく怖く、SFホラー好きにもお勧めの映画」という感想や、「後半の展開が全く予想の斜め上をいったホラー作品で、怖いの好きな私にとっては2倍楽しめた」という感想など、後半のストーリー展開が怖いという感想が寄せられていました。怖い作品が苦手な方からは「後半怖くなるから目を塞いでしまった…」という声も上がっていました。

感想③サンシャイン2057は21世紀の秀作映画!

「ダニーボイルの音楽と映像の使い方、そして予期せぬ急展開。21世紀の秀作SF映画として肩を並べる一本」という感想や、「さすがダニーボイルの映画。ストーリー展開も素晴らしいし、なによりも映像が美しい」という感想など、「サンシャイン5027」は映像、音響、そして展開全てが心に残る映画と評価されているようです。

サンシャイン2057のあらすじ・結末や感想まとめ

ここまで映画「サンシャイン2057」のあらすじを、完結までネタバレでご紹介いたしました!さらにキャストの紹介や、内容の考察、また映画を見た方の感想・評価もまとめてご紹介いたしました。壮大SF作品ながらサスペンスホラー要素もあり、ハラハラドキドキが止まらなくなると評判の映画「サンシャイン2057」が気になったという方は、是非一度視聴していてはいかがでしょうか?

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